一夜二人転 白萩雪と三井只人の場合


メイン 見学


白萩雪(しらはぎ・ゆき)キャラシート)PL:すらい
三井只人(みい・ただひと)キャラシート)PL:缶詰


目次



プリプレイ


GM:【導入の概要】
GM:第9支部からの依頼によりジャームの捜索を依頼された三井只人と、そのパートナーとして第5支部から派遣された白萩雪。
GM:目撃情報を元に潜伏場所を特定し、目視で確認した後は支部に報告して任務は終わり……の、はずだった。
GM:しかし、逃亡を図るジャームの攻撃に巻き込まれたキミに、異変が起こり──
GM: 
GM:といった感じで入っていこうと思います。
白萩雪:押忍。ヨロシクオネガイシマス
GM:まずは白萩さん、三井くんの順番で簡単に自己紹介をいただければと!
GM:というわけで。
GM: 
GM:"星震林檎(マンチニール)"白萩雪
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYn8DcuQIM
GM
白萩雪:我
白萩雪:白萩雪!星辰館2年生かつ第5支部UGNチルドレンでございます
白萩雪:過去に色々あったけど旧友が説明しづらい経緯で復活したり彼氏が出来たり大忙し。なんだこれは
白萩雪:性格は思慮深くクールなはずなのだが4倍弱点がいるためポンコツになりがちです。でも今回は母みを出せるんじゃないかしら
白萩雪:性能はシンプルな白兵と射撃!ジュラシックレコードによる恵まれたステータスから何でもやります。
白萩雪:以上!ヨロシクオネガイシマス
GM:押忍!よろしくおねがいしまーす!

GM:"自由人形(オートマーダー)"三井只人
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYi8vC0AIM

三井只人:僕。
三井只人:三井只人15歳。高校一年生のイリーガルです。
三井只人:シングルマザーの母親と妹と自分。女性が強い家族で育ちましたので、できれば女子との争いを避けたいと思いつつ、普通に思春期男子してます。
三井只人:医者の母に影響されて将来の夢は医者。
三井只人:過去に事故に巻き込まれた時に父親に庇われて生還しました。
三井只人:その影響で、自己犠牲を伴う人助けは相手の重荷になるのでNG、という思いがあります。
三井只人:医者は生きなきゃね!
三井只人:Dロイス「奇妙な隣人」により、自称最強のドラゴンの「センセイ」と共存しています。
センセイ:『我だよ』
三井只人:肉体も射撃も低いですが、「コントロールソート」で精神で判定を行って白兵戦を行います
三井只人:また、130環境でも生き字引を使えるようになりました。ミドルが強くなる代わりに戦闘の適性がまた減ってます。
三井只人:強い人に頼ろうと思います。
GM:年上彼女に頼っていけ……
三井只人:そんな感じで今回は年上クール眼鏡ボクっ娘先輩と一緒だと言うことで。
三井只人:はい。
三井只人:がんばるぞぅ!
三井只人:よろしくおねがいします。
GM:よろしくお願いしまーす!では!

オープニング


GM:両名登場
GM: 
GM:登場侵蝕をお願いします。
白萩雪:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+3[3] → 36

