一夜二人転──速水やどりと春日雪の場合


メイン 見学


速水やどり(はやみ・やどり)キャラシート)PL:紅井寿甘
春日雪(かすが・ゆき)キャラシート)PL:しんごろ


目次



プリプレイ


GM:なんとかこちら整いました。レディース&レディース、準備はいかに?
速水 やどり:レディゴー!
春日 雪:ヤー!
GM:いえっひー、では初めてまいりましょう。やどりちゃんは一夜転がしのご経験はございますでしょうか?
速水 やどり:こないだ素敵な一夜転を楽しんだばかり! おっけーです!
GM:ざっつらい。では概要はカット。まずは今宵のシチュエーションを流させていただきます。
GM:一夜二人転──速水やどりと春日雪の場合
GM: 
GM:◯シチュエーション内容
GM:【アーティファクト】により【雪ちゃんの感覚がやどりちゃんに共有される】という事態に陥る。
GM:事態を解決するためには【見つけ出して破壊】を進行する必要がある
GM:最後の障害として【暴走した本体】を達成しなくてはならない。
GM:にて、今宵の一夜二人転──「速水やどりと春日雪の場合」を始めさせて頂きます!
春日 雪:よろしくおねがいしまーす!
速水 やどり:よろしくおねがいします!
GM:では改めてお願いいたします。オープニング、突入!

オープニング「親しき仲故、別け隔てなく」


GM:シーンPC:速水やどり&春日雪
GM:※雪ちゃんのせいでやどりちゃんが(結果)大変なことになるシーンとなります。
GM:登場侵蝕率をお願いいたします。
速水 やどり:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+1[1] → 34

春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:40->48)
GM:UGN・N市第九支部・支部長室──
GM:日中の学業や業務を終えたあなた方二人は
GM:ほっと一息、ティーブレイクを行おうと言うことで意見が一致しました。
速水 やどり:「……ふぅ。一息つけますね」そう言いながら、二人分の紅茶を入れる。……支部長手ずからお茶を用意するのは、誠意であり、特定の相手を歓待するために磨いた特技であり、趣味でもある。
春日 雪:「はい。……ふふ。こうしてふたりいっしょに時間が空く、というのは」
春日 雪:「なんだか、久しぶりな気がします」
春日 雪:彼女がお茶を用意するなら、自分は菓子を。逆ならば、やはり逆を。こう、と決めたわけではないけれど。
速水 やどり:「どうしても、仕事が二人揃って空くことは少ないですからね」
春日 雪:ええ、と頷きながら。
春日 雪:「それでも、なんとかこうして……時間を作れる、というのは」
春日 雪:「みなさんの、おかげです。感謝しないといけませんね?」
春日 雪:ここにいるのは自分たちだけ。けれど、支えてくれる、沢山の人を思い浮かべながら。
春日 雪:意識せずとも、頬は緩む。
速水 やどり:「えぇ。普段から皆さんにはお世話になりっぱなしですから、ね」
速水 やどり:応えるように笑う。
春日 雪:ほんとうに、と。小さな笑い声が響いた後。
春日 雪:「さ、やどりちゃん。こちらへどうぞ」
春日 雪:支部長室備え付けの応接セット。テーブルには菓子と、ふたりぶんのティーセット。
速水 やどり:「えぇ。始めましょうか、お茶会」
春日 雪:「はい。貴重な、二人っきりの時間ですもの」
春日 雪:小皿にひとつ、ふたつ、みっつと菓子を取り分けて、あなたの前へ。自分の小皿には、小さなクッキーひとかけら。
春日 雪:暖かい紅茶には、ガラスの小瓶からスプーンで砂糖を一杯、二杯、三杯─
速水 やどり:いつも見ていてちょっと不安にはなるが、詮索はしない。……人は、そしてオーヴァードはもっと、それぞれだから。
春日 雪:─四、五、六。
速水 やどり:……いや、それぞれといっても。ちょっと限度があるのでは? とか、思わなくもないが。
春日 雪:「……?」
春日 雪:都合、七杯半の砂糖を溶かし込んだ紅茶を、くるくるとスプーンでかき混ぜながら。
春日 雪:「やどりちゃん、どうか……しましたか?」
速水 やどり:「……いえ。なんでも」自分は二杯分の砂糖を溶かしたものを、くるくるとかき混ぜつつ。
春日 雪:そうですか、と。微笑みを浮かべながら、さらりと返す。あなたが先ほど、皿の上に視線をちらりとやりながら、そうしてくれたように。
春日 雪:「では。……いただきますね」
速水 やどり:「はい。いただきましょう」
春日 雪:─話題は、色々と。比較的軽い仕事の話であるとか、通っている小学校の話であるとか。
春日 雪:「……そういえば、そろそろ高校生は期末テストの時期ですね。特製のレジュメ作りは、順調ですか?」
速水 やどり:「えぇ。幸いにして星辰館ですからね。過去問も現役生の話も豊富にあります。……『未来問』を作成することも、難しくはありません」
春日 雪:「なるほど。……で」
春日 雪:ずい、と。対面のあなたに向かって身を乗り出して。
春日 雪:「……家に上がる理由は、思いつきましたか?」
速水 やどり:「……試験勉強をダシに使う方向で行こうと思っていますよ、えぇ。そのためのレジュメですし」
春日 雪:「よい手だと思います。……彼、学校の成績は……やどりちゃんがお察しの通りのようですし」
春日 雪:「……ふふ。年下の先生、ですか。やどりちゃんにぴったりだと思います」
速水 やどり:「あまり急激に点だけ上がり過ぎても疑われそうですが、まぁ。やれるだけは」そして、やるだけとなったら凝り性なのが性分でもある。
速水 やどり:「……ぴったりですか。作戦もちゃんとうまくいくといいんですけど」
春日 雪:「うまくいきますとも。……本気になったやどりちゃんの凄さは、ちゃんと知ってますから」
速水 やどり:「えぇ。……本気にならざるをえませんからね、もう」やる気の目をしながら、クッキーを口に運ぶ。
春日 雪:─こんな、可愛らしい(?)恋のお話であったり。
GM:そんな年相応の少女らしい歓談の最中──
GM:《虚実崩壊》が発生しました。
GM:ワーディングに似たような感覚と、ぢりっと静電気が走ったような感覚を、あなたたち二人は同時に感じます。
GM:そして──
春日 雪:「ぁ……」
速水 やどり:「……今、のは……!?」
春日 雪:「……お茶会はお終い、ですね。まずは支部周辺の状況を─」
春日 雪:把握しましょう、と。名残惜しそうに、粘度の高い紅茶、その最後のひとくちを。
春日 雪:とろりと口中に流し込む。
GM:とろり──
速水 やどり:「えぇ、そうしま……」
GM:と、速水やどりの舌と喉に、ありえない感覚が生じます。
速水 やどり:突如、口内に広がる。暴力的な甘味。
GM:熱く、香り高く、粘度すら得たその甘さ──
春日 雪:「……やどりちゃん?」
速水 やどり:「!?」思わず、両手を口に当てる。何も口に含んではいないのに。突然。感覚だけが刺激されたような。
春日 雪:様子を見咎めて、名を呼ぶ。同時、唇の端に残った紅茶の雫を。
春日 雪:無意識に、ちろりと覗いた赤い舌が舐め取る。
速水 やどり:「ひゃうっ!?」口元に、こそばゆい感覚。
春日 雪:「やどりちゃん!?」
春日 雪:あなたの傍へと歩み寄り、両手をそっと、あなたの肩へと置く。
速水 やどり:「なんですか、今の……!?」周囲をきょろきょろと見まわす。……映るものは無い。目の前の、友人以外。
速水 やどり:掌にほのかな重み。
春日 雪:「……これは」
春日 雪:日々届く報告。他支部での出来事。それらの情報を組み合わせる。
速水 やどり:こちらも、ノイマン思考力を働かせる。推測する。自分の感覚がおかしくなったときに、何があったか。
春日 雪:混乱の中でも冷静に思考を走らせたあなたと、冷静なままで賢明に思考を巡らせた自分。出した結論は。
速水 やどり:「……失礼します、雪ちゃん」雪ちゃんの頬を、指先でゆっくりとつつく。
春日 雪:「はい」
春日 雪:目を閉じ、されるがままに。
GM:『ぷにぷに』×2
速水 やどり:ほにり、とした感覚が、何も触れていない己の頬に。
GM:あなたたち『二人』とも、頬を突かれる感覚を覚えます。
速水 やどり:「……原因は不明ですが。雪ちゃんの感覚が、私の方にも影響を及ぼしている……今起きている事象は、そんなところでしょうか」
春日 雪:「はい。そのようです。……何件か、類似した報告がありましたね」
春日 雪:こくり、と小さく頷く。
速水 やどり:「……では、先例を参考にしつつ。解決しましょうか」ティータイムの時間は終わり。
速水 やどり:ここからは、支部長の仕事の時間だ。
春日 雪:感覚の共有。味覚、触覚までは確認した。全てがそのまま伝わるわけではない、ということも報告から理解している。
春日 雪:「……そうですね。一刻も早く」
春日 雪:即座に命に係わるような、深刻な事態ではない。けれど。
春日 雪:「解決しないと、いけません」
春日 雪:その声には、どこか、焦りのようなものがあった。
GM:シーンエンド
GM:OPですのでロイスの操作のみ!
春日 雪:やどりちゃんに「■友情/隔意」で!
速水 やどり:雪ちゃんに「〇友情/厭気」で!
GM:はい、ではミドルに移行します。

