- Diary February 2006 -

Diary 2006/02/28(Tue)
■[DIARY] ぎゃざ

 タクティクス→RPGマガジン→ぎゃざ、と常に時代に迎合してきた雑誌なので、当たり前といえば当たり前の変更。またいつか相互の志向が交わったときにお世話になることでしょう。

 「スターライトマナバーン」がしぶとく生き残っているのが僥倖です。単行本化されたら買いますよ。(相当可能性は低いと思えど)

■[BOOK] 「トリックスターズ」@久住四季(電撃 2005/6)

 オカルトを少しでも齧ると知っているアレイスター・クロウリーが、やっていることはほとんどそのままに、ニュートンとかアインシュタイン並に認知されている世界を舞台としたミステリ仕立てのお話。
 こういう要素があるだけで基本的に甘めな採点になりがちなのですが、この作品に関しては、いくらなんでも選んだモチーフが悪すぎました。
 あまりにも胡散臭すぎて、

 清涼飲料水の香りしかしません。

 いきなり読者への挑戦状で始まってみたり、登場人物の名前が・・・・だったり、解決編で御大お得意の技法も駆使してみたりと、いくらなんでもここまでパクらなくてもいいのにというくらいの大盤振る舞いです。

 生兵法は大怪我のもと。
 こういうのを読むと、さすがに先駆者の偉大さを思い知らされます。
 僕は清涼院流水作品は大嫌いですが、あれだけのお馬鹿作品を書く事のできる凄さは認めてます。

■[DIARY] 幻想水滸伝5 5日目

 一生懸命防具を調えましたが、陣形をいじって最前線に重装備のキャラを置いておき「攻撃集中」の紋章を装備すると全体攻撃以外は楽勝という情報を入手。
 へーあたまいいなー。

 王子のニセモノを退治。まったく同じ顔は斬新だと思ったら・・・だったのに衝撃を受けましたが、某クネクネしてる人の怪演と、軍師様が影武者というコトバにときめいていらしたのが異様に壷に嵌りました。
 しばし仲間集めに勤しむ予定。

Diary 2006/02/27(Mon)
■[DIARY] 今後の予定

 ここ数日の気配で察してください。たぶん暫く引き篭りです。一応、FF12も買う予定なので、さらに察してくださいという感じ。
 でも、リアルにこんな予定になっているので、今月はマジック関係で出歩くことはあんまりないのではと思います。

 3/5(日) 伊丹にZガンダムを観に行く。
 3/11(土) 従姉妹の結婚式に代役出席。場所は神戸。その後は両親を接待。
 3/12(日) 昨日に引き続き、両親を接待。PTQプラハ大阪二次は、orz。ここで今月のマジック分を補給する予定だったのに・・・・・・。
 3/18(土) 出勤日

 気が付いたらディセンジョン出てるような気がしますね。ははは。

■[DIARY] 幻想水滸伝5 4日目

 お金がなくなりました。
 このゲームは資金のほとんどを「武器強化」に遣うことになるんですが、そのせいで防具に困る羽目になります。
 丁度今、敵の強さとのバランスが拮抗してきて、相手の攻撃力にこちらの防御が追いつかない事態になってしまい、急遽防具を手配するために金策=戦闘をする羽目に。
 結果

 戦闘後のロードがキツイ

 恐れていたことがついにやってきた、という感じ。

 ちなみに、今作は条件が厳しいのかどうか分かりませんが、全然仲間が集まらないのでほぼ2週目確定の様相を呈しております。

Diary 2006/02/26(Sun)
■[DIARY] 

 近所に出来た少々お高い回転寿司に行って来ました。
 味は結構良かったんですが、ヨメと37様と3人で行ったため、当たり前のように、一人が世話、一人が食うという状態です。
 そのおかげで「落ち着かないからこれなら1皿100円の方がいい」という結論に。
 もっと人数が多いときに行くべき所、ということになりました。

 家に帰ったら帰ったで、相変わらずの幻水生活。

■[DIARY] 幻想水滸伝5 3日目

 現在約20時間で、本拠地ゲット。

 今回の軍師は女性で、笑いながらばっさりやっちゃう性格をしています。ぶっちゃけかなり好みの設定。呉用先生(元は諸葛孔明だけど)御用達の羽扇を持っていらしているのもキュートです。
 3、4は、軍師はいれども全然仕事をしていなかったんで、呉用先生を敬愛する自分としては大変不満だったのですが、今作はかなり軍師の占めるウェイトが高いシナリオになっていて溜飲を下げている次第。
 反面、それまでは主人公主体だったシナリオが、軍師が入ってきたらしばらくお遣いイベント連打になってしまっているので、その辺が致し方ないのかどうなのかは実際微妙なとこですね。

 色々なところで感じる雰囲気がいちいち、1と2を足して割った、みたいな感じがします。誉め言葉です。その後の作品で何故これができてなかったのか、今になっては不思議で仕方ありません。

Diary 2006/02/25(Sat)
■[DIARY] 幻想水滸伝5 2日目

 王都から落ち延びました。
 そろそろ本拠地登場、軍師登場かなと思ってましたが、まだ欠片もそんな展開にはなってません。
 シナリオはあざといくらいに狙いまくりなので、お約束スキーとしては満足です。

