星と一角獣(GM:モッズ)
メイン 見学
PC1:天城コウスケ with FGX-A-01/OVL モノケロス(キャラシート)PL:しんごろ
PC2:速水ヤドリ with リトル・ライト・ブルー(キャラシート)PL:紅井寿甘
PC2:真神コルト with ジャガーノート(キャラシート)PL:かあねりあん
プリプレイ
GM:【今回予告】
GM:辺境の連邦系スペースコロニー “ コルビッツ ”。
GM:そこは何の変哲もない平和なコロニーのはずだった。
GM:だが、コルビッツ・コロニーで極秘開発中のオーバーロード級ガーディアン 〝モノケロス〟を狙い、ディスティニーが襲い来る。
GM:崩壊するコロニーの中、謎の少女フリュー・ゲイルの導きで起動する “モノケロス〟。
GM:コロニーの人々を守るため、リンケージたちの孤独な戦いが幕を開ける。
GM:メタリックガーディアンRPG「星と一角獣」
GM:鉄の腕で、闇を砕け!
GM:【PCハンドアウト】
GM:PC1 天城コウスケ/ガーディアン:FGX-A-01/OVL モノケロス
GM:コネクション:フリュー・ゲイル 関係:興味
GM:(今回のあらすじ)
GM:姉からの便りを受けてコロニー“コルビッツ”に訪れたキミを待っていたのは、戦場だった。
GM:テロ組織 “ディスティニー ” の攻撃が、突如として平和なコロニーを焼き払ったのだ。
GM:その炎の中で、キミは謎の少女フリューと出会う。
GM:彼女はキミに、試作ガーディアン “モノケロス〟で戦うよう促した。
GM:それは、姉から聞いていた可能性の獣の名。キミはガーディアンに搭乗すると、戦火に包まれたコロニーへと飛び出した。
天城コウスケ:「みんな、そんなに戦いたいっていうのかよ……!」
天城コウスケ:ロボット研究者として知られる天城ゲンロク博士の孫。普段は鳳市在住。
天城コウスケ:家族構成は姉ひとり。研究所のテストパイロットだった両親は数年前に事故死。
天城コウスケ:姉は研究所でガーディアン(祖父が言うところのロボット)開発に従事しているが、本人はガーディアンに対しあまり良い感情は持っていない。
天城コウスケ:その割に、両親が残したシミュレーターでの訓練を日課にしていたりと、「家族」には複雑な感情がある模様。
天城コウスケ:ガーディアンに関わることを除けば、取り立てて特殊な才能もない、ごく普通の─戦いを恐れる少年。
天城コウスケ:■機体解説
天城コウスケ:FGX-A-01/OVL モノケロス
天城コウスケ:天城研究所の協力を得てフォーチュンが開発した、オーバーロード級ガーディアン。
天城コウスケ:特殊な制御OSや研究所版サテライトシステム(アリコーン・ユニット)を搭載しているが、一見してカバリエ級と大きな差は見られない。
天城コウスケ:その真価は、相応しいリンケージを得てこそのものだとか……?
天城コウスケ:携行武装はフォールディングビームキャノン、重粒子ビーム衝角。射撃、白兵のどちらも得手、不得手なく対応可能。
天城コウスケ:─その他に、仕様書から削除された「兵器」を搭載しているらしい。
天城コウスケ:以上にて!よろしくお願いします!
GM:仕様書から削除された「兵器」……ロマンを感じますね
GM:よろしくお願いします~
GM:PC2 速水ヤドリ/ギャラクシー級9番艦「リトル・ライト・ブルー」
GM:コネクション:シェリル・タカナシ 関係:ビジネス
GM:(今回のあらすじ)
GM:キミは “ フォーチュン ” の誇るギャラクシー級9番艦「リトル・ライト・ブルー」の艦長(キャプテン)だ。
GM:艦への物資補充で寄港していたコロニー “コルビッツ ” がディスティニーの襲撃を受けたのはまったくの偶然だが、こうなった以上はやむを得ない。
GM:キミは “ コルビッツ ” 行政府の依頼を受け、人々を守るため脅威に立ち向かうことを決めた。
速水ヤドリ:「外見こそ子供でも、艦長ですから」
速水ヤドリ:常にタブレットを抱えるフォーチュン所属、ギャラクシー級9番艦『リトル・ライト・ブルー』艦長。
速水ヤドリ:小学生であるが、大人顔負けの実務能力、そして時には非情な判断力を見せる。
速水ヤドリ:とある事件の中で、空間を通じてALTIMA粒子を励起させることができる才能を見出され、フォーチュンによって保護された。
速水ヤドリ:そこから天才としか言いようがない実績を残し、現在は小学生ながら艦長として一隻の艦を預かっている。
速水ヤドリ:■機体紹介■
速水ヤドリ:ギャラクシー級9番艦 リトル・ライト・ブルー
速水ヤドリ:フォーチュン内におけるギャラクシー級9隻目の高速万能戦艦。
速水ヤドリ:攻撃武装の類は貧弱であり、主にガーディアンの輸送・修理回復の運用がなされる。
GM:支援艦!いぶし銀ですね 天才艦長の活躍に期待です
GM:PC3 真神コルト/ジャガーノート
GM:コネクション:シェリル・タカナシ 関係:好意or友情、信頼など
GM:(今回のあらすじ)
GM:キミはスペースコロニー “ コルビッツ ” の市長、シェリル・タカナシに雇われたボディガードだ。
GM:地球と宇宙の大戦は6年前に終わったが、両者の和平を説く彼女のような人物を快く思わないテロリストは多い。
GM:なるほど彼女の主張は綺麗事かもしれない。だが、キミはその綺麗事を守ることには価値があると思うようになっていた。
真神コルト:「やります。私、戦います」
真神コルト:真神(まがみ)コルト、二十歳。
真神コルト:とある街の修道女で、併設の児童養護施設で子供たちの面倒を見ながら暮らしていましたが、
真神コルト:奈落獣の襲撃を機に突如現れたガーディアン『ジャガーノート』のリンケージとなりました。
真神コルト:その後フォーチュン預かりの身の上になり、現在はジャガーノートを駆り出稼ぎをしています。
真神コルト:搭乗機は今しがた触れました『ジャガーノート』。
真神コルト:DLSを搭載し、クロスレンジの格闘戦に特化した機体です……が。
真神コルト:サイキック級の転送やメタトロン級のイデア・インスタンスに近い現象を引き起こし、
真神コルト:さらにオーバーブースト機構の一種と思われる『フェンリル・ドライバー』の存在等々、
真神コルト:現代の技術水準では解明出来ない機能を有しています。機体の出自来歴も完全に不明。
真神コルト:そんな困ったちゃんですが、普通に扱う分には普通のスーパー級ガーディアンとして動き、
真神コルト:コアシステムを除く部分は民生品で代用も可能です。整備や修理で困る部分はないとか。
真神コルト:不思議なアンバランスさですね。とは言え頑張ってお仕事します。よろしくお願いします!