ミドル「現状確認、即時対応」


GM:シーンPC:春日雪&速水やどり
GM:※現状を確認して、行動を起こすシーンとなります。
GM: 
GM:第九支部・地下ミーティングルーム
GM:各種資材が収められた倉庫と直結した大規模なミーティングルームには、現在三人の人間がいます。
GM:一人は第九支部支部長──速水やどり
GM:一人は第九支部副支部長──春日雪。
GM:そしてもう一人は──
時逆てこな:「はじめまして、本部より派遣されっぱなしのエージェント、時逆てこなです」
GM:ぺこり、と自信なさげな表情で頭を下げる本部エージェント。
GM:今回の異変後『ひょっとしたらアーティファクトと関係があるかも知れない』と、辰巳支部長より派遣された本部付きのエージェントです。
時逆てこな:「現在速水支部長、春日副支部長。並びにこのN市第九支部管轄区域で生じている『感覚共有現象』ですが──」
時逆てこな:「十三支部に残された資料、並びに現状より得られた情報から、やはり流出したアーティファクトである可能性が高そうです」
GM:頭をあげ、てしてしと端末をいじり始めるてこな嬢。
GM:そしてぴろぴろぴろりと、リストアップされるアーティファクトのデータ群。
春日 雪:「……なるほど。ええ、色々ありますから、アーティファクトと呼ばれるモノには」
春日 雪:先日、自分たち─ともう一人のエージェント─が巻き込まれたモノを思い出しながら、小さく笑う。
時逆てこな:「はい、そうなんです。もともと私も専門家と言う訳ではなかったんですけどちょっとご縁があって──あ、ありました。これですね」
GM:と、データの一部がズームアップされます。
時逆てこな:「『感覚交換同調兵器・異擂』」
時逆てこな:「データに破損が多く、いかなるアーティファクトかはまだ解析が進んでいませんが」
時逆てこな:「高い演算能力──おそらく自意識のようなものと、他者の感覚を共有させる能力を有していることが判っています」
時逆てこな:「自走能力も有していることから、おそらく管轄区内のいずれかに潜伏、能力を使っているかと思われますが──」
時逆てこな:「潜伏している場所や、なぜそのようなことをしているかまではさっぱりとんと──」
春日 雪:「……はい。そこから先は、わたしたちのお仕事、です。問題は」
春日 雪:自分用の情報端末に、支部員、あるいは協力を求めることができるイリーガル等の情報を表示。
春日 雪:「─本件自体は、軽微な事案に分類されること。そして」
春日 雪:隣に座る支部長に、視線。
速水 やどり:視線を受けて。
速水 やどり:「……えぇ。例に寄っての人手不足。……もっとも手が空いているのが私たちなら、私たち自身で始末をつけなくてはなりませんね」
春日 雪:「調査、情報分析。そういった分野であれば、わたしたち……いえ。支部長の右に出る者は、この支部にはいません」
時逆てこな:「あの、僭越ですが。確かお二人は支援が主な力と伺っています。直接調査に赴かれるのは危険なのでは?」
春日 雪:「はい。……それが、問題です。本件に割ける人員が……」
速水 やどり:「……そうですね。アーティファクトが自衛能力を持っていた場合、私たちだけでは危険です…‥」
GM:と──
加茂下御喜:「そこれれすねー!」
加茂下御喜:「いるさ、ここに! 一支部に一台あらた(あなた)のお供! 頼れるボクらろすーぱーひーろー!」
GM:と、そこには頼れる(?)あなた方の部下と。
GM:『先日付でその部下に第十支部へと返却を指示したはずの』──
メカワイバーン:『Gwoooow!』
加茂下御喜:「メカワイバーンちゃんが、ここにいるのれす!」(えっへん
GM:メカワイバーンが胸を張っています!
春日 雪:「あら」
春日 雪:にこり、と笑顔を浮かべて。
GM:胸を張っています(大事なことなので二回
速水 やどり:「……先日は雪ちゃんがお世話になったそうで。……ですが、その。返却を指示したはずでは?」
加茂下御喜:「ふふふ、こんらころもあろーかろ借りっぱなしにしておいたのれす」
春日 雪:「はい。阿久津支部長からも、早く返せと催促が……」
春日 雪:来ていたんですが、と言いかけて。
加茂下御喜:「──や、けっして返すの忘れてたとかれはないれすよ」
GM:ぱたぱたと顔の前で手をふる酔っぱらい
春日 雪:「……お手すきだったからと、御喜さんにお願いしたのは確かにわたしです。はい、わたしですとも」
速水 やどり:「……色々。後で色々言う事はありますが。本件の解決まで、レンタル延長とさせていただきましょう」
春日 雪:「はい。……あの後、確か、緒環さんが写真をたくさん撮っておられましたから。返却の際は、そのデータを添えておきましょう」
加茂下御喜:「いやー、さすがあらしれすね、先見のめー。それではふしょー加茂下も調査に赴かせて頂きますれす!」
GM:そしてあなたの頼れる部下は逃げ──もとい調査のために走り去りました。あっという間に。
速水 やどり:「……色々は解決した後で。えぇ」その背中に呟いて。
春日 雪:「……はい。御喜さんには何か、酔いが醒めるものを、あとでお送りしましょう。辛いのとか、苦いのとか、酸っぱいのとか」