 問題に感じているのは専らシステムなのです。せっかくなので羅列してみましょう。

 ・ロードが長い(戦闘、マップ切替時)
 ・メニュー呼出が遅い
 ・人物、オブジェクトに対するボタン反応範囲がシビア(話しかけるときとか、宝箱を開けるときとかなかなか一発で反応が返ってきません)
 ・ムービーの一時停止、スキップ不可(スキップはまあいいとして、すべての会話シーンが一時停止不可で勝手に進んでいくので、他に用事がある場合、イベントすべてを見なかったことになります←アフォ)
 ・戦闘のボタン記憶仕様が意味不明で、使いづらい
 ・アイテム選択時等の十字キー使用方法が感覚的におかしくて、非常に使いづらい

 シナリオ評価が高いので、「テストプレイで問題にならへんかったのか?」と思うような仕様で損するのは、すごくもったいない気がします。

Diary 2006/02/24(Fri)
■[DIARY] 幻想水滸伝5 1日目

 ストームフィストで闘神祭中。街が広すぎて彷徨ってます。

 今のところは、4の不満点がかなり解消されているので好感触です。というか、4が僕の中で黒歴史級に酷いので、あれ以下の評価を付けること自体が難しいのですが、まあそれはそれ。
 ともかくも、3、4と着実にグレードダウンしているので、さすがに開発陣の尻に火が付いているような感じが伝わってきます。

 ・シナリオ
 幻想水滸伝の肝。基本的にキャラゲーとはいえ、メインシナリオがきっちりしてないとさすがに限界があります。
 3は、1、2のメインシナリオ担当のプロデューサーが更迭され、後半のシナリオが改変されてグダグダに。
 4は、書くのもしのばれる内容の無さ。これは金と時間に比例する類のもので、要するに手抜きとしか思えない出来。
 今のところは「シナリオに力を入れている」という看板に偽り無しという印象。宮廷劇中心ということで好みの展開だし、主人公が王子様なだけに今後も王道っぽい流れが期待できそうです。

 ・キャラ
 3Dの造形はまだ粗いですが、これまでに比べればだいぶ改善されてます。他と比べるときついですけど、そもそものキャラの多さとか考えると仕方ない部分があります。
 ただ、表情と仕草の表現力はかなり上がってて、キャラごとの個性が伝わりやすくなってます。この点は確実に進化している感じ。
 ポリゴン化3作目にしてやっと意味が出てきたと言えるかもしれません。このレベルであれば、旧作のリメイクをしても許されるかな。

 キャラ設定は相当頑張ってます。ある種のあざとさはキャラゲーなんで許容範囲です。4はそこが薄すぎたので、その濃さが良いと思わないといけません。さすがに主人公の脇を固める連中に関して相当頑張ってキャラを掘り下げているようで、好感触。
 今のところ、天然の言動でサドっぽいことをしてのけるミアキスさんが新境地を開きまくっててヤバイです。いちいち顔が緩みます。
 4の唯一の評価点である「ゲーム史上最高峰のヘタレキャラ」に匹敵するインパクトがあります。

 ・戦闘
 切替時のロードが妙に長いのが明らかなマイナス。3時間くらいプレイしてますが、現時点でたぶん30回も戦闘してません。なので、今後は気になりまくるかも。
 陣形とか今回追加されたシステムをほとんど理解も活用もしてないのであれですが、4で戦闘メンバーが4人になるというシリーズの本分を忘れたかのような仕打ちに遭ったので、6人に戻っただけでもましです。

 ・街
 とにかく広い。広いくせに地図も出ない=現在地と出口がわからないので簡単に迷います。広いのは4があまりにも狭すぎたのでその反動なのではないかと思いますが、がんばりすぎです。
 そして、戦闘と同じく、とにかく頻繁にロードするのが辛い。読み込み失敗でフリーズするんじゃないか心配になるくらいです。街が広いんで、読み込みに行く回数も多いし、結果、探索する時間も長くなるので結構なストレスです。
 気が短い人は戦闘と街のロードだけでイヤになるかも・・・・・・。

 スクエニレベルとは言いませんが、最近でここまで読み込みの遅いRPGはあまりないのでは? もっと先読みするとかできないのかな。

 ・システム回り
 全般的にボタンの反応が悪いような気がします。装備メニュー、会話とかセーブポイントとか、妙に押してからが遅いような。慣れで解決するのどうかはわかりません。これと読み込みの遅さの根本的な原因は同じような気がします。

 幻水のウリである本拠地周りのシステムですが、現状そこまで行っていないので何とも言えません。

Diary 2006/02/23(Thu)
■[DIARY] 

 今日から「すべてを奪還する」ために戦ってます。
 感想は明日ですが一言。

 ミアキスヤバス。「天然サド」の異名は伊達じゃない・・・・・・。

Diary 2006/02/22(Wed)
■[DIARY] 

 サッカー日本代表戦があることを今知りました。

 近況。
 マジックの情報は入れども実践はしてません。MOも封印中。意識としては、そろそろまた販売頁の在庫とかRebecca部屋の更新でもしようかなというくらい。
 しかも、明日、幻想水滸伝5がこっそり発売されるので、しばしそちらに注力すると思います。
 2度あることは3度あるのか、今回が見極めどきです。

■[BOOK] 「牧歌の国の魔法戦士」@水野良 (富士見 2006/2)

 押して終わるスイッチなら、いっそのこと押してしまいたいものです。

 もー毎回毎回、買って後悔してます。自業自得という指摘はごもっとも。それについては弁解しません。
 もー毎回毎回、免罪符のように書いてますが、ここ数年の水野良作品はあまりに惨くて、これまで通してきた信念はぐにゃりと曲がり、実際「新ロードス島戦記」の最新刊は買ってません。(結局、スパークはどうしても好きになれないようです)
 さすがに今回もスルーしようと思ったんですが、「Black Blood Brothers」の5巻を買うついでに手に取ってしまいました。脳内抱き合わせ商法とでも言うのでしょうか。コレも一種の免罪符ですか?