GM:謎めいたシステム搭載のガーディアン…!
GM:カッコいいぜ! では3人のリンケージが揃ったところでOPフェイズ移っていきましょう
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シーン1:Invasion
GM:シーンプレイヤー 真上コルト(他登場不可)
GM:機甲歴0063年 コロニー“コルビッツ”市庁舎
GM: スペースコロニーの窓から見る空の向こうには、シリンダーの向こう側の街が見える。
GM:地球では不思議な光景だが、これが宇宙の日常なのだ。この市庁舎の下も、すぐ向こうは真空の宇宙なのだから。
シェリル・タカナシ:「ヴォルフの国防企業連合との会談の護衛、ありがとうございました。こちらはささやかなお礼です」
GM:そう言って紅茶をテーブルに差し出してきたのは、市長にしてキミの護衛対象であるシェリル・タカナシ。
GM:再度の投票権を得て間もないコロニーの市議会出身だが、平和を説くその揺るがない姿勢と、タフで粘り強い交渉能力には定評のある人物だ。
真神コルト:「ありがたく頂きます。こうしてお茶をするのがささやかな楽しみなもので」
真神コルト:ふわりと微笑むのは、修道服を身に纏い、ベールの下に銀髪を揺らす、金色の瞳をした女性。
真神コルト:修道女。護衛、と呼ぶにはあまりに似つかわしくない出で立ちの女だった。
シェリル・タカナシ:「そう言って頂けると、私も喜ばしいです。紅茶を淹れるのは、私にとって唯一趣味と言えるようなものですから」
真神コルト:「お茶に合わせてよくお菓子を作るんですよ。こんな風に」
真神コルト:どうぞ、と懐から包みを取り出して開く。中身は小ぶりなクッキーだ。
シェリル・タカナシ:「わあ、クッキーですか!ご丁寧にありがとうございます」
シェリル・タカナシ:甘い物には目がないんです、と可愛らしく微笑んで。
シェリル・タカナシ:「この“コルビッツ”は見ての通り農地としての運用を主にしたコロニーで、主要産業物は今差し上げた茶葉のようなものです」
シェリル・タカナシ:「こうしたコロニーがディスティニーや奈落獣のような相手から身を守るためには、統合軌道軍のような軌道上に駐留する艦隊だけを頼りにするのではなく」
シェリル・タカナシ:「自衛の為に防衛戦力と提携、ならびに自警戦力を備蓄すべきである、という私の考えが、誰にでも受け入れられるものではないことは承知しています」
シェリル・タカナシ:「そんな私が、平和を説いていられるのも、あなたが護衛をしてくれるからでもあります。ありがとうございます、コルトさん」
真神コルト:「いいえ。貴方が目先の権益に囚われることなく、宇宙と地球が手を取り合うことを……」
真神コルト:「粘り強くご自身の言葉で語ればこそ、きっと誰もが耳を傾けるでしょう。私は、少しそのお手伝いをしただけです」
真神コルト:その姿勢が彼女を首長の座に押し上げたことを疑う者はいないだろう。
シェリル・タカナシ:「ありがとうございます。あ、おかわりはいかがですか? 今年のものは特に香りが良いのですよ」
GM:そう言って、市長がお茶のおかわりを注ごうとした時。
GM:コロニー全体に激しい振動が走る。
真神コルト:「……これは」この三年、あちこちを転々とする生活の中で幾度も経験した揺れ。
GM:キミは経験から即座に理解する。今の振動は、コロニーが内部から攻撃された際のものだ。
シェリル・タカナシ:「ひゃあっ!……な、何事ですか!?」
真神コルト:「震源はコロニーの中、ですね。それほど離れてはいないかもしれません」
真神コルト:強いて言えば、似ている。機動兵器や奈落獣が街を蹂躙する時の衝撃に。
真神コルト:「避難しつつ状況を確認しましょう。まだ、契約は終わっていませんからね」
GM:キミの言葉を受けて、市長の顔が厳しい政治家のものに変わる。
シェリル・タカナシ:「わかりました。コルトさんはジャガーノートで状況の確認をお願いします。私はシェルターから指揮を。警備隊の皆さんにも、市民の誘導を急がせます」
真神コルト:「了解、状況を開始します。貴方もどうか気を付けて」
真神コルト:「……さて。せっかくのティータイムに水を差したのは何なのか」
真神コルト:「見に行くとしましょう。状況次第ではそのまま排除します。よろしいですね?」
真神コルト:暗にテロリズムの類である可能性を示唆する。
真神コルト:悲しいことに、その手の集団がこの世界に蔓延し、人々の暮らしを脅かしていることは、ただの事実だった。
真神コルト:……それは、戦いに身を投じるきっかけでもあったから。身に沁みて知っていた。
シェリル・タカナシ:「勿論です。市民の安全を、お願いします」
真神コルト:頷いて席を立ち、胸元のロザリオを握り締めた。
GM:シーンカット!コネクションの取得のみ可能です
真神コルト:ではハンドアウトの指定通り、市長に「好意」で取得しましょう。
GM:了解です!では続いてヤドリチャンのOPシーン!
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シーン2:BURN DOWN
GM:シーンプレイヤー 速水ヤドリ
GM:コロニー“コルビッツ”港湾ブロックにほど近いドック。
GM:キミ達の乗艦リトル・ライト・ブルーは、酸素や食料品などの物資供給および、艦船の点検整備のためこのドックに寄港していました。
GM:その折、コロニー内部に奈落獣が出現・侵入を果たしたとなれば、撃退に協力しなくてはならないのがフォーチュンの務めだ。
GM:キミの号令の下、ブリッジではクルー達が状況の確認を行っている。
速水ヤドリ:「……まったく。あとは帰るだけだと思っていたところでとは……」とすっ、と、小学生の身体には大きすぎる艦長用の椅子に腰掛ける。
オペレーター:「メインリアクター、出力70%まで上昇!離床まであと500!」
速水ヤドリ:座椅子に半ば埋もれるようになりながら、耐衝撃ベルトを締める。
オペレーター:「防衛軍のミーレス、三分の二が侵入者に撃破されました!現在、市長直属のガーディアンが交戦中!」
オペレーター:「この反応は……“ジャガーノート”です!」
速水ヤドリ:「……旗色は良くない、と思っていましたが。真神さんがここにいた事は幸運ですね」
速水ヤドリ:「スーパー級ならば奮戦次第で覆しようはありますし、その為の手伝いならばこの艦でも十分に。えぇ、勝機は見えてきました」
リトルライトブルー乗員:「さすが艦長!それじゃ、こちらも出撃しますか?」
速水ヤドリ:「はい。……奈落による秩序の破壊、見過ごせるものではありません。単艦でないのならば、いくらでもやりようはある。行きましょうか」
オペレーター:「艦長。軌道上の護衛艦隊はディスティニーのガーディアン部隊に攻撃を受けており、ほぼ通信途絶状態です。先ほど、市長から正式にこちらへも出撃要請が出ました」
リトルライトブルー乗員:「アイアイ、キャプテン!」操舵士が調子の良い答えを返すと同時、艦が浮遊しコロニー内部へと舵を切る。
速水ヤドリ:「ちゃんとしたお仕事になるのならば尚結構。援護が期待できないどころか、最悪敵の増援すらあり得るのは厄介ですが……」
速水ヤドリ:「……えぇ。止まるわけにはいきませんよね。"リトル・ライト・ブルー"、出航!」
GM:ではここでひとまずシーンカット!