GM:さて、それではここで一旦、システム的な説明を!
GM:この後問題解決のためにおふたりには動いてもらう訳ですが、システム的にはFS判定を主に動いて頂きます。
GM:具体的には──
GM:使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
GM:難易度:6
GM:最大達成値:9点
GM:目標進行値:4
GM:とし、4点の進行度を獲得することを目指して頂く訳です。

GM:また、一夜二人転の特殊ルールとして、片方が支援判定を行った場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とする。というものがあります。つまり1Rの判定で2点進行値げる可能性ができる訳ですね。
GM:<通常は最大達成値が9なので1止まり
GM:さらに、ハプニングチャートはこのシステム独特のものが用いられます。お楽しみに
GM:最後に、未クリアで4Rが終了した場合、強制的にクライマックスに移行する形となります。
GM:ペナルティとしてクライマックスシーン開始時に暴走・放心付与がされますのでご注意を。
GM:大まかにはこんな形ですね、この時点で不明点、質問などございますか?
速水 やどり:大丈夫です!
春日 雪:は、大丈夫です!

ラウンド1


GM:では、まずは登場侵蝕率、その次にハプニングチャートを振りましょう。
速水 やどり:34+1d10
DoubleCross : (34+1D10) → 34+2[2] → 36

春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:48->55)
GM:ではハプニングチャートをROCしましょう。
春日 雪:はあい。GM、お願いします!<ハプニング
GM:さくっと六面体を振るか、さくっと選ぶか。いかに?
春日 雪:どうせなら(?)初回はダイスでいかがですかやどりちゃん。
GM:ではダイス振ってしまいましょう。
速水 やどり:ええ、ダイスでいっときましょう。
GM:1d6 なにがでるかなー
DoubleCross : (1D6) → 3

GM:3:状態変化がもう片方に反転、あるいは両者になる。既に両方が陥っているシチュエーションの場合は片方が解決、もう片方が深刻化する(ラウンド中達成値-2
春日 雪:ウワーッ!?
速水 やどり:両者になっときますか。
GM:そうですね、やどりちゃん感覚の一部が、雪ちゃんに共有とかでどうでしょうか? 感覚は任意
春日 雪:それでいきましょう。……うん、じゃあここで。
GM:では内容はそれで。FS判定をしてしまってから、ロールと参りましょう。
春日 雪:はぁい。
速水 やどり:はぁい
春日 雪:とはいえですね。我々には金があります。
春日 雪:達成値-2なんぼのものぞ。
GM:金の力
春日 雪:こちらで支援、やどりちゃんに本番、でいかがでしょう。
速水 やどり:こちら了解です。
春日 雪:では、情報:UGN、コネも使って!
春日 雪:8dx+2-2>=6
DoubleCross : (8R10+2-2[10]>=6) → 7[1,3,3,4,4,6,7,7] → 7 → 成功

速水 やどり:情報:UGN、コネも使って。
春日 雪:成功です。やどりちゃんの達成値+3、上限を10に。
速水 やどり:4dx+4-2-3>=6
DoubleCross : (4R10+4-2-3[10]>=6) → 10[1,5,7,10]+2[2]-1 → 11 → 成功

速水 やどり:問題なく成功。
春日 雪:ナイス!
GM:はい、それでは進行度は2/4となりました。お金の力を使うまでもなかったぜ
GM:では環境はどんな感じにしましょうか、ご希望などあれば?
GM:<シチュを堪能するにあたり
春日 雪:ではここで、お互いの痛覚が共有される、というのはどうでしょう。
速水 やどり:ふふふ。
春日 雪:シチュとしては、さあこれから出発、というところで。二人っきりが…いいな…。
速水 やどり:こちらは問題なく。
GM:では一旦支部長室に戻って、おでかけ前の準備。でそのあたりのロール。その後出発みたいなところでラウンドを切る形でどうでしょうか?
GM:<二人っきり
春日 雪:はい、こちらはそれでOKです!
速水 やどり:こちらもOK!

