R計画第十八弾 「ミセス・ミルフィーユ」
R計画第十八弾は、久方ぶりに、和尚つむじさんから投稿をいただきました。
この場を借りまして、厚くお礼申し上げます。
今回の作品は、前回の作品と比べると作風が変わっているように感じます。
ライトタッチになったと言うか、軽やかなステップを踏む若者のダンスという感じですね。重厚な社交界でのダンスとは、また一味違った味が出ていると思います。
和尚つむじさんと言えば、出会った頃は、ギャグからシリアスまで幅広くという感じでした。
それが最近では、ギャグからシリアスの間の軽やかな作品まで掲載されるようになりました。どれが一番とは言いきれませんが、どれも読んでいて楽しいと思える作品です。
「クスッ」とか、「フフッ」とか。私にはそう感じるところがあって、楽しかったなって思う。
本を読む楽しさ、小説を読む楽しさ。忘れてはいけないところです。
ミルフィーユ婦人が一体、どんな心境だったのか。
命日ではなく、故人の誕生日にケーキと花を揃える峻祐には、視線を止めてしまう部分です。
H16.3.4
小田原峻祐