老後資金 あーきなんじゃの
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まず今後の収支予想を立てることが大切です。
10年程度の「簡易キャッシュフロー表」を作成して
生活費の概算をチェックしましょう。
手持ち資金は、今後の
“生活を守るお金”と“老後を楽しむお金”を
区別しながら、目的別に資金を分けると、
運用方法がわかりやすくなります。
ゆとりある老後の生活設計になるように、
老後を楽しむ余裕資金を使っての
“夢プラン”もぜひ計画してください。
イラストA

老後は
運用より
生活の安定感
が大切


収入が限られている老後の生活設計では、
生活を守るお金と
楽しむお金とを
分けて運用するのがポイントになります。
まず、日々の生活や今後使用する予定のあるお金が
いくら必要なのかを算出するために、
10年程度の「簡易キャッシュフロー表」
(図参照)を作成して定年後の収支を予想します。
これによって、定年後の生活費として
必要な月額や年額の概算をチェックします。


目的別に
資金を
分けて運用

次は、手持ち資金を
基本生活費の不足を補う「生活資金」と
病気など緊急時の「予備資金」、
家の改築費用や車の買い換え費用などの「使用予定資金」など
生活を守るお金と、
老後を楽しむ「余裕資金」などのように
目的別に資金を分けてみましょう。
こうすると、運用期間や金額、
また、リスクを受け入れてもよい資金かどうかなどが明確になり、
運用商品が絞りやすくなります。

“夢プラン”
のある
老後の
生活設計

老後の生活設計で大切なのは
、資金をいかに収益性の高い商品で運用するかではなくて
、いかに安心して生活できるプランニングができるかです。
たとえば、定年後の生活費は、
老後の生活を具体的にイメージしながら、
見積もることも大切です。
一方、定年後は、
仕事にしばられず思い切って自由な時間を使えるわけです。
毎年海外旅行をするとか、
毎月趣味のスキューバダイビングをするとかの
“夢プラン”を計画しましょう。
経済的な面の充実だけではなく、
老後の生きがいにつながる夢プランがあって、
はじめてゆとりある老後の生活といえるのではないでしょうか。


イラストB