低容量ピルが発売されています （アンジュ２８など）
ピルは最も確実な避妊方法ですが正しく服用しないとその効果が発揮されません
有効率は９９.９％（正しく服用した場合）、飲み忘れた場合９５％
性感染症は予防できませんのでコンドームを使用して下さい
副作用：血液凝固の亢進、悪心、頭痛、乳房痛、嘔吐、血栓症、脳卒中、心筋梗塞など
使ってはいけない人
喫煙による血栓症の増加 → ３５才以上で１日１５本以上の喫煙者は投薬禁乳ガンはエストロゲン依存性なので乳ガンの家族歴のある人は慎重にすべき
注意すること→検診を受けること
血圧測定、血液検査、腹部超音波検査を半年に一度受ける
血栓症・乳ガン・子宮頸ガン・肝腫瘍の発現頻度が高くなる可能性があるので一年に一回ガン検診や一般検診を受けること
リスク
血栓症（３～４倍）、心血管障害（２～５倍）、脳血管障害（２～３倍）、乳ガン（１.２４倍）、子宮頸癌（１.３～２.１倍）、良性肝腫瘍（３.４人／１０万人）
耐糖能の低下、高血圧のリスク上昇、高トリグリセライド血症、胆汁うっ滞性、肝障害、角膜厚の変化（コンタクトレンズの視力・視野の変化及び装着時の不快感）
発生頻度の減少（飲んでいるとかかりにくい病気）
貧血、良性乳房疾患、骨盤内感染症、子宮外妊娠、良性卵巣嚢腫、子宮体癌卵巣癌
妊娠を希望する場合は中止後３～４ヵ月で正常な月経周期に戻る
飲み方
①1周期目は1日1錠を毎日一定の時刻に赤褐色錠から開始し，指定された順番に従い21日間連続経口投与し，7日間休薬
②2周期目は，1周期服用開始29日目より1周期目と同様に赤褐色錠から1日1錠を21日間連続投与し，7日間休薬
③3周期目以降は2周期目と同様に投与
飲み忘れたら
１日なら気づいたときに、すぐに飲む
２日忘れたら即来院、または中止する
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