三井只人:三井只人の侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:32->37)
GM: 
GM:──20XX年3月下旬、N市某所。
GM:第9支部副支部長から、イリーガルエージェントである三井くんにとある依頼がありました。
GM:市内で確認されたジャームらしきレネゲイドの反応、その出所を探り、報告してほしい、と。
GM:無論、イリーガルが単独で、このような任務に就くわけではなく。パートナーを一名つける、とのこと。
GM:そして、指定された場所で待っていたパートナー……キミたちが互いによく知る仲である彼女と共に、こうして。
GM:得た情報から絞り込んだ場所へと、歩みを進めているところです。
GM: 
三井只人:「パートナーって言われて、ちゃんと話せるか不安でしたが」
三井只人:「白萩さんで安心しましたよ」
白萩雪:「いやあまりに恣意的過ぎるだろ!?」
白萩雪:言われたとおりに来たが
三井只人:「ははは、何を異なことを」
三井只人:「一体誰が恣意的に僕らを組ませるというのです?」
三井只人:若干棒読み。心当たりがある。
三井只人:心当たりしかない。
白萩雪:「ぬぬぬぬぬ」
白萩雪:「だがまあ仕事だというのなら真面目に遂行するまでだよ三井君」
三井只人:「仮に、先日ご一緒した第九支部副支部長にポロッと口を滑らせたとは言え偶然ですよ、偶然」
三井只人:「ですね白萩さん。浮かれてばかりでもいられません」
白萩雪:「犯人が一瞬で絞れたんだが…」
白萩雪:「そうだ。」
白萩雪:「ジャームには一瞬のスキも見せられないからね。」
三井只人:「副支部長さんが…そんな……」口元を手で覆う。
三井只人:「ま、そうですね。ただでさえ僕は戦闘に向いてないタイプですし」
三井只人:「適度に緊張しないと危ないというわけです」
三井只人:「理由がどうあれお仕事です……が、最初は僕の方にきた任務でしたし」
三井只人:「いきなり強敵とド修羅場になる……とは考えたくないですがねぇ」
白萩雪:「ふむ…」
白萩雪:「まあまあ任せ給えよ。ボクもこのかた長いこと戦ってきている歴戦のチルドレンだぞ?」
白萩雪:「余程のものでなければその場で撃破も出来る。」
白萩雪:自慢げな表情
三井只人:その表情をにこやかに見て
三井只人:「もちろんです白萩さん」
三井只人:「こうして冗談を飛ばせるのも、頼りになる彼女が隣りにいてくれるからというもので」
白萩雪:「えへへ」
三井只人:しみじみとうなずく。
三井只人:「(可愛いなぁこの人)」
三井只人:染み入るように思う。
三井只人:「可愛いなぁこの人」
三井只人:言葉にもする。
白萩雪:「早速緩んでるじゃあないか!!」
白萩雪:「そっ、そういうのは…帰ってからだからな!」
三井只人:「へへへ……っと」
三井只人:「失礼、久しぶりで気が緩んでいました。早く終わらせてしまいましょう」
三井只人:真面目な顔。
白萩雪:「本当にそう思っているのか…?」
GM:そんな和やか(?)なやりとりをしつつ辿り着いたのは、とある路地裏。
GM:少し先から漂う血臭、そこに横たわるのは、数匹の野良猫──そのどれもが、子猫の、胴体を真っ二つにされた死骸。
GM:そして、その中心には。
ジャーム:クロック:────
白萩雪:無言でホルスターから手斧を抜き放つ
GM:キミたちが得た情報通り。ジャーム化したEXレネゲイド……古めかしい懐中時計が、返り血ひとつ浴びずに転がっています。
三井只人:「ッ、白萩さん」
白萩雪:「気をつけて。」結局緩んでいた表情もきちんと引き締めて
三井只人:先程までのわざとらしいものではなく、本当の真剣な声。
白萩雪:「器物か。それも精密機械ならば相性が良い」
三井只人:取り出した剣を構え、龍の形の影が蠢く。
GM:警戒態勢に入ったキミたちに呼応するように、キラリ、と盤面の針が光って。
三井只人:「援護します」
三井只人:前衛として守るように一歩、前に出る。
白萩雪:砂鉄が渦を巻く。膨大な磁力の流れを操り、武器とするのが能力だ
GM:ずるり、ずるりと。盤面と蓋の継ぎ目から、どろりとした何かがあふれ出て──
ジャーム:クロック:「…………!!」
GM:そこに浮かび上がったのは。
三井只人:竜の形をした魔眼を中心に細かな魔眼を配置し、不意の動きを牽制する。
ジャーム:クロック:「────」
GM:半ば不定形の、おおざっぱなヒトガタの何か。
白萩雪:「ははっ、むしろやりやすい!」
三井只人:「きっ──」
三井只人:しょ、と続く言葉は不要なため、思考制御された身体では発さない
三井只人:「本体、というパターンですかね。アレが」
白萩雪:「さあ、なっ」砂鉄が構成した細剣を突き出し穿つ。精密機械にとっては弱点たりうる膨大な磁力を打ち込むつもりだ
GM:ヒトガタは、前に立つ三井くんではなく、背後で磁力を纏う白萩さんをこそ脅威と認識したのか。
GM:どろりとうねる腕を振り上げ、そして─
ジャーム:クロック:「……!!!!!」
三井只人:あれが意思を持つなら、脅威と判断するのはどちらか
三井只人:「そう来るよ、な…!」
三井只人:迎撃のため、襲い来るそれに身体を合わせるように滑り込ませて──
GM:人ひとりを容易に飲み込む太さに変じた腕を、叩きつけるように伸ばす!
GM:─"それ"が三井くんの身体に触れた瞬間。キミの身体に、ぞわりと怖気のようなものが走ります。
三井只人:ノイマンシンドロームによる身体の思考制御は行動を予測し、剣を合わせるように腕に、
GM:まるで、何かが身体の奥から吸い上げられるような感覚が。
三井只人:「─────っ、!?」
三井只人:「まずっ……」
白萩雪:「なっ……不意をっ!三井君!!」
白萩雪:即座に掴んで引き戻す
ジャーム:クロック:「…………」
GM:それで十分、とばかりに。ヒトガタはニヤリと笑みのようなものを浮かべて。
GM:本体であろう懐中時計事、砂嵐へと変じて、いずこかへと飛び去ります。
三井只人:不意を突かれ、引かれるがままに身体が後ろに流れる。
三井只人:反射より思考によって制御される身体は簡単に剣を取り落とし、カランと音がなる
???:どさり、と。腕を引いていたはずの白萩さんに伝わる重量が一気に激減するだろう
白萩雪:「ボクの不覚だ…。攻撃に集中しすぎた!」
GM:粘性のある液体から何かを引き抜くような手応えと共に、三井くんの身体は白萩さんの元へと、流れるように滑って。
白萩雪:「三井君、体調は!?無事か!?」
GM:そして、キミの腕の中には──
???:同じぐらいのはずの体躯の男子の姿は其処に無く。
???:代わりに、腕の中にすっぽりと収まる小柄な身体がある。
三井只人:「…………う……」
三井只人:「何………?」
三井只人:事態を把握できていないような、すこい高い声を漏らす子供が、其処に居た
三井只人:※すこい→少し
白萩雪:「ば…馬鹿な」
白萩雪:「君、お名前は…?」
三井只人:「う、うわっ……!?」
三井只人:転んだことに困惑しつつ、自分を包んでいるのが、見知らぬ年上の女性だと気づいて。
三井只人:「え、ええと………」
三井只人:「みい」
三井只人:「みい、ただひと……です」
三井只人:どこか面影の残るような幼い顔で、見上げるように言った。
白萩雪:「うぇ」
白萩雪:「うぇええええええ!?」
白萩雪:(こ、こんなの初めてだぞ…!?若返り!?どうすればいいんだ…!)
GM: 
GM:シーンエンド!ロイス設定あれば!(PC同士は初期でお持ちではありますが)
三井只人:こっちはなしで。なにもわからないので…
白萩雪:なんてことだ
GM:まっさらやでえ……
白萩雪:三井只人/やだ、かわいい…○/混乱/ロイス
GM:OK,では進行へ!

GM:ミドルはFS判定、つまり購入の機会も通常だと1回きりなので、OPでも購入可としましょう。
GM:何か買うものがあればどうぞ!
三井只人:アームドスーツぐらいかな。
三井只人:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 6[4,6] → 6 → 失敗

白萩雪:押忍
三井只人:だめだー。以上
白萩雪:普通のぼであま
白萩雪:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 6[6]+1 → 7

白萩雪:駄目!以上でう
GM:押忍!

ミドル:ラウンド1


GM:まずは登場侵蝕を!
三井只人:三井只人の侵蝕を+9(1d10->9)した(侵蝕:37->46)
白萩雪:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+8[8] → 44


GM:ロール等の前に、まず判定から処理していきましょう。
GM:ミドルはFS判定、判定は以下のように。
GM:使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
GM:難易度:6
GM:最大達成値:9点
GM:目標進行値:4
GM:財産点が使用可能、片方のPCが同じ判定で「支援」に成功すると、もう片方のPCの達成値+3、最大達成値10となります。
白萩雪:私は残念判定能力なので
GM:(支援成功、進行判定達成値10以上で、最短2ラウンドで突破可能)
白萩雪:支援に徹して行きましょう
三井只人:こっちは生き字引出来るのでメインで。
白萩雪:じゃあむしろこれ支援しないほうが早いでしょうね
白萩雪:どっちがいい!
GM:未クリアでラウンド4に到達した場合、クライマックスで暴走・放心付与となります。お気を付けを!
三井只人:あ、最大達成値が繰り上がるので支援はいるかも知れない
GM:そして判定前にハプニングを振るのだぜ!
三井只人:ハプニング!
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 6

