第76回全日本アマチュア将棋名人戦京都府予選大会の結果報告

 7月30日土曜日。36名(欠席者3名)の京都の強者(つわもの)が一堂に会しました。
優勝は七條慎太郎さん、準優勝は水原朔さんです。
おめでとうございます。
 大会会場の浄土宗大本山黒谷金戒光明寺は浄土宗の開祖法然上人が比叡山を下り初めて草案を結ばれた地です。幕末の動乱期には京都守護職松平容保の本陣に選ばれ、また新撰組が誕生した地としても有名です。会場としてお借りした清和殿は静寂・壮麗なしつらえでまさに京都一の強者を選ぶのにふさわしい場所です。日本将棋連盟より井上慶太九段、森信雄七段、中尾修七段をお迎えし万全の体制で開催することができました。選手のみなさんが揃い、また対戦される様子には静かな中にみなぎる気迫がぶつかり合う緊迫感が漂っていました。対戦を観戦する者も息をつめて勝負の成り行きを見守る熱戦が夕刻17:30まで続きました。
 優勝した七條さんは京都代表として全国大会に臨まれます。実力を遺憾なく発揮され、活躍されることを祈念しています。


2022年08月09日