DX3rd『ハンドレッド・ハンズ』 from SSSC 【SA-03/あなたの街の怪事件】


メイン 見学


東雲銀(しののめ・ぎん)キャラシート)PL:メガ大仏
百鬼十桜(なぎり・とお)キャラシート)PL:MAO
伊藤尚子(いとう・なおこ)キャラシート)PL:赤いポスト
阿嘉橋コウ(あかはし・─)キャラシート)PL:さささ


目次



プリプレイ


GM:【トレーラー】
GM:街で奇妙な事件が起こっている。
GM:路地裏に。ゴミ捨て場に。時には、往来の真ん中に。
GM:ぽとりと落ちている、可愛らしい小さな手。
GM:女の子の、右手だけが、たくさん、たくさん、たくさん。
GM:──おててをなくした、あなたはだあれ?

GM:【ハンドアウト(共通)】
GM:あなたたちはUGNエージェント、あるいはチルドレンだ。
GM:いま、N市各所で、奇妙な事件が起こっている。
GM:あなたたちの目的は、「少女の右手の出所を探り、怪事件を終わらせる」ことだ。

GM:では、本日は4名をお迎えして!
GM:自己紹介からお願いします。こちらで名前とシートのURLを貼るので、それに続いて。
GM:東雲くん、百鬼くん、伊藤さん、コウくんの順番で!

GM:"模倣犯(コピーキャット・クライマー)"東雲銀a
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYyffHzwIM

東雲 銀:「始めまして。第九支部所属の東雲銀だ。コードネームはコピーキャットクライマー」
東雲 銀:星辰館高校2年生のUGNチルドレン、東雲銀です
東雲 銀:学校では愛想が良いですが猫を被っているタイプであり
東雲 銀:実のところプライドが高い性格だと自分では思っています
東雲 銀:だけど実際の所何だかんだ情に厚く、人の世話を焼きがち
GM:ユウジョウ……
東雲 銀:旧Rラボの実験部隊出身であり、吸血衝動を利用することでウロボロス因子の模倣能力を強化する力を持ちます
東雲 銀:血を取り込むことによって不完全ながら即座に能力を奪うコピー能力者です
東雲 銀:性能的にも万象の虹で奪った起点を無形の影でぶっぱなす万能型アタッカー
東雲 銀:火力はある程度確保してるので頑張りたいと思います
東雲 銀:以上! よろしくお願いします!
GM:は、ありがとうございます!続いて!

GM:"顎門の王(King jaw)”百鬼十桜
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYpIajpwIM

百鬼十桜:「第五支部所属、百鬼十桜。コードネームは『顎門の王“King jaw”』です」
百鬼十桜:「諸先輩方の足を引っ張らないよう誠心誠意務めさせていただきますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!」
百鬼十桜:第五支部に所属している、支部長を敬愛している10歳のショタっ子チルドレン。
百鬼十桜:性格は生真面目。理想が高い分、やや自己評価が低い傾向があります。
百鬼十桜:ざっくり言うと試験で99点をとったときに、獲得した99点より、取れなかった1点に重きをおいてしまうタイプです。

百鬼十桜:能力としては身体の所々から、影獣とゆーなんか黒くて怖い存在を生成すると言う能力の持ち主。
百鬼十桜:スペックとしては80超えてからの単体アタッカーで、復讐の刃で手数を増やす構成です。
百鬼十桜:奥の手としてレネゲイドディゾルバーで敵のatアクションを「食い尽くす」ことができるようになりました。

百鬼十桜:シンドロームはキュマイラ/ウロボロス
百鬼十桜:ロイス関係は─
百鬼十桜:Dロイス №05【実験体】
百鬼十桜:支部長【"エインヘリャル”梁田麗佳@○慕情/劣等感】
百鬼十桜:殺めた子【根来連理@○誓い/無念】
百鬼十桜:となります。

百鬼十桜:ほぼ半年ぶりの正規稼働。マイナーチェンジが施されておりますが、根っこは変わっておりませぬ。
百鬼十桜:改めまして、よろしくお願い申し上げます。
GM:は、ありがとうございます!それでは、次に!

GM:"斬り結ぶ邪眼(エウリュアレ)"伊藤尚子
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY1fSnygIM

伊藤尚子:「結構。では、任務を始めましょう」
伊藤尚子:第四支部所属の事務員兼業エージェント。35歳。
伊藤尚子:人使いに容赦のないクールビューティー。ただし根っこはまっとうな善人のOL.
伊藤尚子:能力は、正体不明の邪眼。その『視線』による遠隔斬撃と拘束──
伊藤尚子:に、みせかけた糸使い。
伊藤尚子:データ的には《エブリシングレディ》で毎シーン何かしら調達しながら、器物使いでミドルをごまかす。
伊藤尚子:クライマックスはパワーアシストアーマーを調達して、据え置き火力と《デビルストリング》で嫌がらせ。
伊藤尚子:良くも悪くも器用な35歳のメガネOL。ただし彼氏いない歴はイコール年齢。
伊藤尚子:今回は各支部からの招集とのことで。よろしくおねがいします
GM:は、よろしくお願いします!そしてラスト!

GM:"アル・ニヤト"阿嘉橋コウ
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY2d7ysAIM

阿嘉橋コウ:「えっと、星辰館高校『破風の会』所属"アル・ニヤト"阿嘉橋です。あ、下の名前はコウって言います」
阿嘉橋コウ:「阿嘉橋の阿は『阿る』の阿で……あ、そうじゃなかった! あの、まずはよろしくお願いしますね」
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウ(あかはし・こう)。星辰館高校一年生で、UGNチルドレンです。
阿嘉橋コウ:高校では支部的な存在の第一生徒会『破風の会』の書記を務めている、のんびりほやほやした男子です。食べるのが好き!
阿嘉橋コウ:生まれも育ちもUGNの施設で、ちゃんと学校に通うようになったのは高校に入ってから。
阿嘉橋コウ:その辺ゆえの社会経験の少なさと真面目でぼんやりしたところが合わさり、様々なことを真に受けがちです。
阿嘉橋コウ:そんな風にしているうちに彼女ができたとかそういう話も……ある……。
阿嘉橋コウ:性能的にはサラマンダー/キュマイラで肉体でRC判定をするタイプです。シンプル炎使いです。
阿嘉橋コウ:行動値を上げて走って範囲を殴る! 精鋭なので当たりやすい! 以上!
阿嘉橋コウ:因子的には蠍のキュマイラですね。外にはあんまり出てこないけど……。
阿嘉橋コウ:ミドルはまあ強くはありませんが、コネを使ってどうにかこうにかしていきたいです。
阿嘉橋コウ:以上。よろしくお願いします!
GM:は、ありがとうございます!
GM:それでは、さっそく……。

オープニング


GM:■OP
GM:全員登場
GM:登場侵蝕をお願いします。
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:39->42)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:36->39)
東雲 銀:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+9[9] → 49

