illus
Tempest:Uncommon
Creature:スピリット
Casting Cost:WU1
P/T:2/2
飛行、先制攻撃
about Constructed
3マナ2/2、飛行、先制攻撃。そして2色の拘束。
さすがに構築を語れるほどのネタは用意できませんでした。
about Limited
3マナ2/2、飛行、先制攻撃。
当時、たぶん関西最強の高校生だったM君がこれを見て
「なにこれ《Thunder Spirit》やん」
と評していたのが脳みそにこびりついてます。
寡聞にしてその頃、その《Thunder Spirit》なるカードを僕自身が知らなかったので、それを年下の彼がさも普通に知っているのが何か気になったんでしょう。
(無論、Legendのカードである《Thunder Spirit》を普通に知っているほうが当時ですら異常であることは言うまでもない)
このやりとりのおかげで、妙に思い出深いカードではあるのですが、それが今になって、《雷のトーテム像/Thunder Totem》になって帰ってきたりするのですから、世の中どうなるのかなどわかるはずもありません。
ともあれ。
3マナ2/2飛行+先制攻撃という性能は、リミテッドでは十分なものです。
テンペストブロックのリミテッドはとにかく赤が強力で突出した強さを誇っていた(※)ものの、一応、青白も飛行とシャドーを擁する超回避能力の色で、凶悪な《転覆/Capsize》バイバックや、コモンに《防御円》5種があったりして、強力なアーキタイプのひとつとして数えられていました。
U2の《風のドレイク/Wind Drake》もメインパーツだっただけに、それよりも明らかに強い《空のスピリット/Sky Spirit》が普通に主力として活躍するのもさもあらんといったところ。
ちなみにこの頃は、赤の火力もそうですが、シャドーと飛行と陸上での激しいすれ違いのおかげで、リミテッドのわりにはほとんど膠着しない環境でした・・・・・・。
※テンペストの赤「コモン」には下記の火力が存在してます。
《モグの狂信者/Mogg Fanatic》《焚きつけ/Kindle》《電撃破/Lightning Blast》《とどろく雷鳴/Rolling Thunder》
1点、2+α点、4点、Xてーん・・・・・・。
あほですな。
で、《砂岩の戦士/Sandstone Warrior》が俺をみてくれーとばかりに突進+パンプしていたり、4マナ4/3の巨人もいたり、生物の質も高かったのがまた異常。
その分競争率も高かったんですけど、そんなものとは関係なく、誰もが赤、というより《とどろく雷鳴/Rolling Thunder》を夢見てパックを開けた時代だったのでした。
この環境があまりに酷かったせいでしょうか。以降、コモンに純粋なX火力が収録されることは二度となく現在に至ります。
about Illustation
僕がRebeccaのコレクターを本格的に始めたのがだいたいこの頃。
当時はFoilがありませんから、とにかく何でも集めまくっていました。
特にかなり絵が気に入ってたこのカードは大量に家にあったりします。大量にあったらあったで、現在どうしたらいいのか困っているのは秘密です。
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