 最近やたらと懐古的なモノの考え方になってきてて、これではアカンなあと思ってはいるのですが、少なくともこのひとについては、昔の方が100万倍くらいまともなものを書いてたと断言できます。

 内容について言及は避けますが、このシリーズ終了時に抱く感情はまず最初に「安堵」なんでしょうね・・・・・・。

Diary 2006/02/21(Tue)
■[DIARY] 

 森博嗣の日記にて、下記のような記述があった模様。

 >3月前半に書く予定の長編は、書き下ろしで、9月頃にテレビドラマになる。

 既存作品というわけではなさそうなのがミソですね。
 ただし、初の映像化ということなのでちょっと楽しみにしておきます。

Diary 2006/02/20(Mon)
■[DIARY] 

 本日も特筆すべきものがありません。(探していないとも言う)
 気力低下中です。

Diary 2006/02/19(Sun)
■[DIARY] 

 午前 親戚来襲。
 午後 樟葉にあるショッピングモールに遠征

 以外に特筆すべきものはなく。

■[BOOK] 「琥珀の心臓」@瀬尾つかさ (富士見 2005/9)

 異世界に召喚された高校生がロボットに乗って戦う、という非常に王道なお話。
 途中までは結構いいかもと思っていたんですが、結局、盛り上がりが少なく淡々と進んでいき、予想外の投げっぱなしエンドを迎えてしまって唖然としました。(続編前提でこうなっているのであれば、怒りゲージが溜まるところです)
 結局、主人公っぽい男の子と女の子、どっちを主体に描きたいのかがはっきりしてないのが一番の問題っぽいです。おかげで話の焦点が曖昧になり、結末の違和感が増幅される感じ。
 その他にも、クラス全員まとめて召喚されているのに、スポットが当たるのは3人だけというのも疑問。これなら最初から3人だけにしてしまった方が分かりやすいと思います。
 というわけで、何か色々ともったいないなと思わされた作品です。我ながら何様発言だとは思いますが、実際、投げっぱなしなのは話じゃなくて編集者の方かもしれませんね。 

■[BOOK] 「戦う司書と恋する爆弾」@山形石雄 (集英社スーパーダッシュ 2005/9)

 人が死ぬと魂が「本」(というよりも石版)になって地中から掘り出され、その人物の記憶を「閲覧」できるという世界設定で、「本」を回収・管理する「武装司書」の長と、彼女を殺すべくカルト教団に洗脳教育された爆弾人間の二人が主人公。
 上手いこと世界設定を使って話を作っていて、普通に面白かったです。
 個人的には、主人公の片割れである武装司書のキャラがあんまり好みではないんですが、それを差し引いても最近読んだ新人作家の中ではレベルが高いですね。
 先日も司書だの本だのという話を読みましたが、同じようなモチーフでもこの話くらいアレンジが利いていると新鮮味があります。

 どうでもいいとこですが、作者の人名の感性は自分とだいぶ違います。でも武器の名前の感性はかなり合ってます。「常笑いの魔刀シュラムッフェン」とか「過ぎ去りし石剣ヨル」とか。日本語名とカタカナ名の響きが何か理由はないですけど、いいですね。

Diary 2006/02/18(Sat)
■[DIARY] 

 無難に1日引篭りでした。3週間振りに会っても泣かれなかったので安心しました。えー子や。

■[DIARY] 世界一ィィの技術でも無理なものはあると思う

 別に「殺人トマト」から繋がっているネタではありません。

 「ハリウッドで映画化してほしい漫画ランキング」というのを見ました。

 デスノートとかジョジョとかは非常に理解できる、というか、別に設定・キャストがハリウッド風味になったものを想像しても、まったく違和感がないんです。別に夜神月がアメリカ人になってても問題ないでしょうし、特にジョジョなんかは変なポーズと変な効果音とCGを駆使したスタンド戦さえあれば、それだけで雰囲気のある映画になるのじゃないですかね。
 が。

 1位のドラゴンボールだけはまったく想像が付きません。

 この作品に関しては、7つの玉を集めると願いが叶うとか、バトルアクションとか、要素を抜き出しただけではあまり原作のテイストが出ないんじゃないかと思うんです。良くも悪くも鳥山明のあの絵は代替が利かないというか、独特の世界観がありすぎるというか。
 実写映画を想像したとき、まずハリウッド俳優が亀マークの付いた服をまとって空飛んで戦っている姿が想像されて、まったく格好良いとは思えないわけですよ。日本橋を歩いていて亀仙流のコスプレ服を見たことがある人なら、あの原色のインパクトを理解してくれると思います。

 原色? オレンジ?

