いとしい君


いとしくて,いとしくてたまらない.
僕にとっては初めての君だから.
君がどんな過去を持っていてもかまわない.
ありふれた君だけど,僕だけのものだと思うとうれしくて.

ウインクするさまがかわいくて,くるっと回るしぐさもかわいくて.
胸に輝く僕の標は少しだけ恥ずかしいけど,なんせ目立つところにあるしね.

いとしい君だから,絶対に傷つけたくない.
ほかの奴になんか決して触らせない.

でも,どうしてなんだろう.
僕が君を愛した次の日はいつも雨…….




いとしくて,いとしくてたまらない.
なんせ私にとっては初めてのマイカーなので.
ちなみに中古車です.
よく走っているタイプの車ですけど,私だけのものだと思うとうれしくて.

方向指示器がラブリーなんですよ,それから小回りもきくし.
あと初心者マークはもちろん目立つところに貼っていますよ.

大事なマイカーなので,傷つけたくないです.
交通事故なんてもってのほか!

でも,どうしてなんだろう.
私が洗車した次の日はいつも雨…….

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