GM:コネクション……はどうしましょう。一応市長にビジネスで取得可能ですが、ひとまず保留でもOK!
速水ヤドリ:では、ハンドアウト通りコネクションはシェリル・タカナシ/ビジネスで取得しておきましょう。
GM:了解!
GM:ではお待たせしました、OP3天城くん行きましょう!
天城コウスケ:ヤー!
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シーン3:Encounter
GM:───それはまさに、突然のことだった。
GM:コロニーに激しい振動が走ると、巨大な奈落獣が居住ブロックへと姿を現したのだ。
GM:鳳市に住む君にとっては、奈落獣の出現警報やTVニュースでガーディアンと戦う姿は見慣れたものだったかもしれない。
GM:しかしいざ目の前にするとその迫力も、恐怖感も違う。
天城コウスケ:「うおっ!?……いきなり何……」 何だ、と開きかけた口は。
GM:もうもうたる黒煙、崩れ落ちるビル、燃え上がる市街地。風に乗って聞こえてくる、誰かの悲鳴。
天城コウスケ:「……うわああああッ!?」 聞こえる悲鳴に、己のそれが重なる。
天城コウスケ:「……くそ、姉さんを探すどころじゃないぞ、これ……!」
天城コウスケ:小さくはない鞄を背負い、空いた手には(いささか雑な)地図が描かれた姉からの手紙。
GM:君がやや乱雑に書かれた地図を手に、人ごみをかき分けて目的地へと避難を試みていたその時。
GM:一機のガーディアンが、まさしくキミの目指していた方向から飛び立つ様が目に留まる。
天城コウスケ:「あれって……え?」
天城コウスケ:手の中でくしゃりと握り締めていた手紙を、再び開く。
天城コウスケ:手書きの地図と一緒にプリントされている、一枚の写真。ガーディアンを快く思わない自分への嫌がらせかと思っていた、それと。
天城コウスケ:「……同じ……?」
天城コウスケ:白を基調とした色彩のソレを、騒ぎの中、ぽかんと見上げる。
GM:ややぎこちない動きで飛翔したガーディアンは、ビーム砲で奈落獣へ威嚇射撃を行うと、何かを探すように周囲を見渡し───
GM:キミの立ち尽くす姿を捉えたように、その動きが固まる。
GM:その隙を見逃さんと、奈落獣の反撃が、降着しようと試みたガーディアンを打ち据える!
天城コウスケ:「……いや待て。今なんかこっちを見──ッ、うわッ!?」
GM:直後、キミの眼前に、半ば墜落するようにガーディアンが降着する。
GM:ガーディアンの足元に避難民がいなかったことは不幸中の幸いと言えるだろう。
GM:降りてきたガーディアンのコクピットブロックが、まるでキミを招き入れるかのように開く。
天城コウスケ:「……え」
天城コウスケ:巻き上がる土煙に咳込みながら、開いた扉を、その向こう側を見る。
GM:ではコクピットを覗き込んだキミは、操縦していたと思しき一人の女性が、怪我をしている姿を確認します。
天城コウスケ:「…………」
天城コウスケ:見覚えがあるのは、機体だけではない。その女性が座すコックピット、それ自体にも。
天城コウスケ:「……なあ、おい!そこの……コックピットのアンタ!」
フリュー・ゲイル:「う……く……」女性はヘルメットを外し、負傷を確認しようとしてキミの姿を認める。
フリュー・ゲイル:「貴方は……天城コウスケで間違いありませんか?」
天城コウスケ:「……ああ、そうだよ!姉さんの、いやクソジジイの仕込みか!?……いや、それより!」
天城コウスケ:「怪我してんだろ、アンタ!……俺は多分、そいつを動かせる」
天城コウスケ:見たところ、コックピットは両親が残したシミュレーター通りで。それなら、自分にもなんとかなる。
天城コウスケ:「俺の名前を知ってるなら、教えてくれ」
天城コウスケ:──カタカタと小さく体は震えて。奥歯が鳴らないよう、食いしばって。
フリュー・ゲイル:「肯定。自分はこの機体の正規リンケージではありません。また、現状の負傷を鑑みても、これ以上の操縦は不可能です」
天城コウスケ:「そのロボットで……ガーディアンで。俺に、出来ることは、あるか」
天城コウスケ:──覚悟などと大層なものではない。ただ、この状況で何もしないという選択肢は無くて。
フリュー・ゲイル:「貴方が天城コウスケであるのなら、当機へのリンケージ適正に伴って人々を護ることができます」
フリュー・ゲイル:やや考慮するように間を置いてから、女性がそう告げる。
天城コウスケ:「……わかった」
天城コウスケ:──ロボットとは何か。人の役に立つもの、人を助けるもの。
天城コウスケ:「俺を、そいつに乗せてくれ。……あー、ええと……」
天城コウスケ:僅かに口ごもり、視線を巡らせる。白いソレのどこにも、ネームプレートなど貼ってあるわけがない。
天城コウスケ:いわんや、コックピットの女性の名など。
フリュー・ゲイル:「私はフリュー・ゲイル。天城ロボット研究所に所属のリンケージです」この機体は私の正規適合機ではありませんが、と告げる。
フリュー・ゲイル:「当機は開発コードFGX-A-01/OVL。ペットネームは“モノケロス”」
フリュー・ゲイル:ゲイルはそう告げると、メインシートから備え付けたオプションのサイドシートへと移行する。
天城コウスケ:フリュー・ゲイル。モノケロス。告げられた名を小さく繰り返して、頷く。
天城コウスケ:コックピットへの道のように伸ばされたガーディアンの腕を、半ばおっかなびっくりといった風に渡って、コックピットへ滑り込んで。
天城コウスケ:「……よろしく、フリューさん。……ああは言ったけど、実際にガーディアンを動かすのは初めてだ」
天城コウスケ:言葉とは逆に。幾度も幾度も、毎日シミュレーターで繰り返している作業を滑らかに。
天城コウスケ:コックピットハッチが閉じる。一瞬、視界が暗く染まり──直後、全天周モニターに外の景色が映る。
天城コウスケ:「でも……やれるって言うんならやってやる。頼むぜ、モノケロス……!」
天城コウスケ:動作と同じように、何故だか妙に馴染むその名を呼んで。
天城コウスケ:──打ち据えられ、地に堕ちた白い獣が。再び、立ち上がる。
GM:シーンカット!