 VSシステムのプレリで貰ったTシャツ。あれを作った民族なら、亀マークもばっちり着こなせるというのかー。

 ・・・・・・。
 まあ戯言はともかくとして、いったい皆は何を想像してこれに投票したのか、物凄く興味があります。

(そういえば、ドラゴンボールって、ハリウッドの映画権がどうたらという話を昔聞いたような記憶があるんですが、その後まったく音沙汰ないですね。ただのデマ?)

■[BOOK] 「ボルボロスの追跡 グイン・サーガ 106」@栗本薫 (ハヤカワ 2006/1)

(今回は「特に」内容の分かる人向けです)

 ちょっっ 風の騎士・・・・・・。

 反省という言葉を知らない単細胞っぷりに拍手。あんた昔それで騙されて牢屋に数年(リアル時間で十数年、巻数にしてのべ90冊くらい?)閉じ込められたんじゃなかったのか。
 あまりの急転直下っぷりに思わず笑ってしまいました。

 それはそれとして今巻の最後のあたり、スーティ君に対するグインの想いとかが、妙に狙ってると思うわけです。お父さんの期待には応えられなかったけれど、その分、こどもに対して義理を果たそうとしているとかね。

 しかしまあ、グインが仮に完結したとしても、何か作者はそのまま「後伝」でも書き始めそうな勢い。
 でもいいや。グインとガラスの仮面とFSSは、いつ作者が鬼籍に入ってもなんか諦めが付くような気分になってきました。これまでの話だけでも十分生きていける。

Diary 2006/02/17(Fri)
■[DIARY] トマトと言えばお姫様、カキと言えばカキッパチ

 本日はいそいそと掃除です。三週間分の自由の代償と考えると安いもんです。
 とはいえ、僕がいくら頑張ったとしても、ヨメにはつつーと指を滑らした後きっちり文句を言われると思うので、どのくらい真剣にするかは気分次第でしょう。

 ちなみに、顎の方はもうかなりよくなりました。
 昨日の夕食はあまり噛まなくても良いモノということで、久々にインディアンカレーに行って「魔法の甘い水」を堪能。
 いつも思いますが、あのカレーはいったいどんなスパイスを使っているんでしょうね。美味しいんですが舌はほんまに痛いのです。
 カップルが入ってくると必ず女性の方がハヤシライスを頼んでいるわけで、その気持ちが物凄くよくわかるのですよ。

 さて。
 BBSにて、に氏のおっしゃっている「人を殺すトマト」とは、これのことなのでしょうか。スーパーB級映画として名前だけ知っているやつなので違っているかもしれません。

 適当に検索してヒットしたレビュー

 この映画を作った監督はきっとトマトを食べようとして顎が外れたんでしょう。まちがいない。

Diary 2006/02/16(Thu)
■[DIARY] トマトのせいか・・・・・・そうか、そうなのか!

 朝起きたら余計に痛くなってました。>顎
 とはいえ、食べ物に制限がかかりすぎる以外は別にどうってことはないです。僕も基本的に犀川先生と一緒で、食事を「栄養の補給」と割り切ることができるので、それほど苦ではないですしね。

 ちなみに、聞いたところによると、こういうのには食べるものの固さはあんまり関係なく、どれだけ大きく開けるかの問題だそうです。
 なるほどなっとく。
 これから輪切トマトはさらに半分にしてから食べることにします。(違

Diary 2006/02/15(Wed)
■[DIARY] 若さとは振り向かないこと。

 夕飯。サラダのトマトを食べようとしたら軽く顎の関節が外れました。
 軽くなので食事自体は終わらせましたが、痛くて味も何もあったもんじゃありません。
 今現在もまだ痛いのですが、寝て直らなかったらかなり凹みますね・・・・・・。これがスジの多い肉とか、煎餅とか、固いモノでやってしまったならばまだあれなんですが、トマト、ですから。
 あまりに情けない。

 今日はこれからいつできるとも知らぬスタンダードのデッキを作る予定。

■[BOOK] 「ジョイン」@祭紀りゅーじ(電撃 2005/7)

 かつて世界を混乱させた「魔王」が封印されている地を監視している場所が魔物に襲撃されて・・・・・・という前振りを読んで想像した展開と、その後の中身があまりにも違いすぎて混乱しました。
 世界設定自体はかなり重めなのに、キャラ設定とか台詞とか、地の文とかが軽すぎるのがいけないのですかね。

 物凄く間口の狭い例えをしてみると、スチャラカ冒険隊のノリで魔精霊アトンを倒しに行く、みたいな。

 ・・・・・・そんな話があったらそれはそれで面白いかもと思ってしまった。例えになってないですな。

 何にせよ、ごっつい微妙でした。顔見せのつもりで構成したとしても、面白くなかったら2巻出ないと思うんですが・・・・・・。
 その他にも、かなりの数のキャラが出てくるのに誰一人として琴線に引っかからない、とかここまで来ると根本的に肌にあってないんじゃないかと思いますね。

■[BOOK] 「二階の妖怪王女」@あらいりゅうじ(電撃 2005/5)

 なかなかの地雷でした。とーっても、に氏の意見を聞きたい作品です。(また読んでないと言われそうだが・・・・・・)

