日 記
2001年4月分
14.中国へ船で行ける 2001年4月30日 |
今、インターネットで調べていたが、中国へ船で行くことも出来るらしい。これなら、飛行機より安い。航路は神戸から天津、戦前の日本人がよく使ったルートであろう。例の上海へ行く鑑真号は有名だが、こちらは燕京号、毎週金曜日12時発で、約二日がかりで日曜日の14時に天津に着く。
天津から北京へは列車がある。そんなに遠くない。「近く」には山海関もあり、長城が海の所まで来ている(はずだ)。
よほど安上がりの旅行なら、黄海の船旅(かつての日本人の追体験)を楽しむのを目的として、天津に着いて、ちょっと観光したらすぐ帰るということも考えたのが、なんと天津発は翌月曜日の11時、いくらなんでも、これでは一泊するだけで、買い物さえ満足に出来ないだろう。
しかし、次の帰航便となると、翌周月曜日となり、それまで中国に居なければならない。船旅を入れると、13日と約2週間の旅になる、これは、やはりきつい。確かに、北京に列車で行って、ゆっくりして早めに天津に帰って観光と、面白そうな旅であるが、長期滞在となると、その分、ホテル代や食費もかかるだろうし、今の私にはちょっと無理だろう。
13.連休前半終了 2001年4月30日 |
連休前半の三日間は本当に何もしない毎日だった。いわゆる「寝連休」だろう。私の場合、それに「食っちゃ」が付くから、連休が終わったら、またダイエットに励まねばならない。この三日は特にダイエット食をしていなかったので、後半は平常通りの食事と行動を心がけるべきだろう。
中国旅行は、行くなら大連はやめて瀋陽周辺だけを4泊ぐらいにしようと思う。その近くには、撫順もあれば平頂山跡もある。しかし、それにしても夏に行くのは少し不安だ。色々物いりが続くし、ちょうどシーズンで飛行機代も高い。せめてもう少し遅らせて、年末とか、年末は中国の場合、正月は旧の方を祝うから、それほどでもないと思うのだが、やはりシーズンだろうか?それに、夏の東北は去年行った限りでは、ハルビンでも暑かったが、それが冬となるとどうか?やはり、かなりの寒さになると思うと逆に不安である。
12.連休第1日 2001年4月28日 |
連休初日の今日は、家でぼんやり過ごしてしまった。いわゆる「食っちゃ寝」の生活で、やっと午後5時になって、ホームページの更新を開始したたところだ。こんなことなら、仕事を調整して、連休中に中国にでも行って来たら良かったのだが、連休中は飛行機代も高いだろうし、まだまだお金も貯まっていない。その意味で言うと、家でボーッと過ごしたお陰で、金だけは使わなかった。休みになると、夜型の生活になってしまうので、その意味ではまだ一日は終わっていないのだが、まずはこれで良かったとしよう。明日からは、映画に行ったり、何か意義ある生活をしようと思う。
後、今日、夏に中国へ個人旅行をしようと、おおざっぱな計画を立て、旅行社にメールで送り、見積もりをしてもらっているところである。希望地は大連と瀋陽、もちろん値段次第で実行可能かどうかも分からないが、この際、行ってみたいと思う。
それにしても、物いりは物いりである。人間40にもなると、色々しがらみが出てくる。昨日、あるシリーズもののテレビドラマで中国人留学生の苦闘を見たが、苦節ほぼ10年(正直、細かい数字は覚えていない)、日本で妻子とともに苦学して、経済学の博士号を取るのだが、こんなことが出来るのも彼が無一物だからである。私のように、住宅ローンなどを抱えたりすると、無一物どころか、マイナスがあるわけで、そんな思い切った行動も取れない。もっとも、その前に私など苦学に耐えるほどの才能も根性もないだろうが。それにしても、栄養不足から、歯が十何本も抜ける生活を耐え抜いての苦学(まあ、これには色々ワケもあったのだが)、大したものである。
11.『雑記帳』のネタ 2001年4月23日 |