伊藤尚子:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 9[9]+33 → 42


GM:──N市UGN、第2支部会議室。
GM:キミたちは、各々が所属する支部から、あるいは星辰館高校に伝手のあるUGN関係者からの連絡で。
GM:ここ、第二支部を訪れています。そして。
GM:キミたちをここに集めた張本人が──。
豊島正則:「……ああ。悪ィな、それぞれ忙しい中」
GM:体のあちらこちらに包帯を巻いた青年。20歳にして高校三年生。第二支部、支部長補佐、豊島正則その人です。
百鬼十桜:「第五支部所属、百鬼十桜。コードネーム『顎門の王“King jaw”』です」ぴしっと敬礼して挨拶を。
阿嘉橋コウ:「いえ、正式な支部のお手伝いをするのも、『破風の会』のお仕事ですから」
伊藤尚子:「結構。忙しいのはいつものことです。豊島補佐」
阿嘉橋コウ:小柄な少年が、支部の様子に似合わないほやっとした顔で立っている。
東雲 銀:「それで、今回はどのような件でしょう」
百鬼十桜:「梁田支部長より、指示を仰ぐよう承っています。よろしくお願いいたします、豊島支部長補佐」
豊島正則:「そう言ってもらえると有難い。……特に、年中人手不足の第9からは……っと、そうだな」
GM:目つきは決して柔和ではなく、今は目の下の濃いクマがそれを強めていますが、それでも苦笑いのような笑みを浮かべて。
百鬼十桜:対象的に、ぴしっとした姿勢を崩さない。
東雲 銀:(この人も苦労してるんだな……)
豊島正則:「まずは、こいつを見てくれ。これが──」
GM:そう言いながら、デスクの引き出しから取り出したのは。ビニールに包まれ、真空パックされた何か。
阿嘉橋コウ:「……?」
豊島正則:「一週間前、市中心部のゴミ捨て場で見つかった。……ああ、"こう"したのはうちだ。保存のためにな」
GM:ぴったりと張り付くビニールに挟まれていたのは、小さな手。女の子の、右の、手首から先。
伊藤尚子:「……右手、ですか」「それも、かなり若い女性の」動じることなく、しかし緊張は強めて
百鬼十桜:「──!」<人の手
東雲 銀:「……なるほど、こういう」
阿嘉橋コウ:「ゴミ捨て場で……?」
阿嘉橋コウ:意外と動じてはいない。
豊島正則:「ああ。年は……10かそこいらってとこか。で、問題はふたつ」
GM:ひとつ、ふたつと右手の指を立てながら。
百鬼十桜:一瞬だけ息を飲むが──取り乱したりはしない。
伊藤尚子:「ただの右手であれば、それこそ警察の領分でしょうが……」
百鬼十桜:「『それ以上』のものだって、目にしたことはある。
豊島正則:「ひとつ。こいつは、オーヴァードの手だ。レネゲイドに侵されてやがる」
豊島正則:「ふたつ。……一週間前は、こいつだけ」
GM:ピ、と。小さな電子音がして、卓上のタブレットに表示された地図に光点が灯る。
豊島正則:「次の日は、ふたつ。その次の日は、よっつ。やっつ。16、32、64」
阿嘉橋コウ:(……『他の部分』が他所で見つかったのかな?)となんとなく考えを巡らせる。
GM:ピピピピピ。凄まじい勢いで、地図に光が追加されて。
阿嘉橋コウ:それにしても、あまり気分のいい話ではないが。ある程度慣れてしまっては、いる。
豊島正則:「今日は、128個の「右手」が見つかった。……まあ、なんとか市のゴミ回収に紛れて隠し通せちゃあいるが」
百鬼十桜:「……同一の個体、ですか?」
阿嘉橋コウ:「え」
阿嘉橋コウ:「右手、だけ、なんですか?」
豊島正則:「そう、右手だけ。間違いなく同一人物の右手、だそうだ」
阿嘉橋コウ:「……128回斬られてリザレクトしたのか」
阿嘉橋コウ:「右手が128本ある人なのか……」
阿嘉橋コウ:真面目に考えている。
百鬼十桜:「ひょっとしたら、そうした『切り離す』能力を持っているオーヴァードかもしれません、阿嘉橋先輩」
東雲 銀:「エグザイルでも中々いないだろそれ」
阿嘉橋コウ:「あ、そうか。そうかもしれないね」百鬼くんに。
東雲 銀:「128回もリザレクトなんていうのも、浸食率の増え方で考えれば土台無理な話ですよね。明らかな異常事態だ」
伊藤尚子:「切り離して、街にばらまいて」「仮にそういう話だったとして、目的がよくわからないわね」
阿嘉橋コウ:「今その子、ちゃんと無事で右手があればいいんだけど……と」
百鬼十桜:「あ、そうですね。戦闘の結果などではなくて、それ自体が目的の可能性もありますよね」
百鬼十桜:伊藤さんの発言になるほど、と。
豊島正則:「斬られた腕をポンポン生やす手段なんぞ、そうそうあるワケじゃあ……いや、無いこたぁ無ェが」
豊島正則:「ともあれ、こいつぁ紛れもない異常事態、しかも市内全域だ。となりゃあ、ひとつの支部に任せるよか」
豊島正則:「各支部から人を出してもらって、合同チーム結成、ってワケだ」
阿嘉橋コウ:「ああ、それで僕も呼ばれたんですね。納得しました」地図をじっと見ながら。
東雲 銀:「これだけの規模ですしね。そちらの方が融通が利く」
百鬼十桜:「了解しました、豊島支部長補佐っ!」再びびしっと敬礼
伊藤尚子:「結構。そういうことでしたら、お任せを」
豊島正則:「ああ、頼む。……あとな、堅苦しいのはやめてくれ。これでもまだ高校生なんだよ、俺は」
GM:きっちり敬礼をする百鬼くんに、苦笑いを深めながら。
百鬼十桜:「はいっ!」少しだけ表情を柔らかくするが、敬礼は解かない。
豊島正則:「というわけで、だ。……悪いが伊藤さん、纏め役を頼む。チルドレン、ってだけで子供扱いするワケじゃあないが」
伊藤尚子:「結構、了解しました」腰の後ろで手を組んだ姿勢で。
伊藤尚子:姿勢に乱れはなく、過度の緊張もない。
豊島正則:「よろしくな。……ああ、そうだ。この部屋は好きに使ってくれていい。俺はちょいと、この絡みで別件があってな」
豊島正則:「あとは、任せる。……頼らせてもらうぜ、ベテラン」
GM:伊藤さんに、首肯をひとつ。そうして支部長補佐は、なんでうちで最初に見つかるかね……などとぼやきながら。
伊藤尚子:「気にしないでくださいな。こういうときに使うためにいるものよ、ベテランってのは」
GM:バットケースのような、釣り竿ケースのような、細長い包みを背負って。部屋を出てゆきます。
東雲 銀:(どこの支部も大変だな本当……)
伊藤尚子:「……さて。話にもあったとおり、まとめ役をすることになった第四支部の“斬り結ぶ邪眼(エウリュアレ)”。伊藤尚子よ」
伊藤尚子:「この中に、実年齢が外見年齢と二周り以上乖離している人がいない限り、私が最年長になるわね」「だから、少し砕けさせてもらうわ」
阿嘉橋コウ:「僕は古代種とかレネゲイドビーイングではないので、年齢は見た目通りです」真面目に。
伊藤尚子:「結構。必要以上の規律を求めるつもりはないけど、それなりに使わせてもらうわよ」私からは以上、と締めくくって
百鬼十桜:「では──」と前置きをして
百鬼十桜:「第五支部所属、百鬼十桜です。改めましてよろしくお願いします。伊藤さん、東雲先輩、阿嘉橋先輩!」元気よくはきはきと挨拶。
百鬼十桜:「若輩者ですので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします」ぺこり、と頭を下げる。
東雲 銀:「……」先輩という響き
東雲 銀:「第九支部のチルドレン、東雲銀。どうかよろしく頼みます」
東雲 銀:(先輩って呼ばれるのいつぶりか……)
東雲 銀:「こちらこそ色々学ばせて貰うよ」
阿嘉橋コウ:「星辰館高校の方から来ました。あ、これは方角って意味ではなくて……えっと……」
阿嘉橋コウ:「"アル・ニヤト"阿嘉橋コウです。よろしくお願いします」深くお辞儀をする。
阿嘉橋コウ:「……あの、東雲先輩ともご一緒できて、ちょっと嬉しいです」
阿嘉橋コウ:学校で少しだけ顔を見知った仲だ。
東雲 銀:「ああ、こちらこそ。まさか一緒の任務に就くとは」
東雲 銀:「意外と狭いものだよな、こういうのは」
東雲 銀:「評判は聞いてる。頼りにさせてくれ」
阿嘉橋コウ:「そうなのかもしれないですね。何ヘクタールくらいかな……」
阿嘉橋コウ:「そ、そんなに評判というほどのこと、してないですけど」
東雲 銀:「ヘクタール単位」
阿嘉橋コウ:「僕も先輩にいろいろ教わりたいです」もう一度お辞儀。
阿嘉橋コウ:「皆さんも、えっと、がんばりましょうねー」全員に向けてにこりと笑う。
百鬼十桜:「はいっ、頑張りましょうっ!」
百鬼十桜:笑顔でぴしっと敬礼を返し──
東雲 銀:(今回も濃い面子が……)
東雲 銀:やや苦笑いでその光景を見つめるのだった

GM:シーンエンド

GM:ではミドル…の、前に!今回のリサーチ項目!

GM:■メイントピック
GM:使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>、<知識:レネゲイド>
GM:目標値:9
GM:プライズ:0/8
GM:最大達成値:30
GM:シーン数:0/6

GM:サブトピック:右手を棄てていた人物
GM:使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>、<知識:レネゲイド>
GM:目標値:6
GM:プライズ:0/2
GM:最大達成値:20

GM:以上、2項目となります。

GM:では早速ミドルへ!

ミドル1


GM:■ミドル1
GM:全員登場
GM: 
GM:登場侵蝕をお願いします。その後、まずはリサーチ判定から!
伊藤尚子:伊藤尚子の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:42->52)
東雲 銀:49+1d10
DoubleCross : (49+1D10) → 49+7[7] → 56

百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+1(1d10->1)した(侵蝕:42->43)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:39->42)
GM: 
GM:それでは、各々どの項目を調べるか宣言ののち判定をお願いします。
東雲 銀:ではメインぶき抜きましょうか
阿嘉橋コウ:お願いしたく!
伊藤尚子:メインを情報:UGNでいきますか
東雲 銀:情報UGNでコンセントレイト+無形の影
東雲 銀:8dx7+1>=9
DoubleCross : (8R10+1[7]>=9) → 10[1,1,2,7,8,8,9,10]+10[2,4,7,7,9]+10[2,4,9]+10[8]+5[5]+1 → 46 → 成功

東雲 銀:いえす
百鬼十桜:さすが東雲先輩!
GM:ヒェッ
阿嘉橋コウ:さすが
東雲 銀:ふはははこれが無形の影パワー
東雲 銀:浸食62
伊藤尚子:では、サブにいきましょうか
百鬼十桜:お願いします
阿嘉橋コウ:どうぞ!
伊藤尚子:エブリシングレディで強化ビジネススーツ入手して、器物使いで同化。コネ:UGN幹部を使用して情報:UGNで
伊藤尚子:7dx+4>=6
DoubleCross : (7R10+4[10]>=6) → 7[1,1,5,5,5,6,7]+4 → 11 → 成功

百鬼十桜:やったー
阿嘉橋コウ:うおー
東雲 銀:うおー
GM:では、メインは最大値。サブは現状、達成値11ですが、20狙って振ったり財産点とかはありますか!
伊藤尚子:大変結構
GM:(20までいくとDPが増える)
阿嘉橋コウ:あ、じゃあ一応振っておきましょうか
百鬼十桜:あ、そうですね。
阿嘉橋コウ:情報:UGNでコネ使用
阿嘉橋コウ:4dx+1=>6
DoubleCross : (4R10+1[10]>=6) → 9[2,5,5,9]+1 → 10 → 成功

百鬼十桜:1dx10+1 サブトピック判定 情報UGN
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル

阿嘉橋コウ:かわんないな
百鬼十桜:(´・ω・`)
阿嘉橋コウ:そういうこともある!
東雲 銀:あるさ
GM:ある…。
阿嘉橋コウ:財産点はとても足りませんので以上。
GM:ではメイン30、サブ11でDPは4!
GM:そしてリサーチ結果、変則的ですがまずサブから流します。

GM:■サブトピック:右手を棄てていた人物
GM:プライズポイント2
GM:右手は、全て同じ人物が棄てて回っていた。
GM:一夜で128もの右手を市内各所に棄てることは物理的に困難であり、なんらかのエフェクトを用いたオーヴァードの仕業と思われる。

GM:■メイントピック
GM:プライズポイント2
GM:UGNのデータベースで照合したところ、現在活動しているオーヴァードに右手と遺伝情報が合致する者はいない。
GM:引き続き、各支部で照合作業を継続中。

GM:プライズポイント4
GM:右手を棄てていた人物は、最後は湾岸区域の廃工場へ戻っていることが確認された。
GM:廃工場のアドレスを入手、次シーンで移動可能。
GM:※次シーンとはミドル2のことです。