 「ジョイン」が上のような評価なのに、その次に読んだこれがあまりにも・・・だったので、相乗効果で精神がやられました。
 あとがきを読んで業界10年選手であることを知り、これならまだワニのひとの方の将来に期待した方がいいと思いましたよ。手元にある2巻は現実に立ち返るまでしばらく封印。
 とりあえず話の内容以前に、いくらなんでも漢字に読み仮名を振りすぎなので、もうちょっと読者の頭を信用してほしいと思います。ルビが多すぎて行間が黒っぽく見えるのはさすがに勘弁。

 陰陽師の末である主人公が、先祖の助けた妖怪と同居して云々という話なんですが、まったくもって何がしたいのか、いったいどこの層を狙ってるのか理解不能でした。色々と中途半端すぎて、これなら思い切ってシリアスかコメディかどちらかにちゃんと寄せておくべきです。
 まあここまでキツく感じてしまうのも、主人公のキャラ設定が一切合財納得できないからだと思います。特に彼の一人語りがまったく面白くない。あまりに感性が違うので、頁をめくる手が早くなりました。
 薀蓄を面白く読ませるには相当の技量が必要であることを再認識。特に妖怪を語るのは墓穴を掘っているだけのような気がします。比較される対象のことを考えてないのかな。

 ということで、あまりにあまりだったので、小休止してグインの106を読みます。

Diary 2006/02/14(Tue)
■[DIARY] 

 本日も昨日に引き続き、しんどい1日でした。昨日使わなかったものを総動員して耐え切りましたが・・・・・・。
 自覚症状はないものの、体調悪いのかもしれません。
 今日も早めに寝ることにします。

Diary 2006/02/13(Mon)
■[DIARY] 

 週末の疲れが残ってて、今日はお客さんとの打ち合わせがなかったら1日中カフェインとガムを味方に奮戦しなくてはいけないところでした。
 今日は早めに寝る予定。

 で、ゴブ評価=「もう見ない」というドラマ西遊記。夕食のついでに観ていると、巷で噂の釈由美子が出てました。
 ・・・・・・。
 噂はいろいろと本当でした。前の方が良くなかったですか?

Diary 2006/02/12(Sun)
■[MAGIC] PTQプラハ 大阪一次

 色々とありましたが、参加者95名と最近のPTQとしては盛況だったのではないかと思います。

 結果は2-2。お持ち帰りレアもない寂しい結果です。
 個人的にはプレイミス云々よりもどうしようもないレアの前に敗北したので、なんだか腑抜けのようになってしまっております。
 この環境のリミテッドは、なんだろ、肌に合わないかも、です。
 モチベーションががくっと下がりましたが、まあどのみち今週でしばらくまた週末お遊びは自粛されると思いますので丁度よいと言えば丁度よいのかもしれません。

 構築でも考えますかのー。

Diary 2006/02/11(Sat)
■[DIARY] 但馬屋

 ついカッとなって突発的に有志を募って但馬屋に焼肉を食べに行きました。今では本当に後悔、なんかしておりません。大満足。
 さすがに皆が絶賛するだけのことはありました。
 ただ、ちょっと大人しくしすぎて会計が想像以上に安かったので、次は気圧されないようにがんばりたいと思います。

 これで「可哀想なひと」から脱出・・・・・・と思いきや、まだまだ大阪には行ってないと「可哀想」な店があるようなので、また連れて行ってもらおうと思います。どぞよろしく。

Diary 2006/02/10(Fri)
■[MAGIC] MO

 結局、その後2勝して、4週目は2-3、通算15-5で終了です。
 タイブレイカーで16位を争う羽目になっていますが、面倒くさいのでたぶんこのまま打ち止めです。3パックのために数時間使う気力がありません。
 とりあえず、MOはギルドパクト導入までは封印ですね。

Diary 2006/02/09(Thu)
■[MAGIC] MO

 昨日辻斬られたリーグ1位のデッキは、確認しただけで2マナ域が

 《古参兵の武具師/Veteran Armorer》
 《光と成す者/Transluminant》
 《セレズニアの福音者/Selesnya Evangel》
 《ボロスのギルド魔道士/Boros Guildmage》
 《ゴルガリのギルド魔道士/Golgari Guildmage》
 《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage》

 というなかなか人をおちょくったものでした。
 でも、先週末、親方のリーグデッキは、

 2週目にして4種類のギルドメイジがいる

 ということだったので、このデッキを上回るかもしれません。いやレアも考えると上回っているのは確定かもしれず。末恐ろしいことです。

 ちなみにこのリーグ1位さんはタイブレークが3桁越えてて、2位とは90ポイント以上離れてます。ぶっちゃけ天上人です。
 ほんとの意味で「切捨御免」って感じで、自分の運の無さを恨みました。

 ちなみに。
 これでけちがついたのか、今日は2連敗。4週目は0-3で、TOP8の目は消えました。orz。
 事故事故なんで、きっとこれまでの分が回りまわってきたんでしょう・・・・・・。乙です、おれ。

■[BOOK] 「世界の中心、針山さん」@成田良悟 (電撃 2005/10)

 短編集の体裁ですが、各話各話にほとんど関連がないというのに、無理やり一個の世界に押し込めてしまうのが成田良悟というひとなんでしょうね。
 でも、最近はちょっとマンネリです。どれもこれも同じに見えてきました。
 そろそろもうちょっと違うスタイルを見てみたいです。

■[BOOK] 「神栖麗奈は此処にいる」@御影瑛路 (電撃 2005/12)