GM:コネクションの取得が可能です
天城コウスケ:フリュー・ゲイルに興味で!
(目次に戻る)
シーン4:Battle field
GM:シーンプレイヤー 天城コウスケ/全員登場
GM:───キミの眼前に広がるのは、ほんものの戦場だった。
GM:いや、戦争に嘘も本当もあるのかどうか、キミは知らない。
GM:だがとにかく、目の前のあの巨大な奈落獣の鎌や、ミーレスのマシンガンがコクピットに直撃すれば、キミが死ぬのだ、ということだけは確かだった。
GM:それでも、巨大なフォーチュンの戦艦や、防衛軍の人々はまだ戦いを続けてる。その後ろには、避難する人々の長い列があるのだ。
天城コウスケ:「奈落獣だけじゃない……ミーレスまでいるっていうのかよ!味方は……」
天城コウスケ:「……戦ってるミーレスが何機か。それに、これは……戦艦と、スーパー級……?」
天城コウスケ:「……言った以上、やるっきゃない。……やってやるさ!」
天城コウスケ:──モニターの隅、使用可能な武装を示すインジケーター。ひとつを除き万全であることを示すそれを、僅かに忌々し気に見て──
フリュー・ゲイル:「大丈夫です。コウスケ」
フリュー・ゲイル:「貴方の動きを見れば、操縦訓練を積んでいたことはわかります。訓練は裏切りません」
天城コウスケ:「……ありがとう、フリューさん。……そうだよな」
天城コウスケ:「(けど。……こうなることも予想済みだって言うんなら)」
天城コウスケ:「(恨むぞ、姉さん)」
天城コウスケ:安堵と、焦りと、恐怖。色々なものがないまぜになった目で、モニターの向こう側を──
速水ヤドリ:「――再度、動き出しましたか」突如戦場に飛び入って、一度コロニー地表まで落ちた所属不明機体。
速水ヤドリ:「接触急いでください。奈落獣に牽制攻撃を仕掛けていた以上、敵の敵ではあるはずです」
オペレーター:「未確認のガーディアン、識別取れました。これはフォーチュン……いえ、天城ロボット研究所の所属機です」
速水ヤドリ:……見たことのない機体だ。ぱっと見た感じでは、カバリエ級……のように見えるが。
速水ヤドリ:「敵対者ではないという裏が取れただけで充分ですね。あとは協調して戦闘ができるかどうかですが」
オペレーター:「接触取ります。……リンケージ、聞こえますか?こちらPMCフォーチュン所属艦<リトル・ライト・ブルー>。応答を願います。どうぞ」
天城コウスケ:「うわっ!?……ええと、通話は……フリューさん、これどのスイッチだ!?え、もう繋がってる……!?」
天城コウスケ:──などと、慌てた声で返答があって。
速水ヤドリ:(……通信もままならないリンケージが乗っているんですか……?)僅か、眉をひそめて。
天城コウスケ:「えっ……と。こちらは"モノケロス"、俺は天城コウスケ。色々あってコイツに乗ってる。そっちはフォーチュンってことは……味方でいいんだな!?」
速水ヤドリ:「あなたがそう認識するのなら。秩序を、平和を守るためにその機体に乗っているならば、そうです」凛とした、しかし幼い声が返答する。
天城コウスケ:「……ぇ」
天城コウスケ:返って来たその声に。僅かに遅れてモニターに表示された、その声の主の姿に。
天城コウスケ:「……女の、子?」
天城コウスケ:この機体に乗っていたのが女性であったと分かった時、それ以上に、何かショックを受けたように。
速水ヤドリ:一瞬、じとりとした目になって。
速水ヤドリ:「本来、あまり悠長に挨拶もしていられませんが。名乗られたからには名乗り返します。このフネの艦長、速水ヤドリです」
天城コウスケ:「艦長……君が……!?」
速水ヤドリ:「戦場で冗談を言うシュミはありません。……これから、当艦でそちらの"モノケロス"と"ジャガーノート"……向こうのスーパー級を支援します」
天城コウスケ:「…………」
天城コウスケ:凛とした物言い。厳しい、と言って差し支えない視線。
天城コウスケ:「……ああ、わかった。君が、君たちがあいつらと戦うのなら──」
天城コウスケ:──それらは、自分の知る「若くして第一線に立つ人」とは、まるで違うのだけれど。
天城コウスケ:「俺は、味方だ。……頼む、速水さん」
速水ヤドリ:「えぇ。こちらからも、お願いしますね」
オペレーター:「艦長。ジャガーノートとも双方向通信準備ができてます。繋ぎますか?」
速水ヤドリ:「……真神さんとも繋いでください」
オペレーター:「了解。“ジャガーノート〟応答願います」
真神コルト:──何機目かのミーレス・ザードをナックルでフェロクリートの大地に縫い留めながら、戦況マップの光点を注視する。
真神コルト:(防衛軍の機体、6戦闘距離に識別不能な……これはカバリエ? それに艦艇クラス……)
真神コルト:(この識別は、リトル・ライト・ブルー? ヤドリちゃんが来ている!?)
真神コルト:通信をしようか、とナックルダスター型コントローラから手を離した、その瞬間。
真神コルト:コクピット内にコール音が響く。相手は、意中のリトル・ライト・ブルー。
真神コルト:すぐにタッチパネルに指を這わせ、通信を繋ぐ。
真神コルト:「こちらジャガーノート。真神です」
速水ヤドリ:「お久しぶりです、真神さん。そちらの戦況もモニタリングしていました……壮健なようでなによりです」
真神コルト:「お久しぶりです、速水艦長」交戦記録に残る会話なれば、公的な立場で呼ぶ。
真神コルト:……積もる話はあるけれど。
真神コルト:挨拶もそこそこに、市長の護衛のこと、現況調査と敵の排除を行うことなど、状況を説明する。
速水ヤドリ:「……なるほど。そちらの事情は把握しました。市長からはこちらにも出撃要請が来ている身でして」――つまりは。
速水ヤドリ:「一緒に戦って、いただけますか?」
真神コルト:「もちろん」返す笑みは、とても上機嫌そうで。
真神コルト:「やります。私、戦います。貴方と共に」
真神コルト:「現刻よりそちらの指揮下に入ります。頑張りましょうね」
真神コルト:続けて、声を発することなく、唇の動きだけで少女の名を紡ぐ。
速水ヤドリ:「えぇ、奮戦に期待します」勝算の1ピースを手にした事と、思いがけない再会にこちらも笑んで。
天城コウスケ:──小さな女の子に、シスター。そして、怪我を負った女性。
天城コウスケ:周りがそうだから、というわけでは、ないけれど。
天城コウスケ:──男の子なんだから。子供の頃、事あるごとにそう言われていたことを、ふと思い出す。
天城コウスケ:「ああ、分かってる。やるよ、姉さん」
天城コウスケ:「こんなところで、死んで……たまるもんか……!」
GM:▽戦闘開始
GM:エネミー情報
GM:奈落獣グレートガニメデ(ソロ・中ボス・前衛型)
GM:ヴィクラマ(モブ・前衛型)x2
GM:▽ラウンド1-セットアップ
真神コルト:なし!