GM:──N市UNG第2支部、会議室。
GM:先ほどよりも幾分か──主に机に積まれた紙束や端末により──散らかったそこで、キミたちは得た情報の整理をしています。
GM:そして、机の上には、数々の資料と共に。会議室には似つかわしくない品も、ずらりと──
東雲 銀:「ここまでの調査で判明したことがいくつかある」
東雲 銀:「食事を取りながらでも聞いてくれ」
阿嘉橋コウ:言われずとも、もくもく、と一心にハンバーガーを食べている。
阿嘉橋コウ:もちろん話はきちんと聞いている。
百鬼十桜:某FCサンドイッチ店のフットロング(ローストビーフ2倍のお野菜マシマシ)4本目をもぐもぐとお行儀よく頂きながら──
百鬼十桜:こくりと頷きます。
阿嘉橋コウ:補給も任務の一要素、としっかり教わった……ことを盾に、わりと幸せそうな顔をしている。
東雲 銀:「本当幸せそうに食べるよな……。まあ良い」
百鬼十桜:ふと、ちらっととなりの阿嘉橋先輩と目が合う。口には頬張ったまま──
伊藤尚子:「……(燃費が悪いとは聞いていたけれど……)」小さくためいきを1つついてから、東雲の方に向き直る
百鬼十桜:(美味しそうに食べる人だなぁ……)
阿嘉橋コウ:にこっと笑い返す。口元にはケチャップ。
東雲 銀:「まず見つかった右手の持ち主についてだが、UGNに登録されてるオーヴァードの中に該当者はいないそうだ」
百鬼十桜:自分の『体質』が第五支部のエンゲル係数に少なからず影響していることを自覚しているため
東雲 銀:「勿論現時点ではの話で、照会作業はまだ続いている」
百鬼十桜:年相応の笑顔とはならないが、それでも笑顔には微笑みで会釈を返し──
阿嘉橋コウ:もくもくと噛みながら、小さく頷き耳をそばだてている。
東雲 銀:「まあ、身内が襲われた可能性は薄いと見て良いだろうな、そして」
東雲 銀:スライドにとある地区の地図が表示される
百鬼十桜:咀嚼を終えて飲み込み。5本目に手を伸ばしながら視線と意識はしっかりと説明に。
阿嘉橋コウ:「わんわんふいきでふね」
阿嘉橋コウ:ごくんと飲み込み。
阿嘉橋コウ:「湾岸区域ですね」言い直す。
東雲 銀:「この右手を捨てていたと思わしき人物……詳しくは伊藤さんに後で説明して貰うが」
百鬼十桜:「あ、どうぞ」ホットコーヒーの入ったコップをコウくんの方へ。
東雲 銀:「この区域の廃工場付近で先ほど目撃されたそうだ」
阿嘉橋コウ:「わあ、ありがとうー。あったかいねえー」こくんと一口。
阿嘉橋コウ:「捨てていた人……」
阿嘉橋コウ:「人たち、じゃないんですね」
東雲 銀:「当事者かは分からないが重要参考人だ。どうにか確保して話を聞きたい。それで良いだろうか」
百鬼十桜:「それが、右手の『持ち主』なんでしょうか?」
東雲 銀:見回すように視線を向ける
東雲 銀:「そのあたりについては、伊藤さんお願いします」
百鬼十桜:サンドイッチのおまけに付いてきたラベンダーティーを口に含む。
伊藤尚子:「……簡潔に言えば、“アル・ニヤト”の言うとおり。人たち、ではなく人」「つまり、単独犯である可能性が高いわ」
東雲 銀:席に戻り、軽くホットコーヒーに口をつける
伊藤尚子:「都合128の右手。すべて同一人物の右手であり、またそれらを棄てて回った人間も一人」
東雲 銀:(この二人見てると何か食べたくなってくるな……)
伊藤尚子:「2つが同一のそれかはまだわからないけれど……確かなことが1つ」
阿嘉橋コウ:「あ、先輩もいろいろありますよ、どうぞ」伊藤さんを邪魔しない程度の声で。
東雲 銀:「あ、本当? ありがとう」
阿嘉橋コウ:ハンバーガーや菓子類が並んでいる。匂いの強いものはないが。
百鬼十桜:「お砂糖とミルク、使われますか?」
百鬼十桜:同じく邪魔しないように小声で。
伊藤尚子:改めて、右手の配置場所が示された地図を表示する。
阿嘉橋コウ:「僕、あんまり調査には貢献できなさそうなので、買い出しくらいは」
東雲 銀:「あー、じゃあミルクだけ貰えるか」
東雲 銀:一応視線は外さないが手は忙しなく動いている
阿嘉橋コウ:「……多いですね」地図を改めて見て。
百鬼十桜:「はい、どうぞ」ミルクを2つほどそちらに手渡して──
伊藤尚子:「無軌道に配置されているところを見るに、市内を走りながら棄てて回ったわけではない」
東雲 銀:「すまん、ありがとう」
伊藤尚子:「なんらかのエフェクトを用いて配置された、とみるのが妥当でしょうね」
百鬼十桜:「ひょっとしたら規則性もあるのかもしれませんね」地図をふんふんと確認しながら。
阿嘉橋コウ:「そうですよねえ、普通は一人でここまでたくさん回れないはず……」
伊藤尚子:「そのあたりも、目的と合わせて目下調査中……あるいは」
伊藤尚子:「湾岸地区の廃工場」「ここで、本人から聞けるかもしれないわね?」
東雲 銀:「やはり伊藤さんもそう思われますか」
東雲 銀:「これで、方針は決まりましたかね」
百鬼十桜:「だからこそ、なんらかの意味があるかもしれません」<普通は一人でここまでたくさん回れない
阿嘉橋コウ:「あ、じゃあ移動、って感じですか」いくつか菓子をポケットに突っ込みながら。
百鬼十桜:最後の一本──六本目を食べ終えて。
阿嘉橋コウ:「あ、えと、飲み物だけ今飲んじゃいます……!」ごくりと。
東雲 銀:既に二個目のハンバーガー
百鬼十桜:「なら移動ですね。現場であれば、僕でもお役に立てると思います」
阿嘉橋コウ:「僕も、がんばります……!」
伊藤尚子:「……なんだかあなた達を見てるとお腹が空いてくるわね」
東雲 銀:「伊藤さんも食べます?」
伊藤尚子:「………………いえ、結構」
百鬼十桜:「す、すみません」<お腹が空いてくる
阿嘉橋コウ:口元のケチャップを、ぐいと紙ナプキンで拭いた。
阿嘉橋コウ:「食べた分、動きますから!」
GM:そんな風に、キミたちがどこか和やかな空気の中、今後の方針を固めたところで。
豊島正則:「出るって聞いたが、足なら第二(R:うち)のクルマが空いてるから使ってくれて──」
GM:構わないぞ、と。ふらりと顔を出した支部長補佐が、そう言いかけて。
豊島正則:「……好きに使っていいとは言ったがな。誰がパーティーをしろっつったよ」
GM:机の上に広がる包みや皿を見て、楽しそうに笑いながら。
百鬼十桜:「す、すみません、豊島支部長補佐」思わす立ち上がって敬礼。
伊藤尚子:「…………本当に、申し訳ありません」
阿嘉橋コウ:「わ、あの、片付けはします!」
阿嘉橋コウ:「でもあの、美味しくて、つい……」もごもごと語尾が消える。
東雲 銀:「……先に後片付けだな」
豊島正則:「いいよ。メシを美味く感じるってこたぁ、生きてるってことだ」
百鬼十桜:「あっ、はい。ボクが片付けます。阿嘉橋先輩」わたわたと、テーブルの上の包み紙などをやっつける。
百鬼十桜:「あ──」と、その前に。
百鬼十桜:「──ごちそうさまでした」手を合わせ、食材と提供してくれた方々に感謝を。
阿嘉橋コウ:にこっとその様子に笑い。
阿嘉橋コウ:「ごちそうさまでした」一緒に手を合わせる。
豊島正則:「……行儀のいいこった。ほれ、片付けはいいから、行った行った」
豊島正則:「全員無事に戻ってきたら、好きなモンを好きなだけ食わせてやるよ。勿論、俺の奢りだ」
伊藤尚子:「……じゃあ、行きましょうか。車は私が運転するわ」
阿嘉橋コウ:「!」目を輝かせる。
百鬼十桜:「あ、えっと──」対象的に逡巡する。
阿嘉橋コウ:(豊島先輩は、見た目はちょっと怖いけど……いい人だなあ)
阿嘉橋コウ:もちろん、本当になんでも頼む気はないが。
百鬼十桜:「あ、ありがとうございます」ぺこり、とお辞儀を。
伊藤尚子:「いいのですか、豊島補佐。あんな事を言って」
百鬼十桜:ああまで言ってくれたのだから、好きなものはありがたくいただこう。
百鬼十桜:好きなだけ食べるのは──我慢して。
阿嘉橋コウ:心遣いがうれしい、と思った。
豊島正則:「……ちょっとばかし後悔してるところだよ。でもまあ」
豊島正則:「いいモンだよ。若い奴が楽しそうにしてるっていうのは。伊藤さんだって、そう思わないことも無いだろ」
東雲 銀:「豊島さん、まだ二十歳じゃないですか」
GM:20歳、という、あなたの3分の2に満たぬ年の割に。どこか年寄りじみた物言いで、苦笑いを浮かべて。
伊藤尚子:「……そうね」
伊藤尚子:「豊島補佐。あなたも十分若いのですから、もう少し楽しそうにしていただければ」
伊藤尚子:「私ももっといい気分になるのですが?」
豊島正則:「……ふたりがかりでそう言われちゃ、返す言葉も無ェ。いや、なに」
豊島正則:「幸せは、独り占めしたいタチなんだよ、俺は。……性格に言やぁふたり占め、だけどな」
伊藤尚子:「惚気ですか、豊島補佐」
東雲 銀:「あーそうか、彼女いましたもんね」
東雲 銀:「それならそれで良いですよ」
伊藤尚子:「結構。では、そんな豊島補佐とそのフィアンセの分は、後で私が出しましょう」
豊島正則:「……自然とあいつを呼ぶ流れになってんのは、なんでだろうな」
百鬼十桜:「あの、豊島支部長補佐──」
百鬼十桜:「改めて、ごちそうさまでした。この御礼はより一層任務に励むことでお返しさせて頂きます」ふんす、と勢い込む。
豊島正則:「おう。……じゃあな、頼んだぜ」
GM:気負う少年を、包帯の奥の目が、静かに見つめて──。

GM:ロイス&購入(ミドル1分)
阿嘉橋コウ:百鬼くんに○親近感/隔意で取得します。
東雲 銀:伊藤尚子 信頼○/隔意 で取得
百鬼十桜:美味しそうに食べる先輩【阿嘉橋コウ@◯憧憬/同一視】を取得
伊藤尚子:東雲銀 ○誠意/不安
百鬼十桜:ごちそうさまでした【豊島正則@謝意/罪悪感(お財布的に)】
百鬼十桜:これでロイスは残り2つ
百鬼十桜:購入判定はボデマ
百鬼十桜:1dx>=12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 8[8] → 8 → 失敗

百鬼十桜:失敗して以上。
東雲 銀:ボルトアクションライフルに挑戦
東雲 銀:コネ手配師使用!
伊藤尚子:購入は……ブルゲでもいきますか。
東雲 銀:5dx+4>=15
DoubleCross : (5R10+4[10]>=15) → 6[2,5,6,6,6]+4 → 10 → 失敗

阿嘉橋コウ:ボデマいきます
東雲 銀:財産点は使用しません
東雲 銀:以上
阿嘉橋コウ:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 7[1,7] → 7 → 失敗

阿嘉橋コウ:失敗。以上!
伊藤尚子:5dx+3>=17
DoubleCross : (5R10+3[10]>=17) → 9[1,5,7,7,9]+3 → 12 → 失敗

伊藤尚子:うーん惜しい。失敗で以上です

GM:シーンエンド

ミドル2


GM:ミドル2
GM:全員登場

GM:先ほどと同じく、登場侵蝕、然る後判定で。残るはメインのみ!
東雲 銀:62+1d10
DoubleCross : (62+1D10) → 62+10[10] → 72

伊藤尚子:伊藤尚子の侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:52->59)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:42->49)
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:43->53)
東雲 銀:ではメインをぶち抜き申し上げたいと思います
百鬼十桜:お願い申し上げます。
東雲 銀:情報UGNでコンセントレイト+無形の影!!
GM:は、どうぞ!
東雲 銀:9dx7+1>=9
DoubleCross : (9R10+1[7]>=9) → 10[1,2,2,3,4,5,8,8,9]+10[1,2,10]+10[9]+4[4]+1 → 35 → 成功

GM:ワオ
阿嘉橋コウ:やんややんや
東雲 銀:よーしよしよし
百鬼十桜:わーい
GM:ではサブはもうないので、開示!