『雑記帳』に載せるネタはないことはないのだが、いいものは『精選雑記帳』の方に載せるので取っている。もっと、『雑記帳』に載せるべき「下らないネタ」を探していくべきなのだが、物事には波と言うものがあって、それに乗っている時は、どんどん思いつくのだが、一端その波から降りると、今度はなかなか頭がそんな頭にならない。まあ、それをネタ切れというのかもしれないが。前から思っていたのだが、故事成語辞典でも作ってみようか。
後、『管理人紹介』を長らく「工事中」にしている。書けないこともないのだが、やはり気恥ずかしいし、このSumikomamaというハンドルネームも何か漢字のものに変えたくなってきたが、それも思いつかない。
10.私のビール酵母ダイエット法 2001年4月22日 |
肥満の原因は、一言で言えば、カロリーの摂取量に対し、その消費量が少ないからであり、体を動かせばいいと言う人もいるかもしれないが、一度肥満してしまった人間が運動だけで体重を減らそうとしても、なかなか難しい。その点、効果的なのは、食事制限であり、早い話が食べる量を減らせばいいのだが、これもしんどい話である。
我慢して急速にやせたものの、ダイエットに耐えきれず、ストレスがたまり、かえってリバウンドして太ってしまったという話はよく聞くのだが、私の場合も、食事の量は減らそう減らそうと思いながら、なかなか実行できなかった。
そんな時、健康雑誌に載せられた「ビール酵母ダイエット」特集の記事を見て、これなら出来ると思い、実行した次第である。
ちなみに、私の実行しているビール酵母ダイエットとは、基本的に次のようなものである。
朝食:ビール酵母ヨーグルト
昼食:おにぎり2個
夕食:好きなものを好きなだけ食べる
朝食、昼食には、卵や野菜、飲み物を適度に付けている。
私が実行可能と思ったのは、夕食時に「好きなものを好きなだけ食べ」られるという箇所で、これならストレスがない。その上、適度に少量のおやつは食べているし、休みの日にはダイエットは実行していない。
それでも、以前に比べれば、かなりカロリーの摂取量が減っているのである。
なお、ビール酵母ヨーグルトであるが、市販のヨーグルトおおよそ100グラムにビール酵母の粉末6グラムを混ぜ合わせて、よく練ったものであり、ヨーグルトは少量の砂糖入りでもよい。ビール酵母は、各種の必須栄養素を含んでいることで知られているが、ビール酵母の中に、やせる成分があるのではなく、ビール酵母ヨーグルト自体に、何か理由は分からないが、人に満腹感を与え、空腹感を抑えるような効果があるのであろう。
9.李登輝氏の訪日に思う 2001年4月22日 |
台湾の李登輝氏が今日、日本に来るというが、「私人」というにはエライ騒ぎようである。中国が反対するからだと言う人もいるかもしれないが、李氏の訪日を後押しした台湾当局も、それで言えば同じレベルだ。大陸が「訪日を認めれば、日中関係が後退する」と言えば、台湾当局の方も、「認めなければ日台関係がダメージを受ける」という。訪日を認めるにしろ、認めないにしろ、それで日中あるいは日台の関係が後退するような人物を「私人」と呼ぶのはやはり無理があろう。
日本は、72年の日中共同声明で、「台湾は中国の不可分の一部である」という中国側の主張を「十分尊重する」姿勢を取り、実際、学校の社会科地図帳(これは教科書扱いで、当然文部科学省検定済みである)などでは、台湾は中国の領土として記載されている。こういった約束事はきっちり守って行く必要があるだろう。
案外、その辺は韓国などの方がきっちりしているのではないか。
それにしても、ビザ発給を決定したのが退陣間近の森首相で、そのあおりを食って、難しくなった対中外交に当たるのが次期政権であるなどとは、事の是非以前に日本政治の無責任化の極みと言うべきだろう。
8.日中米 2001年4月21日 |
ある本に書いてあったことだが、ニクソンが周恩来から、「中国人と喧嘩しましたか?」と尋ねられ、「ええ、一晩中カンカンガクガクとやりました。そして、ようやく中国人が何を考えているか分かりました。」と答えた後、「日本人とは長いつき合いだが、衝突したこともないし、彼らを理解したことは一度もない。」と答えたという。
日本の政治家が肝に銘じて置かねばならない言葉ではなかろうか。
