DX3 「N市UGN事始」 (GM:しんごろ) 本編 / 雑談

 登場PC:

風眼灯道 キャラクターシート
桑幡 嗣実 キャラクターシート
七扇・T・絵麻 キャラクターシート

 


GM:まずはトレーラーから。

GM:■トレーラー
GM:オーヴァードたちが迷い込んだのは、慣れ親しんだ、しかし何かが決定的に違う街。
GM:そこは、レネゲイドがただの神秘であった頃。誰かが世界を裏切るよりも、ほんの少し前。
GM:1999年、東京近郊、N市。
GM:ありえべからざる邂逅がもたらすものは、果たして。

GM:DoubleCross 3rd Edition
GM:「N市UGN事始(えぬしゆうじいえぬことはじめ)」

GM:ダブルクロス。
GM:それは、未だ意味を持たぬ言葉。

GM:ハンドアウトは皆さん共通なので、自己紹介の後に貼ろうと思います。というわけで。
GM:風眼さん、桑幡さん、七扇さんの順でシートを貼るので、自己紹介をお願いします。

GM:風眼灯道:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYtZmwvgIM

風眼灯道:やってみよう。
風眼灯道:「風眼灯道だ。不諦刀でもいい」
風眼灯道:かざめ あけみち!21さい!
風眼灯道:将来の夢はすごい剣をつかってりっぱな剣士になることです!
風眼灯道:でもワクワクしすぎて持った剣がみんな溶けちゃう!こまったなあ
風眼灯道:そんな感じで素性を組み上げたビルド冨岡義勇さんです。
GM:ちゃんと!説明を!しろ!でお馴染みの。
風眼灯道:後天的に持ってる剣がものすごい熱くなって溶ける体質になったので、
風眼灯道:開き直った溶鉄エンチャント武装で普段は戦ってます
風眼灯道:彼が12支部に実装されたことで神社にタタラ場とボヤ騒ぎが起きた過去が生えました。ごめんなさい。
風眼灯道:戦闘スタイルはビルド冨岡さんなので不器用です。
風眼灯道:130点だと更に不器用なので常時12ダイスC8で焼き斬ります。
風眼灯道:あとは100%になったらイニシアチブ行動でインフェルノを撃ち込むくらいです。
風眼灯道:今回ご一緒する二人は剣を扱えるらしい。すごいなあ
風眼灯道:そんな感じでGM進行の邪魔にならない程度に頑張るぞ。
風眼灯道:以上!初めての同卓となりますがよろしくお願いいたします!
GM:はい、よろしくお願いします!
GM:では続いて!

GM:桑幡嗣実:http://pulpfunction.ohugi.com/dx3_tw/bign_stm/dc3_np05_copy01.html

桑幡 嗣実:はい。
桑幡 嗣実:桑幡嗣実(くわはた・つぐみ)。市内の高校生です。
桑幡 嗣実:第十二の担当区で事件に巻き込まれて、それ以来少しお世話になっています。
桑幡 嗣実:気に入らない行動結果が決まる前に少しだけ補正する能力、というよくわからないものを持っていて……
桑幡 嗣実:自分でもそんなものがあることに気づかないまま生きてきました。
桑幡 嗣実:あまりに微妙な効果なので、直接相手を殴るような状況じゃないと、戦闘には使えません。
GM:《仕組まれた幸運》というわけね…。
桑幡 嗣実:今回、イージー用がいただけたので、それと《無面目》に入れました。キャラの表現用ですね。
桑幡 嗣実:身体の事情で【秘密兵器】を貸与されるときに、なので、フォールンブレイドをいただいています。
桑幡 嗣実:いろいろままならないですが、ミドルフェイズではお役に立てると思います。
桑幡 嗣実:こんな感じで。よろしく。
GM:は、よろしくお願いします!
GM:そしてラスト!

GM:七扇・テレジア・絵麻:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY8oTOpQIM

七扇・T・絵麻:はい!
七扇・T・絵麻:七扇・T(テレジア)・絵麻!大卒就活失敗退魔師!
七扇・T・絵麻:家は古い家系なんですがある出来事をきっかけに嫌気が指して就活するもズボラなところが災いして失敗。色々あって結局家で剣を振るうことになりました
GM:就 活 失 敗 女
七扇・T・絵麻:顔がいい人間に弱いです。特に顔がいいことに自覚的な人には弱い
七扇・T・絵麻:自分もドイツ人とのクォーターなので顔が悪くないわけではない。どこで差がついたのか
七扇・T・絵麻:性能は普通の白兵。とはいえ良い刀を持っておるのでダメージが発生するとなんとEロイスをカット出来ます
GM:ある意味GM殺し筆頭の。
七扇・T・絵麻:ダイスは砂の加護で増やせるのでミドルも多少出来る。頑張るぞ
七扇・T・絵麻:以上!今回は剣豪支部長が幼い頃に会うということです。顔がいいといいな……
風眼灯道:若い支部長には戦う姿を見せたくないな……
GM:はい、ありがとうございます!よろしくお願いします!