天城コウスケ:こちらなし!
速水ヤドリ:なし!
GM:エネミー側宣言なし
GM:▽イニシアチブ/エネミー側特技なし
速水ヤドリ:では、イニシアチブに特技宣言。《ナイトフォーク》。対象はコルトさん。
速水ヤドリ:同意するのなら戦闘移動を、さらに攻撃時の与ダメージを+1d6させます。
真神コルト:ありがたくいただきます。A2→C3に移動!
system:[ 速水ヤドリ ] HP : 19 → 16
GM:了解!では続いて行動値ごとの処理ですね
GM:▽ジャガーノート/R1メインプロセス
GM:行動どうぞ!
真神コルト:イエス。
真神コルト:ムーブで戦闘移動、C6に。グレートガニメデ君とエンゲージ。
真神コルト:マイナー飛ばしてメジャーで《ハードナックル》。マグネティックコレダーで白兵攻撃、与ダメ+2d6。
system:[ 真神コルト ] EN : 30 → 27
GM:命中判定どぞ!
真神コルト:どどん!
真神コルト:2d6+10 命中 (2D6+10) > 6[2,4]+10 > 16
GM:ガニメデは2d6+5で回避試みますが
真神コルト:こんなもんかな……?
GM:振り直しはありませんか?
真神コルト:はい、これより下がっても困るのでw
GM:わかりました!では防御!
GM:2d6+5>=16 (2D6+5>=16[12,2]) > 8[4,4]+5 > 13 > 失敗
真神コルト:ひぇっ
GM:命中!ダメージロールどうぞ!
真神コルト:ではダメージロール前に《アタックブースター》。与ダメ+1d6。
system:[ 真神コルト ] HP : 21 → 19
真神コルト:ナイトフォーク+1d、パニッシャー+2d、ハードナックル+2d、アタックブースター+1d。計+6dでダメージロール!
真神コルト:2d6+21+6d6 マグネティックコレダー/雷 (2D6+21+6D6) > 10[5,5]+21+25[3,3,4,4,5,6] > 56
GM:雷は防護属性ないのだなあ
GM:グレートガニメデに極大ダメージ!しかしまだ倒れない!
速水ヤドリ:――会敵。まずは、単騎で浮いている"モノケロス"を援護するように動かなくては。
速水ヤドリ:最初の一手は、彼女だ。……呼べば応えてくれる、そういう信頼がある。
速水ヤドリ:「"ジャガーノート"、お願いします!」
真神コルト:「了解。ジャガーノートは奈落獣を抑えます」
真神コルト:地を蹴り、漆黒の巨人が跳ぶ。
真神コルト:「アルティマテリアライゼーション! クロー!」
真神コルト:音声入力でジャガーノートの秘める機構が作動。腕部が肥大化を始める。
真神コルト:ALTIMAの増殖現象。やがて、それは形を成す。
真神コルト:この世に顕現せし、コロニーの陽光に鈍く輝く、狼の爪!
真神コルト:「行きますっ!」
真神コルト:振るわれた凶爪が奈落獣の装甲を易々と切り裂き、刻みつける!
奈落獣グレートガニメデ:「!!!???」重圧な生体装甲を切り裂かれたガニメデが悲鳴をあげる!
GM:▽リトル・ライト・ブルー/R1メインプロセス
速水ヤドリ:ムーブアクション、3マス移動。C1→C4へ。
速水ヤドリ:マイナーアクションはなし。
速水ヤドリ:メジャー、一応攻撃してみましょう。「バルカンファランクス」でグレートガニメデに射撃攻撃。
速水ヤドリ:命中判定。
速水ヤドリ:2d6+7 (2D6+7) > 7[2,5]+7 > 14
GM:防御判定行います!
奈落獣グレートガニメデ:2d6+5 (2D6+5) > 5[2,3]+5 > 10
GM:命中!ダメージどうぞ!
速水ヤドリ:ではダメージ!
速水ヤドリ:2d6+14 〈殴〉 (2D6+14) > 3[1,2]+14 > 17
GM:殴は防護点6引いて11ダメージ適用!
GM:惜しい…!あとちょっと!
GM:RPどうぞー
速水ヤドリ:「副砲用意! 沈められなくても構いません、釘付けにします!」
速水ヤドリ:"リトル・ライト・ブルー"の数少ない装備である、副砲バルカン群が奈落獣に狙いを定め、次々と弾丸を吐き出す。
速水ヤドリ:(……さて。あなたが『使える』かどうか、ここで見定めさせてもらいます。"モノケロス")
GM:火線を受けてその場に縫いとめられた大型奈落獣が、忌々しげに鎌を振り回す!
GM:▽モノケロス/R1メインプロセス
天城コウスケ:押忍!ムーブで1マス右、C6に移動!マイナーなし!
天城コウスケ:メジャーでグレート・ガニメデに白兵攻撃、使用武器はOVLビームジャベリン!
天城コウスケ:判定!
天城コウスケ:2d6+11 (2D6+11) > 10[4,6]+11 > 21
天城コウスケ:達成値21で確定!
GM:ヒョエ~ッ!
GM:中ボスの力見せてやる!
GM:2d6+5>=21 (2D6+5>=21[12,2]) > 5[1,4]+5 > 10 > 失敗
GM:……命中!ダメージどうぞ!
天城コウスケ:ヤー!基本の2d、パニッシャーで2d、そこに固定値が足されての。
天城コウスケ:2d6+2d6+21 (2D6+2D6+21) > 7[1,6]+2[1,1]+21 > 30
天城コウスケ:光30点!
GM:グレートガニメデの残FPは6点!光防護点はナシ!死にます!
GM:かっこよくトドメを刺しておくれ!
天城コウスケ:うおーッ!
天城コウスケ:機材は同じとはいえ、シミュレーターとの相違点は少なくない。それでも。
天城コウスケ:「この距離なら……こいつか……!?ちょっと揺れるぞ、フリューさん!」
天城コウスケ:自分がこの機体で──"モノケロス"で為すべきこと導くように、思考を先回りして、システムが選択肢を示す。
フリュー・ゲイル:「了解。思いっきりぶちかましてください」
天城コウスケ:「ああ……!」
天城コウスケ:システムのメッセージに。背後からの声に。──そして、何処からか注がれる視線に、応えて。
天城コウスケ:白いガーディアンが、コロニーの地面を蹴って跳躍。
天城コウスケ:「この…おッ!!」
天城コウスケ:奈落獣が振り回す鎌を掻い潜り、岩の塊のような頭部、その頂点に──
天城コウスケ:マニピュレーターを保護するように展開したナックルガードを叩き付け、そして。
天城コウスケ:みしりと、装甲が砕けると同時にビームラムを発振。奈落獣の内部構造を貫き崩す!
