《目かくし/Bandage》
- about Rebecca Guay Illustrations
 :Gatherer

 Stronghold:コモン
 10th Edtion:コモン:(9/383)

 インスタント
 コスト:W

 テキスト -
 クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを1点軽減する。
 カードを1枚引く。
 


about Limited
- 2009/3/10
 1マナでキャントリップ付きのダメージ軽減呪文。
 構築では微妙ですが、リミテッドでは汎用性が高く、デッキに入れておくと重宝するタイプのカードです。

 軽減値は1点だけですが、1マナということで序盤中盤に自陣の展開を阻害せずに使えるというのがポイントの高い点。
 特に白は低マナ域のクリーチャーが充実しており、序盤で優位な場を作ることが容易なだけに、この軽さと効果は色の目指す方向性と非常にマッチしていると言えます。
 無論、効果が薄くなる後半ではドローに変換できるわけで。

 テンペストブロック時代のリミテッドでは自分の理論も適当だっただけに使った記憶はあまりありませんが、10版環境ではお気に入りの1枚です。



about Illustation

- 2009/3/10
 イラストは目を負傷したスタークが娘のタカラーに包帯を巻いてもらっているところ。
 フレーバーテキストにもありますが、その傷を付けたのが当のタカラー。ヴォルラスに操られていた所作とはいえ、彼女は罪の意識に苛まれるのでした。

 なので、訳はそのものすばり「包帯」かそれを使った治療に関するものだと思うのですが。
 まあ、目かくしに見えなくも・・・・・・いや効果も効果だし、目かくしでダメージプリベントはせんだろ。

 とまあ、今更なことを書いてみました。
 この頃は伝説に残る誤訳(《ダウスィーの精神ドリッパー/Dauthi Mindripper》とか、《闇の天使セレニア/Selenia, Dark Angel》の「私は軽い」発言とか)が続出した時期なので、こういったイメージの相違による違和感なんでかわいいものです。
 そもそも訳すときにカードイラストなんかない、という話も聞いたことがありますので、こういう間違いは避けようがなかったかもと推測。

 で、このまま闇に葬られれば良かったんですが、10版再録、イラストそのまんまという形になってしまいました。せめて絵だけでも変えとけばねえ。



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