GM:6:特殊技能の要求
GM:いきなり技能が変わってしまった。
三井只人:生き字引なんてなかったんや
白萩雪:やっぱりショタ化したことで…
GM:choice[運転:任意,芸術:料理,芸術:歌唱,芸術:演奏,芸術:ダンス,芸術:絵画,芸術:コスプレ,知識:外国語,【肉体】,交渉,調達]
DoubleCross : (CHOICE[運転:任意,芸術:料理,芸術:歌唱,芸術:演奏,芸術:ダンス,芸術:絵画,芸術:コスプレ,知識:外国語,【肉体】,交渉,調達]) → 芸術:歌唱

GM:歌ァ!?
白萩雪:うたうの
白萩雪:感覚は3ある
GM:三井くんをあやすのか……。
三井只人:感覚は1しかない。
三井只人:あ。紬で+3になる
三井只人:子供をあやすには…歌!
三井只人:財産も4あるのでこちらメインかな。
GM:は、では支援かメインか、宣言のうえ芸術:歌唱で判定を……!
三井只人:じゃあ白萩さんに支援やって貰ってこっちメインいきましょう
白萩雪:押忍
白萩雪:白萩…歌います!
白萩雪:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[2,8,8] → 8

白萩雪:失敗!!!
GM:難易度6なので成功だぜ!
白萩雪:そうなんだ
白萩雪:じゃあ成功です
GM:イエス。最大達成値が(素だと)9、という。
三井只人:じゃあ+3貰って、上限達成値10で判定!
三井只人:前に《紡ぎの魔眼》:ダイス+3個!
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:46->47)
三井只人:4dx+3>=6
DoubleCross : (4R10+3[10]>=6) → 8[2,6,7,8]+3 → 11 → 成功

三井只人:成功!
GM:OK、進行度+2で。2/4へ!

GM:──N市UGN、第9支部。小会議室。
GM:任務途中での出来事だということもあり、ひとまずここへとやってきた二人。
GM:受付の職員には、既に副支部長から連絡があったらしく。ここでお待ちください、と、長机とパイプ椅子が並ぶ小さな会議室に通されました。
白萩雪:「ありがとうね、三井君。よくおねえちゃんを信用してくれたね。」
白萩雪:どうやら記憶も消えてるらしい。親族に見つかりでもしたら駄目だし、上手いこと帳尻を合わせて連れてきたはいいけど
白萩雪:(普通に誘拐だよなこれは…。早く解決しないと)
三井只人:「……い、いえ」
三井只人:背筋をピシ、と伸ばして椅子に座っています
三井只人:「お姉さんも、この超能力の……UGNってところの人なんですよね」
三井只人:「ぼく……」じゃなくて、と呟いて「お、おれも説明は受けたから知ってます」
白萩雪:「そう。君の先輩さんってことだね。」
白萩雪:(おれ…?)
白萩雪:(これ、戻ったら結構面白い材料になりそうだな…)
三井只人:本人なりにきりっと、社会人のような顔をしようとしている。
白萩雪:我知らず口元が緩む
三井只人:「ええと………白萩お姉さん……白萩せんぱい、と、一緒の『にんむ』の時に」
三井只人:「敵の攻撃を受けたんですよね、ぼ、おれは」
三井只人:「すみません、さっきまで何してたのか、良く覚えてなくて」
三井只人:なにかのセリフを真似するような口調で、たどたどしく頭を下げる。
白萩雪:「君は勇敢に戦ったんだ。覚えて無くても良いんだよ。よくお姉さんを助けてくれたね」
白萩雪:頭をなでなでしながら諭すように伝える
三井只人:ソワソワと、内心の不安をなんとか隠そうとしつつも、手足がソワソワと落ち着かない。
三井只人:「わっ!」撫でられて。
三井只人:「や、やめてくださいっ。もう子供じゃないんで!」
三井只人:言いつつ離れようとして、大人の女性の手を掴むことにちょっと躊躇してる両手が行き場をなくす。
三井只人:照れ隠しのように目線が相手の顔や地面を行ったり着たり。
白萩雪:「遠慮することはない。大人ってのはそういうのが無くなって意外と寂しいものだよ」
白萩雪:ホクホク顔だ。
白萩雪:獲物を逃がすつもりはない。丹念にかわいがってやらねばな
三井只人:「む、むむむ……?」
三井只人:そういうものなのか?という顔
三井只人:「……………じゃあ、大人として撫でられてあげます」
三井只人:納得はいかないまま、ちょっと半眼になった顔。
白萩雪:「賢いねえ君は。えらいえらい」なでなで
三井只人:「わ、ぷ!?」
三井只人:「ちょっと、コレほんとに大人扱いですか!?」
三井只人:グワングワンと撫でられる
三井只人:緩みかける口を頑張って引き結んでいる。
三井只人:こうやってストレートに褒められることがあまりないので。
三井只人:「だいたい、コレが大人扱いなら、おれもお姉さんの頭撫でますよ!良いんですか!」
白萩雪:「おや、嬉しいものだね。撫でてみたまえよ」
三井只人:「えっ。」
白萩雪:しゃがみこんで手が届く高さに
三井只人:「…………えっ」
三井只人:想定外だ、という顔。
三井只人:周りの大人でこういう反応する人は居なかった。
三井只人:「え、ええぇっと……」
三井只人:掲げた手と、目の前の頭を順繰りに見て
三井只人:「あの……………」
三井只人:「…………」
三井只人:「……………失礼、します」
三井只人:その頭部の表面を撫でるように手を滑らせる。
三井只人:こわごわと触れるたどたどしい手付き。
三井只人:「(うわ……こしょばゆい……)」
三井只人:サラサラと髪の毛の感触が伝わってくるまま、何度か撫でる。
白萩雪:己の顔が間違いなくだらしないものになっているのを自覚しつつもそのまま撫でられるままである
白萩雪:「うぇへへへへへ」声も漏れる
三井只人:「ほんとに………」
三井只人:「撫でられると嬉しいんだ……」びっくりしてる
GM:──そんな、あまり人様には見せられない光景が繰り広げられている会議室に。
GM:コンコン、と。小さなノックの音が響きます。
三井只人:「はい」反射で答える。
白萩雪:「ぴっ」
春日雪:「失礼します。すみません、お待たせ──」
白萩雪:体をビクつかせながら
三井只人:「ぴ?」
三井只人:頭を撫でるまま。
GM:続いて、ゆっくりと扉を開き現れた少女は。
春日雪:「……………………」
春日雪:「お邪魔、でしたか?」
GM:そう、にこやかに笑いながら、首を傾けました。
白萩雪:「いえいえいえいえ!!!」
白萩雪:席に座り直して「大変失礼いたしました。本題に入りましょう」キメ顔で言った
春日雪:「……ふふ、そうですね。では──」

