タガメ

カメムシ目 
コオイムシ科

特徴
水生昆虫のなかで最大であり体調6センチになるものもいる。オスよりメスのほうが体長が大きい。タガメの生体数は極めて少なく絶滅寸前といわれているとても貴重な昆虫。肉食性で魚やカエルなど他の水生昆虫などをとらえて体液を吸う。自分より大きな獲物を捕らえることもあり、水中のギャングとの別名をもつ。水田や水草が豊富な水域に生息するが最近では農薬の影響により生体数が急激に減っている。冬になると陸に上がり、草の陰や石の下など水没しない場所を選んで成虫で越冬する。猪名川町でもごく限られた地域でまだ生息している。