 この作者の話はライトノベル的評価では推し量れない、という結論に達しました。
 文章や構成に関しては全く申し分ないです。
 そもそも、この作品は読者の需要云々ではなく、作者の内包するものを吐露しているとしか思えないわけで、そうなるともはや自分の感じたことを書く以外必要ないでしょう。

 前に読んだデビュー作のタイトルが「僕らは決して開かない」。それを受けているのか、この話に描かれているのは「閉じきった世界」です。そこには救いがありません。カミスレイナは存在自体が残酷だし、作中の語り手たちは皆追い詰められててそれぞれの結末も理解は可能ですが納得したくありません。
 基本的に僕は、TVでも漫画でも何でも、観て読んで気分の悪くなるものは、作品として評価はすれども礼賛したくないので、そういう意味でこの作品には否定的です。
 作中にはほとんど「大人」が出てきません。僕はわりと作中に感情移入していくタイプなので、思春期の不安定な子らが苦しみ悩んでいるのに苛立ったり、救ってあげられるならそうしたいと感じるんですが・・・・・・。
 読了後のやるせなさが得られたものだとするのであれば、月並みですがひとにはもっと優しくありたいと思わされます。そうとも思わなければやってられません。

 色々な意味で新人ばなれしてるなと思うんですけど、このひとに関しては違う傾向の話は書けないような気がします。書けるならばそのときにはきっと「してやられた」と思うことでしょう。それはそれで嬉しい誤算になるはず。

Diary 2006/02/08(Wed)
■[MAGIC] BOX開封の儀

 2箱開けて、土地5枚でした。
 1箱で止めておけば良かった・・・・・・というのは後の祭りというやつです。
 内訳は、青赤3枚、白黒1枚、赤緑1枚。青赤は一番欲しかったものなので、結構満足。

 とりあえず今日はMOもリーグ1位にすっぱり切られて3敗目を喫したので大人しくカード整理をしておきます。

■[BOOK] 「座敷童にできること 2、3」@七飯宏隆 (電撃 2005/8 2005/12)

 1巻は、ヘタレ一直線の主人公とヒロイン座敷童があまりに僕の好みにかけ離れた存在だったことと、「日本を舞台にしてて、それっぽい単語が出てるのに日本神話を踏襲しないなんてアリエナイ」という手前勝手な印象を持ってしまったので、評価としてはあんまりでした。
 が、一転、思いっきり神話然としてきた2巻、3巻は評価逆転現象が発生。
 相変わらずメイン2名はあんまり好きになれませんが、人の話を全く聞かない変態3兄妹が繰り広げる漫才部分がかなり面白くなってきてます。(特に生徒会長の天然ボケが・・・・・・)
 とにかく2冊とも分厚かったのが玉に瑕ですが、前半の漫才パート、後半のシリアスパートともに僕の嗜好性に響くものがありました。
 あまり表立っては薦められませんが、今後にちょい期待です。

 さてさて、話はまったく変わりますが、幼年期に刷り込みを受けた作品の一つに西谷史の「デジタルデビルストーリー」があります。
 ゲーム「女神転生」シリーズの(一応)原作なのですが、そのおかげで我が邦の神さまに関しては

 イザナギ = 中島朱実
 イザナミ = 白鷺弓子
 アマテラス = 木戸礼子
 スサノオ = 北明日香

 という身も蓋もない固定イメージがついてしまってます。
 今思えば、神話的解釈にも納得できるものもあれば無茶苦茶なとこもあるんですが、僕にとっての伝奇初体験はこのシリーズだったと思うので、そういう意味でも愛着があります。
 とはいえ、この作品、仮に現在初見したとしたら、とても高い評価はつけられないお話。
 特にあまりに納得できないエンディング。新DDSなんて「ガンダムSeed Desitiny」に匹敵するうっちゃりっぷりで、当時あまりのことに読後唖然としました。あれは一種のトラウマですね。

Diary 2006/02/07(Tue)
■[DIARY] 学習効果

 「FiveStarStories」12巻の発売日は4/7だそうです。

 ・・・・・・誰が信じるものか

 2005年内発売→2006年発売となった時点で、あの永野が春までに描けるワケがありません。
 ぶっちゃけ今年も出ないんじゃないかと思ってたので、秋くらいに出てくれたら「思ったより早かった」という感想が抱けるのではないでしょうか。

Diary 2006/02/06(Mon)
■[DIARY] 

 週末を記すことに力を使い果たしました。

■[BOOK] 「A君(17)の戦争 9」@豪屋大介(富士見 2006/1)

 贔屓の作品なので、今回も別に物語自体に文句があるわけではありません。

 でも。
 話が進んでない理由が内容が濃いせいのであれば許せるのですが、物理的な問題(頁数)なのでどうしようもありません 8巻が割と無駄な趣味的描写が多くてテンポが悪く「ぶつ」っ切られたように終わっていたこと、明らかに9巻が8巻のまとめ部分を担っていることを考えると、正直、わざと分冊にしたやろーと思ってしまうのです。
 大人の事情がわからないわけでもありませんけど、あんまりこういうのは感心しません。

Diary 2006/02/05(Sun)
■[MAGIC] 親方家ギルドパクト祭

 土日で8ドラ計6回。参加者の皆様お疲れ様でした。

 僕自身は4回こなして、青赤1-2(4)、青赤1-2(0)、青白黒2-1(2)、緑赤白2-1(0)という超一般人でした。ちなみに()は土地の枚数で、個人的な釣果は1枚。参加してない2回でもそれぞれ2、3枚出てたので、わりと多目の枚数が出現してたことになります。