東雲 銀:浸食78

GM:プライズポイント6
GM:右手の主が判明。4年前の崩落戦でUGNと交戦したFHチルドレン、"血塗れの百腕(ハンド・レッド)"のものだ。
GM:遺産「イフリートの腕」の継承者であり、その戦闘力は脅威であったが、当時のN市UGNにより打ち倒され、死亡。
GM:──優れた格闘術の使い手であったが、複数の腕を生やしていた、という情報は無い。

GM:プライズポイント8
GM:"ハンドレッド"には姉がいた。コードネームは"パナケイア"。癒しを司る女神に由来する。
GM:そのコードネーム通り、医療技術に長けた人物であり、特にクローニングを用いた治療を得意とする。
GM:シンドロームはバロール/ソラリス。バロール由来の、空間を捻じ曲げる能力により、不可解な移動を可能としていた。
GM:──廃工場で"パナケイア"は、"血塗れの百腕"のクローン再生に挑み、失敗し続けている。

GM:N市、湾岸地区。某廃工場、地上部分の一室。
GM:そこでキミたちは、ここで、誰が、何を行っているかを明確に示す資料と、そして。
GM:僅かなページを残し、その他は殆どが破り捨てられた日記帳を発見しました。

GM:〇月〇日 右手だけ
GM:〇月■日 右手だけ
GM:〇月▼日 右手だけ
GM:右手右手右手右手右手右てみギ手右手右手右手みぎてみぎてみぎてみぎてみぎてみぎてみぎ

GM:そんな、殴り書きのような筆跡で記された日記です。
東雲 銀:日記を最後のページまで見届け、辿り着いたと同時に閉じる
阿嘉橋コウ:「先輩……?」
百鬼十桜:「──何が書いてあったんですか?」
阿嘉橋コウ:「見せていただいてもいいですか、それ」
伊藤尚子:「あまり、愉快な内容ではなさそうね」
百鬼十桜:その表情から、あまり良きものではないだろうとは感じ取り。
東雲 銀:「ええ。大した情報量は無いし、見る必要性は薄いだろう」
東雲 銀:「それよりも、先ほど支部から解析結果が来た。共有しておきたい」
阿嘉橋コウ:「…………」少し日記を気にしながら。
東雲 銀:「右手の主はFHチルドレン""」
東雲 銀:「右手の主は"ハンド・レッド"。崩落戦の時に討伐されたFHチルドレンだ」
阿嘉橋コウ:「崩落戦……」自分は前線には行っていないものの、当時の先生が死亡をしている。
東雲 銀:「僕も名前は聞いたことある。それなりに被害を出した、厄介な相手だったそうだ」
百鬼十桜:「え、でも。だったら──」討伐されたはずの人間の右手が、なぜ──
東雲 銀:「そこが本題だ。このチルドレンには姉がいる」
阿嘉橋コウ:「お姉さん、ですか」
東雲 銀:「コードネームは"パナケイア"。クローニングを用いた治癒能力と空間移動能力を持ったオーヴァードだ」
百鬼十桜:「クローニング──と、言うことは」
東雲 銀:「恐らく右手はクローニングによって作成したもの、市内を回ったのもバロールの転移能力だろう」
東雲 銀:「犯人像と完全に一致している。恐らく間違い無い」
伊藤尚子:「なるほど。見上げた姉妹愛だこと」
阿嘉橋コウ:「えっと、そのお姉さんは妹さんを蘇生させたくて、ずっと繰り返してた、ってことですか」
百鬼十桜:「お姉さんが──」理屈は薄っすらとわかってきた。しかし──
百鬼十桜:阿嘉橋先輩の言葉に、自分も頷く。
百鬼十桜:「つまり、捨てられていた手は──」
百鬼十桜:それを行っていた『理由』とは──
東雲 銀:「……そういうことだ。日記も彼女のものだった」
阿嘉橋コウ:「……あんな風に捨てること、ないのに」ぽつりと。
阿嘉橋コウ:「日記……」
阿嘉橋コウ:「先輩、やっぱり、あの日記を読ませてもらえませんか」
東雲 銀:「そして今も、この工場の地下区域で続けているのだろう」
東雲 銀:「弟を蘇生させようと、何度も」
東雲 銀:「……」
百鬼十桜:「僕も──お願いします」
阿嘉橋コウ:「多分、今の話で少し覚悟ができました」
百鬼十桜:「もしその日記に書かれていることが『理由』なら」
百鬼十桜:「僕は──僕らはそれを、知らなければならないと思います」
阿嘉橋コウ:「うん」こくりと頷き。
東雲 銀:「……阿嘉橋、百鬼くん」
阿嘉橋コウ:「その人のこと、今の事件のこと、少しでも知りたいと、そう思います」
東雲 銀:「"誠実"であることは必ずしも"正しいこと"ではない、そう僕は思っている」
東雲 銀:「それで壊れてしまった人を僕は知っているから」
阿嘉橋コウ:「でも、先輩」まっすぐに見返す。
阿嘉橋コウ:「誠実であろうとしないと見えないことだって、きっとあると思うんです」
百鬼十桜:「──東雲先輩。ありがとうございます」しっかりと、目を見て応える。
百鬼十桜:「お気遣い頂いていることは判ります。けど──」
百鬼十桜:脳裏に思い浮かべるのは、かつて自分が救えなかった少女と、その少女に誓った決意。
百鬼十桜:「僕は『手を伸ばし続ける』と決めたんです。例え、手が届かないことがあっても」
百鬼十桜:「だから、お願いします」深々と、頭を下げます。
阿嘉橋コウ:百鬼くんの様子に軽く目を細める。
東雲 銀:「……そうか」
阿嘉橋コウ:「東雲先輩が僕らを守ってくれようとしてるのは、わかります」
阿嘉橋コウ:「大丈夫、とは言えないですけど。でも、僕らこれでもチルドレンです」
阿嘉橋コウ:「結構頑丈なんですよ。だから、お願いします」こちらも頭を下げる。
伊藤尚子:「……本当」
伊藤尚子:「嫌な世の中になったわね」メガネの位置を整えつつ、つぶやく
伊藤尚子:「あなた達の年齢で背負っていいものではないでしょうに」
阿嘉橋コウ:「多分、年齢は関係ないと思うんです。誰だって、背負っていいはずじゃない」
阿嘉橋コウ:「伊藤さんだって、きっとそうです」
阿嘉橋コウ:「でも、『そういうもの』はたくさんあって、僕はそれを背負うように生まれてきたから」
百鬼十桜:こくり、と同意するように頷いて。
阿嘉橋コウ:「そこから逃げるのは……格好良くない、と思って」
百鬼十桜:「僕らは『背負うこと』を選びました。だから──」
百鬼十桜:「阿嘉橋先輩の言うように『目を背ける』ことだけは、してはいけないと思います」
伊藤尚子:「……はぁ。結構」
伊藤尚子:「あなたたちがチルドレンなら、私はエージェントよ」
伊藤尚子:「気負い過ぎな子供の面倒を見るくらい、私にもさせなさいよ」
阿嘉橋コウ:顔をぱっと明るくする。
東雲 銀:「……ははは。耳が痛いな」
百鬼十桜:与えられた信頼に、同じく表情を綻ばせて。
東雲 銀:日記を差し出す
阿嘉橋コウ:そっと受け取り、礼をする。
東雲 銀:「謝罪させてくれ。チルドレンならそんな弱いはずがなかったな」
百鬼十桜:同じ様に頭を下げ、その脇から内容を確認する。
阿嘉橋コウ:「いえ。多分止めてくれたこと自体が……先輩の誠実さなんだと」
阿嘉橋コウ:「そう思いましたから」
百鬼十桜:一言一句、込められた思いも、読み逃さないようにと──
GM:少年たちが、ぱらりぱらりと、決して多くは無いページを手繰る音が小さく響く。
GM:彼らが、それを読み、何を思うかは。彼ら自身にしか分からないことでは、ありますが──
東雲 銀:それでも彼らなら大丈夫だろう。二人は自分なんかよりも遙に強かった
東雲 銀:後は会いに行くだけだ。あの時間に取り残された女性に4年遅れの終止符を
東雲 銀:あの時間を生きた者として、責任を、誠実さを胸に
伊藤尚子:──自分より二周りも年下の少年が、これほどの覚悟を持っている。嫌な現実ではあるが
伊藤尚子:それならばせめて、大人として。その覚悟を守り、使わせてもらおう。
伊藤尚子:嫌な現実から子供を守るのは、いつだって嫌な大人の仕事だ。

GM:ミドル2、ロイス設定&購入!
GM:購入はここがラスト!
東雲 銀:阿嘉橋コウ 感謝○/不安
東雲 銀:百鬼十桜 感謝○/不安 で取得します
伊藤尚子:阿嘉橋コウ ○誠意/庇護
阿嘉橋コウ:東雲先輩に○誠意/疎外感、伊藤さんに○信頼/不安で取得します。
伊藤尚子:百鬼十桜 信頼/不安で
東雲 銀:購入は改めてボルトアクションライフル
東雲 銀:コネ手配師を使って
東雲 銀:5dx+4>=15
DoubleCross : (5R10+4[10]>=15) → 10[5,5,6,9,10]+6[6]+4 → 20 → 成功

