ホワイトホース着;シャトルバスのスタンドが空港内にあったがタクシーのほうがいいと申し込まない。荷物が出て来たらみんなお迎えの車でいなくなってしまう。タクシースタンドなどなく、電話で呼ばなければいけないらしい。シャトルバスは?と思ったらもう誰もいない。やっとタクシーを呼んでホテルに着いたのが22:30。お風呂に入って早々に寝る。
7/9(水)
9:00 ゆっくり起きて飛行機の機内食の残りのパンとクラッカー部屋のコーヒーで朝食。
11:00 カヌーピープル(:KP)へ レンタル品をチェック後カヌートリップ用の買い物に。電話をしたら迎えに来てくれるという。
寒いので上着をとりにホテルへ、ちょっとベッドで昼寝。
Klondike Salmon BBQでランチ。ビールとムースバーガー、フィッシュ&チップスを頼むが量が多く残りはお持ち帰り。
やっと買い物スタート。4軒のお店を回り、7時でクローズと言われ慌てるがまだ買い足りない。
電話をかけるがK.Pも誰も出ない。段ボール箱を2つ作ってもらって買ったものを入れ、タクシーを呼んでもらってホテルまで運び込む。
ランチの残りとコーヒーで夕食、1:00に寝る。
7/10(木)・キャンプ1日目 雨のち曇り
8:00起床 予報では雷と言っていたが大丈夫な様子、小雨が降っているが…
買ってきたキャンプ用のパン,ハムレタスとコーヒーで朝食。
日本から持ってきたパックご飯でおにぎり梅干入り海苔巻きを昼食用に作る。
9:20 K.Pに電話してお迎えに来てもらう
K.Pでパッキング、積み込み。昨日買えなかった物とビールを買い又迎えに来てもらう。(
買い物リストは後部)
Scottoから川地図を見ながらコースの説明を受け、
12:30 日本人グループと一緒にスタート地点ジョンソンズ・クロッシングまで送ってもらう。
14:00 Jhonson's Crossing着
早速蚊がまつわりつく。新艇Old Townに荷物を積み込んでおにぎりを食べ、先に出発 15:00
流れがあまりない。水に映る山や木々が美しい。写り込みですごーく深く見える。
釣りをするが淀みは蚊がいっぱいで退散。
スコットお勧めキャンプサイトは見あたらない。川地図のGood Campまで行こうとするが,途中でパワー切れ。
お菓子も何も持っていないことに気づく。何とか岸によってバレルからチョコレートを出して生き延びる。
Good Campのところまであと1〜2kmと言うがかまどとテーブルが見えるので大急ぎで岸により上陸。
20:40 今夜はここに決定 23.5km
初キャンプサイト まず火を熾すがなかなか火がつかない。テント設営と火熾しに1時間。大きなポットに川の水を入れて沸かす。
*川の水を15分以上沸騰させて料理、紅茶などに使う。 ステーキ(フライパンで焼く)・レタス、キャロットのサラダ・玉葱、ジャガイモのコンソメスープ・パン
熊対策をして0:30就寝
7/11(金)・キャンプ2日目 晴れ
晴れ
6時過ぎ起きる。テントの外には蚊がいっぱい
裏の川でバシャバシャと川の中を歩く音と、ウッ、ウッと動物の息のような音が聞こえる
熊だ!と大声を出しベアベルを鳴らして歩き回り川を見るが木立が茂って見えない
熊かムースか見たかったけど近づくのは危険。
GPS(EMPEX社map21ex:緯度、経度、移動速度などが読める。地図データの入手時間が無かった。)と川地図がやはり合わない。川の形状を見て進むのが一番か。
「地図の読めない女…」でMasaと地図係を交代
早目から狙いを定めて上陸体制に入るが流れが速く、渦も捲く、方向がうまくいかない。
"Small Good Camp"あった!漕いで、漕いで、漕いで!