天城コウスケ:「……やったか!?」
天城コウスケ:奈落獣を蹴って飛び下がるその動作は、僅かではあるけれど。先ほどの動作より滑らかになっている。
奈落獣グレートガニメデ:核となる器官を破壊されたガニメデが、眩い光を放ち爆発する!
フリュー・ゲイル:「敵大型奈落獣、沈黙。撃破に成功しました」
天城コウスケ:「よし、これで残った奴らも退いて……」
天城コウスケ:「……くれないか……!」
ヴィクラマ:「〝モノケロス〟がガニメデを沈めた……!?」
ヴィクラマ:「研究所での奪取に失敗したとは聞いていたが、動きが全然違うぞ!正規のリンケージはいない筈ではなかったのか!?」
GM:ヴィクラマは動揺を見せるが、撤退する様子はない。モノケロスを奪取せんと、機体へ向けて強襲を仕掛ける!
GM:▽エネミーターン
GM:ヴィクラマの行動。まずはD-6地点のエネミーから動きます。
GM:ムーヴなし、マイナーなし
GM:メジャー:武装/56mmリニアマシンガンによる射撃攻撃。対象は
GM:C-6地点のモノケロス!
天城コウスケ:ぐおーっ、来なされ!
GM:8+2d6 (8+2D6) > 8+6[2,4] > 14
GM:振り直し等はありません。達成値操作・振り直し要求なければ防御どうぞ。
天城コウスケ:では回避を試みます!
天城コウスケ:2d6+6 (2D6+6) > 10[4,6]+6 > 16
天城コウスケ:あっヤッター!
真神コルト:お見事!
GM:回避成功!射撃武器のリソースを消費して、反撃を行いますか?
天城コウスケ:しましょう。コネクテッドロングビームライフルの射程圏内!
system:[ 天城コウスケ ] EN : 28 → 18
GM:ではコネクテッドビームライフルの与ダメージぶん(スイープブラスト・支援補正があればその分も載せた上で)振ってください
天城コウスケ:ヤー、基礎ダメージ以外の上乗せは無し!
天城コウスケ:2d6+20 (2D6+20) > 5[2,3]+20 > 25
天城コウスケ:低い。光25点!
GM:大きい!ヴィクラマは光補正ないのでそのまま受けて残FP11点です。
フリュー・ゲイル:「コウスケ。敵ミーレスが来ます。防御対応を」
天城コウスケ:「防御って言ったって、コイツに盾なんて……ッ!?」
天城コウスケ:「……いや、こいつか……!」
ヴィクラマ:「システムを残して落ちてもらうぞ、カバリエもどき!」ヴィクラマのリニアマシンガンが火を吹く!
天城コウスケ:腰部マウントラッチに懸架されていた、火砲──と呼ぶには砲身の短いそれを右腕に装備。
天城コウスケ:「……そんなに戦いたいって言うんなら、相手になってやる!人が乗ってても……やりようはあるんだ!」
天城コウスケ:降り注ぐ弾丸が装甲を僅かに削る。それをお構いなしとばかりに、砲口をミーレスへと向けて──発砲。
天城コウスケ:散弾のような光の雨が、ヴィクラマを迎え撃つ!
ヴィクラマ:「散弾だと!?ぐうっ!」
GM:放たれた光の雨が、ヴィクラマの火線を焼き溶かし、さらにミーレスの装甲へ強烈な面制圧射撃!
GM:▽2体目のヴィクラマの手番!
GM:ムーヴでA-8からC-7へ移動!
GM:モノケロスへ再度リニアマシンガン攻撃!
ヴィクラマ(1):2d6+8 (2D6+8) > 6[1,5]+8 > 14
GM:対応どうぞ
天城コウスケ:押忍、再び回避を試みます!
天城コウスケ:2d6+6 (2D6+6) > 9[4,5]+6 > 15
天城コウスケ:あっやったわよ!
GM:ナイス回避!
真神コルト:身軽!
ヴィクラマ部隊2:
ヴィクラマ部隊2:2機編成のヴィクラマ小隊が、続くようにモノケロスを狙う!
ヴィクラマ部隊2:「ここで逃してなるものか!全機、新型を狙え!」
ヴィクラマ部隊2:さらなるマシンガン射撃!
天城コウスケ:「くっ……動けよ、この……!」
天城コウスケ:マニュアルに従った操作ではない。そう願った声に、システムと機体が応える。
天城コウスケ:先ほどと同じく、弾丸に装甲を削り取られながらも。それ以上に傷付くことなく、モノケロスの双眼がミーレスを見据える。
ヴィクラマ部隊2:「この距離で直撃を避けただと!?」
GM:▽R1クリンナップ
GM:もしEN支払い忘れなど有ればここで処理お願いします~
GM:もう済ませてたら大丈夫って教えてください!
速水ヤドリ:私はなし! 大丈夫!
真神コルト:減らしました!(27→23)
天城コウスケ:は、こちらも計算済みです!
GM:▽ラウンド2/セットアップ宣言は双方なしのはずなのでスキップ
GM:▽ラウンド2イニシアチブ
GM:先程決めた逆打ちに従って動いてもらう形になりますが、
GM:ヤドリちゃんは割り込みありますか?
速水ヤドリ:コルトさんに今一度の《ナイトフォーク》を。戦闘移動と攻撃与ダメ+1d6!
system:[ 速水ヤドリ ] HP : 16 → 13
天城コウスケ:ゴーゴー!
真神コルト:いただきます。C6→C7に移動、ヴィクラマ部隊2にエンゲージ!
GM:▽ジャガーノート/ラウンド2メインプロセス
GM:では続いてコルトさんの手番どうぞ!
真神コルト:イエス。
真神コルト:ムーブマイナーなし、メジャーで《ハードナックル》。マグネティックコレダーで白兵攻撃、与ダメ+2d6。
system:[ 真神コルト ] EN : 23 → 20
system:[ 真神コルト ] EN : 20 → 16
真神コルト:良いかな?命中判定!
真神コルト:2d6+10 命中 (2D6+10) > 3[1,2]+10 > 13
GM:おっとお
真神コルト:低い!《連環撃》!
system:[ 真神コルト ] HP : 19 → 17
GM:ヴィクラマはイベ13で同値回避します
真神コルト:2d6+10 命中 (2D6+10) > 9[4,5]+10 > 19
天城コウスケ:ナイス連環!
GM:今度は命中しますね!
真神コルト:ほっ……
GM:ではダメージどうぞ
真神コルト:ダメージロール前に《アタックブースター》。与ダメ+1d6。
system:[ 真神コルト ] HP : 17 → 15
真神コルト:ナイトフォーク+1d、ハードナックル+2d、アタックブースター+1d。計+4dでダメージロール。
真神コルト:2d6+21+4d6 マグネティックコレダー/雷 (2D6+21+4D6) > 7[3,4]+21+17[2,4,5,6] > 45
GM:ミーレスが雷防御なんて持ってるわけないだろ!
