illus
Mirage Rare
Creature - Legend
Casting Cost - WG2
TEXT -
飛行
ターンの終了時に、このターンに場から墓地に置かれたクリーチャー1体につき、《聖なる報復者アズマイラ/Asmira, Holy Avenger》の上に+1/+1カウンターを1個置く。
StoryLine
ミラージュブロックの舞台ジャムーラの3大国家の1つフェメレフの預言者で、フェメレフの評議会が壊滅した後にはその指導者となる人物。
《琥珀の牢/Amber Prison》からマンガラを救出するためにお亡くなりになられたそうな。
ミラージュ関係のストーリーラインについては、こちらのサイト(まじっ九印ざ・ぎゃざりんぐ)
が詳しいのでご参照のこと。
ちなみにストーリーの概略をみるかぎり、
飛行が付いているのはまったくもって謎
なのですが、気にしない方がよいと思います。
about Constructed
このカードについては、珍しいことにデッキを組んだ記憶あり。(《Kaysa》といい、この頃は緑白がお気に入りだった模様・・・・・・)
当時は、カウンターポストとかいうデッキが跳梁跋扈している頃ですから、当然ながらファンデッキの端くれに過ぎなかったわけですが、普通に《神の怒り/Wrath of God》の後に出したら意味不明の大きさに育ってくれたりとか、それ以外と遊ぶ分であれば、そこそこ笑えるシチュレーションを演出してくれたものです。
その中でも印象に残っているのは、対黒ウィニーでの一幕。
そう、カウンターポストといえば、対抗馬として名前が挙がるであろうNathan Russelの《墓石の階段/Tombstone Stairwell》ウィニーです。
ということでデッキレシピを、と思ったのですが、検索できず。
非常に懐かしくてかなり探し回ったのですが残念。第1回APACって、1996年。8年前・・・・・・。見つからないのも仕方ないかも。
《墓石の階段/Tombstone Stairwell》は、毎ターン、お互いの場にお互いの墓地のクリーチャーと同じ数のゾンビトークンを出しては消していくという効果を発生させるため、その結果、アズマイラ様の上にはそれこそ加速度的にカウンターが載っていくわけです。
その様は見ていて爽快だったのですが、
殴りかかる前に物量で昇天。
普通に《ネクラタル/Nekrataal》に脳天唐竹割られてゾンビの群れに混じる
のどちらかだったのは寂しい限り。(そうじゃなかったら《墓石の階段/Tombstone Stairwell》出さないだろ、と)
about Limited
ビジョンズ*3が人生最初のドラフトである僕に、ミラージュのドラフトがどうだったかという話はできないのですが、仮に現在存在したとしたらかなりの強さですね。
緑と白、という色マナを要求する時点で、環境によってNGだったりはするわけですが、4マナ2/3飛行という段階でデッキ入りのレベルは満たしているわけですし。
色的なデメリットはともかく、緑白のマルチカラーは、緑のパワー/タフネスと、白の飛行が組み合わされることがあって、そういう場合は大抵異常に強い生物ができあがります。
例としては、《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》とか
《天使の炎ガブリエル/Gabriel Angelfire》とか。(マテ)
about Illustation
最初の項にも書きましたが、まったく飛行という能力が謎な《聖なる報復者アズマイラ/Asmira, Holy Avenger》。
イラストを見ると、なにやら背後に羽のような、着物の裾のようなモノが広がっているわけですが・・・・・・びみょ。
ストーリー的に、預言以外にも超能力を何か持っているのであれば納得なんですけど。
(うっすらと昔のRPGマガジンに金澤氏のイラストで似たような突込みがあったような気がしてきた・・・・・・。)
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