明日はPTQ大阪二次です。出たかったんですが仕事という憂き目に遭っているので、夕方頃に覗きにいくことになりそうです。あーあ。
ちょっと《幸運を祈る者/Wellwisher》のドラフト(ロチェスターでなし)について感じるところがあったので徒然に書きます。
このカードの強さはかなり環境に左右されるものだと思うのですが、現在、皆さんの評価はどのくらいなんでしょう?
以下は個人的な見解。
オンスロート*3のときの話ですが、
《火花鍛冶/Sparksmith》と《幸運を祈る者/Wellwisher》という環境の2大システムは、どちらも放置しておくとゲームにならないという点で無視できない存在でした。
特に除去の限られるシールドではその傾向が顕著だったのですが、これを受けてドラフトの戦略がどうなったかというと、
「こやつらを除去できるデッキを組む」=「赤か黒のどちらかは必ず使う」ことが言わば不文律のようなものになっていきました。
結果として、これらのクリーチャーにとっては戦う前からメタられている状態になったのですが、それでも《火花鍛冶/Sparksmith》は、「除去」だけに場の支配力が桁外れに高く、その評価に大きな変化はありませんでした。
一方の《幸運を祈る者/Wellwisher》ですが、オンスロートの緑においてエルフはビーストと比べあまりにも貧弱であったことと、小さなクリーチャーの存在を許さないアーキタイプである青赤の台頭によって、活躍の機会は極端に減りました。
正直なところ、僕個人の評価では(ドラフトなんてケースバイケースなのであまり点数表記は好きではないですが)10点中5点(デッキに入る最低基準。あまり入れたくない)程度に落ちていたくらいです。
今の環境においてはどうかというと。
レギオンの緑は、オンスロートとバランスを取るかのごとく、エルフ>ビースト(軽いエルフ、重いビーストとも言えますが)という構図になっています。緑を選択した場合、デッキ中にエルフの締める割合は確実に増えているので、《幸運を祈る者/Wellwisher》の期待値は以前に比べ高くなっているといえます。
また、全体的に除去が減り、かつシステムとして《幸運を祈る者/Wellwisher》を上回る能力を持つ《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf》が追加されました。この結果として《幸運を祈る者/Wellwisher》が生き残る可能性も増しています。
そして、天敵《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill》の出現確立が減り、メインからの対策(《ナントゥーコ自警団/Nantuko Vigilante》)が取りやすくなっているのも事実です。
確かにレギオンの参入は、このクリーチャーにとって追い風となっているのは間違いありません。
これらを踏まえて、現在の僕の評価は6点(デッキに入るレベル。中盤で取りたいカード)、と少し上昇してますが、それでも高いとは言えませんね。
そもそもこの疑問は、
・ここ最近のドラフトで妙に《幸運を祈る者/Wellwisher》を相手が使っていること。
・先週、黒緑を選択しつつぐるぐるとこのカードを回していたら「《幸運を祈る者/Wellwisher》があまりに回ってたので緑やってないのかと思った」という感想を頂いたこと。
・各地のPTQレポートとかを見ると結構ドラフトの早い順目で消えてる、らしい。
とかが重なって発生したものです。
間違っているなら早いところ修正した方が、毎週消費されている僕の小遣いの助け(?)にもなります。
《幸運を祈る者/Wellwisher》、現在、皆さんの評価はどのくらいですか?
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