 さて。
 個人的に今環境は純正青赤に期待をかけていたわけで、今回も2回続けて組んでみたのですが、結果、かなり厳しいという印象を得ています。
 この色の戦略は、クロックを用意した上で各種187生物やバウンススペルでテンポを取って勝つことだと思ってますが、カードプール的な序盤の脆さと、全体的な線の細さという命題がなかなかクリアできません。
 やはり壁役である0/5、1/4、4/4の数が減っているのは大きいと言えます。これらが取れない場合、その代わりとなるべきものがギルドパクトに存在しないのが致命的。
 クロックとテンポを取るカードが4マナ域以降に集中するためデッキが重くなりがちで、一旦受身に回ると立て直すのはかなりきつくなります。特に緑相手にそうなった場合、ほぼ押し切られてしまいます。
 もちろん、上手く取れれば期待通りのスペックは叩きだせると思うのですが、やはり3ターン目壁、4ターン目クロック、と展開しやすかったラヴニカ*3のときの方が強かったというのが現時点での結論です。
 もちろん、ピック順等の再検討など、色々と模索すべきところがあるので今後もがんばってみますが・・・・・・少なくとも純正2色よりはもう1色という方向性になりそうですね。

Diary 2006/02/04(Sat)
■[DIARY] 

 わかるひとにはわかる諸事情のため、ギルドパクトを仕入れに日本橋へ。
 ついでに色々とシングルを見てみましたが、やっぱり高いものは高いという至極当たり前の結論を得つつ、今年は使いそうにないとはいえど、いつか使いそうな《Leyline of the Void》とかが安めだったので購入しました。

 その後、でびろっと氏と合流して、まだ行ったことがなかったTz家を訪問。はじめてリアルなハヤテと遭遇。
 執事ネクタイをキメていたハヤテは写真よりもはるかに美猫でしたが、それ以上に、ウチの実家の猫と比較しても元気がよすぎて驚愕。猫っていうのは、家では貴族然として我が物顔かつゆったりを歩くものだと思ってましたが、ハヤテは止まっているか走っているかの二択なのです。この行動パターンはぶっちゃけ小型犬です。
 それもまた凄いかわいいんですが、こんなに元気に体当たりしてくれると、37様はTz家に連れて行けんと思いました。まじでふっとばされます。

 で、但馬屋について色々と責められつつ、親方家に移動。但馬屋については、その後、回転さんに嬲られるのは想定内でしたがコレゴブにまで負けているという事実はさすがにorzでした。改心して何とか負け組から脱出したいと思います。
 皆の放つ「かわいそうに」という視線は結構心に刺さります。皆お上手です。大阪人はああいうのを鏡の前で練習してるんかな。

 その後の内容は日曜日日記へ。

Diary 2006/02/03(Fri)
■[MAGIC] MOリーグ

 昨日の懸念はどこへやら、結局その後3勝で、13-2。今週も4-1でした。
 運が良いのは確かなようで、最近《Glare》にも《Hex》にもお目にかかってません。そもそも昨日はレアすら目にしてないような? だから勝ててるのか・・・・・・。

■[BOOK] 「リボーンリバース ゴースト・コンタクト」@グループSNE(角川)

 グループSNEのシェアード・ワールドといえば、懐かしの「妖魔夜行」。
 そのノリを期待してた部分があったんですが、これに関してはものすごく設定がありきたり。世界観が命であるシェアード・ワールド方式なだけに大丈夫かなと思うほど・・・・・・。
 どういうモノかというと、そのものすばり「女神異聞録ペルソナ」。守護霊を使役して戦うってやつですね。
 あとがきでも「企画段階」で似たような設定のものが出て云々とありましたが、この類似品というのが果たして何業界に対しての発言なのかどうか激しく気になります。

 さて、設定がベタでも話が面白ければそれで良いと思って読んでみましたが、それもかなり微妙でした。
 特にトップバッターで出てくる友野詳の話が一番面白くなかったのが印象的。ストーリーもいまいちなんですが、この人は一人称というスタイルに向いてないような気がします。どうでもいいとこまで修飾過多で読みにくいんですよね。三人称では多少文章がくどくてもまったく問題ないんですが、一人称だとすごく気になります。

 SNEというのは僕が中学高校時代にほとんど崇拝してた(若かったね)集団なのですが、最近の作品を読んでもいまいちピンときません。
 当時の中心メンバーがほとんど抜けてる現状では致し方ないんですかね。

■[BOOK] 「天の獣に王なる翼を―白王烈紀」@諸星崇(富士見)

 和漢折衷の世界観で、「獣司」と呼ばれる特殊能力者たちがおりなす活劇もの。
 主人公が行きずりに助けた女の子が実は・・・・・・という骨董品のような序盤には唖然としましたが、その古臭さに比例する王道的展開のおかげで後半はだいぶ盛り上ったんではないかと思います。(伏線とか無視しまくったライバルキャラの扱いだけは理解不能ですが)
 てなわけで、いかにもフォーマットちっくな内容に対してどう反応したらいいのかと思いながらあとがきを読むと

