R計画第一弾  ”りんどう”


 R計画第一弾は、峻祐自身が書くことになりました。
 やはり、最初は自分で書かなければなりませんね。この計画は、これくらいのものだという目安を。

 この「りんどう」は、峻祐の大好きな花言葉を使って書き上げてみました。
 花言葉と花のイメージが湧かない方もいらっしゃるかとも思いますが、その辺は勘弁して下さい。
 本来ならば、花の写真でもスキャナーで取り込んで、掲載すべきなんですが、それをしてしまうと、
R計画がそう見えてしまうので。

 あくまでも、自由な発想!

 これがR計画のコンセプトです。

 

 作品自体の解説としては、「男性は何者なのか」に尽きます。

 男性はこの花屋のオーナーの孫です。
 息子の代に家を飛び出しましたが、孫はこの花屋が潰れかかっているのを我慢できず、自分の稼ぎで
花屋を立て直そうとしているのです。

 ですが、オーナーはそれに応じようとはせず、逆に男性の職業を責めます。

 男性は、いわゆる借金取り。
 ヤクザまがいの仕事で生計を立て、オーナーはそんな金はいらないと突っぱねていたのです。

 彼はりんどうを自分の部屋に飾っています。
 それは、自分の行いを正義だと思う為に。そして、人の悲しみを忘れない為。

 彼にとっての人情の化身が、りんどうだったと言うわけです。

 

 R計画第二弾は、この計画を共に考えてくれた、カンタクにお願いすることになりました。

 常に先着にすべきかとも思いましたが、それでは自分一人で書きそうなので(笑)

 先着と指名制を使い分けて、このR計画が益々発展するように務めたいと思います。
 どうぞ、勇気を振り絞って、また、お気軽に参加して下さると嬉しいです。

 

 それでは、次回のカンタクに期待しつつ、終わらせて頂きます。

 

H13.7.17
小田原 峻祐