GM:ミーティングを終え、本格的な調査の準備を行うため。
GM:あなたたち二人は、再び支部長室へと戻ってきました。

春日 雪:準備、とはいえ。得物があるわけでも、部下を引き連れるわけでもない。
速水 やどり:メカワイバーンを出撃させるため、情報統制の準備をする程度であろうか。
春日 雪:他に用意といえば、いつもの服。小さな鞄には携帯端末、ちょっとした手当が出来る道具、それくらいだ。
春日 雪:「……はい。こちらは大丈夫ですよ、やどりちゃん。いつでも」
春日 雪:出られます、と。笑顔で、あなたに語りかけて─
速水 やどり:「えぇ。こちらもいつでも大丈夫……」と、言いかけて。
速水 やどり:じくり、と。体の奥の方で、痛みを覚える。
速水 やどり:気のせいかと思ったそれは、どんどんと強くなり……
速水 やどり:血の気が引きかける、ところを。
速水 やどり:《完全演技》。
速水 やどり:己の代謝を強引に制御することで、覆い隠そうとする。が、痛みは埒外のところからやってくる。
春日 雪:湧き上がる痛みは、いつものこと。それを、体内物質の生成で、やはりいつものように抑え込む。( 《麗しの容貌》)
春日 雪:─けれど。いつもと違う、"戻ってくる"ような感覚は。
速水 やどり:(この、痛みは)自分のものではない。……ならば、これは、目の前の彼女の。
春日 雪:─ああ。これは、彼女が感じているものだ。自分が彼女に与え、それが彼女を通じて戻ってきているのだと。
春日 雪:そう、理解して。理性の仮面を被り続ける、あなたを。
春日 雪:「……やどりちゃん」
速水 やどり:「雪、ちゃん、あなた……」かける声が掠れかかる。痛みに持っていかれそうになる。
速水 やどり:じんじんと痛み続ける胎に手を持っていきかけるのを、無意味と己に分からせて抑えている。
春日 雪:「大丈夫。……大丈夫ですよ、やどりちゃん。感覚の共有が、一時的に変異することは、ままあるそうです」
春日 雪:あなたの手が、抑えきれなくなる前に。正面からそっと、あなたを抱き締めて。
春日 雪:「……少しだけですけれど、時間はあります」
春日 雪:自分と同じくらい、小さな背中に腕を回して。
春日 雪:「わたしは、大丈夫ですから。……ね?」
春日 雪:そうっと、あなたを抱き締め、背を撫でながら。耳元で囁く。
速水 やどり:「……でも」私の痛みは、この事件を解決したら消えていくのだろう。だが、彼女の痛みは。
春日 雪:「でも、じゃありません。……そうですね」
春日 雪:あなたの背中を、何度も、何度も撫でて。
春日 雪:「……わたしだって、人に頼ることは知っています。やどりちゃんが、自分の気持ちに素直になった分」
春日 雪:「わたしも、素直に誰かを頼ります。……これで、いいですか?」
速水 やどり:「……えぇ。今は、それで」
春日 雪:「……はい。今は、これで」
春日 雪:あなたの言葉を繰り返すように、そう応えて。静かに、身体を離す。
速水 やどり:離れていく体を、手で追いかけて、留める。
速水 やどり:「……行きましょうか。私たちの為すべきを為しに」
GM:ラウンドエンド

ラウンド2


GM:では、次のラウンドと参りましょう。
春日 雪:はぁい!
GM:ハプニングチャートはどうされますか?
GM:さくっとロールもよし、さくっとチョイスもよし。
春日 雪:打ち合わせてたネタをやるなら…2番の深刻化ですかね。我々に難易度はあってないようなもの。
速水 やどり:ですね、深刻になっときましょう。
GM:了解しました、ではチョイスで
春日 雪:というわけで、やどりちゃんに深刻になっていただく!
GM:2:事態が深刻化する。状態変化の進行・周囲への拡大など ラウンド中の判定難易度を8に変更する。
GM:ではまずFS判定をしてしまいましょう。おそらくは満タンになるかと思いますが。
春日 雪:は!支援メイン、入れ替えでいきます?
GM:ハプニングの効果で、支援、判定の両方の難易度が8になるのでお気をつけくださいませ。
速水 やどり:そうですね、じゃあこちらが支援で。
春日 雪:お願いします!
速水 やどり:コネ:UGN幹部使って情報:UGNで判定。
速水 やどり:4dx+4>=8
DoubleCross : (4R10+4[10]>=8) → 7[1,6,6,7]+4 → 11 → 成功

速水 やどり:成功。
春日 雪:ありがたい。では+3と上限突破を頂いて。
春日 雪:コネ:UGN幹部を使用。情報:UGNで。
春日 雪:8dx+2+3>=6
DoubleCross : (8R10+2+3[10]>=6) → 10[3,4,4,5,6,7,8,10]+1[1]+5 → 16 → 成功

春日 雪:ダブルスコア!
GM:ほんと強いなぁ
GM:では進行は無事4/4となりました(ぷっぷくぷー
GM:このラウンド終了後、ミドルが終了。クライマックスにノーペナで突入可能です。
GM:さて、あとGMから提案なのですが、がっつり共有描写をやりたいとのことですので。
GM:特に調査などはせず、そのまま感覚共有ロールを行って頂く方向でどうでしょうか? んでシーンの最後に「発見しましたー」的な通信が入れば齟齬はないかと。<クライマックス突入にあたり
春日 雪:は、自分はそれでOKです!とすると。
春日 雪:どこか落ち着ける場所で、状態が深刻化したやどりちゃんを手当て(?)する感じで…?
速水 やどり:はい、それで……!
GM:ふむふむ
GM:では外に調査に出て。みたいな感じでしょうか。人気は多分無いほうがいいですかね。
速水 やどり:ふたりっきりで。
春日 雪:ああ、なら。
春日 雪:うちに来ますか、やどりちゃん。
GM:お<雪ちゃん家
速水 やどり:お宅訪問。
春日 雪:調査に出て、ある程度当たりはつけて、そこで深刻化。あとは部下にお願いして、丁度近くだった我が家に…。
春日 雪:という感じで。
速水 やどり:こちら了解です。
GM:おっけです。ではそのあたりをさくっとト書きで流しましょう。

GM:支部員総出によるローラー作成は功を奏し、ある程度の潜伏場所は絞れました。
GM:しかし、感覚共有の影響を受けた速水やどりの消耗は著しく、
GM:副支部長である春日雪は、部下に一旦の指示を与え、もっとも近い休息できる場所へと移動できるよう手配しました。
GM:それは偶然にも、アナタの家だった訳ですが──