GM:長机の上には、良い香りのハーブティーとお茶菓子。それらを手早くセッティングしてから、副支部長が言うには。
GM:・件のジャームは、活動のため「対象の状態を物理的に若い頃へと置換し、成長に要するはずのエネルギーを吸い取る」ものである。
GM:・現場で死んでいた子猫も、元は成体であったと推測される。
GM:・影響を受けた者を元に戻すには、その本人が現場に立ち会った上で、対象のジャームを倒す必要がある。
GM:……という説明を、噛み砕いてしました。
春日雪:「記憶は脳の活動……電気信号、つまりは物理現象です」
春日雪:「今の只人さんは、ご自身の記憶を元に、子供の頃が再現されている状態……と、いうことですね」
三井只人:「ふむ」
三井只人:腕を組む。噛み砕いてくれた後半だけ理解できた。
白萩雪:「成程」
春日雪:「お二人には、このまま、件のジャームの追跡と討伐をお願いします。……ええ、そうしないと、只人さんはずっとこのまま、です」
白萩雪:「精神は肉体に引っ張られる。欠けた記憶を統合することで今のまとまりを維持しているわけですね」
三井只人:「む」
三井只人:「このままは、困る」
白萩雪:「真の子供時代というわけではない。理解しました」
白萩雪:確認することでもないが念の為確認した。
春日雪:「はい。……わたしとしても、ちょっと困りますから。只人さん、雪さん、頼みます」
春日雪:「…………ところで、雪さん?」
春日雪:自分と同じ名を、どこか楽しそうに発音しながら。
白萩雪:「白萩でいいですよ…ええ、役職としては下ですし」
春日雪:「ふふ、立場としてはそうですけど……ここから先は、プライベートの話ですから。やはり雪さん、と」
GM:にこり、と微笑みを浮かべてから。
春日雪:「……先日、只人さんとお仕事でご一緒した時に。これを頂いたんです、わたし」
GM:つぅ、と。胸元の、赤く輝くブローチに、指先を滑らせて。
白萩雪:「はい?」
春日雪:「その時に、ええ、色々あって。……雪ちゃん、と呼んでくださりもしましたね。いまの只人さんは、覚えておられないでしょうけど」
GM:微笑みは一瞬、三井くんに向けられて。
三井只人:「………?」
三井只人:その視線を受けてちょっと首を傾げてる。
白萩雪:「ほぉ」
春日雪:「……ええ、ええ。どういうことがあったかは、只人さんが無事、もとに戻られたら」
春日雪:「ぜひ、ご本人からお聞きくださいね、雪さん」
白萩雪:「是非にそうさせていただきましょう。ええ。それはもう」
白萩雪:にこやかな顔のままで
三井只人:「…………………?」ぶるり。
春日雪:「ふふ……ふふふ……」
三井只人:何かを話してる2人の笑顔を見て、何故か背筋が震える。
GM:応じるように、そう、小さく笑ってから──
春日雪:「……よろしく、お願いしますね。どんな形であれ、人との繋がりが断たれたまま、というのは」
春日雪:「辛いものに、変わりはありませんから」
GM:細めた赤い目の奥に、静かな、どこか暗いものを覗かせながら。そう、懇願するように。
白萩雪:「三井君。そういうわけなので」
白萩雪:擦過音が響きそうな速度で首を曲げつつ
三井只人:「はい」
三井只人:顔が引くつく。
白萩雪:「この事件、君の協力ナシには解決しない。頑張ってもらうからね」
白萩雪:にっこり
三井只人:「…………………」
三井只人:何故だろう。笑顔だ。笑顔なのに。
三井只人:首筋に汗が浮いている。
三井只人:「…………はい、もちろんです」
白萩雪:「うん。良い返事だね!」
白萩雪:席を立って
白萩雪:「さあ、行こう。変なところに逃げたりされると厄介だ。さあ、さあ」
三井只人:不思議なことに。
三井只人:それは、逃げたジャームを追い詰めようと意気揚々の、真面目なお姉さんのはずなのに。
三井只人:「……………………」
三井只人:どうしてぼくに向けられてる気がするんだろうなぁ、と思った。

GM:ラウンド終了!続いて!

ラウンド2


GM:まずはハプニング!6番を除いて……
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 4

GM:4:二人で協力して作業に当たる。
GM:進行判定の前に二人とも難易度5の≪意志≫判定を行い、成功した場合ラウンド中の判定ダイスを+5個する。
GM:失敗しても特にペナルティはないですね。
GM:というわけで、まず意志判定、5以上出たらダイス+5して支援&メイン進行で!
白萩雪:押忍
三井只人:オスオス。
白萩雪:まずは登場します
白萩雪:44+1d10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+8[8] → 52

三井只人:三井只人の侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:47->54)
三井只人:意志素振り~
三井只人:5dx>=5 意志
DoubleCross : (5R10[10]>=5) → 9[2,5,6,6,9] → 9 → 成功

白萩雪:意志
白萩雪:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[1,10]+7[7] → 17

白萩雪:げきつよ
三井只人:めっちゃ解決の意志が高い。
三井只人:情報に戻るならこちらがメイン行きましょう。
三井只人:先支援判定見てからかな。
GM:ですね。まず、支援で達成値上限が決まるので。
白萩雪:支援します!
白萩雪:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[2,4,5,5,5,8]+1 → 9

白萩雪:成功じゃな
三井只人:じゃあメインだ!
GM:は、ドーゾ!
三井只人:えーっと。
三井只人:マイナーでオリジン:レジェンド。精神達成値+2
三井只人:三井只人の侵蝕を+2した(侵蝕:54->56)
三井只人:メジャーで生き字引+判定前に紡ぎの魔眼。
三井只人:10dx+5>=6
DoubleCross : (10R10+5[10]>=6) → 10[5,6,6,7,7,7,8,8,9,10]+10[10]+2[2]+5 → 27 → 成功

