2001/8/02猛暑 カンタク

「雲水」:僕ならこう読む


 

この度、R計画の次鋒を引き受けましたカンタクです。

 

出来上がってみて思ったのですが、自分の力量のなさを痛感しました。

小説と言うのは、本当に書くのが難しいものです。その難しさは、書く技術というより

人生経験がものを言う点にあります。

どうやら、その点で僕はまだまだ未熟者だということを、認めなければなりません。

 

この「雲水」の主人公である馬田という青年は、見方によればカンタク自身かもしれません。

本作品には、まだ描写しなければならない部分があるのですが、それを付け加えると完成まで

まだ相当時間がかかると思ったので、R計画の円滑な進行のためにも省くことにしました。

今回は、少しその部分が垣間見られる程度です。

 

内容自体ははっきり言って、面白みはありません。

しかし、ことさらに「楽しさ」、「明るさ」を追究する現代の人々に対し、警鐘をならす意味での

初めての試みとしてはよかったかと思います。

創作には十人十色の解釈の仕方があってよろしいと思いますが、「雲水」に至ってはまだまだ

明らかに内容に不足な点が多くて駄目です。

しかしそこは、読者自身の青春時代の葛藤と置き換えてみてください。

 

では、次のかれんさんに、バトンをお渡しいたします。

「い」から始めてください。