春日 雪:第九支部管轄区域内。タワーマンション高層階、角部屋を含む数部屋を繋げたような、広く、高級感があり。
春日 雪:けれども、生活感というものがごっそりと欠け落ちている。少女がひとりで住まうには、アンバランスな部屋。
春日 雪:そのリビングの、柔らかなソファの上に。
春日 雪:「……さ、着きましたよ、やどりちゃん」
春日 雪:あなたの身体を、そっと横たえる。……同じくらいの体格のあなたをここまで運んで、息は荒いけれど。
春日 雪:それを、ゆったりとした呼吸で、少しずつ抑えてゆく。
速水 やどり:「……すみません、雪ちゃん……」こちらも息を荒げながら。それは疲労の為でなく、純粋に痛みのためだ。
速水 やどり:もはや《完全演技》でも隠し切れない痛みが、内側から彼女を蝕んでいる。
春日 雪:「いいえ。……わたしが、迂闊でした。伝わる感覚も、一時的なものと思い込んでいて」
春日 雪:彼女から自分に伝わるものは、今は無い。しかし、自分から彼女に伝わるものは、減らないまま。
速水 やどり:うっすらと額に汗すら滲んでいる。痛みだけでここまで動けなくなる自分を恥じながら、雪ちゃんはいつもこんなものを、と思う。
春日 雪:「やどりちゃん」
春日 雪:白いハンカチが、あなたの額にあてがわれる。
速水 やどり:「なんでしょう、雪ちゃん……」
春日 雪:「痛みますか」
春日 雪:分かり切っているであろうことを、敢えて、とばかりに。あなたの目を、正面から見つめながら。
速水 やどり:「……はい」包み隠さずに、伝える。相手が彼女だから。
春日 雪:「子供の身体でやることではない、と。以前、外で支部長をやっていた頃、お医者様に言われました」
春日 雪:くすり、と小さく笑みさえ浮かべながら。
速水 やどり:「昔から、無理ばかり……」呆れたような声音を混じらせながら。
春日 雪:「ええ、でも、仕方ありません。"領域"使いとしてはわたしは未熟で、胎(R:からだ)の中をいじるくらいが、精一杯で」
春日 雪:「……やどりちゃん。あなたが、大人であろうとするのと、同じくらいに」
春日 雪:「無理を通す方法を、わたしは知っています」
春日 雪:表情から、笑みが消える。
速水 やどり:「……」その瞳を、見つめる。
春日 雪:「きっと、やどりちゃんも……はい、動ける程度には、楽になるはずです」
春日 雪:「……それを、やどりちゃんにする前に。ひとつだけ、確認することがあります」
速水 やどり:「……はい」笑みの消えた顔に対して。神妙な声で応える。
春日 雪:「では……正直に、答えてくださいね」
春日 雪:一瞬だけ、目を閉じて。そして─。
春日 雪:「彼とは、どこまで行きましたか?」
春日 雪:そんな、場違いな質問を口にする。
速水 やどり:「……それ、今必要な事ですか……?」
春日 雪:「ええ、必要です。……関係者の個人的な会話は、報告書には載りませんから」
春日 雪:「あの日、あの時、やどりちゃんと彼と……あざみさんで、何があったのか。わたしは、知りません」
速水 やどり:「それは……」そうだ。あんなの、報告書に載せるわけにはいかない。
春日 雪:「……ええ。もちろん、何があったのか洗いざらいというわけではありません。ただ─」
春日 雪:「やどりちゃんと彼が、いったいどこまで……ええ、進んだのか。それを、教えてください」
春日 雪:興味本位……ではない。言葉通り、それが一番大事だ、と言わんばかりに。
春日 雪:目は、笑ってはいない。
速水 やどり:「それは、その」気圧され。
速水 やどり:「……その、キスまで。唇と、唇で」ほんとうにそれだけしか、していない。できていないが。
速水 やどり:……返す言葉も聞けていない、押し付けのようなものだけど。
春日 雪:ああ、と。納得と、安心が混ざった吐息を漏らす。
春日 雪:「分かりました。では─」
春日 雪:ソファに横たわるあなたの身体を、そっと起こして。背もたれに上半身を預けさせる。
速水 やどり:「……雪ちゃん? 結局この話と、何の関係が……」
春日 雪:「─じっとしててくださいね、やどりちゃん」
春日 雪:あなたの問いかけを、半ば封じるように。
春日 雪:くちびるとくちびるが、触れて。
速水 やどり:「んむっ!?」驚くものの、『じっとしててくださいね』、の言葉が頭に残ったまま、動けずに。
春日 雪:ままごとのような、と呼んでも差し支えの無い、触れ合うだけの口づけ。熱いものが流れ込むこともなく、ただ粘膜が触れ合うだけの。
春日 雪:けれど、触れ合うくちびるを通して。あなたの身体に、何かが送られる。
春日 雪:それは、痛みに拮抗するため、少女の胎内で循環するもの。悪しきものを中和し痛みを鎮める、レネゲイド由来の体内物質だ。
春日 雪:「……ん……」
春日 雪:必要十分な量のソレを、あなたに注ぎ込んでから。
春日 雪:「……はい。終わりましたよ、やどりちゃん」
速水 やどり:痛みが引いていく。呼吸が楽になる。レネゲイド由来の物質は、通常の薬剤では考えられない速度で体に巡っていく。
春日 雪:つぅ、と細い糸を引きながら、唇が離れる。
速水 やどり:「……雪ちゃんがそうやるのを色々見ては来ましたけど。……自分がやられることになるとは思ってませんでした」努めて冷静さを保とうとしながら、つぶやく。
速水 やどり:「……というか、今までのことからすると直じゃなくてもよかったのでは……?」何度か見た、彼女の『支援』の様子を思い返しながら。
春日 雪:「はい。……ええ、それでも機能はするでしょうけれど」
春日 雪:普段は戦闘行為の最中、十全に作用するギリギリのところを見極めてやっているのだけれど、とは言葉にせず。
春日 雪:「知ってますか?わたしの"ちから"は」
春日 雪:「粘膜接触で伝えるのが、一番効率がいいんですよ」
速水 やどり:「……はぁ」痛みから解放されたからか、力も抜けて。息が一つでる。
速水 やどり:「……とりあえず、楽になりました。ありがとうございます、雪ちゃん」
春日 雪:「はい、どういたしまして、やどりちゃん。……ああ、でも、ひとつだけ言っておきますね」
春日 雪:目を細めて、微笑みを浮かべながら。
春日 雪:「わたし、好きな人にしか、ああいうことはしませんから」
速水 やどり:その顔にちょっとどきりとしながら。
速水 やどり:「……光栄だと受け取っておきます。……さて、動けるようになったからには、行きましょうか。そろそろ、成果がでている頃でしょう」
GM:と、一息入れた所に──
時逆てこな:『よろしいですか、速水支部長、春日副支部長!』
GM:臨時のナビゲーター時逆てこな嬢より、切羽詰まった通信が送られてきました。
速水 やどり:「……はい、大丈夫です。その様子からすると、動きがありましたか」《完全演技》。いつもの支部長の顔で。
時逆てこな:『はい。異擂の所在──それに能力の詳細が判明しました!』
春日 雪:「……では、人払いの手配を。あの子、目立ちますからね」
春日 雪:くすりと笑って、携帯端末を操作。そして。
春日 雪:「それじゃあ、行きましょう、速水支部長」
春日 雪:「お仕事の時間です」
春日 雪:硬い口調とは逆に。茶目っ気たっぷりに、片目を閉じて。
GM:シーンエンド!
GM:ロイス操作、購入判定が可能です。
春日 雪:ロイス!メカワイバーンに「■信頼/恐怖」、てこなさんに「■仲間意識/猜疑心」で。これで6つ!
春日 雪:購入は特に要らないかな…!
速水 やどり:てこなさんに「〇連帯感/猜疑心」、メカワイバーンに「〇好奇心/脅威」で取得! これで6つですね。
速水 やどり:こちらも購入は特に必要ないかな……
春日 雪:というわけで以上です。
GM:ではクライマックス、通信で説明を受けながら、発見された港湾部に二人と1機で急行。みたいな感じでどうでしょう? 説明が終わったらジャームと遭遇。みたいな。
速水 やどり:こちら了解です。
春日 雪:了解デース!
GM:はい、では

クライマックス「みんないっしょ」


GM:シーンPC:速水やどり&春日雪
GM:※ジャームとの決戦です!
GM:侵蝕率を上昇させてください。
速水 やどり:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+2[2] → 38