三井只人:三井只人の侵蝕を+2した(侵蝕:56->58)
三井只人:成功です。
GM:押忍、では進行度は4/4、マックスに!
GM: 
GM:──件のジャームが潜む場所は、意外なほどあっさりと判明しました。
GM:市内各所で発見される、異様に若い個体ばかりの、動物の死骸。それらの経路を辿り、予想される場所へと、キミたちは向かっています。
三井只人:「……………」
白萩雪:「今の所動物ばかり狙っているようだね」
三井只人:何も見逃さないぞ、とはために肩肘を張った様子で周りを気にしている。
三井只人:「そう、みたいですね」
白萩雪:「つまり無理に人間を狙っていないようだ。さっきのボクたちのように接近しない限り…」
三井只人:「それを追っていけば会えるなら、早めに見つけたいですね」
白萩雪:(力をつけてからは積極的に狙う可能性があるな。知性的だった場合は…これは急がないと)
三井只人:「うん、『一般人に被害が行かないうちに捕まえないと』…だよね」
三井只人:なにかの文章の暗唱のような口調
白萩雪:「君は、力を手に入れてから…その使い方を誰かに教えてもらったのかな?」
白萩雪:思えば初めての共同任務の時から真面目だった。よく訓練を受けているに違いない
三井只人:「でも、白萩お姉ちゃんも無理しちゃダメだからね。子供になったら大変だから……」
三井只人:周りに気をつけることに気を取られて、口調が普段のものに代わりながら
三井只人:「えっ?」
三井只人:その問いに同行人の方を向く。
三井只人:「ええと……この超能力だよね?使い方は、まだ……」
センセイ:『それについては』
センセイ:ニュ、と。
センセイ:少年の影が竜の形を取る
センセイ:『初期は我が教えた。その後はUGNの鍛錬だな』
三井只人:「うわぁ!?」
三井只人:急に変化した影に飛び退く。
センセイ:影なので追従する。
白萩雪:「そうか、あなたが…成程。」
センセイ:『初めまして、というのは二度目だな我が英雄』
センセイ:『そしてどうも、白萩クン。いつもお世話になっております』
白萩雪:「いえいえこちらこそ…」ぺこり
センセイ:厚みのない影がぺこり、とお辞儀のような動きをする。
三井只人:「なんっだコレ……」てしてし、と影を踏みつけてる。
白萩雪:「そうか、君は別次元の存在だから影響を受けずに済んだわけだな」
センセイ:『そのようだ』こくり、と頷く影。
センセイ:『故に、この状態でも戦えないことはないだろう』
白萩雪:「ふむ…だが心配だなあ」
白萩雪:なでなで
白萩雪:「体格も小さくなったし相応に筋力も落ちてるだろう。近接戦闘型としては大幅な不利だ」
センセイ:『その通り、平時のままというわけにもいかんだろうな』
センセイ:『コントロールは我としても、ハンドルを握るのは我が英雄であるからして』
センセイ:撫でられ、黒一色の中に空いている目のような空洞が細まる。
三井只人:「………心配しなくても、戦えるよ、おれ」
三井只人:「ちゃんと特訓もしてるし」
白萩雪:「本当かな?」
白萩雪:三井君もなでなで
三井只人:不服である、と全力で示すようにむん、と胸を張る
三井只人:「うっ……」
三井只人:おとなしく撫でられる。大人だから。
三井只人:「ほんとだし……すげー必殺技も考えてるし」
白萩雪:「なんと、必殺技」
三井只人:撫でられる恥ずかしさか、後半の声はか細い。
白萩雪:「とても頼もしいなあ~」
センセイ:あー。あったあったという顔(影だけど)
三井只人:「ふ、ふふん。そうだろ?」
三井只人:「だからお姉ちゃんも頼って良いんだぞ。おれは男だから!」
白萩雪:(かわいい)
三井只人:なんとか男らしく頼れる所を見せれてるな!という顔。
白萩雪:「うんうん、たくさん頼らせてもらおうねえ」
三井只人:「うん!」笑顔
白萩雪:「でも知っているかい?」
三井只人:「うん?」
白萩雪:「強い人はね、とっておきなんだよ?ボクがメインで戦って、三井君がとどめを刺すほうが良いと思わないかい?」
三井只人:「とどめ……」
三井只人:切り札、という言葉が頭のなかでぐわんぐわんしてる
センセイ:切り札、という形に影を変えて三井の後ろでぐるんぐるん回してる
三井只人:「で、でも」
三井只人:「それだとお姉ちゃんが危なくない……かな」
三井只人:頼れる所をみせるというよりは、そちらが本題のように。ポロッと。
三井只人:自分が後ろで守られるということに、少し怯えのような感情が見える。
白萩雪:「心配なんだね」
三井只人:「…………………」瞳を彷徨わせて。
三井只人:「……うん」
白萩雪:「でも、良いかい。」
三井只人:「大人の人が、怪我したりしたら」
白萩雪:「本当に強い人ってのは、他の人を下げないんだ。」
三井只人:「おれ、何が出来るかわかんないし」
三井只人:「………他の人を、下げない?」
三井只人:首をかしげる
三井只人:「下げるって、悪口を言うとか?」
白萩雪:「勿論三井君は優しいからそういうことはしないよねえ~」
白萩雪:なでなで
白萩雪:「でも、そういうことばかりじゃないんだよ」
白萩雪:「守るってのを伝えるのは、言い換えれば『君はボクより弱い』って言ってるように伝わることもあるんだ」
三井只人:「えっ」
三井只人:ショックを受けた顔。
三井只人:「ち、ちが……そういうつもりじゃなくて、おれはその……」
白萩雪:「勿論そんなつもりは無いと思う」
三井只人:「…………」
白萩雪:「難しいよね。」
三井只人:撫でられつつ、心配そうに上目遣いで顔を見る。
三井只人:瞳が少し潤んでいる。
白萩雪:「相手がどう思うかって、どれだけ強くなっても思い通りには出来ないんだよ」
白萩雪:頃合いを見て、視線をあわせる
三井只人:「相手が……どう思うか…」
三井只人:「お姉ちゃんも、そうなの?」
三井只人:眉根をよせて、泣くのを我慢してるような顔。
白萩雪:「そうさ。」
白萩雪:「だから、守りたいって気持ちは大事だけど、ただただ自分が頑張るだけが方法じゃないんだよ」
白萩雪:「一緒に頑張る人を、信じてあげな。私も戦えるんだからさ」
三井只人:「一緒に頑張る人を………」「信じる………」
三井只人:不意に。
三井只人:瞳からぽろりと、雫が溢れる。
三井只人:何か、無理に支えていたものを優しく外されたように。
三井只人:「あっ」袖で拭って「違、これは違くて…イヤとかじゃなくて…」
三井只人:ぼろぼろと涙をこぼして。
三井只人:「おれ、その、妹が、いて」
三井只人:「お母さんも、お父さんが居なくなって、大変で、それで」
三井只人:袖をぐっしょりと濡らしながら
三井只人:「おれが、」
三井只人:「おれが、頑張らなきゃいけないから」
三井只人:「だから、泣いてなんか、なくて……」
白萩雪:「ゆっくりでいいんだからね…」
白萩雪:視線を合わせたまま話を聞いている
白萩雪:「一人で頑張ってきたんだね。」
三井只人:うつむいて、でも目を上げた時に、同じ目線で聞いてくれるその顔を見て。
三井只人:「おれ、おれさぁ」
三井只人:ひく、としゃっくり混じりに。
三井只人:「こどもで、頼っても、何も返せないけど」
三井只人:「………助けてほしいって、言っても良いのかなぁ」
白萩雪:「良いよ。」
白萩雪:「それが、ボクの役割なんだから」
白萩雪:(……今になって、こういうことが出来るなんてね。)
白萩雪:罪滅ぼしでもない。自己満足でもない。
白萩雪:今は、意味があることだと思うから。目の前の子が救われるのだから。
三井只人:その言葉を聞いて。
三井只人:「───────う、」
三井只人:「うわぁぁぁぁぁぁん!」
三井只人:決壊するようにボロボロと涙が溢れる
白萩雪:「…はは、お姉さんもちょっと目にゴミが入っちゃったかな。」
白萩雪:目を擦って
三井只人:「おれ、おれっ!」視界が滲む。
三井只人:「このままなんて、やだ!何も出来ないままなんて、こわい!」
三井只人:無理に強がっていたものを吐き出して
三井只人:「だから、」
三井只人:「…………助けて、おねえちゃん」
白萩雪:「分かった。」
白萩雪:ギュッと抱き寄せて
白萩雪:「ボクは、強いからね。」
白萩雪:「ボクが君を守るから、君もボクを守ってくれたまえ」
三井只人:「………………うん」
三井只人:抱き寄せられたまま、暖かく柔らかなその感触に安心するように、顔をうずめて
三井只人:「うん」
三井只人:「ぼくが、おねえちゃんを、まもるから」
三井只人:「いっしょに、がんばろうね」

