しのびびとの群像
水滸伝{横山光輝・光プロ)1970年作
第三回
兵馬総監天猛星・霹靂火
秦明(へきれつか しんめい)
短気で雷声を出す。狼牙棒(針を
植えた四尺の棒)を使う。兵五百騎
で清風山に出撃も宋江らに敗れる。→
地佐星・小温候 呂方
(しょうおんこう りょほう)
対影山の山賊、元は生薬屋あがり
、方天戟(ほうてんげき)の達人。→
地祐星・賽仁貴 郭盛
(さいじんき かくせい)
対影山の山賊、嘉陵出身の水銀売りあがり。
方天戟の使い手。呂方と勢力争い
をしていた。→
地醜星・石将軍 石勇
(せきしょうぐん せきゆう)
流れ者の博打うち、宋清の
手紙を宋江に手渡す。→
●梁山泊
●うん城県
宋江,
再逮捕されて、
江州に送られる。
●江州
天寿星・混江龍 李俊
(こんこうりゅう りしゅん)
揚子江の船乗り、兄貴株。三覇
のうちの一覇。宋江が送られて
くると聞き待っていた。
仇名は揚子江を掻き回す龍。→
江州の三覇
江州潯陽嶺
地進星・出洞蛟 童威
(しゅつどうこう どうい)
塩の闇屋、水術に長けている。
李俊の弟分。→
地退星・翻江蜃 童猛
(ほんこうしん どうもう)
塩の闇屋、水術に長けている。
李俊の弟分。童威の弟。→
地幽星・病大虫 薜永
(びょうたいちゅう せつえい)
河南洛陽の出、
大道で膏薬売りの芸を見せて
いたが、誰にも相手にされなく
白けていた所、宋江がお金
をくれた。
←
天平星・船火児 張黄
(せんかじ ちょうおう)
船乗り、水術が得意。偶然宋江達を
乗せる。
←
天究星・没遮欄 穆弘
(ぼつしゃらん ぼくこう)
江州掲陽鎮一帯の顔役・大地主、長男。
没遮欄とは、遮るものがないという意味。
←
地鎮星・小遮欄 穆春
(しょうしゃらん ぼくしゅん)
穆弘の弟、ようは町の不良。
←
江州牢城
江州奉行・蔡得章
(さいとくしょう)
蔡京の九番目の子、悪吏。
←
牢節級(院長)・天速星・神行太保
戴宗(しんこうたいほう たいそう)
呉用の友人、神行法という一日に
五百里を飛ぶ道術を使う。→
天殺星・黒旋風 李逵
(こくせんぷう りき)
牢番人、酒くせが悪い。二挺の斧を両手
で使う。気のいい正直もの。
戴宗の弟分。→
梁山泊
地文星・聖手書生 蕭譲
(せいしゅしょせい しょうじょう)
済州の人、文書製作、能筆家。
偽筆の名人。→
地巧星・玉臂匠 金大堅
(ぎょくひしょう きんたいけん)
済州に住む印刻師。 →
江州無為軍
地遂星・通臂猿 侯健
(つうひえん こうけん)
洪都出身の裁縫師、もと
黄文炳に雇われていて、内実に詳しい。手長猿の渾名。→
黄文炳(おうぶんへい)
非役の閑人、蔡九への
ご機嫌伺いをしている。宋江を
落としいれようとするが
最後には家屋敷ともに
滅ぼされる。
←
黄門山
地闊星・摩雲金翅 欧鵬
(まうんきんし おうほう)
黄門山の山賊の一人、元は長江
警備軍の仕官くずれ。鉄鎗を操る→
地会星・神算子 蒋敬
(しんさんし しょうけい)
知略にとみ、書算に長けてる。→
地明星・鉄笛仙 馬麟
(てつてきせん ばりん)
健康出身、黄門山の第三頭領、
薙刀、鉄笛の名人。→
地理星・九尾亀 陶宗旺
(きゅうびき とうそうおう)
第四頭領、光州の小作農の子。
力持ち。→
沂州沂水県
地蔵星・笑面虎 朱富
(しょうめんこ しゅふ)
朱貴の弟、居酒屋の亭主。→
沂水県捕り手頭・地察星・青眼虎 李雲(せいがんこ りうん)
西蕃人、西蕃撃剣の達人。朱富
の剣の師匠。李逵を護送する。→
曹閑人(そうかんじん)
村の小長者、因業で
欲張り者。李逵に酒を
飲ませ罠にかける。
←
偽黒旋風の女房→
地奴星・催命判官 李立
(さいめいはんがん りりつ)
冥府の裁判官という渾名。
茶店の亭主、宋江に毒を盛る。
→
時文彬
偽・黒旋風・李鬼(りき)
→
天損星・浪裏白跳 張順
(ろうりはくちょう ちょうじゅん)
魚問屋の親方、張横の弟。
浪くぐりのハヤ、泳法の達人→
青州府
対影山
宋江
第三回おわり
宋江を助ける為に偽の手紙を。