GM:FP36点、沈みます!
真神コルト:モノケロスを狙う敵ミーレス。呼応したモノケロスの射撃と回避行動。
真神コルト:先の奈落獣に対する攻撃にしても。
真神コルト:(思い切りのある踏み込みと瞬発力。素人の動きじゃないですね……)
真神コルト:リトル・ライト・ブルーからの戦術指示が入る。モノケロスへの攻撃に当たり、敵部隊が動きを止めている。
真神コルト:「叩くならこちら、か!」
真神コルト:スラスターオン。その火線を潜り抜けるように一気に距離を詰め。
真神コルト:「こんな所で! いい加減にしてくださいっ!」
真神コルト:敵部隊の中心に躍り込んだジャガーノートの腕、純エネルギーと化した爪が数度閃き、ステラチタンの機体を切り刻む。
ヴィクラマ部隊2:ヴィクラマが次々と横薙ぎ、あるいは頭から真っ二つに引き裂かれ、爆発!
GM:▽リトル・ライト・ブルー/R2メインプロセス
速水ヤドリ:はい。
速水ヤドリ:ムーブなし、マイナーなし。メジャーで「連装主砲」を使用して残ったヴィクラマに砲撃攻撃。
速水ヤドリ:命中判定。
速水ヤドリ:2d6+14 砲撃 (2D6+14) > 4[1,3]+14 > 18
GM:回避・防壁どっちも13固定!従って命中!
速水ヤドリ:ではダメージ。
GM:属性にもよるけど11点以上の出目が出ると痛いです。ダメージどうぞ!
速水ヤドリ:2d6+20 〈殴〉 (2D6+20) > 9[3,6]+20 > 29
速水ヤドリ:29点、〈殴〉。
GM:7点防御できるんだよな~~~!
GM:22点ダメージ刺さって戦闘不能です。対ありでした。
速水ヤドリ:GG。ではロールに。
GM:どうぞ!
速水ヤドリ:「この距離なら、主砲ですね。弾道予測出してください。……えぇ、街を守るための戦いで、それ以上の被害を出すわけにはいきませんからね」
速水ヤドリ:指示を飛ばし、すぐに帰ってきたデータを見て、『行ける』と判断する。
速水ヤドリ:「……命が惜しければ、直ちに脱出してください。撃ちますよ」オープンチャンネルで、照準されているミーレス群に警告する。
速水ヤドリ:装填よし。照準よし。
速水ヤドリ:「主砲、発射!!」指示に合わせて、艦が震える。
速水ヤドリ:巨大な質量弾が射出され、後には大破したミーレスの残骸だけが残った。
速水ヤドリ:「……これにて状況はいったん終了ですかね」ふぅ、と艦長席で息をつく。
オペレーター:「敵ミーレスの熱源反応、大型奈落獣のアビス反応、いずれも沈黙。我々の勝利です」
速水ヤドリ:「では、皆さんを回収して、帰投しましょうか。……えぇ、気になる機体がありますしね」
天城コウスケ:「……終わった、のか。よかった……って、そうだよ……!」
天城コウスケ:「艦長さん!その艦にも医務室はあるんだろ!?こっちにもう一人乗ってて、その人が怪我をしてるんだ!」
天城コウスケ:「頼む、色々話はあるだろうけど、まずは手当てを…!」
天城コウスケ:繋がりっぱなしのオープンチャンネルに向けて、何よりもそれが一大事だ、と言わんばかりに。
真神コルト:「そのためにも、まずは着艦です。あそこまで飛べますか?」
真神コルト:腕の武装を解いた巨人がリトル・ライト・ブルーを示す。モノケロスにも着艦コースが指示されているはずだ。
天城コウスケ:「あ、ああ……!」
天城コウスケ:リンケージの声に合わせて、機体自体も頷き、そして視線を空──コロニーに浮かぶ、リトル・ライト・ブルーへと向ける。
真神コルト:「先導します。行きましょう」
真神コルト:そして、通信モニターに映る少女に微笑みかけ。
真神コルト:「ジャガーノート、帰投します。……お疲れ様でした」
真神コルト:結ぶ言葉は、戦いの苛烈さとはかけ離れた、穏やかさに満ちていた。
GM:▽シーンカット!
GM:コネ取得は合流後でも大丈夫かな?
速水ヤドリ:合流後で!
真神コルト:同じく!
天城コウスケ:押忍、それで!
GM:では次のミドルシーンへ!
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シーン5:集結
GM:シーンプレイヤー 速水ヤドリ
GM:▽リトル・ライト・ブルー 格納庫
GM:どうにかコロニーシリンダーと宇宙港の敵を撃退することができた。
GM:しかし、コロニーの受けた被害はあまりにも大きい。
GM:キミたちはひとまず、状況確認のためフォーチュンの艦へと集合した。
真神コルト:「これがモノケロス……。私のジャガーノートと同じくらいの大きさでしょうか」
真神コルト:白い巨人を見上げて修道女が呟く。……ジャガーノートが小さい、と言った方が正確かもしれない。
真神コルト:(さて、一体どんな男の子が飛び出すやら。穏便に済むと良いのですけどね)
真神コルト:コキ、と首を鳴らす。
天城コウスケ:修道女の視線の先。コックピットハッチがゆっくりと開く。そこから──
天城コウスケ:「……よし、降りるぞフリューさん。もうちょっとだけ我慢してくれよ」
フリュー・ゲイル:「ありがとうございます。コウスケも、初の実戦で疲労度が高いと確認しています」
フリュー・ゲイル:「私はこの程度の負傷であれば問題ありません。ですので、あまり無理はされないように」
天城コウスケ:「そういうワケにもいかないだろ、無茶させたのはこっちの方なんだから……」
天城コウスケ:そんな会話を交わしながら、リフトが床面に到着。そして。
天城コウスケ:「えっ……と。さっき一緒に戦った人、だよな」
天城コウスケ:こちらに視線を向ける、修道服姿の女性に遠慮がちに声をかける。
天城コウスケ:その所作は、一般人上がりが多いというリンケージにしても、あまりに普通で。
真神コルト:(無防備ですね。一般の人……にしては、操縦は滑らかでしたが……)
真神コルト:「ええ、はい。真神コルト、見ての通りの女です」
真神コルト:「それとも、フォーチュンの者と名乗った方が早いでしょうか」
天城コウスケ:「見ての通りっていうことは……シスターさん……?」
真神コルト:「宗教的な意味合いは薄いですけどね。どちらかと言えば福祉団体のようなものです」
真神コルト:「貴方がたのお名前を伺っても?」にこりと微笑む。
天城コウスケ:「あ、ああ。こっちはフリューさん。フリュー・ゲイルさん。俺は──」