GM:──そうして、涙を拭ったキミたちは、辿り着いた。
GM:取り戻すべき何かを抱えたままの、それの下へと。

GM:シーン終了

GM:ロイス設定、購入があれば!
白萩雪:春日雪/感服/冷静さを欠こうとしております○/ロイス
三井只人:春日雪/○尊敬/あの子もホントは大人なのかな…
白萩雪:センセイ/感謝○/猜疑心/ロイス そういえば貴方ずっと私達二人を監視して…?
白萩雪:購入はぼであま
白萩雪:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル

白萩雪:爆発しました
白萩雪:以上
GM:ばくはつ。
三井只人:「雪お姉さん ○Pやさしい/N羞恥」で子供目線から固定ロイスとは別にお姉さんへのロイスを可能なら取っておきたい。
三井只人:購入はぼであま
三井只人:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 10[4,10]+3[3] → 13 → 成功

三井只人:買えたのだ。装備して以上。
GM:OK!

クライマックス


GM:登場侵蝕を!
白萩雪:52+1d10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+8[8] → 60

三井只人:三井只人の侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:58->61)
GM: 
GM:キミたちが、奴と遭遇した場所と何処か似通った路地裏。興味を抱いて近付いてしまったものか、やはり、やけに小さい動物の死骸が散乱する中。
ジャーム:クロック:「ぉ……おぉ……」
GM:懐中時計から生えたような異形が、ゆらり、ゆらりと──キミたちに、視線を据える。
白萩雪:「触れられると記憶まで飛んで若返る…となると。リーチのある攻撃でチクチク攻めるべきだが」
白萩雪:ちらりと三井君の方を見る
白萩雪:「一撃でも貰うわけにはいかないな。重い一撃を忘れないようにしよう」
三井只人:赤く腫れぼったい、しかしスッキリとした目もとで相手を見ながら
三井只人:「うん」
三井只人:「怪我をしないように、先に、倒す!」
三井只人:「頑張ろう、お姉ちゃん」
三井只人:突っ走る危なっかしさではなく、やる気充分に、隣の白萩さんを見る。
白萩雪:「ああ!頼りにしたまえ!頼りにしてるからね」
三井只人:「うん、頼りにしていいよ!」
三井只人:「ぼくも、頼りにしてるから!」
GM:キミたちの意志に呼応するように、ジャームから、衝動を喚起する波が発せられる…!
GM:衝動判定!なお、《ワンナイトフィーバー》により、「侵蝕を2d10上げる代わりに、侵蝕を100%にする」ことができます。
GM:後者を選んだ場合、バックトラックに先立ち、侵蝕が50%下がります。
GM:衝動判定は意志で木曜9!
GM:(目標)
白萩雪:まずは衝動判定!
白萩雪:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[1,6,10]+8[8] → 18

三井只人:衝動判定に《紡ぎの魔眼》:ダイス+3個!
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:61->62)
三井只人:9dx>=9
DoubleCross : (9R10[10]>=9) → 10[1,2,3,4,5,7,7,10,10]+10[4,10]+7[7] → 27 → 成功

GM:物凄く意志が強い。
三井只人:よし成功。ワンナイトフィーバーで侵蝕率100に!
三井只人:スッキリしたので。
白萩雪:私もワンナイトフィーバー!
白萩雪:100だ
GM:OK!

GM:配置はPCで1エンゲージ、ジャーム:クロックがそこから5m離れて1エンゲージ!
GM:では、さっそく!

