水底呼声 -suitei kosei-

戻る | 続き | 目次

  いそがしい人のための3分でわかる『水底呼声』
--猫でもわかる,トコトンやさしい異世界トリップのお話--  

【第一章】(出会い編)

暗がりから,黒猫が現れた!
ウィル(好みのタイプ発見!)
みゆ(家に持って帰って,ペットにしたい……)
そして二人はラブラブになった.

【第二章】(愛の逃避行編)

みゆ「私が王国を救う!」
ウィル&スミ(ええーーーっ!?)
ウィル「ミユちゃんがやるなら,僕もやるv」
スミ(マジっすか……)
ウィル「じゃ,今からミユちゃんのために,スミを半殺しにするねv」
スミ(がーん……)

【第三章】(新天地編)

セシリア「あなた,素質があるわ.魔法少女に変身して,悪と戦いましょう!」
みゆ「ええ!?」
セシリア「これが魔法のステッキよ.さぁ,天に掲げて,呪文を唱えて!」
みゆ「ちょっと待って.私は年齢的に無理が,」
セシリア「大丈夫よ.だって,あなたと私は運命の出会いだから!」
みゆ(えーーー……)

【第四章】(あ,結界壊しちゃった,てへっ編)

ライクシード「ミユ,私が君を守るから,一緒に朝の散歩に行こう.」
みゆ「ごめんなさい.私,犬派じゃなくて猫派なんです.」
ライクシード「猫なんて,わがままな生き物じゃないか!」
みゆ「そこがいいんです!」(力説)

【第五章】(親子愛編)

暗がりから,親猫が現れた!
ルアン「僕が君のパパだよーーーっ!」
ウィル「……!?」(混乱)
ルアン「あぁ,君はなんてかわいいんだ!」(ほおずり)
ウィル(ぎゃぁああああ……!)(声にならない叫び)
そして二人は険悪になった.

【第六章】(スミ君ナンパ編)

スミ「そこのお嬢さん,お茶でもしませんか?」
セシリア「…….あなたのおごりなら.」
スミ「…….ちょっと聞いていいか?」
セシリア「うん.」
スミ「まさかとは思うけど,財布を持っていない?」
セシリア(ぎくっ)

【第七章】(もはや事態は収拾つきません編)

スミ「お嬢さんを俺にください!」(土下座)
バウス「何ぃっ!? 許さーーーん!」(ちゃぶ台,どっかーん)
セシリア「やめて,兄さま.乱暴なことをしないで!」

そのころのみゆとウィル

ウィル「嫌な予感がする.」
みゆ「スミ君…….」(心配)
ウィル「スミを助けに行けば,わけの分からないどたばた騒ぎに巻きこまれる,そんな気がする.」
みゆ「…….」
戻る | 続き | 目次
Copyright (c) 2010 Mayuri Senyoshi All rights reserved.
 

-Powered by HTML DWARF-