14:30 今日はここで終了
火を熾し、テントを張り、朝から用意しておいたご飯を炊く
チキン手羽元の網焼き・玉葱、にんじん、にんにく、牛肉の炒め物・レタス、きゅうりのサラダ、オリーブオイルドレッシングがけ
16:30 これが昼・夕兼食 ビールと共に
釣りを始めたMasa、すぐにグレーリングを釣り上げ!
内臓処理をしてカヌーにくくりつけ、明日は魚だ!
その後は日記を書いたり、本を読んだりしてのんびり過ごす。
ホワイトホースで買ってきた去年からの念願のYukon Jackを飲む。
40°なのでそのままではきつい。紅茶に入れて飲む。甘くっておいしい!
ついでに明日の紅茶を作り水筒に入れる
21:30 ちょっと日がかげってきたかな?日本の4時ぐらいの感じ。寝る準備
7/12(土)・キャンプ 3日目 曇り→時々雨→晴れ→雨
6:30 起きる
朝食とお弁当の準備
昨日の残りご飯でお茶漬け、梅干と。昼用ハム・レタス・目玉焼きのサンド
朝食のときリスが2匹やって来て、しっぽをぷるぷるぷる〜と震わせて行ってしまう。
下着を替えるため洗浄剤で体、頭を拭く
その時に私の着替え(シャツ類)がない事に気づく
スーツケースの中に残してK.Pに置いて来たもよう。
Masaに長袖、半そでのTシャツを借り、洗濯をして干す
雨だし魚釣りにいい場所だからもう一泊すると言い出す。
その間私は薪拾い、火の番、読書
せっかく作ったおべんとう、焚き火で暖めて食べる
カヌーを漕ぎ出して釣りをするが釣れない
18:00 夕食
焼きグレーリング・味噌汁・チャーハン・ホイル焼きポテト
21時過ぎ2匹目ゲット!! 少し小さめ
7/13(日)・キャンプ 4日目 小雨
5:15 早目の起床 昨日サボった分早くスタートできるか?
パン(網焼き)・ウインナーいため・目玉焼き・サラダ(レタス、にんじん) 昼食用にゆで卵も作る
小雨が降ったりやんだり。昨日の雨でずぶ濡れのテントをタオルで拭いて片付ける。
9:30 スタート
何の変哲も無く順調に漕いで行くが、途中からエディ、渦があらわれほっておくと後ろを向いてしまう。
後ろを向くと修正に力がいる。後ろを向かないように必死で漕ぐ。うーん、うーん、もうあかん!こんなことを何回も。
右側にGood Campらしいのが見える。地図係のMasaがもうちょっと先だと言うが違っててもいい、ここでちょっと休憩と必死で漕ぐ。
到着!広い大きなところでかまども3ヶ所ある。やはり地図に載っていた"Excellent New Open Camp"だ。
*Excellent Campといっても去年のツアーの時のようにトイレがあるわけではない。スコップを持って穴を掘りトイレットペーペーは焚き火で燃やすまず、お茶を飲んで一服。濡れたテントを干して薪集め。木もいっぱいある。タープもうまく張れていいサイトが出来た。
パンが残り少なくなってきた。これからは少なめにしよう。お米も2カップずつにしよう。
牛網焼きステーキレタス添え・ビーフコンソメシチュー(玉葱、にんじん、ジャガイモ、ベーコン)・ビールも2人で1本に
頭の髪がひとかたまりになってきたのでシャンプー、顔も頭も軽くなった
ちょっと遅めの23:30就寝