東雲 銀:そのまま装備
阿嘉橋コウ:ボディアーマーいきます
百鬼十桜:@頼れる先輩【東雲銀@◯敬意/劣等感】頼れる大人の人【伊藤尚子@誠意/劣等感】 これでロイス6つ
百鬼十桜:購入はボデマ
阿嘉橋コウ:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 6[2,6] → 6 → 失敗

阿嘉橋コウ:失敗! 以上!
百鬼十桜:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7

百鬼十桜:失敗、以上。
伊藤尚子:購入は……せっかくだしボデマにしますか。
伊藤尚子:コネ手配師使用 エブリシングレディで強化ビジネススーツ着用して器物使いで同化
伊藤尚子:8dx+3>=12
DoubleCross : (8R10+3[10]>=12) → 10[1,2,3,4,4,6,9,10]+4[4]+3 → 17 → 成功

伊藤尚子:そしてこれを十桜くんにプレゼント
百鬼十桜:わーい、ありがとうございます。

GM:シーンエンド

クライマックス


GM:■クライマックス
GM:全員登場

東雲 銀:78+1d10
DoubleCross : (78+1D10) → 78+1[1] → 79

百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+2(1d10->2)した(侵蝕:53->55)
伊藤尚子:伊藤尚子の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:59->69)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+6(1d10->6)した(侵蝕:49->55)

GM:──N市湾岸地区、廃倉庫地下。
GM:そこに至るまでの道中には、赤黒い何かが透けて見え、腐敗集を放つビニール袋が、そこかしこに散乱していました。
GM:そして、奥。酷い臭いと、錆びた管と、曇ったガラス筒。それがひしめく空間の中。
"パナケイア":「……あれ?あなたたちは……」
"パナケイア":「──だあれ?」
GM:血塗れの白衣を纏って、焦点の合わない瞳をキミたちに向ける少女と。
"ハンドレッド":「────」
GM:大雑把で、巨大な、ヒトの形をした何か……いえ。
GM:大量の、腐りかけた少女の右手が集まった何かが、キミたちを見下ろすように鎮座しています。
百鬼十桜:異様な光景、異形の怪物に臆すること無く、視線を向ける──
阿嘉橋コウ:異形を見上げながら、あの日記を思い出す。
阿嘉橋コウ:あの文章そのものが凝って形になったのが、この姿であるような気がして。
百鬼十桜:きっかけは純粋な願いだったかもしれない、しかし──
百鬼十桜:目の前にあるソレは、その願いをあざ笑うかのような結果だ。
百鬼十桜:仮に世界が悪意によって成り立っているのだとしても──
百鬼十桜:「UGNです。アナタを──あなた達を、止めに来ました」
阿嘉橋コウ:「……あなたは、これを、どうするつもりですか?」ゆっくりと問いかける。
阿嘉橋コウ:これは、在ってはいけない、作り出してはいけないものだとは感じる。
"パナケイア":「……へんなことを、いうのね。せっかく、このこが、ここまで」
阿嘉橋コウ:だが、その意志はどこに向かっているのか。
GM:少女が、肉塊に、頬ずりするように寄り添って。
伊藤尚子:「……」左腕の、腕時計型の端末を起動する。
"パナケイア":「おおきくなったのに。……ここまで、かたちが、もどったのに」
"パナケイア":「なのに、あんなにみぎてが。みぎてだけが。みぎてばかりが。はえてはえて、むしってもはえてはえてはえて」
伊藤尚子:「もういいわ」
伊藤尚子:「……もうそろそろ、夢から醒めるべきよ」
"パナケイア":「──だから、すてなきゃ。そうしないと、また、このこがばけものに──」
GM:それこそ、夢の中にいるように、うっとりとしながら。ずぶり、ずぶりと。
阿嘉橋コウ:「……ああ」小さく息を吐く。
GM:腐りかけた肉の中へと、少女が埋もれていきます。
阿嘉橋コウ:「むしっていたのは、あなただったんだね」哀しげな顔をする。
GM:キミたちの声に、少女は、小さく口を開いたようでしたが。
GM:声を発することなく、そのまま、腐肉の中へと沈み。そして──
"ハンドレッド":「………ぁ゛」
"ハンドレッド":「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!」
GM:少女のカタチを為さない、肉の塊が。赤子のような叫びを上げます。
東雲 銀:「……そうか、そうしてしまうのか」
東雲 銀:「本当にあの戦いは、奪ったものが多すぎる」
東雲 銀:「来いよ。4年遅れの終止符を打ってやる」
東雲 銀:「同じ時間を生きたよしみだ」

GM:では、衝動判定!意志で目標9!その後、各位、DPで最大7点分(1点につき侵蝕2)侵蝕を上げられます。
東雲 銀:9dx+1>=9
DoubleCross : (9R10+1[10]>=9) → 9[1,4,4,7,7,8,8,9,9]+1 → 10 → 成功

阿嘉橋コウ:1dx+2=>9 思い出の一品使用
DoubleCross : (1R10+2[10]>=9) → 6[6]+2 → 8 → 失敗

阿嘉橋コウ:ウワー暴走
東雲 銀:79+2d10
DoubleCross : (79+2D10) → 79+17[9,8] → 96

百鬼十桜:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 10[10]+9[9]+1 → 20

伊藤尚子:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 6[4,6] → 6 → 失敗

百鬼十桜:成功しました。
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+5(2d10->4,1)した(侵蝕:55->60)
阿嘉橋コウ:すごい
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+10(2d10->3,7)した(侵蝕:55->65)
東雲 銀:浸食ー!! お前ー!!
伊藤尚子:69+2d10
DoubleCross : (69+2D10) → 69+12[3,9] → 81


GM:ではエンゲージ関係!
GM:PCで1エンゲージ、そこから10mでハンドレッドを配置。

GM:■ラウンド1
GM:セットアップ!
百鬼十桜:ありまーす。原初の黄色でスタートダッシュ。
"ハンドレッド":《小さき魔眼》、ラウンド中の与ダメージ+10
東雲 銀:怨念の呪石起動。ダメージ+2dして暴走。浸食99
GM:※セットアップ前に割り込み
GM:DPの使用/不使用の宣言だけお願いできればと!
東雲 銀:DP使用しません!
伊藤尚子:DPは不使用
阿嘉橋コウ:DP全部使用します。14点上昇して79!
伊藤尚子:セットアップにエブリシングレディ使用 パワーアシストアーマー装備+器物使いで同化
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+14した(侵蝕:65->79)
百鬼十桜:使っておくかな。4×2なので8点上昇。68に
伊藤尚子:行動値5→0
阿嘉橋コウ:14ってなんだ すいません
阿嘉橋コウ:あれ、7点だから14上昇で合ってますか?
GM:ですです。<14
百鬼十桜:ん、あれ。7点でしたっけ。ならこちらの間違いか。すみません。
阿嘉橋コウ:よかった。失礼しました!
百鬼十桜:では14点上げて74点です。失礼しました。
阿嘉橋コウ:そしてセットアップ《先陣の火》。行動値が10上昇して15。侵蝕2上昇。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+2した(侵蝕:79->81)
百鬼十桜:んでスタートダッシュで10m戦闘移動。ハンドレッドにエンゲージ。
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+3した(侵蝕:74->77)
百鬼十桜:後ろの脚で、大地をしっかりと掴む──
百鬼十桜:キュマイラは決して、敏捷なシンドロームではない。
百鬼十桜:しかし、その膂力を全て突進力につぎ込めば──
百鬼十桜:「──行きますっ!」
百鬼十桜:人外の脚力に大地が踏み砕かれ、0.5tの塊が、爆発的な加速力を以て異形の下へと到達する。
百鬼十桜:──その踏み込みの速度は、決して他のシンドロームに劣るものではない!
GM:ではイニシアチブ順行動…の、前に!

"ハンドレッド":イニシアチブで《時間凍結》、追加行動を得ます。
百鬼十桜:それは潰せない。通しで。
"ハンドレッド":マイナー、《完全獣化》+《巨神獣化》、肉体にダイスボーナス、HP+50,ドッジ不可に。
"ハンドレッド":メジャー、後方エンゲージの3人に《コンセントレイト》+《インビジブルハンド》+《魔獣の衝撃》+《魔獣の本能》で攻撃。
"ハンドレッド":ダメージ25+2d10の射撃攻撃です。
"ハンドレッド":飛行状態を解除する効果がありますが、誰も飛んでない!
"ハンドレッド":23dx7
DoubleCross : (23R10[7]) → 10[1,1,1,2,4,4,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,8,8,8,8,9,9,10]+10[1,4,4,4,4,5,7,10,10,10]+10[1,2,6,9]+10[9]+10[9]+10[9]+5[5] → 65

GM:達成値65!
阿嘉橋コウ:暴走中です!
東雲 銀:暴走リア不!
伊藤尚子:暴走りあふ!
GM:ではダメージ!
GM:7d10+25+2d10
DoubleCross : (7D10+25+2D10) → 38[5,7,1,4,4,10,7]+25+8[2,6] → 71

GM:71点、装甲有効!
阿嘉橋コウ:耐えられるはずもなし、倒れてリザレクト!
東雲 銀:即死……リザレクト
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:81->89)
東雲 銀:99+1d10
DoubleCross : (99+1D10) → 99+9[9] → 108

伊藤尚子:装甲で25点軽減して46点。リザレクト!
東雲 銀:リザレクトド下手くそ太郎かよ
伊藤尚子:伊藤尚子の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:81->91)
"ハンドレッド":叫び声ですらなく、もはやただ空間そのものを振動させるような衝撃と共に、腕のような何かを振り回す。
"ハンドレッド":それだけで、巨体を構成するモノ……多数の少女の右手が、弾丸のように、上空からキミたちを打ち据える!
阿嘉橋コウ:「……っ!」
東雲 銀:初めからガードは選択肢にない。そのまま吹き飛ばされ、地面に打ち付けられ
東雲 銀:「貰ったぞ……お前の血!」ニヤリと笑う
阿嘉橋コウ:骨に肉が裂かれる。べちゃ、と潰れた腐肉が肌を汚す。恐怖に脚が竦んだせいだ。
伊藤尚子:「っ……!」睨みつける。その視線に無数の右手が弾き飛ばされるものの、通り抜ける手のほうが、多い。
阿嘉橋コウ:「……まだやれる!」それでも、打ち据えられたところから、身体を起こす。

GM:では、修正後の行動値順に、コウくんから!
阿嘉橋コウ:はい!
阿嘉橋コウ:マイナーで戦闘移動して接敵。
阿嘉橋コウ:メジャー、コンボ《空焦がす火柱》。《コンセントレイト:サラマンダー》《魔獣の本能》《災厄の炎》。
阿嘉橋コウ:対象は"ハンドレッド"。侵蝕8上昇。
阿嘉橋コウ:判定いきます。
GM:どうぞ!
阿嘉橋コウ:10dx7+9
DoubleCross : (10R10+9[7]) → 10[2,3,3,3,4,4,5,5,9,9]+10[4,10]+4[4]+9 → 33