天城コウスケ:気圧される──のとは少し違う。穏やかさと、先ほどの苛烈な戦闘の様子がどうしても結びつかなくて、ぐるぐると回る思考の中で応えかけて──
速水ヤドリ:「天城、コウスケさんですね」かつかつと、足音を響かせて。格納庫に入ってくる、小さな影。
速水ヤドリ:「改めまして、速水ヤドリです」直接視認すると、モニタで確認していたよりもさらに小さく感じるかもしれない。
速水ヤドリ:「ようこそ、私の艦(ふね)へ」
天城コウスケ:「…………」
天城コウスケ:先ほど感じたものとは、また違うギャップ。小さい、というよりも幼いと形容する方が似合う、けれどどこか大人びた印象の少女に。
天城コウスケ:「……うん。天城、コウスケだ。どう呼んでくれてもいい。……誰の孫か、とかも調べがついてるんだろ、その様子だと」
天城コウスケ:何故だか、物言いは僅かに硬くなる。
真神コルト:孫、という物言いに首を傾げる。
真神コルト:「ヤ…………速水艦長? 彼は何か……?」
速水ヤドリ:「……家族の話がお嫌いなら、深くは触れずに置いておきたいところですが。あのガーディアン……そちら風に言うのなら、ロボットが。それを許してくれるでしょうかね」
速水ヤドリ:白いガーディアンを見上げながら。
天城コウスケ:「分かってる。……こいつが何なのか。なんで俺がこれを動かせたのか。俺だって知りたいと思ってる」
天城コウスケ:「……だけど」
天城コウスケ:「まずはこの人を、頼む。……研究所の人だってこと以外は、名前しか聞いてないけど……」
天城コウスケ:「俺を、これに乗せてくれた……助けてくれた、人なんだ」
天城コウスケ:肩を貸すようにしているフリューを見て、小さく頷く。
フリュー・ゲイル:「紹介が遅れました。私はフリュー・ゲイル。天城ロボット研究所の研究員です」
フリュー・ゲイル:「こちらのコロニーへは、天城女史と博士の命を受け、モノケロスの開発協力のため地球から参りました」
天城コウスケ:「天城女史、っていうのは俺の姉さん……天城レイコのことだ。……俺も、姉さんに呼ばれてここに来た」
天城コウスケ:「……何のためだとか、もらった手紙に説明は全然なかったけどな」
天城コウスケ:そういう人なんだよ、と。吐き捨てる……と言うには何か複雑な感情が見える声で。
速水ヤドリ:その様を見て、何かを一瞬考えるような表情をしたのち、それを消して。
速水ヤドリ:「……とりあえず、負傷者も意識は明瞭なようでなによりです」応急手当はここでしましょう、と、スタッフにタブレット越しにコールを送り呼び寄せる。
天城コウスケ:「……ありがとう、速水さん。……真神さんも、その。いきなり不躾な目で見て、悪かった」
真神コルト:「いいえ。いきなりガーディアンに乗って、戦って、では無理もありません」
速水ヤドリ:「ですね。戦闘を終えて恐慌を起こしていないだけ凄いものです」
天城コウスケ:「そういう風になるもの、なのか。……いや、なんというか──」
天城コウスケ:「もちろん、驚いたよ。でもなんとなく。落ち着くような感じもしたんだ」
天城コウスケ:不思議なものを見るように、"モノケロス"を見上げて──
天城コウスケ:「……ああいや、ごめん。ヘンな話をしちまった」
真神コルト:初めてジャガーノートに乗った日、自分はどうだったか。彼女の目にはどう映っただろうか……と思い浮かべる。
真神コルト:「良いんじゃないですか。貴方にとってそれは、そういう物なんでしょう」首から下げたロザリオをそっと握る。
リトル・ライト・ブルー乗員:「艦長。シェリル市長からの要請です。現状の説明と今後の相談のため、一度我々に来て欲しいと。どうしますか?」
速水ヤドリ:「依頼主からのお言葉ですからね。無視するわけにはいきません。……天城さん、真神さんの機体を整備する間、お二人にも留まってもらうことになりますが……よろしいですか?」
真神コルト:「私は構いません。元々、市長の護衛のお仕事もありますから」
天城コウスケ:「もちろん。……艦の中じゃ、艦長の指示には従わなきゃ、だろ。世界史の資料集で見たよ」
天城コウスケ:精一杯の軽口で応じる。
速水ヤドリ:「ふふ、よろしい」ほんの少しだけ、笑って見せて。
速水ヤドリ:「では、シェリル市長のところに向かいましょうか」
真神コルト:「あ。その前に」両手を合わせ。
真神コルト:「天城くんのメディカルチェックを済ませましょう。私もチェックを受けなきゃ」
真神コルト:戦闘後の負傷の治療、奈落獣や奈落兵器を相手取ったならばアビス汚染の確認と除去。
真神コルト:リンケージはガーディアンに乗って戦うだけでは済まない稼業だ。
天城コウスケ:「メディカルって……いいよ、怪我もしてないんだから。乗せてもらったからって、そこまで世話になるわけには……」
天城コウスケ:そんな実情はつゆ知らず、(リンケージでなければ)当たり前の観点からそう応じる。
真神コルト:「ダメですよ、規則です。今回は奈落獣と戦ったんですから尚更です」
真神コルト:さあ、と手を取り。その細腕とはまるで釣り合わない膂力でぐいと引く。
真神コルト:「艦長も立ち会います?」
速水ヤドリ:「ふふ、そうしましょうかね?」その様子を、どこかおかしげに、微笑まし気に見ながら。
天城コウスケ:「いや大丈……うわっ、ちょっ、力強いな!?」
天城コウスケ:「いやほんと、大丈夫!大丈夫だから!速水さんも何言ってんだ!?」
真神コルト:「さ、行きますよ」フリューさんの治療もありますし、と続けながら少年をずるずると引きずっていく。
速水ヤドリ:「大丈夫に見えても、規則ですので。艦長命令ですよ」そのまま、二人の少し後を歩いていく。
天城コウスケ:「……ああ、くそ」
天城コウスケ:半ば引きずられるように歩きながら、諦めの色が濃い言葉を吐く。そこに、僅かに混じるのは。
天城コウスケ:「(……いったい、どんな人たちなんだろうって思ってたけど)」
天城コウスケ:「(……笑うんだな。真神さんも、速水さんも。そりゃそうか、リンケージだって人間なんだ)」
天城コウスケ:──ならば。自分をここに導いてくれた、あの人は。
天城コウスケ:いったい、どんな風に笑うんだろう。
GM:▽シーンカット/コネの取得が可能!
真神コルト:ヤドリちゃんに信頼、天城くんに興味で取得!
速水ヤドリ:真神コルト/信頼、天城コウスケ/興味 でコネ取得。
天城コウスケ:ヤドリちゃんに「とまどい」、コルトさんに「興味」で!
GM:オーケイ!