7/14(月)・キャンプ 5日目 夜中15℃
夜中に雨 カヌーを上向きに置いたので水がたまり流れてはいけないと上げに行く。
幸い大降りにはならずにすんだ。
7:30 ゆっくり目に起きる。テント類を干して朝食
昨日のご飯とウインナー、レタスをビーフラーメンに入れ雑炊にして、ぶどうと。お昼用にパンにジャムをはさんで残りのぶどうを持っていく。
鳥が2羽来たのでぶどうの傷んだのをほってやると持っていく。
12:30 テントをしっかり乾かしてから出発
30分ほど行くとキャビンのあるGood Campがあるので寄る。早いけどランチ。
ここからはBig WaveだのFast Waterが続くがたいしたことなく楽しめた。
所がいいお天気が一転して強い風が吹いてくる。
向かい風で余りの強さに岸により木にしがみついてしばらく様子を見る。
綿の花が横一直線に飛んでいく。それがふわふわとなったので再び漕ぎ出す。
早めに上がろうとキャンプサイトを探していると中州に茶色いものが見える。トーテンポールのような感じ、でも耳がひらひらしている。
そのうちに動き出し姿が見える。大きな馬のような動物、ムースだ!しかも親子。水の中に入り泳いで対岸の森の中に消えていった。
雨もやんできたので今日の目的地"Good Camp"まで行くことに。
ところが、魚をサイトにつないだまま忘れてきたことに気づく。あ〜あ、今晩食べようと思ったのにー
GPSでポイントを絞りキャンプ場探し。ゆっくり、ゆっくり左側を見ながら進むが見当たらない。曲がり角を曲がったところにちょっと開けたところがある。あった!漕いで、漕いで、流れが速く着けない。何とか少し下で接岸。
17:00 広いサイトでキャビンは朽ちてしまっているがエンジンなどが残っている。
まずストーブでお湯を沸かしホットチョコレートでホッとする。これがキャンプサイトに着いた時の定例になった。
肉の骨の周りの筋を切って肉じゃが・わかめサラダ・おかゆにとろろ昆布添え
お湯がたっぷりなので体を洗って洗濯
Masaは又小さな小さなグレーリングを釣る
7/15(火)・キャンプ 6日目 晴れ・強風・雨
8:30起床
夜中の大雨でベチャベチャ。
まずテントの中でシュラフ、マットを片付け、テントはしばらくそのままに。
朝食準備;残りご飯にすいとんとじゃがいも、にんじん、わかめ入り。味付けはお茶漬けの素と塩、醤油(和風だしの素を持ってこなかったからー)、グレープフルーツ
合間にテントを拭いたり干したり。
11時前 そろそろ朝食という時にカヤック2艇、カヌー1艇のグループが寄っていいかと言うので「OK,OK」と言うが1艇が着岸出来ず「See you later!」カーマックスまでゆっくり行くと言う。13:00過ぎ 積み込み完了スタート
14:30頃 直線コースでフローティングランチ ハム・レタスサンド
雨が降ってくる。おまけに川の真ん中の浅瀬に乗り上げてしまい降りて艇を押す。乗るときに乗り沈お尻をぬらしてしまう。その後の大雨でまたまたベチャベチャに。
16:30 今日の目的地 "Good Camp"発見 だが、寄りきれず本流に戻されてしまう。再トライ。下流から岸の枝をつかみながら上がっていくことに。着岸成功!