阿嘉橋コウ:あ、ドッジ不可でしたっけ
"ハンドレッド":こちらはガード、そしてガード時にオートアクションで《グラビティガード》!
阿嘉橋コウ:おっと
"ハンドレッド":そう、ドッジはできないがガードは出来る…!
阿嘉橋コウ:こ、こまる……
百鬼十桜:それは《レネゲイドディゾルバー》
東雲 銀:おおっと
阿嘉橋コウ:わー!
"ハンドレッド":オゴッ
東雲 銀:ヒュー!
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+6した(侵蝕:77->83)
"ハンドレッド":それは…徹し!ガード値は2!
GM:ダメージをください。
阿嘉橋コウ:ダメージ!
阿嘉橋コウ:4d10+15
DoubleCross : (4D10+15) → 26[10,7,6,3]+15 → 41

阿嘉橋コウ:よしよし
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+8した(侵蝕:89->97)
"ハンドレッド":39点通って、まだ…大丈夫!
GM:演出どうぞ!
阿嘉橋コウ:体内に、心臓を灼く蠍の毒が流れ出す。その反射にせき立てられるように駆け出す。
阿嘉橋コウ:(最初は、腕をなくした誰かが心配だった)駆けながら思う。
阿嘉橋コウ:(次は、斬られた誰かはいないんだって思って、少しだけほっとした)
阿嘉橋コウ:(そうじゃないのに。あの時、先生と同じ場所で誰かが死んで、残された人がいて……)
阿嘉橋コウ:(……苦しかっただろうと思う。会いたかったと思う。でも)肉塊の前で立ち止まる。
阿嘉橋コウ:(これは違う。きっと、絶対に違う。ううん、例えこれが許されたとしても……)
阿嘉橋コウ:(自分で腕をちぎって、むしって、捨てて。そんなのは、やっぱり、おかしい)レネゲイドの赤い火が、右腕に灯る。
阿嘉橋コウ:「……ダメだよ。ダメなんだ」日記を読んだ。だから、伝わらないとはわかっている。
百鬼十桜:「させ──ないっ!」
百鬼十桜:炎が上がる寸前。防御しようとしたその巨体に0.5tを誇る身体で突撃し、体勢を崩す!
"ハンドレッド":「……!」
GM:ぞろりと持ち上がりかけた、太い腕のような塊が、純粋な質量で吹き飛ばされて。
阿嘉橋コウ:その援護に感謝しながら、炎をなおも強める。
阿嘉橋コウ:炎は見る間に高く火柱を噴き上げ、火葬のように肉塊を包んだ。
阿嘉橋コウ:「亡くなった人は、きちんと……弔ってあげないと」
"ハンドレッド":「お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
GM:苦悶するような音と、肉の焼ける匂いが、地下に満ちる。
阿嘉橋コウ:「こんな風な帰り方は、きっと間違ってる!」
阿嘉橋コウ:全身を灼くほどではない。炎はやがて弱まる。次に備える。

GM:では、続いて再び行動値順、東雲くん!
東雲 銀:はい!
東雲 銀:マイナーでボルトアクションライフル起動
東雲 銀:コンセントレイト+無形の影+虚ろなる軍団で射撃攻撃
東雲 銀:11dx7+2+5
DoubleCross : (11R10+2+5[7]) → 10[1,1,2,2,4,4,5,7,8,9,10]+10[2,5,5,10]+4[4]+7 → 31

"ハンドレッド":今回も、《グラビティガード》で…ガード…!
東雲 銀:くっまたしても!
伊藤尚子:《デビルストリング》よ
伊藤尚子:91→97
"ハンドレッド":では、ガード値は先ほどと同じ2!ダメージを…!
東雲 銀:4d10+4d10+9+8
DoubleCross : (4D10+4D10+9+8) → 17[7,5,1,4]+23[8,4,1,10]+9+8 → 57

GM:でっか!?
GM:55点通し!演出を…!
東雲 銀:ライフルを構え、射線を向ける
東雲 銀:吸血衝動によってウロボロス因子から更なる力を引き出す技術。奪った血は"ハンド・レッド"
東雲 銀:「独自解釈で悪いが受け取ってくれよ」
東雲 銀:弾丸が放たれる。着弾と同時に
東雲 銀:ハンド・レッドの肉体に大きな鉤爪の如き傷跡が二度、与えられる
東雲 銀:「偽装再演、遺産”イフリートの腕”」
GM:──射線を塞ぐように、肉の壁が立った。そのはず、だった。だが、それは為らず。
GM:壁を絡め取り、あるいは斬り飛ばしたのは──
伊藤尚子:「残念ね」
伊藤尚子:「そこは、女神(わたし)の射程よ」視線。
伊藤尚子:その眼が射貫く線が、そのまま力をもつかのように、肉の壁が切り開かれる。
"ハンドレッド":「…ぉ゛、あ゛あ゛あ゛あ゛」
GM:外側に未だ残る炎と、内側から生ずる炎。ふたつの熱に焼かれ、異形が悶え、捻じれる。

"ハンドレッド":では、こちらの本来の手番!
"ハンドレッド":PCが最も多いのは、自分がいるエンゲージ。よって。
"ハンドレッド":マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト》+《漆黒の拳》+《漆黒の波濤》+《銘無き刃》
"ハンドレッド":至近距離、範囲(選択)への白兵攻撃!装甲無視の攻撃力40+2d10です。
"ハンドレッド":23dx7+3
DoubleCross : (23R10+3[7]) → 10[2,2,2,3,5,5,5,6,6,6,6,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,9,10]+10[1,2,2,2,2,4,4,5,5,6,9,9]+6[5,6]+3 → 29

百鬼十桜:リアクション放棄で復讐の刃!
GM:回ら……ない!達成値29で!
阿嘉橋コウ:変わらず暴走中!
GM:では、反撃の判定を!
百鬼十桜:10dx8+2
DoubleCross : (10R10+2[8]) → 10[1,1,1,1,3,4,5,7,8,10]+10[7,8]+7[7]+2 → 29

伊藤尚子:ぼうそうっちゅう!
GM:あ、伊藤さんは未エンゲージのはず!なので対象はコウくん百鬼くんのみです。
GM:というわけで、互いにダメージ!
"ハンドレッド":3d10+40+2d10
DoubleCross : (3D10+40+2D10) → 23[6,9,8]+40+7[2,5] → 70

百鬼十桜:3d10-5
DoubleCross : (3D10-5) → 12[4,1,7]-5 → 7

"ハンドレッド":装甲無視、70点!
百鬼十桜:7点w 装甲有効
阿嘉橋コウ:当然無理なのでリザレクト!
百鬼十桜:そしてHPは消し飛びますのでリザレクト
"ハンドレッド":装甲は無いので、7点いただき!
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+6した(侵蝕:83->89)
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+9(1d10->9)した(侵蝕:89->98)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:97->102)
GM:では簡単に演出!
"ハンドレッド":──やることは変わらない。芥子粒のような知性で、出来ることなど変わらない。
"ハンドレッド":ただ闇雲に、自分を構成するパーツを零しながら、肉の塊を振り回す。
百鬼十桜:「くっ──!」
百鬼十桜:攻撃を両腕で防御する。
百鬼十桜:ほんの僅か──ほんの僅かだけだが、攻撃が命中した瞬間、”影”がその身体を食いちぎる。
阿嘉橋コウ:再度吹き飛ばされ、それでもまだ起き上がる。

GM:続いて、百鬼くんの手番!
百鬼十桜:マイナー 破壊の爪
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+3した(侵蝕:98->101)
百鬼十桜:メジャー、コンセ&渇きの主!
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+7した(侵蝕:101->108)
百鬼十桜:11dx7+2 あらよっと
DoubleCross : (11R10+2[7]) → 10[2,3,5,5,7,7,7,9,9,9,10]+10[1,3,3,6,8,9,10]+10[3,6,10]+10[10]+3[3]+2 → 45

百鬼十桜:ガードかな?
"ハンドレッド":再びの……《グラビティガード》!
百鬼十桜:5d10+10 装甲無視 HP8回復
DoubleCross : (5D10+10) → 26[4,10,8,2,2]+10 → 36

百鬼十桜:36点装甲無視 HP8回復で17に。
百鬼十桜:あっと、ではディゾります。
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+6した(侵蝕:108->114)
"ハンドレッド":は、では34点通って……ま、まだなんとか!
GM:演出どうぞ…!
百鬼十桜:「あなたの想いを、僕は否定できません」
百鬼十桜:少年の右半身が影──”影獣”に包まれる。
百鬼十桜:それは凶悪な顎を供えた、異形の獣──
百鬼十桜:「喪った人を取り戻したい。そう思うことは、誰にだってあります」
百鬼十桜:一瞬、少女の笑顔が脳裏に浮かび──
百鬼十桜:「けど、それでも──」
百鬼十桜:現実──その『異形』に視線を向ける。
百鬼十桜:「それでも──こんなことは、間違ってますっ!」
百鬼十桜:例え救おうとした手が届かなくとも──
百鬼十桜:その想いだけは、せめて悪意から守ってやりたくて。だから──
百鬼十桜:大きく振りかぶったその獣を正面から叩きつけ──
百鬼十桜:ぞぶり──
百鬼十桜:その肉塊を──深く大きく刳り喰い千切るっ!
"ハンドレッド":大きく抉れた肉塊の断面から、血塗れの白衣、その上半分がはらりと落ちて。
"ハンドレッド":その中身は。まるで、何処かに融けてしまったかのように─

GM:では、手番ラスト!行動値きっかり0の伊藤さん!
伊藤尚子:マイナー直前のオートでスネークブレードを起動。射程を15mに
伊藤尚子:マイナーで暴走解除。メジャーでコンボ『邪眼:斬視線』C:エグザイル+爪剣
伊藤尚子:10dx+3@8
DoubleCross : (10R10+3[8]) → 10[1,1,2,3,4,4,7,7,7,9]+6[6]+3 → 19

"ハンドレッド":それに対してはガード、オートで《グラビティガード》を宣言!
伊藤尚子:《デビルストリング》
"ハンドレッド":OK,打ち消されました!ガード値は2となります!
伊藤尚子:97→103
伊藤尚子:2d10+21
DoubleCross : (2D10+21) → 12[6,6]+21 → 33