GM:ラウンド1
GM:セットアップ!こちらは無し!PC2名もないはずなので

GM:行動値順に、白萩さんから!
白萩雪:マイターン!
白萩雪:マイナーで接敵して
白萩雪:メジャーで《コンセ:ブラックドッグ》+《アームズリンク》+《ライトニングリンク》!
GM:こぉい!
白萩雪:14dx7+2
DoubleCross : (14R10+2[7]) → 10[2,3,4,4,5,5,5,6,7,7,8,8,8,9]+10[1,3,4,5,9,9]+10[8,9]+10[10,10]+10[8,8]+6[2,6]+2 → 58

白萩雪:のびたぜ
GM:ひぇっ
GM:リアクションは《イベイジョン》、固定値15!
GM:当たりです、ダメージを…!
白萩雪:6d10+36 ダメージ!
DoubleCross : (6D10+36) → 32[1,1,8,8,5,9]+36 → 68

白萩雪:諸々有効、HP減って28に
GM:ごっそり削れた!でもまだまだ!
白萩雪:侵蝕108!次は三井君に手番パスだぜ
三井只人:では手番!
GM:どうぞ!
三井只人:マイナーで《オリジン:レジェンド》+《斥力跳躍》シーン中【精神】判定+4、飛行状態(非飛行に進路を妨害されない)、戦闘移動
三井只人:接敵。
三井只人:三井只人の侵蝕を+2した(侵蝕:100->102)
三井只人:メジャーでC<ノイマン> + コントロールソート + 判定前に紡ぎの魔眼。
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:102->103)
三井只人:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,4,5,6,6,7,8,9,10]+10[1,2,3,7]+10[7]+6[6]+4 → 40

GM:同じくイベイジョンで、ヒット!
三井只人:イベイジョン突破でフェイタルヒット!ダメージ+4d!
三井只人:三井只人の侵蝕を+4した(侵蝕:103->107)
三井只人:5d10+11+4d10
DoubleCross : (5D10+11+4D10) → 37[7,9,7,6,8]+11+15[2,1,5,7] → 63

GM:おごーッ!?
三井只人:装甲有効!
GM:盛大にオーバーキルだよ!蘇生は…ない!
三井只人:三井只人の侵蝕を+4した(侵蝕:108->112)
ジャーム:クロック:「──ぁ、ああ……おれは、ぼくは──」
GM:大雑把なヒトガタが、僅かに知性を感じさせる声を発しながら。伸ばす腕は、三井くんへと─
白萩雪:「『形態:兵士(モデル・ソルジャー)』」
白萩雪:砂鉄が手斧へと収束し、ハルバードを象る。
白萩雪:「今度こそはッッ!」
白萩雪:斧の閃きで伸ばす四肢をことごとく刈り取る。一発でも触れさせるつもりはない
白萩雪:「さあ!タイミングをみて決めるんだ…!三井君!」
三井只人:「……………うん!」
三井只人:その間に、攻撃準備は整っている。
三井只人:右の手首を左で掴んで、掲げるように前へ。
三井只人:バロールシンドローム、その重力を操る黒い魔眼。
三井只人:ポツポツと黒い泡のように浮き出すそれが、収束するように手に集まる。
白萩雪:腕を飛ばすと同時、低い姿勢から地面を撫でる一閃。足元を飛ばし、空中に踊りださせる
三井只人:内へ内へと重力が収束する、その一極を維持し、
三井只人:「う、りゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
三井只人:空中で踊る的に迫るように地を蹴り、空へ。
三井只人:手の平の重力が引っ張られるように一直線に向かい、そして、
三井只人:「……………(名前考えてなかった!!)」
三井只人:一瞬の雑念。ノイマン思考でそんなことがよぎり
三井只人:集めた重力のコントロールが乱れ、
センセイ:『ま、そんな時の我であるな?』
センセイ:乱れた重力の弾が、竜の顎を模した形に代わり
三井只人:閃き。
三井只人:「ドッ、」
三井只人:「ドラゴンクロー!!!!!!!」
三井只人:一点に収束する重力。
三井只人:叫びとともに、その破壊を叩きつける──────!!
GM:全ての害悪を斬り落とす刃が、暴竜の如き力が、立て続けに与えられ。元より、あやふやであったその存在は。
ジャーム:クロック:「おお……おお。これで、これで、ぼくは」
ジャーム:クロック:「……くるしいのは。かなしいのは」
ジャーム:クロック:「──いや、だ」
GM:その言葉は、或いは、誰かの記憶を得たことで感じたことなのか。それとも──。
GM:──最後まで、言葉を発することなく。ヒトガタをした何かは、さらりさらりと崩れ落ちて。
GM:……三井くんは、奪われた"何か"が流れ込んでくるのを感じます。そして。
GM:今のキミの姿は、もうもたないであろうことを。すぐに、元の三井只人に戻ってしまうことを、直感します。
白萩雪:「よし…!」
白萩雪:砂鉄で構成されたハルバードが崩れ、ポケットに手斧と同じく収まっていく。
三井只人:「うわ、た、た…!」
三井只人:空中で振り抜いた姿勢、そのまま地面へと落ちていくなかで、なんとか姿勢を直し……
白萩雪:「見事だ三井君…君は、本当に強いね」
三井只人:「っと……」おっかなびっくり着地する
三井只人:「………強い?……ぼくが?」
三井只人:初めて聞いた言葉、という風に意外な顔。
三井只人:「………強いかな、ぼく」
白萩雪:「そうだよ。」
三井只人:「……そっか。えへへ」
三井只人:綻ぶように笑って。
三井只人:「ぼく、お姉ちゃんを守れたかな?」
三井只人:ちょっと不安そうに、上目遣いで。
白萩雪:「立派にやれたよ」
白萩雪:近づいて、再び抱きしめます
三井只人:「わっ」
三井只人:小柄な身体は容易に抱きしめられる。
白萩雪:「大人になるまで、もう、すぐだね」
三井只人:「…………うん」
三井只人:「もうすぐでお別れ、だと思う」
白萩雪:いとおしげに撫でて、頬に唇を当てる
三井只人:自分のなかで、足りなかった何かが埋まっていく。
白萩雪:「お疲れ様」
三井只人:「んっ」その、頬の感触にビクッとなって。
三井只人:「…………ありがとう、お姉ちゃん」
三井只人:くすぐったいような、口元の緩みをそのままに。
三井只人:「ぼく、お姉ちゃんと一緒じゃないと無理だったと思うから」
三井只人:「一緒に居てくれて、ありがとうね」
三井只人:感謝の仕方がわからない感情をどうするか、少し迷って。
三井只人:自分がされたように、相手の頬に唇を当てる。
三井只人:「……………」かぁ、と。
三井只人:自分でやっておいて恥ずかしさがこみ上げ、頬に紅が刺している。
三井只人:「…………あのね、お姉ちゃん」
三井只人:「………………」
三井只人:「えっと…………」
三井只人:迷うように視線を彷徨わせて。
三井只人:「……………未来のぼくが、どうかはわからないけど」
三井只人:「今のぼくは、その、」
三井只人:「……………お姉ちゃんのことを、好きになってしまったと、思いますので」
三井只人:「これからも……『ぼく』と、仲良くしてくれると、嬉しいです」
三井只人:しどろもどろな、カタコトのセリフ。
三井只人:か細いような声を絞り出して、照れ隠しに抱きついてくぐもった声で、どこまで届いたか。
三井只人:それにすら気付かないような状態で、なんとか言った。
白萩雪:静かに体温が高くなる感覚を覚えながら
白萩雪:「…勿論」
白萩雪:「たくさんたくさん、仲良くさせてもらうよ」
白萩雪:腕の力を強めるのであった
三井只人:ぎゅ、と腕の力を感じて
三井只人:「…………そっか、えへへ」
三井只人:「安心した」
三井只人:にへへ、と言葉通りに。安心したように笑う。
GM:──何かを取り返し、そして失う戦いは、幕を閉じる。
GM:──そして──