広いキャンプサイト、雨のためまずタープを立てる。
晴れてきたので川べりの日の当たるところにテーブルと椅子をだし、ココアブレイク。
今日の行程チェック;3時間半で33,5km 明日はフータリンカまで32〜3kmの予定早く着いてGoodCampを確保しなければ。
19:30夕食の準備
きのう釣った小さなグレーリングの塩焼き・ハムステーキ、ウインナー丸一本添え、キャロットバターソテー付・米2cup炊く
いつものように明日の紅茶の準備をして、ユーコンジャックを入れて飲む
7/16(水)・キャンプ 7日目 一日中晴れ 水も穏やか
6時過ぎ起きる、夜中寒かったが朝も冷えている 12℃ 火は熾さないで早く出発しようと言っていたが、寒さとお湯とゴミ焼却のために熾す
すいとん、玉葱、ウインナー入りチキンコンソメ味たまご雑炊
9:30出発 30分でセブンティーンマイルに到着。4〜5ケのキャビンがある。小休止の後漕ぎ出してすぐ横に木が流れていると思ってみているとピクッともぐる。ビーバーだ!写真に写せなかったがビーバーハウスも見つける。ビーバーがカットした鉛筆のようにとがった木が並んでいる。暇なので、鉛筆の木とビーバーハウス探しをしながら漕いで行く。
11:30おにぎり2ヶづつ、フローティングランチ。
12:40 ユーコン川との合流地点がみえる。
まったく静かな合流。フータリンカが見える。
ユーコンリバー側に漕いで行くと水が青く透明になっていく。
Camp siteに先客がありそう。上がってもいいか聞くと2〜3日前寄れずに行ったカヌー、カヤックの4人組だった。カナダ人らしく日本人だと言うと"Wellcome、Wellcome!"と言ってくれる。
ここは、去年来た屋根付きテーブルサイトでトイレもある。薪もたくさん用意しておいてある。早いけれども今日はここ泊まりとする。
みんな立ち寄っては出て行く。泊まるには早すぎる時間だ。シャンプー、洗濯の後はやめの夕食。
ステーキ・ジャガイモ、にんじんのバターソテー・レタス、玉葱のサラダ
食事の後片付けをしてから崖に上り(去年も上った)合流地点を見る。
7/17(木)・キャンプ 8日目 一日中晴れ 時々強風
6時過ぎ起床
朝食 残りご飯でチャーハン(レタス、ウインナー、にんにく、かにチャーハンの素・グレープフルーツ
9:20 片付けの後今回一番早い出発 まずフータリンカの船を見に行く。去年より朽ちた?
次は船が岩にhitしたところ。これは分からない。
hitした船が沈没したところをGPSで特定して探すが水量が多く見えない。マストの先に鳥が止まっているのみ。
ここから先は何もなし、ただ流れながら漕ぐのみ。
フローティングランチ ベーコン&スクランブルエッグ・サンド
13:30 当初の予定キャンプ地に着くが早いので休憩のみでもう少し進むことに。
進んでいくとすごい強風、船の先が前に向かない、すぐ近くのキャンプサイトに入ることにするが先客あり。次を目指すことに。
間もなく"BIG SALMON VILLAGE"に到着。去年見に寄った所だ。風がきついので今日はここ止まりにする。
Villageを見て歩きテント、かまどの場所を決めて荷物を運び込む。ちょっと距離があるのでしんどい、もう動けない。いつものココアを作る元気もなく、暑いし、ビールにする。余計にしんどくなってしまった。30℃はあるのでは?というぐらい日が照り暑い。日陰が欲しい。
リスがちょろちょろしている。チョコに入っているナッツをほってやると鼻をぴくぴくさせて取りに来る.軍手をはめて手に乗せると食べに来る。穴がいっぱいあいていて,地下は大豪邸か?