伊藤尚子:103→108
"ハンドレッド":OK,その攻撃で戦闘不能になります…が!
"ハンドレッド":《蘇生復活》、HP1で戦闘不能を回復!
伊藤尚子:スゴク・シブトイ
GM:演出どうぞ…!
伊藤尚子:「本当に、嫌な世の中よね」「あなたのようなものを生み出してしまうなんて」
伊藤尚子:カツ、カツと硬質なヒールの音を響かせて、一歩づつ歩み寄る。
伊藤尚子:視線。視線そのものが力を持つかのように、見えない斬撃が飛来する。
伊藤尚子:「絆はオーヴァードを現実に縫い付ける大事な糸。けれど、解れて狂った糸は、断たねば周りの布地をダメにする」
伊藤尚子:その正体は、糸。極めて細い、しかし強靭な糸が、無数の手をそのカタチに縫い止めて、締め上げ、引きちぎる。
"ハンドレッド":視線を遮ろうと、ゆらりと掲げた腐肉の腕も。庇おうとした、頭に似たカタチの何かも。
"ハンドレッド":ぶつり、ぶつりと。不可視の糸に絡め取られ、千切れ、小さな右手がぼとり、ぼとりと地面に落ちて。
"ハンドレッド":それでも、まだ─動いている。蠢いている。
伊藤尚子:「……やっぱり嫌ね。決め手にかけるっていうのは」

GM:では、イニシアチブ!未行動の人がいないかチェックするタイミングで
"ハンドレッド":《加速する刻》!即座に行動1回!
"ハンドレッド":マイナーなし、メジャーで同エンゲージのふたりへ白兵攻撃!
"ハンドレッド":……あ、違う!範囲攻撃が…残っていない!それぞれラウンド1回だ!
"ハンドレッド":というわけで、ダイスに聞きましょう。1ならコウくん、2なら百鬼くん!
百鬼十桜:む
GM:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1

阿嘉橋コウ:ぐぬぬ
阿嘉橋コウ:うっわ
"ハンドレッド":ではコウくんに、《コンセントレイト》+《漆黒の拳》+《銘無き刃》で攻撃!
"ハンドレッド":23dx7+3
DoubleCross : (23R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,4,6,6,6,6,7,7,7,8,9,9,9,10,10,10]+10[2,4,5,6,6,6,7,9,10,10]+10[5,5,6,7]+10[10]+6[6]+3 → 49

阿嘉橋コウ:ダイス数……
"ハンドレッド":達成値49と言って殴ります。
阿嘉橋コウ:暴走中です!
"ハンドレッド":ではダメージが!
"ハンドレッド":5d10+40+2d10
DoubleCross : (5D10+40+2D10) → 28[4,10,6,7,1]+40+5[4,1] → 73

"ハンドレッド":73点!装甲無視!
阿嘉橋コウ:そんな気合いいれる必要なくない!?
阿嘉橋コウ:ぜんぜんだめですね! 倒れます。
阿嘉橋コウ:"ハンドレッド"にロイス取得、タイタス昇華。同情/○脅威!
GM:ヤー!では軽く!
阿嘉橋コウ:HP15で復活。
"ハンドレッド":無数の右手がもぞもぞと動き、かろうじて異形を繋ぎ止める。そうして、ヒトガタですらなくなりつつあるそれが、腕を伸ばしたのは。
"ハンドレッド":「……あ゛、た゛」
"ハンドレッド":あたたかい、と口にしようとしたのか。熱の残滓を纏う少年へ、重く湿った質量が叩きつけられる。
阿嘉橋コウ:「……ぐっ、あがっ……!」苦悶の声を上げて床に倒れ伏す。
阿嘉橋コウ:それから、きっと目を上げ、もう一度異形を睨みつける。
阿嘉橋コウ:「……大丈夫。もうすぐ……」
阿嘉橋コウ:もっと、あたたかいところに行けるはずだから。

GM:ラウンド終了!クリンナップ!効果があるバッドステータスを受けてる人はいないはずなので、ここは飛ばして。

阿嘉橋コウ:行動値戻ります!
GM:おっとそうだった!《先陣の火》はラウンド中!

GM:ラウンド2
東雲 銀:なし!
"ハンドレッド":セットアップで《小さき魔眼》!
阿嘉橋コウ:今回はなし!
百鬼十桜:さすがに大丈夫かな。こちらも無しで。
伊藤尚子:なしで
GM:は、では!

GM:このラウンドは行動値順!東雲くんから!
東雲 銀:はい!
東雲 銀:再びボルトアクションライフル起動
東雲 銀:メジャーでコンセントレイト+無形の影
東雲 銀:11dx7+7
DoubleCross : (11R10+7[7]) → 10[1,1,2,4,6,7,7,7,9,9,10]+10[2,6,6,8,8,9]+10[8,9,9]+10[7,9,10]+10[4,5,7]+5[5]+7 → 62

東雲 銀:死ぬほど伸びた
"ハンドレッド":リアクションはガード!もちろん《グラビティガード》を宣言!
東雲 銀:上からぶん殴ってやる!
百鬼十桜:服がね、残ってたの。だから多分
東雲 銀:7d10+2d10+9+8
DoubleCross : (7D10+2D10+9+8) → 22[3,3,3,6,1,1,5]+14[9,5]+9+8 → 53

"ハンドレッド":《蘇生復活》でHPは1だと言ってるでしょォ!?
"ハンドレッド":戦闘不能!復活はありません!
東雲 銀:では演出行きます
東雲 銀:「……もう一度、必要だな」
東雲 銀:カツン、カツンと歩みを進める。既に力を失いつつあるその残骸へ
東雲 銀:右手が影を纏い、鉤爪の姿を取る。恐らくこれがかつてあった姿。かつてあった遺産のコピーキャット
東雲 銀:すうっと呼吸をする
東雲 銀:ただ、そぎ落とすように繰り返し、熱が込められた一撃を放つ
東雲 銀:「もう、夢を見続ける必要は無いんだ」
"ハンドレッド":ぞろりと、再び死につつある右手の集合体、そのひとつひとつが。キミを指さすように蠕動する。
"ハンドレッド":再現されたソレを──かつての己自身だったモノを、迎え入れるように。
東雲 銀:「悪いな。僕はただのコピーキャット。君じゃない」
東雲 銀:傷跡から炎が噴き出し、燃え上がる
東雲 銀:まるで火葬でもするかのように、全てを焼き尽くし、丁寧に灰へ戻してゆく
"ハンドレッド":内外から焼かれ、焦げた肉が。その断面から覗く汚れた白衣が。その中にあったであろうモノが。
"ハンドレッド":写し身の熱で、この世から蒸発してゆく。真っ白な灰だけを残して。
"ハンドレッド":最後に、ぽとりと。何かの冗談のように綺麗に残った、傷ひとつない、ちいさな右手も。
"ハンドレッド":千切れて、落ちて、焼けて──。
阿嘉橋コウ:「……先輩。ありがとうございました」その灰を見つめながら、ぽつりと。
阿嘉橋コウ:「僕だけじゃ、ちゃんと弔えなかったから」
阿嘉橋コウ:手を開いてまた握る。自分の火だけでは、とても足りなかった。
百鬼十桜:ジャームが倒れた場所へと歩を進め──
東雲 銀:「僕はやるべきことをやっただけさ。それにあの炎だって所詮借り物だ」
東雲 銀:「……それに、弔うにはあまりにも遅すぎた。せめて、僕達は忘れないでおこう」
阿嘉橋コウ:「……はい」短く返事を。
百鬼十桜:「………………」
百鬼十桜:近づき、無言でしゃがみ込む。そして。
百鬼十桜:地面に残った真っ白な一握の灰の塊に対し──
百鬼十桜:目を瞑り、そっと手を合わせた。
伊藤尚子:「……さて」糸を回収し終えて
伊藤尚子:「弔いや悲しみも大事ではあるけれど」
伊藤尚子:「……帰りましょうか」「いつまでも居座っていたら、眠れないわ」
GM:──キミたちが去り、後処理を担う者が訪れるまで、僅かな間。
GM:ただ、熱の失せた灰だけが、そこにありました。

GM:シーンエンド。

バックトラック


GM:Eロイスはなし、まずはDPの残りがある場合、1点につき侵蝕を1下げることができます。
百鬼十桜:DPはありませぬ。
GM:使用の有無を宣言の後、ダイスをお願いします!
阿嘉橋コウ:なし!
東雲 銀:DP使用します
百鬼十桜:ロイスは6つ。等倍で振ります。
東雲 銀:DP4使って浸食120。そして倍振りで
百鬼十桜:114-6d10
DoubleCross : (114-6D10) → 114-35[5,10,2,6,6,6] → 79

阿嘉橋コウ:ロイス5つ。一倍振り!
阿嘉橋コウ:102-5d10
DoubleCross : (102-5D10) → 102-22[6,5,1,1,9] → 80

東雲 銀:120-10d10
DoubleCross : (120-10D10) → 120-68[3,10,2,6,8,3,10,6,10,10] → 52

伊藤尚子:DPなし
阿嘉橋コウ:よしよし
百鬼十桜:5点枠にて帰還です。
伊藤尚子:ロイス5個素振り
東雲 銀:滅茶苦茶下がってしまった
GM:東雲くん、ダイスに翻弄されすぎている。
伊藤尚子:108-5d10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-23[5,1,2,10,5] → 85

阿嘉橋コウ:5点で帰還成功!
東雲 銀:おのれダイスの神……
伊藤尚子:5点!
東雲 銀:3点で帰還です
阿嘉橋コウ:まあ帰れる方向の翻弄でよかった
百鬼十桜:ですです。
GM:では百鬼くん、伊藤さん、コウくん20点!東雲くん18点!GMは27点!
GM:お収めくださいませ!そしてEDへ……。