バックトラック


GM:バックトラック
GM:《ワンナイトフィーバー》で50下がって……うん、一応ダイスはお願いします…!
白萩雪:押忍
白萩雪:58ー5d10
白萩雪:58-5d10
DoubleCross : (58-5D10) → 58-28[4,10,6,5,3] → 30

白萩雪:ひくいぜ
三井只人:112から68
三井只人:68-4d10
DoubleCross : (68-4D10) → 68-21[1,8,8,4] → 47

三井只人:無事帰還。
GM:は、OK!では…白萩さん17点、三井くん18点!

エンディング


GM:──変化は、あまりにあっけなく。姿形はおろか、服装すらも、この事件が始まる前のそれに戻っていて。
GM:つまり、キミたちふたりの関係も。これまでと同じようで──
白萩雪:「そういうわけで」
白萩雪:「どういうことか説明してもらおうか?」
三井只人:「はい」
白萩雪:ゴゴゴゴゴゴゴ
三井只人:「…・…………どういうことか、と言われましても。ですね」
三井只人:気圧されている。
三井只人:確か戦闘があり、意識が遠くなり、気づいたら終わっていたような有様で。
三井只人:「もしや、私めがなにか粗相を……」冷や汗。
白萩雪:「春日副支部長に素敵な贈り物をされたようで」
三井只人:「……………………
三井只人:「あー…………」
三井只人:「そっちでしたか………」
三井只人:確かに上げた。以前の事件の時に、ブローチなどを。
三井只人:「うん」
三井只人:「言い訳をさせてください」
白萩雪:「どうぞ」
三井只人:「ありがとうございます」頭を下げて。
三井只人:「……………えーっと」
三井只人:「まず、白萩産に、僕の子供の頃の話ってしたことあったっけ」
三井只人:※白萩産→白萩さん
白萩雪:「どうだったかな?」
白萩雪:「覚えはあまり無いかも知れないねぇ」
白萩雪:いやみったらしくいう
三井只人:「そうでしたか……ええと、ですね」
三井只人:「昔の僕は、それはもう無茶をする子供で」
三井只人:「レネゲイド……超能力を手に入れたことに調子をこいて、色々と一人で出来る気になってて」
三井只人:「それで……取り返しのつかない所まで行きそうになったことが、あったんですけども」
三井只人:「幸い、UGNという所はいい大人が居てくれたので」
三井只人:「そんな、子供が一人で何でもかんでも背負う必要はないし」
三井只人:「誰かを頼って良いんだ、と。その子供に、人に頼ることを教えてくれたことがあったんですよ」
白萩雪:「……それで?」
三井只人:「だから、というか。ですけど」
三井只人:「………長男だから。超能力を手に入れたから。……あるいは、副支部長という責任のある役職だから、なんて。」
三井只人:「そんな感じで肩肘張ってる子が居ると、他人事だと思えなかったので」
三井只人:「……………言葉で言うのも簡単なんですけど、なんていうか」
三井只人:ちら、と。竜の形の影を見て。
三井只人:「追い詰められた時に、目で見えるもの。手で触れられるものと一緒に」
三井只人:「『誰かに助けられてる』って思える物があると、心強いなってことを知ってるので」
三井只人:「放っておけなかったので、プレゼントを……しまし、た……」
三井只人:「……………………………それと」
三井只人:「どんな理由であれ、彼女より先に他の女の子にプレゼントを渡すのは流石にないな、と自分でも思います…………」
白萩雪:「分かっていただけたかね?」
三井只人:処刑台に首を差し出す心持ち。
三井只人:「はい。それはもう」
白萩雪:「そういうわけなので」
白萩雪:「帰ったらそのまま出かけるからね!そのつもりでいたまえよ」
三井只人:「もちろん、仰せのとおりに」
三井只人:「望むところでございます」
三井只人:「ちなみに、行き先は?」
白萩雪:「おやおや」
白萩雪:「エスコートは任せたいつもりだったけどご希望はないのかな?」
三井只人:「…………コレは失礼」
三井只人:「では、白萩さん」
三井只人:つい、と手を差し出して。
三井只人:「かねてより、いちばん大事な女の子と行けたら良いな、と想定しているプランがございますが」
三井只人:「この僕に、挽回のチャンスを頂けますか?」
白萩雪:「仕方がないなあ、我が彼氏は」
白萩雪:手を取って
白萩雪:「守ってくれたまえよ、ボクのこと」
白萩雪:微笑みを差し向けます
三井只人:微笑みを受け、優しく手を握り
三井只人:「もちろん」
三井只人:「貴方が僕を守(おも)ってくれるように」
三井只人:「僕も貴方のことを想(まも)っていますよ」
三井只人:笑顔を返して。
三井只人:「僕は貴方が好きですから、雪さん」
白萩雪:「……っ!」
三井只人:笑うその頬に、照れたような紅が差す
白萩雪:血管の脈動の音が聞こえる気がする
三井只人:触れた手から、どくんどくんと伝わらないか心配するほどに心臓は早鐘を撃つ。
白萩雪:「ぐ、くっ、おのれ」
白萩雪:「こんな往来で何を口走ってるんだい!」
白萩雪:自分のことは棚に上げて
白萩雪:「ほらっ、行くんでしょ!急ごうじゃないか!」
三井只人:「………ふ、ふふふっ」
三井只人:「いやー、何やってんでしょうね僕ら。ふ、ふふふっ、行きましょう!」
三井只人:緩む口元を隠せず、手は繋いだままで。
三井只人:エスコートとは思えない、速足のような速度で、それでも。
三井只人:2人で歩いていく。

GM:一夜二人転 ~白萩雪と三井只人の場合~
GM:つづく。