「乙訓の自然を守る会」の 会報 No.29 2006.10 |
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オオオタニシ 東北地方以南に広く分布。 冷水できれいな水に生息。 大きさは日本の淡水の貝では最大。 殻高約50mm、殻径約30mm。 昔は食料にしていた。 農薬の影響や、農業の近代化で減少。 多くの府県でRD種に指定されている。 淀川水系では、淀川本川と宇治川、木津川では絶滅、 桂川の支流(乙訓など)にわずかに生息している。 |
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ナガオカモノアラガイ 湿潤な河川敷や水田の用水路に繁茂する草本に生息する。 冬季は地面に降りて石の下などで越冬する。 生息地も個体数も極めて限られているため環境省準絶滅危惧種 (京都府絶滅危惧種)に指定されている。 桂川周辺にはいくつかの生息地がある。 いわゆるカタツムリに近い陸貝で殻を持つ。 カタツムリと同じように角がある。 殻高は10-13mm、殻径は6-7mm。 分類はオカモノアラガイ科に属する(名前のナガオカは長岡ではない)。 |
目 次 巻頭言・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮崎俊一・・・2 西山森林整備協議会、生き物に配慮してモザイク間伐に・・・・・・・・・・・・・・・・3 天王山の自然を守ってほしい・・・・・・・・・・・・・・・・菊原裕子/丹下研也・・・5 旧小泉川は貴重な自然遺産・・・・・・・・・・・・・・・・・宮崎俊一・佐古節夫・・・6 天王山シゲ池でオオタニシ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・丹下研也・・12 小泉川にアユが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・竹内碩・・・12 人にとって汚くても生き物には大切な場所・・・・・・・・・・・・・・・野邑和幸・・13 ポンポン山の森の案内所で200種の蛾を夜間採集・・・・・・・・・・・増戸秀毅・・13 カヤ・サミット/鴨川納涼/青年会議所の水辺フォーラムにて・・・・・・竹内碩・・・14 西乙高ワンゲル部登山大会で優秀な成績おめでとう・・・・・・・・・・・・・・・・・15 フジバカマの花園の公開・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤井肇・・・17 活動報告・子どもの行事(大原野森林公園、夏休み親子観察会、ドングリ祭り、他)・・17 活動報告/情報・緑の風・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 |