エンディング


GM:■エンディング
GM: 
GM:巷の噂になりかけた増える右手も、廃工場の小火も。隠蔽工作は、全て恙なく完了して。
豊島正則:「本当は、どこか店でパァっと、といきてぇとこだが」
豊島正則:「UGN(R:おれら)としちゃ、むしろここからが本番でな。これで勘弁してもらえると有難い」
GM:第二支部、会議室。今回の件が始まった場所であるそこには、暖かく、食欲をそそる香りが満ちています。
百鬼十桜:「はい。最後までお手伝いさせてください、豊島支部長補佐」
伊藤尚子:「承知しています、豊島補佐」こちとら事務員兼業である。
阿嘉橋コウ:「わー、十分美味しそうですよ。うれしいなあ」
阿嘉橋コウ:にこにことしてはいるものの、真っ先に手をつける様子はない。
阿嘉橋コウ:少し何か考えているような顔。
豊島正則:「やる気があるのは結構だけどな。気ィ抜くとこは抜いていいんだよ。でなきゃ、身体はともかく、心がもたねぇ」
東雲 銀:「まあ、とりあえずここまでお疲れ様でした、ということで」
阿嘉橋コウ:「はあい。お疲れ様でした」
伊藤尚子:「お疲れさまでした」
百鬼十桜:「はい。しっかり休息と補給をとって。それからがんばります! お疲れさまでした」
豊島正則:「ああ、お疲れさん。……と言っても」
GM:包帯の下、傷跡を引きつらせるように苦笑いを浮かべながら。
豊島正則:「なかなか、パっと切り替えるにはしんどい事件だった、ってとこか」
阿嘉橋コウ:「…………」
百鬼十桜:「………………」
阿嘉橋コウ:「あの、豊島先輩」
百鬼十桜:空元気を見透かされ、押し黙る。
阿嘉橋コウ:「気を抜く前に、ひとつお願いを頼んでもいいでしょうか?」
豊島正則:「おう。……どうした、改まって」
阿嘉橋コウ:「あの、えっと、ちょっとこれを……えーと」ごそごそとポケットを探す。
阿嘉橋コウ:取り出したのは、小さな女の子向けの手袋。
阿嘉橋コウ:「あの、落ちてた手は処理をすると思うんですけど」
阿嘉橋コウ:「その時に、一緒にこれを、って思って」
阿嘉橋コウ:右手と、とうとう生まれなかった左手を温めるために。
伊藤尚子:「……へぇ」
阿嘉橋コウ:「僕は、いきなり燃やすことしかできなかったので」
東雲 銀:「……」
GM:豊島は、小さな手袋を受け取って。それを、少しの間、じっ……と見てから。
豊島正則:「死人は何も語らない。何も感じない。何も応えない。……俺たちが死人に何をしても、届くことは決して無い」
阿嘉橋コウ:「はい」
阿嘉橋コウ:「これは、僕のためのものです」
阿嘉橋コウ:チルドレンとしてではなく、自分のエゴで戦っていたのではないかと、どこか引っ掛かっていた。
阿嘉橋コウ:その気持ちの行き場を、最後の落とし所を作りたかった。
阿嘉橋コウ:自分だって、その力があれば、居なくなった大切な人を蘇らせようと、そう考えない保証はないのだから。
豊島正則:「そういうこった。……死人に頼りっぱなしの俺が言うのも、サマにならねェが……」
豊島正則:「阿嘉橋がそうしたいなら、すればいい。……確かに、預かった」
豊島正則:まるで、貴い人の手にそうするように、持ち主のいない手袋を丁寧に畳んで。傍らのボックスへとそっと仕舞う。
阿嘉橋コウ:「ありがとうございます!」深々と頭を下げる。
阿嘉橋コウ:そっと豊島さんの前を辞して、席に戻る。
百鬼十桜:「あの……阿嘉橋先輩」席に戻ってきた先輩に、声をかける。
阿嘉橋コウ:「ん?」
阿嘉橋コウ:百鬼くんの方を見て。
百鬼十桜:「ありがとう──ございます」そしてまずは深々と、頭を下げる。
阿嘉橋コウ:「え、えっと、ど、どういたしまして……?」こちらも頭を下げ返す。
阿嘉橋コウ:下げたまま首を傾げている。
百鬼十桜:「僕も──いえ、僕”は”、止めることしかできませんでした」そして静かに、考えていたことを吐露する。
百鬼十桜:「あんなことは間違ってるって。けど、その”想い”だけは守ってあげなきゃって」
百鬼十桜:「決して任務を卑下する訳ではないですけど、少しだけ。ほんの少しだけ」
百鬼十桜:「『また届かなかった』って思ってたんです」
百鬼十桜:そして敬意を込めた眼差しを、目の前の先輩に送る。
阿嘉橋コウ:「…………」
百鬼十桜:「でも、阿嘉橋先輩は。あの手袋に思い至りました」
阿嘉橋コウ:「あれは、でも、えっと、やっぱり僕のためのものだから……」
百鬼十桜:「豊島支部長補佐も、先輩も。あくまでも『自分のため』と仰っていましたけれど」
百鬼十桜:「それでも、死んでしまった人が感じ取ることも、応えることも出来なくとも」
百鬼十桜:「決して届くことがないとしても」
百鬼十桜:「その行いは、『その人のため』にしてあげてるんだと、僕には思えたんです。だから──」
百鬼十桜:だから──そう。だから。
百鬼十桜:まだ、手を伸ばし続けることができる。
百鬼十桜:「──ありがとう、ございました」そして再び、深々と頭を垂れる。
阿嘉橋コウ:『また届かなかった』という言葉の重みを、静かに噛み締める。
阿嘉橋コウ:「僕は、えっと、あんなことしかできないって、そう思ってたんだけど」
阿嘉橋コウ:「もし百鬼くんがそんな風に思えるなら、んー……」少し考えて。
阿嘉橋コウ:「よかった、と。そう思うなあ」とてもシンプルな言葉を返す。
阿嘉橋コウ:「僕も少し、先輩っぽいことできてたかなあ?」
阿嘉橋コウ:にこにことしながら、机の上に手を伸ばす。
百鬼十桜:「はい、とってもです。阿嘉橋先輩」シンプルな言葉に、シンプルな返事で笑顔を返して──
百鬼十桜:真似するように、机の上に手を伸ばす。
阿嘉橋コウ:「あのね、ピザはね。あたたかいうちに食べると美味しいんだよ!」
阿嘉橋コウ:「先輩のアドバイス!」
阿嘉橋コウ:気を抜いた笑顔でそう言った。
百鬼十桜:「はい、わかりました、阿嘉橋先輩!」

豊島正則:「なんとまあ、ぼんやりした奴だと思ってたんだが」
GM:卓の反対側。ピザに手を伸ばす少年たちを見つつ、寿司などつまみながら。
豊島正則:「なかなかどうして、立派な先輩ぶりだ。……年長組としちゃあ、頼りがいがあって有難いね」
伊藤尚子:「歳かしらね。頼りがいがありすぎても、かえって心配になってくるわ」
東雲 銀:「まあ、良いんじゃないですか? 彼のこと見直しました」
東雲 銀:「ああいうことを考え、動けるチルドレンは貴重です。僕にはいかんせんどうにも」
伊藤尚子:「……最年長としては、東雲くんのことも、私は心配してるのだけどね」
豊島正則:「ま、伊藤さんから見りゃあ、俺らもまだまだガキ扱いってことか。……にしたって、俺から見ても東雲は随分と」
GM:そう、何かを言いかけて。
豊島正則:「…………悪ぃ。ちょいと野暮用だ。今度こそ、片付けは気にしなくていい」
GM:そう告げて、返事を待つ時間すら惜しいと。震える形態端末を手に、足早に部屋から去ります。
伊藤尚子:「お気になさらずに、豊島補佐」
東雲 銀:「……本当、どこも忙しいですね」
東雲 銀:「僕も帰ったら溜まったタスクの消化作業ですが」
東雲 銀:はあ、とため息
伊藤尚子:「私も豊島補佐ほどではないとはいえ、事務員兼業だからね」
伊藤尚子:「……時に、東雲くん」「少し外したような質問で悪いけれど」
東雲 銀:「はあ、どうしましたか」
伊藤尚子:「ちゃんと、楽しめているかしら?」お寿司を1つぱくり
東雲 銀:「今この場を……ということですか? それはまあ」
東雲 銀:「普段食事がどうしても適当になってしまってるので有難いですよ」
東雲 銀:「それに、タダで食べる飯は美味い……ってね」
伊藤尚子:「……あら。ちゃんとそういう俗っぽいところもあるのね」
東雲 銀:「オーヴァードにとって『人間性』というのは重要な要素ですからね」
東雲 銀:「学校での体面もあります。それなりに大切にしているつもりではありますよ」
東雲 銀:さらりとスマイル
伊藤尚子:「…………東雲くん、口開けて」
東雲 銀:「……? はあ」
東雲 銀:とりあえず言われた通りに軽く口を開ける
伊藤尚子:開いた口に、串物をつっかえない程度につっこむ。
東雲 銀:「むぐ……!? むぐぐ」
伊藤尚子:「割と最初から思わないではなかったことだけれど」
伊藤尚子:「あなた、生意気ね」「大人ぶるというか、仮面を被るのがうまいというか」
東雲 銀:「むぐぐ……ぷはあ」
東雲 銀:「生意気って……。いやまあ、否定はしませんけど……」
東雲 銀:「伊藤さんもこういうことするんですね」
伊藤尚子:「使えるものを使ってるだけよ」
伊藤尚子:「ガス抜きが下手な人種っていうのは、往々にしているものだから、ね」
東雲 銀:「ははは。そこはご心配なさらず」
東雲 銀:「バランス感覚は悪くないつもりです。ストレスを上手く処理することも」
東雲 銀:「そうでなければ仮面なんて被りませんよ」
伊藤尚子:「そう? なら結構」
東雲 銀:「こんな風に心配されるとは思いませんでしたが」
東雲 銀:「ありがとうございます。気に掛けて貰うというのは嬉しいものです」
伊藤尚子:「ただの老婆心よ。気にしないで」
伊藤尚子:「ふむ……そうね。老婆心ついでにもう1つだけ」
伊藤尚子:「仮面を被るのなら、それを外す相手や場も見繕っておきなさい」
伊藤尚子:「…………私は、身内相手に外し過ぎだと、知り合いに叱られることがあるから」「参考にしないように」
東雲 銀:「心に留めておきます」
東雲 銀:「第九支部では猫かぶりなんて通用しませんから、仮面を被る必要なんてありません」
東雲 銀:「僕にとってはあそこが『外せる場』ってことになるんですかね」
東雲 銀:ふふふと笑みを零す
東雲 銀:常に人材不足だし、変な人ばかり集まってる支部ではあるが
伊藤尚子:「ああ、そうだったわね。……ふふ、結構結構」ぽんぽんと、自分より5cmほど高い相手の頭に軽く手を置いて
東雲 銀:それでも自分にとっては大切な居場所ということになっているのだろうか
伊藤尚子:「あちら(年少組)とも話したいなら行ってきなさい」「私は私で、未成年には手を出せない物で楽しんでおくわ」
東雲 銀:「これでも十七なんですから、照れくさいな」
東雲 銀:「いや、もう少しだけ話しましょう。貴女の話も色々と聞かせて下さい」
伊藤尚子:「そう? 余り面白い話ではないわよ」透明な、水とは違う匂いの液体が入ったグラスを揺らして。
伊藤尚子:さて、何から話そうか。


GM:SSSC 【SA-03/あなたの街の怪事件】
GM:~the end~