7.ビール酵母ダイエット中 2001年4月20日 |
今はやり?のビール酵母ダイエットを始めてかれこれ1ヶ月半近くになるが、開始時92キロあった体重が88.5キロと既に3キロ減量した。余り急な減量はリバウンドを招くので、一ヶ月に1〜2キロの減量が理想的だというが、筆者もこの調子でしばらく恒常的に1ヶ月1キロずつでも減量していきたいと思う。最終目標は75キロで、これなら15年ほど前の背広でも着れるはずである。
なお、ビール酵母ダイエットについては、近日中に『雑記帳』に説明しようと思う。
6.台湾へのイージス艦売却見送りか 2001年4月18日 |
『毎日新聞』4月18日夕刊(4版)によると、米CNNテレビは17日、米国務省と国防総省が台湾へのイージス艦供与を今回は見送るようブッシュ大統領に勧告することで一致したという。この見送り方針は、複数の米マスコミが報じ始めており、18日開始の米中協議に向けて米政府が中国に「和解」のサインを送ったとの見方もあるという。
乗員が解放された以上、これから報復的にアメリカは対中強硬姿勢に出るものとの見込みが多かったが、実際はそうも行かないようだ。
5.時局雑感 2001年4月17日 |
台湾当局の陳氏の発言について
台湾当局の陳水扁氏が、李登輝氏の訪日問題に絡んで、「日本の主権への中国の干渉だ」と中国を批判したという。しかし、その論理で行くならば、陳氏が「李登輝氏の訪日を認めるべきだ」とか、「日台関係にダメージを与える」などと発言すること自体が「日本の主権への台湾当局の干渉」になるのではないだろうか。
意外とアメリカは「大人しい」?
「1日の米中軍機接触事故で中断されていた偵察飛行は、早ければ19日にも再開される」、「米軍が中国沿岸部の偵察飛行を支援するため、神奈川県横須賀市を母港とする空母キティホークを南シナ海に派遣する可能性がある」と報じたワシントン・ポストの報道に対して、米報道官は「そのような(空母を派遣するような)計画はない」し、偵察飛行の再開も未定であると述べたという。
アメリカの対応は、一部で言われているより意外と「大人しい」?ようだ。
4.中日辞典を買いました 2001年4月15日 |
知り合いの先生に、学校の図書館に置くべき中日辞典は何がいいかと聞かれたのですが、私は学生時代(20年も前)に買った愛知大学『中日大辞典』をたまに使うだけで、その後、どんな辞書が出たのか知りません。取りあえず、ネットで検索したところ、『中日大辞典』の改訂版と小学館が北京・商務印書館と共同編集したという『中日辞典』ぐらいかなと当たりを付けて、さっき大きな書店に行って来たのですが、あったのは『中日辞典』だけでした。
色々見てみて、これぐらいが適当かなと思い、自分も20年ぶりに中国語の辞書を買ってみるのもいいだろうと、『中日辞典』と『新華字典』の2冊を買い求めました。ちなみに、『新華字典』とは中国で最もポピュラーな辞書で、ですから中中辞典です。『中日辞典』が、まあ普通の国語辞典ぐらいのサイズですが、『新華辞典』は手のひらに収まるポケットサイズ。中国語は「テニヲハ」がない分、本の厚さも日本語と比べてコンパクトに収まりますが、この『新華辞典』を日本語訳したら、どれぐらいの厚さになるかなと思ったりしていますが、果たして使うのだろうか?とも思いながら、今、キーをたたきながら、ながめている次第です。
3.米中軍機接触事故に思う・続 2001年4月14日 |
乗員が釈放されるや、アメリカは一転「強気」になっている。その中で注目すべきは、同問題と関連させて「台湾への武器支援を考慮」するとのパウエル長官の言明であり、これは「偵察機を即時返還しなければ、イージス艦を台湾に売却するぞ」という「脅迫」のようにも見えるが、このようなやり方で、中国が屈服し、偵察機を即時返還するとは思えない。
そもそも、たとえ中国がアメリカの気に入るようにしたところで、アメリカは果たして台湾への売却をとりやめるのだろうか?そんな約束を、アメリカは中国とするとでもいうのだろうか?
