しのびびとの群像
隠密剣士(宣弘社プロ・制作)
第五部(忍法風摩一族)隠密剣士虎の巻(ユニバーサルミュージック参考)
水、山、殺、窃盗(しのび)の四つの群れを操り、北条早雲の残したといわれる金塊
をさがす風摩一族。その謎を秘めた火竜、水虎、風雷の三つの鏡。
それらを巡り風摩と伊賀同心との戦い。
伊賀同心・覚三(かくぞう)
江戸の町を見回る最中に風摩衆に襲われる。
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風摩一族(ふうまいちぞく)
集団で風のように行動する。→
伊賀同心・作左ヱ門(さくざえもん)
同じく風摩衆に倒される。
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一人目、小頭・鬼瞳坊(きとうぼう)
小頭の一人、忍秘瞳術(ひとみじゅつ)で
主人公に対峙するが、捕まる。→
瞳術
催眠術で幻覚を起こさせたり、自白させたり
する。
二人目、水軍小頭・波之助(なみのすけ)
風摩水軍の小頭。水龍の形をした潜水艇を操る。さすがにこの
当時の潜水艇らしきものは、言葉が悪いがおそまつ。現在の技術
とお金をかけたらすごいのができるだろうな。→
伊賀同心・霧の遁兵衛(きりのとんべえ)
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三人目、傀儡兵内(くぐつへいない)
関節を外し体を小さくして、大壷のなかに隠れ隙を
うかがう。主人公に壷ごと斬られる。→
四人目、山軍小頭・燕道人(つばくろ どうじん)
風摩山軍の小頭。山林で主人公達を襲う。忍秘燕落し
をつかう。最後は主人公に斬られる。
忍秘燕落し(つばめおとし)
木々の間に縄をクモの巣状に張って、そこから
攻撃する。→
五人目、朧(おぼろ)
小太郎の妹。尼僧や腰元に化け火竜の鏡を手にいれようとする。→
六人目、夢斉(むさい)
大久保石見守(小田原城主)を呪術で錯乱させる。小田原藩士
達につかまった朧を助けようとする。忍秘白老鬼で
主人公を倒そうとするも失敗する。
忍秘白老鬼(はくろうき)
死を覚悟し敵に抱きつき、己の命ともども敵を討つ。→
伊賀同心・服部刑部(はっとり ぎょうぶ)
連絡に走るが斬られる。
服部は伊賀の名家です。
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伊賀同心・新堂兵馬(しんどう ひょうま)
風摩に化けるが小太郎に斬られる。
前にもでましたが、新堂は伊賀市です。
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伊賀同心・柘植三平(つげ さんぺい)
敵中に飛び込み自爆。
柘植もやはり伊賀市です。
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七人目、かげろうの甚内(かげろうのじんない)
忍秘陽炎で主人公を襲う。忍者らしい
名前でよろしいですね。最後は斬られます。→
忍秘陽炎(かげろう)
この人の場合は対術や妖術ではなく、影武者集団
を使う。自分の影武者や場合によっては、老人
に化け安心させて下忍集団に襲わせてその隙に
攻撃する。
伊賀同心・竜口の九一郎(りゅうぐちのくいちろう)
竜口は名張です。
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伊賀同心・音羽の又蔵(おとわのまたぞう)
音羽も伊賀市にあります。
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伊賀同心・喰代多四郎(ほおじろのたしろう)
元同心、主人公の供をする。正体は小太郎。
喰代も伊賀市にあります。→
尼僧・光信女(こうしんにょ)
小田原安国寺の尼僧、火竜の鏡を持っていると
いわれていた、相州屋伝造の義妹。
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風摩の頭領・風摩小太郎兼良(ふうまこたろう
かねよし)
風摩を束ねる、初代小太郎の血をうけた男。多四郎に
変装していろんな手を打つが、今回は負け。頼みの
竜宮船も遁兵衛に火薬を仕掛けられ爆破されてしまう。→
風摩一族の話、終り
相州屋伝造(そうしゅうやでんぞう)
北条家の遺臣、甲崎甚内の血縁者
香(かおる)
母の形見の「風雷の鏡」を
風摩に狙われる。
大久保石見守(おおくぼ いわみのかみ)
小田原城主
綾姫(あやひめ)
石見守の娘、「火竜の鏡」
の持ち主
伊賀同心・河童の才五郎
(かっぱのさいごろう)
鬼頭坊を護送中、風摩一族に。