「SNEの新人」

 と書いてあります。
 すべての疑問が氷解。謎はすべて解けた、って感じ。

Diary 2006/02/02(Thu)
■[MAGIC] GP Hasselt

 日本でラヴニカのリミテッドGPがすっぽり抜け落ちているので捕捉が遅れましたが、海の向こうではこれまで通りふつーに開催されてます。まったくもって羨ましい。
 しかしまあ、いつものとおり欧州のGPはすごい人数(1070人!)が集まります。

■[MAGIC] MOリーグ

 禁を破って1日2戦しました。とはいえ、禁にしていた理由がなくなった=1戦目負け、ということなのですが。
 その1戦目。まあ俗に言う逆事故*2ってやつです。1本目は初手は普通だったもののその後土地を引きまくり、相手は除去をたんまり持っているという嵌りっぷりで死亡。2本目はマリガン後土地4枚でスタートして以下同文でした。
 あまりに除去を食らいまくったので、これが3週目クオリティかと凹みましたが、ジンクスが破れたので潔く(?)もう1回することにしました。
 2戦目は、相手の1st、2ndアクションが《門番の猟犬/Gate Hound》だったというだけでまあ察してください。

 というわけで1-1の、通算10-2。でも今日の負け方を見る限り、今後劇的に勝ち星が延びるような感じはあまりしませんねえ。

■[BOOK] 「奇蹟の表現〈2〉雨の役割」@結城充考(電撃 2005/8)

 1月に書き溜めてた分を小出しにしていきます。

 昨今の風潮に背中を向けるかのような色気も萌えもないお話。問題は、定冠詞を付けてもいいくらいに地味なことなんですが・・・・・・。
 1巻を読み終わったとき「地味だけどちゃんと完結してる話だ」と感じたことを覚えていたこともあって、2巻は何か無理やり続きを書いているような印象を受けました。
 思うに、世界設定における主人公一派の立ち位置が微妙というか、日常に属しすぎているのが問題なのかな、と。
 今後、大きな流れの中に放り込まれそうな伏線が張られてますが、前述の問題があるので、そこまでの展開に説得力を持たせられるかで評価が分かれると思います。

■[BOOK] 「その本、持ち出しを禁ず―戒書封殺記」@十月ユウ(富士見 2005/11)

 借りるときに

 最近、こういうの良く見るよね、「R.O.D」みたいなやつ。

 という感想をもらってたんですが、僕が読んだ限り、「R.O.D」よりも、昔「RPGマガジン」の巻末に載ってたコミック「召還の蛮名」(うろ覚え)を思い出しました。あまりにも懐かしすぎです。
 話自体は、秘密組織に属する主人公が、特殊な事象を発生させる危険な本を封印・管理してまわっている云々というモノです。こうやってはしょって書くと、確かに「良く見るよね」っていうのも頷けます。
 評価は、まあ話がいきなり脱線したところから察してくださいませ。

 さらに具合の悪いことに、ヒロインっぽい設定の女の子がドジっ娘属性。僕にとってワンバウンドレベルの悪球なのでこればっかりはどうしようもありません。まだ副図書委員長の方が目があります。

Diary 2006/02/01(Wed)
■[MAGIC] MOリーグ

 3週目開始。昨日はああ言ってましたが、そりゃパック追加には期待してますよ。弱いより強い方がいいに決まってるじゃないですか。
 で、厳かに開封の儀をとりおこなった結果、今回デッキに入ったのは2/5の壁と、緑黒のお帰りランドです。おひ。
 お帰りランドはマナバランス的にも事故防止の観点でも渇望してたパーツなので文句は言いません。が、壁はあってもなくてもそんなに変わらない・・・・・・。
 実質、初回のシールドパック+3枚くらいの戦力で戦ってるわけですが、そろそろ一部のデッキが除去まみれになってくるのでさすがに辛いのではなかろーか。
 こうなってしまった以上、昨日の願掛け通りの結果になることを期待してます。

■[BOOK] 「僕らはどこにも開かない」@御影瑛路(電撃 2005/5)

 に氏向けブックレビューも書き溜めちゃってる状態ですが、今日読み終わったこれがタイムリーかつ好みの内容だったので先に書きます。

 人によっては類似品とかダウングレードとかという評価になるかもしれませんが、ひさびさに、デビュー作で高評価を下した作品です。
 ただ、電撃文庫のレーベルからすると異質で、講談社「ファウスト」あたりの系統であることは確か。(ちょい前の作品なので出た時期とかも被るんでしょうかね?)
 その辺は編集側もわかりきっているコトのようで、電撃なのに挿絵無し。英断だと思います。

 「ファウスト」を引き合いに出したついでですが、この作品は、西尾維新ほどのキャラ萌えはなく、佐藤友哉ほどの不可解さはなく、舞城王太郎ほどのエグさはなく、ちと主旨と違いますが、乙一ほどの切なさはなく、という感じでしょうか。
 レーベルの検閲に引っかかった結果こうなった可能性は高いですが、できたものは佐藤・舞城と乙一の中間っぽい印象。
 佐藤・舞城作品に感情移入すると自分の常識が揺らいでいく感覚があって気持ち悪いんですが、この作品くらいのブレは丁度よいレベルに位置している模様です。

 例に挙げたものを見る限り、短絡的ですがIce君とSKT向けかもしれません。特に鬱と電波には一家言あるSKTの意見を聞いてみたいとこです。


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