ご飯を炊く・肉、骨付きのまま網焼き(シュハスコ見たく削り取って食べる。まだ残っている分はホイルに包んで明日回し)・ポテト、ベーコンいため・わかめとレタスのスープ
あと1泊でCarmacsまで行けるかな?お天気次第。今日は全行程 6,5時間 53km アリナミンを飲んで明日に備える。
7/18(金)・キャンプ 9日目 曇り・時々強風・15℃
6時過ぎ起床
昨日のご飯を湯せんにかけて温め、お弁当用におにぎり(梅干、塩こんぶ各2ヶずつ) 朝食用 残りご飯にジャガイモ、にんじんわかめとシュリンプヌードルを入れておじや風
9:20スタート 前後の荷物のバランスがいいのか調子がいい。(途中、木の上でのフローティング・トイレあり)
11時過ぎ風がきつくなる。Good Campで休憩。去年来て、グレーリングを釣ったところだが水が多く感じが違う。
焚き火をして早目の昼食にする。風が強くしばらく出発を見合わせる。
*風待ちの間二人で「持って来て(買って)よかったもの」を考える
・蚊取り線香・梅干、とろろ昆布・お茶漬けの素(だし代わりに)・皮手袋(焚き火用)、軍手・ラップ、ホイル
12:40 強かった風もさほど感じなくなったので出発。Scotto Campを見つけるが(中洲で入りやすくとってもきれいなところ)泊まるにはまだ早いので通り過ぎる。追い風、時々横風だが案外楽に進む
15:00 Clearing Old Woodyard のGood Campに到着。きれいな川の流れる去年サウナをしたところ。見るだけと思ったがきれいな水に惹かれて今日はここ泊まりとする
川の水を汲んでホットココアとチョコビスケットでブレイク。もう1泊でCarmacsと思うとちょっと贅沢な気分。
米3合・ホイル焼き(ジャガイモ、玉葱、にんじん、ベーコン)・昨日の骨付き肉ホイルのまま暖め削ぎ切り・レタス、ハムのサラダ
この川の水はきれいので、タンクに入れて持って行く
食事の後片付けの後、体を拭いて着替え、洗濯 16.1℃
7/19(土)・キャンプ 10日目
曇り・雨・強風
ゆっくり目に7時起床昨夜よく降ったからどうせすぐには出られないし…
朝食ご飯・卵焼き・わかめの味噌汁
9:45出発 Good Camp で休憩2回(1回はランチ・パンとゆで卵、2回目は風がきつくエスケイプ)
予定のキャンプサイトに昼過ぎに着いたのでCarmacsまで行くことに。2時スタート
あと1時間位というところでカメラがないことに気づくが戻れない。
18:00Carmacs着 キャンプ場の支払い一人$7+Tax カメラを忘れたことを話し明日Dailがアクセスできるところまで送ってくれてそこからカヌーでカメラを取りに行って又カーマックスまで戻って来ることにする。30km戻ることに。今日の走行75km
家に電話をかける。コーリングカードの使い方が分からず電話をかけていた隣のテントサイトのお兄ちゃんに3回ほど聞き結局ダイアルしてもらってかかる。
自転車を借りて(無料)10分ほどのアップ・ダウンの道をスーパーまで。小さいと聞いていたがキャンプに必要なものが揃っているので、買いやすい。
*カーマックスでの買い物やっと11時ごろ晩御飯。疲れた!簡単に残りご飯でお茶漬け+マッシュルーム、ウインナー炒め+日本食アラカルト
7/20(日)・キャンプ 11日目 曇り・どしゃ降りの雨
7時起床 まだ誰も起きてこない。キャンプ場の朝は早いと思っていたのに皆ゆっくり。寒い!12.5℃
コーヒーを飲んで朝食準備
マッシュルームとベーコン・パン・バナナ。昼食用にゆで卵とバナナ、パンを持っていく
10時過ぎDailがやっと来てくれて20分ほど走ったところでおろしてもらう。($40後で支払う)