GM:というわけで、共通ハンドアウトがこちら。

GM:■ハンドアウト(共通)
GM:シナリオロイス:真堂啓介
GM:第12支部から依頼、または指令を受けたキミたちは、標的であったジャームを追い詰めた。
GM:今まさに最後の一撃を与えようとしたとき、世界は光に包まれ、次に瞬間キミたちは別の場所にいた。
GM:そこは見知ったN市の街中だったが、何かが決定的に違うような違和感を覚える場所だった。
GM:状況を把握できないキミたちに声をかけたのは、ひとりの少年。
GM:見覚えのある面影のその少年は、しかし然るべき肩書ではなく、こう名乗った。
GM:七原鹿島神社の跡取り、真堂啓介、と。

GM:では、さっそく初めてまいります!

GM:OP
GM:全員登場

GM:登場の侵蝕をお願いします。
桑幡 嗣実:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 4[4]+35 → 39

風眼灯道:31+1d10
DoubleCross : (31+1D10) → 31+6[6] → 37

風眼灯道:侵蝕37
七扇・T・絵麻:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+4[4] → 40

GM:はい、では……。

GM:年明けから幾日も経っていない、とある冬の夜。
GM:キミたちは、N市UGN第12支部からの依頼、または指令により、市街地でとあるジャームと交戦していました。
GM:ジャームの名は、"幻燈剣"(ミラージュソード)。名の通り、太刀筋の読み難い剣を振るう戦士でしたが…。
"幻燈剣":「がはッ……!」
GM:ジャームは傷口から、そして口から血を噴き出し、剣で体を支えるようにして、地に膝を突きます。
桑幡 嗣実:「うぐっ!」最後の一合で弾き飛ばされて。傷だらけだけれど、フォールンブレイドで身体を支えて立っている。
七扇・T・絵麻:刀の血糊を灼熱の紅玉が焼き、一払いで煤と崩れる。
風眼灯道:「……」右手を灼熱の小手と化した刀で包んで、構えを続けている。
"幻燈剣":「……見事。見事だ、UGNの戦士。よもや、この幻刃を上回るとは……!」
七扇・T・絵麻:納刀。抜刀術を擁する七扇にとっては決して油断の現れではないが、多少のスキが生じるそれは、戦闘が終局に近づいていることを表していた
七扇・T・絵麻:「言っても雇われですけどね」
七扇・T・絵麻:頬の血を払う
GM:口調は強いものですが、姿はまさに満身創痍。あと一太刀で、決着はつくでしょう。
七扇・T・絵麻:「辞世の句等は?」
風眼灯道:「もう少し頑張れるか、桑幡さん。」じわり、と右手の溶鉄が『打ち直されて』いく。
七扇・T・絵麻:鯉口を下げている。既にこちらの間合い
"幻燈剣":「ふ……そんなもの、剣を握った日に捨ててきたわ」
風眼灯道:背中の背負われた箱鞘はそのままだ。『外すまでもない』相手だったともいえる。
"幻燈剣":「さあ、やれい!」
七扇・T・絵麻:「そ。」
桑幡 嗣実:「ええ。なんとか……」姿勢をなおす。油断とかできるわけがない。
七扇・T・絵麻:返事の切れた刹那。素っ首を刎ね落とすべく抜刀。超音速の一閃が迫る
GM:神秘狩りの刃が届く、それよりも一瞬早く。
"幻燈剣":「……はッ」
GM:瀕死のジャームが笑い、そして。
GM:パキン、と。何か硬いものが砕ける音がすると同時に。
GM:キミたちの視界を、眩い光が満たします。
桑幡 嗣実:「っ!?」
風眼灯道:「!」背おわれた箱鞘から一振りを掴み。
風眼灯道:そこまでだった。
七扇・T・絵麻:視界が覆われて尚、刀は淀まず振り切られる。長時間の鍛錬は肉体を一連の動作を完成させる装置としている
七扇・T・絵麻:その後を考えているわけではないが
GM:そうして、キミたちがそれぞれの対応、あるいは反応を示した直後。