春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:55->63)
GM:第九支部管轄区域・港湾部──
メカワイバーン:『Gwoooow!』
GM:人気の無い夜の港を、あなた方二人と一機は駆けています。発見された、ジャームの元へと。
時逆てこな:『『感覚交換同調兵器』の異称は伊達ではありません、異擂は、とんでもない無差別大量殺戮兵器です!』
GM:そして端末より聞こえてくる、アーティファクトの詳細。
時逆てこな:『この感覚同調は『感染』するんです。それもある帯域を超えると、加速度を増し、爆発的に!』
時逆てこな:『数時間もすればこの大N市全域、数日もすれば日本、一週間もすれば全世界に!』
時逆てこな:『そして感覚同調が完全となり、広まった状態で、誰か一人でも殺されるようなことがあれば』
GM:感覚は、共有される──
GM:速水やどりに思い起こされるのは、先の苦痛。そして──
GM:死の苦痛をあの精度で叩きつけられれば、人の精神などとうてい保たないであろうことも、ノイマンであるアナタには理解できます。
時逆てこな:『もっとも近いのは、お二人のようです!』
時逆てこな:『他の方も、追って到着されるとのことです』
時逆てこな:『一分一秒も惜しい状況です──ですけど、決してご無理はなさらないでくださいね!』
速水 やどり:「……相変わらず、この街は。世界の危機に溢れていますね」
GM:通信は途切れました、どうやら各エージェントに対するバックアップなども行ってもらっているようです。
春日 雪:「はい。……本当、とんでもない街に来たものだと、当初は思いましたけど」
春日 雪:「大切なお友達と出会った、大切な街。大切な世界です。……壊されてなるものですか」
GM:そして彼女から得られた位置情報は、一桁メートル単位の誤差に収まる、正確なモノでした。
メカワイバーン:『Gwoooow!』
GM:機械の竜が威嚇するような咆哮を上げたその先に──
異擂:「きしゃあああああああああああああああああっ!」
GM:異形の巨体が、その姿を隠すこともなく、蠢いています。
GM:それは目のように見える受容器をあなた達の方へと向け──
異擂:「しゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ──」
春日 雪:「……いえ、あの、あれって」
GM:空気の抜けるような威嚇音を発し、その触腕を掲げて威嚇してきます。
春日 雪:「あまりこの世に存在してはいけない類の…何かでは…?」
速水 やどり:「……直視していると正気が削れそうですね。……速やかになんとかしましょう」
春日 雪:「はい。……阿久津支部長のところに帰ってもらうまえに」
春日 雪:「もうひと頑張り、お願いしますね?」
メカワイバーン:『Gwoooooorrr!』
春日 雪:鋼の翼を広げる竜を、頼もしそうに見上げて、微笑む。
GM:雄々しく応える鋼の竜!
速水 やどり:「……えぇ、お願いしますよ」報告書は読んでいるけども。実際に共に戦うのは初めてだ。
GM:では、SANチェッ──もとい衝動判定です。
GM:難易度は9。同時に《ワンナイトフィーバー》が発生します。
GM:これは衝動判定における通常の侵蝕増加の代わりに、侵蝕率を100%まで任意で上昇させることができる効果です。
GM:この効果を適応した場合、バックトラック時に浸食率が50%減少します。
GM:また、判定失敗による暴走自体は発生しますのでお気を付けください。
速水 やどり:はい! 衝動判定!
春日 雪:では衝動判定から!
速水 やどり:6dx>=9 意志
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 10[1,3,5,6,9,10]+8[8] → 18 → 成功

春日 雪:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 6[5,6,6]+1 → 7 → 失敗

春日 雪:安定の失敗!
速水 やどり:そして《ワンナイトフィーバー》を受けます!
速水 やどり:侵蝕100まで!
春日 雪:そして《ワンナイトフィーバー》を受ける!浸食は81まで上げます。
GM:はい、了解しました。
GM:メカワイバーンの能力は共有メモをご確認ください。指示通りに動きますよ。
GM:彼我の距離関係は0m、PC及びメカワイバーン、異擂は、全員同じエンゲージに存在しています。
GM:では戦闘に移行したく思います。あーゆーれでぃ?
春日 雪:イェア!
速水 やどり:げっとれでぃ!
GM:1R目
GM:セットアップ
速水 やどり:ございません。
春日 雪:ありません。
GM:異擂は≪加速装置≫ を使用して、行動値を+6します。
GM:ワイバーンもなし。
春日 雪:グワーッ!?
GM:これによってイニシアチブは異擂の手番となります。
速水 やどり:す、すばやい
異擂:「ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ──」
GM:細かくなにやら振動する異形。それはなんらかの準備動作のようであり──
GM:割り込みがなければ異擂のマイナーアクションから
GM:マイナー≪ポルターガイスト≫ インプラントミサイルを指定 破壊 攻撃力+12
GM:メジャー
GM:≪コンセントレイト:オルクス≫+≪空間歪曲射撃≫+≪要の陣形≫+≪アームズリンク≫+≪雷光撃≫+≪MAXボルテージ≫
GM:対象3体、射程視界
GM:やどりちゃん、雪ちゃん、メカワイバーンを指定します
春日 雪:割り込みありません!
GM:10DX7 ドッジダイス-2個 ガード値-5 ファイエル
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,2,2,4,5,5,7,9,10,10]+10[1,1,7,7]+6[3,6] → 26

GM:しょっぼ、えーっと。妖精の手でダイス1つを振り直します。
GM:1dx7+26
DoubleCross : (1R10+26[7]) → 2[2]+26 → 28

GM:28 ドッジ?2D ガード-5です
速水 やどり:32ですかね
春日 雪:そうですね。3回回って最後が2、なので。
春日 雪:そして暴走リア不!
速水 やどり:一応ドッジ!
GM:あ、そか。すみません32ですね。
速水 やどり:4dx+1>=32
DoubleCross : (4R10+1[10]>=32) → 10[1,6,7,10]+1[1]+1 → 12 → 失敗

速水 やどり:回ったが失敗!
GM:ではダメージ
GM:4d10+32
DoubleCross : (4D10+32) → 14[5,1,5,3]+32 → 46

