illus
Onslaught /350 Rare
Instant
Casting Cost - 2UU
TEXT -
ターン終了時まで、あなたがコントロールするウィザードは「T:呪文1つを対象とし、それを打ち消す」の能力を得る。
Preface
レアのカウンター。
この響きに、世の青使いはインベイジョンの《吸収/Absorb》や《蝕み/Undermine》を思い浮かべるかもしれません。
カウンターレベルやネザー・ゴーといった当時の有力デッキを支えた強力スペルであり、押しも押されぬトップレア・・・・・・。高騰する価値に、僕も当時は「デッキに4枚入るカウンターをレアにするな」などと憤慨したものです。
そして現在。その嘆きが天に届くと、逆に寂しい気分になることを実感しているわけですが・・・・・・。
てなわけで、何故にレアなのかという疑問符だらけのカウンターが今回の御題。
about Constructed
このカードが他のカウンターよりも優秀な点はたったの一つ。ターン中に複数のスペルをカウンターできる、ことです。
しかし、当然ながらこの1枚で単純に複数回となるわけではなく、カウンター回数分のウィザードが必要なんですが・・・・・・。
というわけで、使うには一生懸命その前提条件をクリアしなくてはなりません。
早速、構築で使用に足るウィザードを探してみましょう。
いいカードがあります、Kai Buddeこと《非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigy》。2マナでパワー2、しかも他のウィザードをサクるとカウンターできます。採用しない手はありません。
・・・・・・これだけでいいのでは、という気がするのは僕だけなんでしょうか?
次は青いデッキの代名詞《対抗呪文/Counterspell》との比較、をお届けしようと思ったんですが、8版落ちするので賞味期限を逃しましたね。
・・・・・・ああよかった。
about Limited
構築に比べればまだネタ以上の話ができそうです。
青を使用するという段階で、デッキにウィザードが1体もいないということはまずないでしょう。さらにイリュージョンの存在を考えると、一応「4マナのカウンター」を期待してもよさそうです。
もちろんメインから、とは口が裂けても言えないので、どうしても通されたくない爆弾スペルを見たら投入を検討するくらいですか・・・・・・。
しかし、それでもまだ《まごつき/Discombobulate》とか《虚空魔道士の弟子/Voidmage Apprentice》とか、さらにまずいことに
《イクシドールの意思/Ixidor's Will》
とかがサイドにありそうなんですけどね・・・・・・。
・・・・・・やっぱりネタにしかなりませんでした。
about Illustation
水族館のお姉さんが蛸と会話しているような気がしないでもないですが、このイラストのイメージからすると日本語訳とはちょっとギャップが感じられます。実際のところ、翻訳作業の段階でカードイラストが揃っているかも謎ですしね。
絵的には結構面白く、実はオンスロートの中では一番のお気に入り。
《セファリッドの物あさり/Cephalid Looter》とか《セファリッドの仲介人/Cephalid Broker》とか、結構タコなりに格好いい絵柄だったわけですが、Rebeccaのセファリッドもなかなか味があります。
正直、ワームとかドレイクとか人間(男)よりもかなりいい感じですね。
ということで、ぜひまたセファリッドを描いてほしいものです。(あれ?)
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