GM:発生と同様、唐突に光は収まり、風景はほぼ変わらず。
GM:ただ、そこに交戦していた"幻燈剣"の姿はなく、代わりに。
血に飢えた獣:「…………?」
GM:まるで、キミたちがそこにいることに困惑しているような様子の、見慣れぬ獣の姿がありました。
桑幡 嗣実:「変わった……? いえ、そういう場合じゃ、ない!」無理やり、鍔の小さな刀を構え直す。
風眼灯道:──“そこまでだった”とは。光を受けるまでにできた動きだ。
七扇・T・絵麻:「!」
七扇・T・絵麻:状況の変容に気づいたとはいえ、完了の一刀を、視界を潰された上ではなった後では対応は遅れる
七扇・T・絵麻:踏み込み直した上で、刃を今一度閃かせる
風眼灯道:すでに足は宙より離れ。赤く溶け落ちた刀は右手の溶刀へと加えられて。
風眼灯道:"幻燈剣"の立っていた所──血に飢えた獣の体に、灼熱の斬撃が振り下ろされる!
血に飢えた獣:「ギャウッ!?」
GM:獣は、ギリギリのところで体への直撃を避け。右前足が根元から焼け落ちるのと引き換えに、命と、そして。
GM:反撃のチャンスを得ます。しかし。
GM:獣が小さく身をかがめ、風眼さんに飛び掛かろうとした、まさにその時。
???:「…………ッ!!」
GM:誰かが、何かを小さく叫びながら。近くの建物の屋上から飛び降りて。
GM:手にした刀の一撃で、獣の首を切り落とします。
桑幡 嗣実:一歩引いていたので、何が起こったのかは把握できた。だから
桑幡 嗣実:「誰!?」
???:「…………」
七扇・T・絵麻:「……」
七扇・T・絵麻:鋭い。
七扇・T・絵麻:そもそもにして、肉を斬る行為には少なからず技量がいる。
七扇・T・絵麻:ましてや、太い骨に神経、強い筋肉に覆われた獣の頸を刎ねられる人間とあらば
七扇・T・絵麻:納刀。変わらない
七扇・T・絵麻:戦闘の構えだ
風眼灯道:「──む。」
風眼灯道:大地を焼いていた溶鉄を右腕に纏わせ直す。
GM:その人物……桑幡さんとさほど年が変わらないように見える、どこかで見たような少女は。
???:「……民間人、3名。武装している。対応を頼む」
GM:懐から取り出した、トランシーバーのような携帯端末にそれだけ告げて。
GM:キミたちを一瞥し、降りて来た時と同じように。建物の壁を蹴って、屋根へと上がり、何かを追うように走り去ります。
桑幡 嗣実:「あ、ちょっと! 待って! あなた……」
桑幡 嗣実:呼びかけるより前に、視界から消えてしまう。
七扇・T・絵麻:「追う?」
風眼灯道:「……」跳び去った少女を、じっと見据え。
風眼灯道:「……いや、こちらも一旦引くべきだ。」
桑幡 嗣実:「……支部に戻ったほうがいいと思います」
桑幡 嗣実:「連絡もつかないし」スマートフォンの電波アイコンは、一本も立っていない。
風眼灯道:「当たり前だが。今の獣は"幻燈剣"ではない」
GM:桑幡さんが言うように、携帯端末はその全てが圏外となっています。その他にも。
GM:漠然とした、何かがおかしい、という違和感を、キミたちは覚えるでしょう。言葉にするのは、とても難しい違和感を。
七扇・T・絵麻:「“支部”ねえ」
風眼灯道:「それに……何となくだが、七扇さん」
七扇・T・絵麻:「果たして、今もちゃんと機能してるかしら」
七扇・T・絵麻:「何かしら」
風眼灯道:「この辺りは、なにか『違う』」
桑幡 嗣実:「どういう意味です」
風眼灯道:「そんな感じがしないだろうか。」
七扇・T・絵麻:「まあ、そういう感じがしたから支部の云々を言ったわけだけど」
七扇・T・絵麻:「とにもかくにも戻ってみましょ」