カメラを忘れたキャンプサイトまでは、出来るだけ昨日と違うルートを取る。キャンプサイトが近づくと早くから右によって逃さないように。見た階段が見える、ここ!ここ!寄って見るとストラップが見える。あった!ランチを食べてCoal Mine(カーマックス)目指して漕ぐ
ついたとたんに雨、エスケープの小屋でアイスクリームとホットドックでブレイクの後シャワーを浴びる。3.5分$3
雨がひどいので外で食事も出来ず、バーガーを買ってシェルターで食べる
7/21(月)・キャンプ 12日目 曇り時々晴れ・雨
7時起床
ご飯・マッシュルーム、玉葱、ベーコン入りオムレツ・キャロット・グレープフルーツ添え
11時皆に挨拶して出発。イギリス人ツアー・隣の三人組みんなが手を振って見送ってくれる
14:00 Fair Campでランチ
ハンバーガー(ウインナー・レタス)のつもりでホイルに包んできたが火がつかずそのまま食べる,バナナと。
荷物のバランスがいいようなのでここから1時間半ぐらいでFive Finger Rapidsに行くだろう。早めに右寄りに行く。ちょっとドキドキ。瀬の音がするコーナーを曲がりきると大きな岩が見えてくる。
見たところ波は大したことなさそう。でも手前から大きく波打って横切っている。大分手前から行くぞーと言われてもそんな長く漕げないよー。後ろからの激励を受けて頑張って漕いで、漕いで、漕いでー
岩の横を通り越してからのほうが波打って、大きな波をまともに2回くらって頭の上から水を浴びる。全部びしょびしょ。万が一の時のために長靴を脱いでいたがその長靴の中にも水はどっぷり。
早めに上がることにする。Potencial Camp目指して左に横切りかけたが違うみたい。反対側になにやらある。誰かが声をかけてくれている。漕いで!漕いで!やっと到着。隣のチロルハットの彼だった。
彼はRink Rapidまで行くつもりだと言う。私たちは今日はここ泊まりにすることにして別れる。
イギリス人ツアーがやってくる。初心者が多いからRapidを通るのは明日だと言っていたのに、キャンプ予定地にグリズリーがいたのでここまで来たがもう少し先まで行くと言う。フランス国旗をつけたカヌーも通り過ぎていく。
夕食はカーマックスで買ったステーキの1枚を半分づつ網焼き レタス添え・フライドポテト・スープ
早目に10時に寝る支度
7/22(火)・キャンプ 13日目 曇り→雨・風
7時に起きる 9.5℃
朝食;おじや(キャベツ・シーチキン・卵入り)とハム。お弁当;バーガーにレタス、ゆで卵、ハムソテー
11時start30分後ぐらいRink Rapid ざわざわときこえる。左がいいように見えるけど右へ行けと言うディビッドの言葉通り右へ行くとほとんどなんともない。ちょっと肩透かし。
MINTの町で買い物をするつもりだったので右に寄る。建物、ベンチ、旗が見え寄るがキャンプサイトではなさそう。買い物も諦めて漕ぐ。
途中強風と雨、しばらく岸の木につかまって治まってから進む。スロープが見えGoodCampらしい。18:00着
19:40夕食
ポトフ・チキンのから揚げ・ご飯。残りご飯でおにぎりを作る。
7/23(水)・キャンプ 14日目
6:00過ぎ 気温11.5℃
パン2種・昨日の残りのポトフとジャム
9:30 出艇のため荷物を積んでいるとワサ、ワサ、ワサと白いふさふさのものが走ってくる。大声を上げベアースプレー、ベアースプレーと叫ぶ。又ざわざわと音がしてどこかへ行った様子。数十メートル接近!熊?グリズリー?と思ったけどそれにしては毛が白すぎる。後から思えばマウンテインゴート?
