「乙訓の自然を守る会」の 会報  No.28  2006.07


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   ヒメボタル生息地を守ろう

 2003年以降当会ヒメボタル研究会が中心になって調査をおこない、 この河畔林に生息するヒメボタルの様子がわかってきました。 A区(京都市伏見区)・・・民地 B区(京都府大山崎町)・・国有地 C区(京都府大山崎町)・・国有地 D区(京都府大山崎町)・・民地 E区(京都府大山崎町)・・民地 河畔林は写真でみると桂川堤防より川寄りですから、 国有地かと思われますが、多くが民地です (昔に、堤防を移動したため民地が取り残された)。 A区B区では広葉樹高木が多くアオサギの集団営巣地があります。 他はハチク、マダケの竹林です。 ヒメボタルはAからEまで広く分布していますが、2003年以降に 次のような開発がおこなわれ生息地が減少しました。 ・2003年 高速道路が開通(D区)。 ・2005年 D区に貸し農園(写真でわかるように虫食い状態に開発された)    今後、民地地主の協力をお願いするとともに行政の保護対策を すすめていただきたいと考えます。



 目   次

巻頭言・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮崎俊一・・・2
2006年ヒメボタルの活動報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・丹下研也・・・3
ヒメボタルサミットに参加して・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・丹下研也・・・5
高速道路 第2外環と環境・・・・・・・・・・・・・・・・・前田礼二・宮崎俊一・・・6
魚類研究会の発足・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・竹内碩・・・11
桂川下流のカヤネズミ調査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・竹内碩・・・12
(おしらせ)カヤ・サミット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
西山で巣箱をかけて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・金田忍・・・14
活動報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
情報・緑の風・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16