確かに本来、両者は別個の問題である。しかし、これが全然「別個」の問題ではないのが、国際政治というものだろう。台湾当局の陳水扁氏が「米国の台湾への武器売却は、この事故の影響を受けるべきでない」と強調したのも、上のようなことを恐れているのだろう。
ただ基本問題はと言うと、アメリカがニクソン訪中や中米国交正常化の際の米中共同声明で台湾が中国の一部であることを認めた以上、やはり原則を守って行く必要があるのだ。
2.米中軍機接触事故に思う 2001年4月10日 |
この「接触事故」自体については、筆者は専門家でないから、どちらに責任があるのか分からない。ただ、新華社が米偵察機の破損状況を示す三枚の写真を配信したぐらいから、心なしかアメリカ側の対応が柔軟化したようにも思える。事実、最初強硬だった姿勢が一時は軟化していた。
しかし、そのアメリカの対応も9日夜(日本時間)ぐらいから再び強硬姿勢に転じたようだが、このようなアメリカ側の強硬な姿勢は、かえって中国側の反発を買い、問題の解決を遅らせるだけだろう。
ちなみに、韓国の新聞『朝鮮日報』(「朝鮮」とあるが、正真正銘、韓国の新聞である)が、アメリカの責任を指摘する社説を発表していることは興味深い。社説は次のように指摘している。
「この事故は中国付近の上空で発生したうえ、中国が米国を偵察したのではなく、米国が中国を偵察し、中国の戦闘機と操縦士が行方不明になっているため、米国が解決しなければならない立場にある。このような事故が米近海で中国の偵察機により起きた場合、米国ならどのような態度を取るか、相手の立場になって考えてみてはどうだろうか。」
ことの是非はさておき、アメリカの同盟国で「反共」を国是とする国の新聞が、このような主張をしているのであり、これは日本人が昨今のアジア情勢を考える上で、やはり念頭に置いておくべきことだろう。
何にしろ、米国の偵察機が日本の基地から飛び立っていることを問題にする向きがあまりないようだが、これは考えてみれば非常に恐ろしいことである。(4月10日早朝書く)
1.新装開店に当たって 2001年4月1日 |
今から1年ちょっと前のちょうど2000年1月1日に立ち上げた私のホームページであるが、既に去年の6月中旬以来、既に9ヶ月も放置したままである。それで、この際、整理もかねて新装開店でもしてみようという気になり、たまたま目に付いたtripodの無料ホームページスペースを活用してみることにした。
何せ熱しやすく冷めやすいたちなので、ある時は急に一生懸命、色々と取り組むのだが、何かあると、すぐに挫折してしまう。実際、7月以降、8月の中国旅行もあり、実生活でも忙しかったのだが、その後、暇になっても、今度は何かボヤーッとして、全然何もする気が起こらないで、無駄な時間をすごしてしまう。
正直言って、4月から仕事が忙しくなるのは分かっているのだが、こんな自分の性格を直すためにも、無理せず気長な更新に励んでみたい。当面、旧ホームページから価値のありそうなものを移すことに主眼を置くつもりだが、正直言って、載せるネタは案外ある。それを整理するだけでも、かなりのものだと自負しているのだが、ただ、どうもやる気が起こらない。こんな移り気な性格は本当に困ったものである。