■[プレリ予習]
MJMJのラヴニカFAQに目を通してみました。
で、気になったカードをいくつか。読んでいて「え?」と思った人は、必ず自分で確認してください。
・発掘
発掘能力にレスポンスしてそのカードをリムーヴ、は不可。割り込むタイミングはありません。
・《光と成す者/Transluminant》
{1}{G}
クリーチャー ― ドライアド・シャーマン
2/2
{W}, 光と成す者を生け贄に捧げる:ターン終了時に、飛行を持つ白の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを1体場に出す。
この能力をいずれかのターンの終了フェイズに使用した場合、すでにこのターンの“ターン終了時”の誘発型能力をスタックに乗せるタイミングは過ぎている。スピリット・クリーチャー・トークンは次のターン終了ステップの開始時まで場に出ない。
at end of turnの表記なので、ターン終了ステップ中に能力起動した場合、次のターンの終了時にならないと出てこない罠。《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》トリックとか、《霊体の地滑り/Astral Slide》とかの事例を思い起こしてください。
自分のターンで飛行生物に化けて攻撃したい場合は、相手のメインフェイズ中に能力使わないといけないよという話。
めっちゃ勘違いしそうです。
・《幽体の照明灯/Spectral Searchlight》
{3}
アーティファクト
{T}:プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは好きな色1色のマナ1点を自分のマナ・プールに加える。
自分自身を選んでよい。
そのプレイヤーがマナを使えない場合、そのプレイヤーはフェイズが終わる際にマナ・バーンを受ける。
注釈の使い方を知っていると知っていないとでは結構雲泥の差が付く感じ。暇を見つけたら相手の本体にティムってみましょう。
・《当惑/Perplex》
{1}{U}{B}
インスタント
呪文1つを対象とする。それのコントローラーが自分の手札を捨てないかぎり、その呪文を打ち消す。
変成 {1}{U}{B}({1}{U}{B},
このカードを捨てる:あなたのライブラリーからこのカードと同じ点数で見たマナ・コストを持つカードを1枚探し、公開して手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。ソーサリーとしてのみプレイできる。)
その呪文のコントローラーの手札にカードがない場合、そのプレイヤーはそれでも手札を捨てることを選択し、呪文が打ち消されるのを防ぐことができる。
手札ゼロの相手に打ってもムダということですね。
手札がなくても「手札を捨てる」という行為は可能、という話。テキスト通りに読んだ場合、非常に勘違いが発生しやすいと思われ。
こういう場合は、大人しく変成に使ってしまいましょう。
・《血文字の羽ペン/Bloodletter Quill》
{3}
アーティファクト
{2}, {T}, 血文字の羽ペンの上に血液カウンターを1個置く:カードを1枚引き、その後血文字の羽ペンの上に置かれている血液カウンター1個につき1点のライフを失う。
{U}{B}:血文字の羽ペンの上から血液カウンターを1個取り除く。
ドローの能力起動にスタックして、カウンターを取り除くことが可能。
カウンターが乗るのはドロー能力のコストだから、ということですね。
UB2を払うと、普通に1枚引けるわけです。
これも知っていると知っていないとではかなりの差が出るでしょう。
今回はこれまで。
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