9:30start 午前中3時間漕ぐ。Boat Landing に建物がいっぱい。チロルハット艇と、フランス国旗艇が止まっている。やり過ごして途中よどみに入りおにぎりとゆで卵のランチ。
しばらく漕ぐと後ろにフランス艇が迫ってくる。流れのルートが左右に分かれ合流したところでフランス艇は前を行く。すぐ左側にGood Campを見つけ上陸。そのままここ泊まり。
夕食 ステーキ(半分ずつ)・たまねぎ、ウインナー、マッシュルーム入りチャウダー・シーチキンとキャベツのサラダ
7/24(木)・キャンプ 15日目 一日中曇り
5:30起床
ごはん・卵焼き(ウインナー、玉葱入り)・わかめ、玉葱の味噌汁 夜食用;おにぎり2ヶづつ(梅干・塩昆布)
8:30出発 10時ごろフランス艇のキャンプを発見、声をかけるが応答なし。午前中5時間漕ぐ
中州に黒いものが歩いている。熊だ!真横を通る。こちらを見ている。「カメラ、カメラ」と言いながら熊には「こっちに来るな」と叫びながら離れようと頑張って漕ぐが水の中に入ってくる。対岸に泳いで行った。
今日の目的地 100km地点クッカンクリークのスコットがコーヒーマークを入れてくれたところを目指す。17:00ボートが停まって旗が揚がっているところを発見。上がってみると犬がほえて追いかけてくる。艇まで逃げて帰るがやはり今どこか聞こうともう一度行くとおいでと言ってくれる。やはりここがCamp siteらしい。一人$7、コーヒー$2 Hot Chocolate$3 を頼んでテラスでブレイク。
荷物を運び終えたところで日本人グループがやってくる。
チキンソテー、玉葱、マッシュルームのソテー添え・サラダ(レタス・にんじん・ハム・ゆで卵)や食用に作っていたおにぎりを網で焼いて食べ終わったところで、日本人グループがパイクが焼けたと呼んでくれる。(ここの子供達が釣ってきたパイクをもらったから一緒に食べようと誘ってくれる)
ユーコンジャックと紅茶を持って行く。おいしく焼いてくれてビールまで用意してくれている。いろいろおしゃべりしながらいただく。
22時過ぎ自分たちのサイトに帰ってくると、明日のお昼のために用意していたチキンサンド用のチキンを犬か猫にやられちゃっている。残念!
22:30頃 フランス艇到着 すごい!!焚き火の火がつきにくそうなので、Masaが火のついた薪を持っていったり着火剤を持って行ったりなかなか友好的
7/25(金)・キャンプ 16日目 曇り のち雨 強風
昨日は遅く、寝たのは12時過ぎだったので7時前に起きる
朝ごはん ご飯・ジャーマンエッグ(ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、ウインナー)キャロット添え お弁当にシーチキンロールと梅干の細巻き
10:50 日本人グループとほぼ同時にスタート。フランス人はまだ起きてこない。
しばらく行くと左側の中洲に茶色い動物がいる。お尻の白い感じといい、飛び跳ね方といい鹿らしい。しばらくこちらをジーと見ているが林の中に入っていく。親子だ。
大きなビーバーハウスも見える。
中州や島や砂州やら流れが入り組んでいる。島を出たところで艇を発見。カヌー3艇ドイツ人グループだ。
スコットお勧めサイトが近い。上流に向かって漕ぎやっと入る。ドイツ人グループも入っていて助けてもらって上がる。いったん荷物を上げかけたが声をかけても誰も出てこない。建物と庭がありきれいに整備されていてどうもキャンプサイトではなさそう。ドイツ人に相談するが彼らもキャンプ場じゃあなさそうだねと言い、出て行く。私たちも荷物を再度積んで出艇。1時間のロス。
間もなく激しい雨になる。18:30頃上がりやすそうなSandy Campを見つけあがることに。平らなテントサイトとかまどもあるが薪がない。バーナーだけで調理することに。
夕食 ステーキ ポテトスライス、オニオンスライスのオイル揚げ・シーチキン、キャベツのサラダおかゆとパン
いよいよ明日はドーソンに到着か?焚き火が出来ないお陰でポットなどすすを洗っておく。さあ!明日は80km早く起きて頑張るぞ!
