illus
Portal:Common
Sorcery
Casting Cost:B1
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、カードを1枚無作為に選んで捨てる。
about ??
今のところ後にも先にもRebecca画の手札破壊はこれ1枚・・・・・・じゃなくて《アーティスト迫害/Persecute Artist》とかありますが、これは横に置いておいて。
はい、閑話休題
ひとめ見て《Hymn to Tourach》の調整版とわかる効果が哀愁を誘うわけですが、なにせその元が
黒黒で、ランダムディスカード2枚
という禁止カードクオリティなのでお門違い。
純粋なコスト感覚からすると、非常に妥当なものです。無論、妥当=強い、というのは違うわけですが。
構築でもリミテッドでも、単純な手札破壊は少なくとも2枚落とせないと話になりません。こちらも1枚カードを使っている以上、《強迫/Duress》のようなピンポイント性がないならばせめて2枚分の効果がないと損、なのです。
上記を踏まえれば、このカードはそれを満たせない段階で微妙なものにならざるをえません。
ランダムディスカードとはいえ、1枚。それが致命的なスペルなのか土地なのかは・・・・・・ただの運ですし。
Research
なんとなく、歴代の手札破壊スペルを並べてみました。3マナ以下の代表的なもの、という観点。
1マナ
《強迫/Duress》(Urza's Saga)
《村八分/Ostracize》(Urza's Legacy)
《陰謀団式療法/Cabal Therapy》(Judgement)
《脅迫状/Blackmail》(Onslaught)
《悔恨の泣き声/Cry of Contrition》(Guildpact)
2マナ
《Hymn to Tourach》(Fallen Empire)
《精神のナイフ/Mind Knives》(Portal)
《頭の混乱/Addle》(Invasion)
《困窮/Distress》(Champions of Kamigawa)
《酷評/Castigate》(Guildpact)
《下落/Fall》(Dissension)
3マナ
《呆然/Stupor》(Mirage)
《強要/Coercion》(Visions)
《精神腐敗/Mind Rot》(Portal2)
《泥中/Bog Down》(Planeshift)
《Hymn to Tourach》だけ突出して浮いてますが、よくよく考えてみれば、大昔は手札破壊のスペル自体がほとんど存在せず、《Hymn to Tourach》といい《精神錯乱/Mind Twist》といい、
初めてだからわからなかった
だけなんですね。
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