春日 雪:案外でかい!
速水 やどり:このラウンドで落としきれなかったら放棄カバーだな……
春日 雪:リザレクトします。
春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:63->70)
春日 雪:あ、侵蝕いじってなかった!81+7で88です。
速水 やどり:てこなさんのロイスをタイタス化して昇華。復活します。
異擂:「ヴヴぶぶぶくぶぶくるつぶるつつぶあるつ」
GM:異形の身体が展開し、胎内からむき出しになった迫撃弾が吐き出されて──炸裂する!
メカワイバーン:『Gwoooooorrr!』
GM:爆炎に焼かれるメカワイバーン。そして──
春日 雪:「……人類の脅威であるとか、それ以上に」
春日 雪:「精神衛生上、とてもよくないと思います。あの造形は……!」
速水 やどり:「……えぇ、本当に……!」
春日 雪:外套の襟元で口を覆い、熱を吸い込まぬようにしながら。焼けた肌は、レネゲイドを励起させて再生してゆく。
速水 やどり:再生限界の身体を、なんとか律して運用する。
GM:ではこちらは行動終了。手番的には8のやどりちゃん支部長のイニシアチブ
速水 やどり:はいな
速水 やどり:貰ってよければ動きます。
春日 雪:お願いします!
速水 やどり:マイナー放棄で、メジャー。
速水 やどり:《弱点看破》Lv6+《アドヴァイス》Lv8
速水 やどり:対象はメカワイバーン。
速水 やどり:ラウンド中対象の攻撃力+18、次のメジャーアクションのダイス+8個、C値-1。
速水 やどり:侵蝕+7して107まで。
GM:おーらい、特に邪魔などありません。通します。演出なぞどうぞ。
速水 やどり:「……お願いしますよ、メカワイバーンさん」手にしたタブレットから指令を入力し、メカワイバーンへと送信する。
速水 やどり:「しっかりと働いてくれること、信じます」
メカワイバーン:(キュピーン!)指令を受け、光る紅い双眸!
メカワイバーン:『Gwoooooorrr!』
メカワイバーン:ではやどりちゃんの的確な指示を受け、ワイバーンの超電導的な何かが起動しました。強いぞぼくらのメカワイバーン!
GM:ではワイバーンのイニシアチブです。
春日 雪:GO!メカワイバーン!
GM:まずマイナーでオリレジェ、オリサイバー スイッチオン!
GM:メジャー コンセハヌマーン レネゲイドスマイト!
GM:ダイスは+8なので 15dx6+12 となります。他に支援ございませんか?
速水 やどり:ございません。
春日 雪:は、オート支援はございません!
GM:15dx6+12 コンボ:ジェノサイドバスター
DoubleCross : (15R10+12[6]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,5,6,6,8,9,9,10,10]+10[3,3,4,5,6,6,10]+10[5,8,10]+10[10,10]+2[1,2]+12 → 54

春日 雪:めっちゃ頑張ってくれた。
GM:6d10+36+18 装甲無視
DoubleCross : (6D10+36+18) → 31[3,8,8,4,6,2]+36+18 → 85

速水 やどり:つよいぞぼくらのメカワイバーン。
春日 雪:つよい。
GM:異擂 ガードで磁力結界使用。ガード値を+3dします。割り込みなどありますか?
速水 やどり:こちらありません。
春日 雪:オートか!なら
春日 雪:《レネゲイドディソルバー》。《磁力結界》を打ち消します。
春日 雪:侵蝕94へ。
GM:了解。打ち消されました。では異擂にごそっとダメージが入ります。痛ってぇぇぇええええ!
メカワイバーン:『Hiiiiiiiiiiiyiiiiiii!』
GM:装甲の一部が解放。周囲のレネゲイドを取り込み、体内で燃焼させ──
メカワイバーン:『Gwoooooorrr!』
GM:その口からエネルギー波を、異形へと向けて放つメカワイバーン。しかし!
異擂:「るるるぶるるぶるるるるずるぶあうるる──」
GM:身体を震わせ障壁を展開し、エネルギーはを防ごうとする異形。
春日 雪:「─だめですよ、それは」
春日 雪:微笑みと同時。外套の下から、ぼとり、と影の塊が落ちて。
春日 雪:地面をするすると這うソレが、異形の足元に到達すると同時。影の蔓となって障壁に絡みつき、絞めつけ、砕く。
春日 雪:─同時。内側から臓腑を喰らわれるような痛みが奔るけれど。
春日 雪:彼女に伝わるであろうそれは、先ほど投与した薬物で、大部分は軽減されている。そのはずだ。……逆に言えば。
春日 雪:例え僅かであろうと。痛みがあることは、伝わってしまうのだけれど。
異擂:「じゅあるふるいあるふれり!」
速水 やどり:「……」じくりとした僅かな痛み。また、彼女が無理をしたことが伝わってくるけれど。今は、目の前の敵を。
GM:異形がびくんと跳ねるように動き、障壁が消え去り、エネルギー波の直撃を受けました。
GM:イニシアチブ、雪ちゃん!
春日 雪:は!……うん、マイナーでジェネシフト、ダイス3つ!
春日 雪:3d10+94
DoubleCross : (3D10+94) → 16[7,5,4]+94 → 110

GM:なにぃ!
春日 雪:よしOK、メジャーでメカワイバーンに射撃攻撃!
春日 雪:組み合わせは《流血の胞子/中和剤/さらなる力/狂戦士/導きの華》、効果は以下の通り。
春日 雪:邪毒を与え、すべてのBSを治療し、未行動にし、次の判定のダイス+8、Cr-1、達成値+12
春日 雪:判定!
春日 雪:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[1,2,6,8,10]+7[7]+1 → 18

春日 雪:達成値18、これをガードすれば上記の効果がメカワイバーンに与えられます。
GM:うし、ガードします。演出どうぞー
春日 雪:はあい!
春日 雪:「……いい子ですね。阿久津支部長のところに返すのが、ちょっと惜しいくらい。……ですけれど」
春日 雪:エネルギー波を吐き出し、一時的に高度を落としたメカワイバーンへと手を伸ばす。
春日 雪:「……ごめんなさい。わたしに出来る応援の仕方は、これしかないから」
メカワイバーン:『Grururururururu──』
春日 雪:戦いの最中であるにも関わらず。興味を引かれたのか、こちらに首を伸ばしたメカワイバーン、その冷たい額(?)に。
春日 雪:そっと、唇を寄せて。
春日 雪:「……さ、もうひとがんばり。お願い、できますか?」
GM:頭を垂れ、機竜は少女の口づけを受け入れて。そして──
春日 雪:例え、半ば以上機械であっても。生きているもの全てを昂らせ、狂わせる。そんな、毒にも似た何かが、メカワイバーンの中を駆け巡る。
メカワイバーン:『Gwoooooowwwww!』
春日 雪:(以上で!)
GM:ひときわ大きな咆哮と共に、機械の竜が光り輝き、高ぶります。そして──
GM:メカワイバーンのイニシアチブ!
GM:オート支援がなければメジャーは先程の組み合わせの修正を雪ちゃん版に変更したものを。
速水 やどり:オート支援ありません。
GM:15dx6+12+12 コンボ:サンライズアサルト
DoubleCross : (15R10+12+12[6]) → 10[1,2,4,4,5,5,6,7,7,8,9,10,10,10,10]+10[1,2,4,6,8,8,9,9,10]+10[2,2,4,7,7,9]+5[4,4,5]+24 → 59