19時過ぎ日本人グループが元気に通り過ぎていく
7/26(土)・キャンプ 17日目 曇りのち強風 22℃
5:30 一面濃霧。霧か小雨か降っている。ウサギが逃げていく。テントをビシャビシャのまま片付ける。
汚い川の水でお米を洗いたくなかったのでお米を洗わなくても出来るパエリアを作る
8時出発 一番早い出発記録。濃霧の中周りの景色が見えないので現在位置が分かりにくい。でも風も無く快調に進む。最後の日になって川の流れを見て進めるようになった。速いところで12km。よどみに入って川の流れの無いところで漕ぐ速度を計ってみると前のエンジンの私は9km、後ろのMasaは8.4km。(カヌーは前がエンジン。後ろで漕いでもあまり進まないらしい)
1時間後スコットCamp Siteでランチ
昨日作ったシーチキンサラダ+ベーコンソテーバーガー
16日間漕ぎながら歌を歌ってきたがねた切れ、Masaが歌いだす。これからはただDawsonを目指すのみ。位置から16時には着くだろう、早ければ15時半かも… だがー!風が吹いてくる。先の島の先に町が見えてくるはずと言うがそれがなかなか。16時まであと5分、3分…フェリーが見え旗が見える。Dawson Cityらしい。横から真っ黒なクリークが流れ込みWhiteとBlackのツートンになる。
土手沿いに進むがカヌーを置くようなところは見当たらない。クルージングシップの横にカヌーをつけている人がいたので横につける。
着岸!全行程814km(
ジョンソンズクロッシング→カーマックス 368km+カーマックス→ドーソンシティ 416km+カメラを取りに戻った分30km)、17日間のカヌートリップも終了!
でも返却場所がわからない。インフォメーションに行き聞いて、暑い中(急に夏になって町は暑いのだ)ライフジャケット、長靴姿で歩き回り、聞きまくってやっと返却のPostまでカヌー以外はみんな持って来いと言うが無理!と言うと人をよこしてくれると言う。
カヌーのところへ戻り持って行くもの、返すもの捨てるもの整理をしていると車で来てくれ積んでいってくれる。
後に残った私たちはそれでもまだまだ荷物がいっぱい。対岸のホステルに泊まるつもりだったがフェリー乗り場まで荷物を運ぶのも大変。
又インフォメーションでホテルを紹介してもらってタクシーに来てもらう。
$99.9でバスタブつきコーヒーメーカーつき。
まずお風呂で垢を落とす。何度も洗ってバスタブにも垢がびっしり。残っていたユーコンゴールド(Beer)で乾杯!ホテルのレストランで食事
クラブケーキと骨付き肉(Today's Special) 食後町に出るが寒くって帰って寝る。
7/27(日)・キャンプ 18日目
キャンプではないがもう一日Dawson観光
Walkingツアー;英語が分からないので自分たちで回ることに。
Musium; 一人$9+tax 午前中を使ってゆっくり見て回る。
BakaryでVeal Banとeggハムチーズのベーグルとcoffee
Drage#4(ドレッジフォー); 結局Drage#4(金採掘の機械)には行かないがゴールドラッシュのいろんなことができると言うので14:30のツアーに行くことに $42
夕食Fish&Chipsの店 Special dinnerのサーモン、F&C1peace クラムチャウダー Canadian Beer
買い物 Tシャツなどをし、Sour toue (昔の凍傷になった足の指の入ったお酒)を飲まないまでも見るだけでもと思ったが雨がひどく寒いので又来年(?)回しに。
7/28(月)・キャンプ 19日目
Whitehorseに帰る日 14:30インフォメーション前から出るバス。WhitehorseからVancouverいきのAir Northは8/4を予約してあるが1週間も先なので7/30に変更しようとするとトータル$550かかると言う。余りにも高すぎ!ではバスでと聞いてみると水曜日(30日)発で$150(一人)、土曜日の朝につくと言う。そんなに長時間?!保留。
何回かショートストップの後21:30頃Whitehorseに着く。予約変更しておいたHistorical Guest House B&B前で降ろしてもらう。Barnieが迎えに出てきてくれる。ここは去年ツアーの前泊したところ。
ここで2泊ののち、 結局ホワイトホース→バンクーバーの飛行機は8/2(土)が変更料二人分で$150ほどで一番安いのでそれに決めてキチネット付きのモーテルにチェンジ$89(Tax込み)もう3泊する。