GM:では、キミたちがそうして、支部へと足を向けようとした時。
????:「……ああ、いた。失礼ですが、あなたたちが」
GM:そう、声をかけてきたのは。先ほど目撃した少女より、少し年下くらいの、学生服を着た少年。
桑幡 嗣実:「……?」
????:「武装した民間人、でしょうか」
GM:口にするのは、これも先ほど、少女が端末越しに誰かに告げていた言葉。
桑幡 嗣実:背筋を伸ばして。
風眼灯道:「……この付近に似た集団が居なければ、そうなると思う。」
風眼灯道:そっと、声がした方向に向き直る。
七扇・T・絵麻:「まあ、見ての通り。」
桑幡 嗣実:「私達は、UGNのものです」
七扇・T・絵麻:佩いてるものを示しながら
桑幡 嗣実:「そちらは……」
????:「不用心ですよ。法改正はまだ少し先です。免許試験の受付だってまだ始まっちゃいないのに」
????:「ああ、でも、話ができそうな人たちで安心しました。直さん、いつも必要なことだけ言うんだものなあ……」
風眼灯道:「……?」(法改正……?)
????:「……っと、失礼しました。そちらも、どこかの組織の方でしょうか。俺は……」
真堂啓介:「俺は、真堂。真堂啓介と言います。この街にある神社の……ええ、跡取り息子、といったところで」
GM:これがどうなったらああなるのだ、と言いたくなる、けれど確かにある面影と。どこか、間延びしたように聞こえる口調は。
桑幡 嗣実:「真堂……え?」
風眼灯道:「……???」
七扇・T・絵麻:「真堂……支部長?」
七扇・T・絵麻:成程、順当に年を取れば骨格からしてそっくりになると思われるが
風眼灯道:「すまない。」「真堂さんにはもう息子さんがいたのか?」
GM:キミたちが普段見聞きする、あるいは依頼を受ける際に聞いた、支部長に通じるものを感じさせるものでした。
七扇・T・絵麻:「成程、この歳ならばいてもおかしくはないわね」
真堂啓介:「……?すみません、俺には皆さんの言っていることが、いまひとつ……」
GM:そう、困惑したように首を傾げながら。
真堂啓介:「……何か、ご事情がおありなのですね。でしたら、ひとまず、うちに来ませんか」
風眼灯道:「……………………」沈黙。
真堂啓介:「うちや、黒瀬の家は……まあ、ええ」
GM:斬り伏せられた獣の死骸を、眉間に皺を寄せながら見て。
真堂啓介:「ああいうモノの対処で、怪異・怪奇には慣れていますから」
七扇・T・絵麻:「…えっ、マジもんの真堂支部長本人?」
七扇・T・絵麻:「そういうやつ?ドッキリでなく?」
七扇・T・絵麻:剣呑な空気が引いてきたせいか、集中が切れてきた
桑幡 嗣実:「…………」なんとも言えない表情。
風眼灯道:「……すまない。ものすごく変な質問をするのだが。」
真堂啓介:「ドッキリとはいったい。……あ、はい。何でしょう」
風眼灯道:「今年は西暦で何年になるだろうか?」
GM:投げられた質問に、やはり怪訝な顔になりつつも。
真堂啓介:「1999年、1月。みんな、あと半年で世界は終わるんだ、なんて言っちゃって」
GM:笑えない冗談です、そうでしょう、などと。
風眼灯道:「…………ああ、確かに」
風眼灯道:笑えない。
桑幡 嗣実:「……真堂さん」
桑幡 嗣実:「バック・トゥ・ザ・フューチャーって、観たことありますか?」
真堂啓介:「あ、ビデオで何回か!面白いですよね、あれ!」
桑幡 嗣実:「ビデオ……ああ。そうなるのね……」
七扇・T・絵麻:「……」手で数える
七扇・T・絵麻:「私2歳じゃん!?」
七扇・T・絵麻:「マジで…えっ、んなベタな……」
七扇・T・絵麻:「どうするってのよー!」