GM:6d10+24+18 装甲無視
DoubleCross : (6D10+24+18) → 32[7,3,8,8,2,4]+24+18 → 74

春日 雪:今回はオート割り込み…なしで!
GM:割り込みがなければガードで3d軽減します。《磁力結界》 いかに?
GM:3d10
DoubleCross : (3D10) → 18[4,4,10] → 18

GM:ぎり、生きてる!
GM:そして何もなければセッタップです。
速水 やどり:あります。
GM:どんとこーい
速水 やどり:全員行動終了時のイニシアチブに割り込んで「触媒」。
速水 やどり:このラウンド3回目になるメカワイバーンくんの行動だ。
GM:ではワイバーンのメジャーアクション行きます。
GM:ダメージの支援は残ってる感じですかね、となると。
速水 やどり:ですね。
GM:7dx7+12 コンボ:ファイナルアタック
DoubleCross : (7R10+12[7]) → 10[2,2,3,4,6,9,9]+2[1,2]+12 → 24

春日 雪:息切れした!?
速水 やどり:あと一息、頑張って!
GM:ダメージ行きましょう。
GM:3d10+24+18
DoubleCross : (3D10+24+18) → 14[3,3,8]+24+18 → 56

GM:3d10 磁力結界 軽減
DoubleCross : (3D10) → 21[5,8,8] → 21

GM:56-21=35
GM:……堕ちました! 復活なし
春日 雪:ヤッター!!
GM:演出どうぞー<やどりちゃん
速水 やどり:「……もう、一撃!! 入れてください!!」駆動限界ギリギリ。ワイバーンに指示を飛ばす。己のほんのわずかなレネゲイド励起の力も乗せて、声とコマンドを飛ばす。
メカワイバーン:『Gwoooooorrr!』
GM:最後の力を振り絞り──
GM:機械の竜は錐揉んで、異形の身体へと突撃する。そして──
異擂:「ぎゃうらうるあうあるあああらぁぁらうあるああ!!?!?」
GM:異形の胴体に穴を空け──
メカワイバーン:『Hiiiiiiiiiiiyiiiiiii!』
GM:勝利を確信したかのように、大空でその翼を広げました!
春日 雪:「……第10支部にお返しする前に、綺麗に磨いてあげなきゃいけませんね」
春日 雪:その姿を、眩しそうに見上げて。
速水 やどり:「……えぇ、ですね」満足げに微笑んで。
春日 雪:「はい。……こんなに、頑張ってくれたんですもの」
春日 雪:その声は、空へと、そして。
春日 雪:「……ね?」
春日 雪:自分の責ではない痛みにすら耐えている、あなたへと。
GM:では戦闘終了となります。
GM:バック! トラック!
GM:まずは侵蝕率をにょろっと-50してください。ワンナイトフィーバーの効果です。
春日 雪:バットラ!50下がって78!帰還!
速水 やどり:バットラ50下がって57! 帰還!
GM:ではその後Eロイスや残ロイスの処理を行って
GM:いつもの15点に規定の数値を足したものが今回の経験点となります。お収めくださいませ。
GM:そしてEDですが、想定希望などございますか?
速水 やどり:改めてお茶会をしてちょこっとお話できたらな、と。
GM:はい、了解です。それでは

エンディング「そして再びのティーブレイク」


GM:シーンPC:春日雪&速水やどり
GM:※エンディングとなります。

GM:UGN・N市第九支部・支部長室──
GM:事件を解決してから一昼夜──
GM:事後処理を終えたあなた達は、遅めのティーブレイクを行おうと言うことで意見が一致しました。
速水 やどり:「……また、散々でしたね……」今度は、こちらがお菓子を用意する番。
速水 やどり:自分の皿にクッキーを数枚。彼女の側に一枚を。
春日 雪:「はい。……先日の、メイド服騒ぎもかくや、というほどの」
春日 雪:用意したのはハーブティー。彼女が分けてくれたものに、ほんの少しの香り付けを施して。
春日 雪:彼女に一杯、自分に一杯。砂糖の瓶には、手をつけず。
春日 雪:カロリーでも、甘味でもなく。今は、この香りを楽しみたい。なぜだか、そう感じたから。
速水 やどり:「あの騒ぎよりは、余程世界の危機具合は上でしたけどもね」苦笑しながら、香りを堪能して、ハーブティーをひとくち。
速水 やどり:「……今回の件は、えぇ。色々と、また知ることになりましたとも」目の前のあなたを、みつめながら。
春日 雪:「……このような形で知ってもらうことになるとは、思っていませんでした」
春日 雪:その視線を、正面から受け止めて。
春日 雪:少しの間、言葉は返さずに。
速水 やどり:「全く、無茶をし続けているんですから」ほんのちょっと、怒ったような声でつぶやく。
春日 雪:それはあなたもですよ、と。いつもの調子で、応えてしまいそうになったけれど。
春日 雪:「……ごめんなさい、やどりちゃん」
春日 雪:とてもいい香りで、心が落ち着いたせいか。素直な謝罪の言葉が、ぽろりと漏れる。
速水 やどり:「……ん、よろしい。……言っても、きっと無茶を続けてしまうあなただから」
速水 やどり:「これからも、頼ってくださいね。皆を。……私を」
春日 雪:はい、と。応える声は、まだ少し、遠慮がちだけど。
春日 雪:「……じゃあ、やどりちゃん」
春日 雪:「約束です。困ったときは、みんなを遠慮なく頼らせてもらいます。だから」
春日 雪:テーブルの向こうのあなたへ。小指を立てた右手を伸ばしながら。
春日 雪:「やどりちゃんも、ですよ。……困ったとき。苦しいとき。やりたいことがあるとき」
春日 雪:「そんなときは、みんなを、わたしを。……やどりちゃんのことが好きな誰かを」
春日 雪:「どうか、頼ってください。……ね?」
春日 雪:そう言って、微笑みを、あなたに。
速水 やどり:「……そう言われたら、断れませんね……はい」笑みを返して、同じく小指を立てた手を出し、指を絡める。
春日 雪:細い指同士が絡み合う。お互い、力とは無縁で、今にもほどけそうな結びつきだけれども。
春日 雪:「……ふふ。これからも、よろしくお願いしますね。わたしの、大好きな─」
速水 やどり:「えぇ。大切な、お友達」きゅっと固く、指を結んだ。

GM:──────
GM:────
GM:──
GM: 
GM:シーンエンド!
GM:以上をもちまして「一夜二人転──速水やどりと春日雪の場合」全行程終了となります。おつかれさまでしたー
速水 やどり:おつかれさまでしたー!
春日 雪:お疲れ様でした!ありがとう…ございましたー!
速水 やどり:本当に……ありがとうございました……!
春日 雪:やりたいことをやってしまった。楽しかった……。
GM:一夜転がし及びワイバーンはそこがクリアできるとほっとしますねw
GM:<やりたいことをやってもらえる。