GM:シーンエンド。

GM:ロイス設定のみ可能です。
GM:なお、こんな状況ですが、次シーンから普通に購入もできますのでごあんしんください。
桑幡 嗣実:かがくの しんぽって すげー!
風眼灯道:〈傷は大丈夫だろうか〉桑幡 嗣実:憧憬/〇不安で取得!
風眼灯道:流石の科学だ。
桑幡 嗣実:じゃあ次行きましょうか。ロイス設定は「知らない人:真堂啓介:懐旧/○不安」までで。PC間ロイスは保留
七扇・T・絵麻:真堂支部長/感服/困惑○/ロイス
GM:では次へ!このシーンは以上かな。

GM:ミドル1
GM:全員登場

風眼灯道:風眼灯道の侵蝕を3増加しました(侵蝕:37->40)
桑幡 嗣実:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 3[3]+39 → 42

七扇・T・絵麻:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+10[10] → 50

GM: 
七扇・T・絵麻:ヤバい
GM:テンションタカーイ。

GM:七原鹿島神社、境内に併設された道場。
GM:キミたちの知るそこは、モニターや端末が設置された、板張りの会議室めいた場所ですが。
GM:今いる場所は、壁には門下生らしき名が記された札が並ぶ、まさに剣術道場といった風情です。
GM:少しの間ここで待っていてほしい。そう、真堂啓介を名乗る少年に告げられたキミたちは。
風眼灯道:「……」道場の中をぼんやりと見回す。
桑幡 嗣実:「理由はわかりませんけど……」
GM:大きな火鉢を囲んで、彼が戻ってくるのを待っている状況です。
桑幡 嗣実:「タイムスリップしてしまった。ということでいいと思うんです」
風眼灯道:(俺が来たときに起こした火事の焦げ跡もない。)
桑幡 嗣実:「風眼さん? 聞いてますか」
風眼灯道:(本当に過去に来てしまったようだな……)
七扇・T・絵麻:「タイムスリップって、ねえ…」
風眼灯道:「──すまない」「少し記憶のすり合わせをしていた」
七扇・T・絵麻:「あの、なんだっけ、ナントカソード?」
桑幡 嗣実:「ミラージュソード」
風眼灯道:「奴が原因と考えるのが自然だろうな」
七扇・T・絵麻:「そう。あいつがこの現象を引き起こしたとは思えないんだけど。大体まともなオーヴァードがこのレベルでの遡行出来る?」
桑幡 嗣実:「できるかどうかとか、そういうのは知りませんけど」
七扇・T・絵麻:「バロール能力者ですらせいぜい1,2秒だと思うんだけど」
風眼灯道:「少なくとも、俺は無理だな。」
桑幡 嗣実:「ここに来るまで、四キロくらい移動しました。その間、辺りを見ていて、やっぱりここは十二地区だと思うんです」
桑幡 嗣実:「この神社も。だいたい、ここまで道の様子が同じ場所を作って、それであの石段コミで神社を用意して……」
桑幡 嗣実:「そういうのを考えるのも、タイムスリップみたいなもので昔のようなところに来たっていうのも」
桑幡 嗣実:「非常識だという意味じゃ同じじゃないですか。どうですか」
風眼灯道:「ああ。多分、空気から違うのもそういう事だろう。」
風眼灯道:「レネゲイドが、少し薄い。」
七扇・T・絵麻:「あー、はいはい。常識で考えた私が悪うござんした」目を閉じて頭を抑えつつ
風眼灯道:「誤差の範囲だが。全体的に空気がきれいなんだ」
桑幡 嗣実:「そういうのは……正直、私は鈍感なんで、よくわからないんですけど」
桑幡 嗣実:排ガスのニオイはやっぱりするし。
七扇・T・絵麻:「要するに2019年頃よりもオーヴァードの数が少ないってとこ?」
桑幡 嗣実:「ともかく、そういう状況だっていう前提で動きませんか」
七扇・T・絵麻:「具体的な指針は?ソードを探すのは第一目標だと思うけど」
桑幡 嗣実:「当時のUGNって、どうなってたんですか」
桑幡 嗣実:「聞く限りだと、発足が二十年前で、神社はその前から活動してたってことでしたけど」
風眼灯道:「俺に異論はない。一先ず、この時代の神社の助力も借りておければいいと思う。」
桑幡 嗣実:「支部……神社の皆さんに協力を請うなら……」
桑幡 嗣実:「未来から来た、というのは正直に話すしかないと思います。誤魔化したら、辻褄が合わなくなるだけだし」
七扇・T・絵麻:「うんうん。そいつは大事」
桑幡 嗣実:「未来のこの神社、支部かな。そこにお世話になっていて、タイムスリップしてしまった」
風眼灯道:「そのとおりだな。」
七扇・T・絵麻:「というか、あの二人ならそこら辺の事情全体的にぶっちゃけて問題ないでしょ」
風眼灯道:「俺もそう思っていたところだ。」
桑幡 嗣実:「未来のことは詳しく話せない、元凶になった相手を探してる、協力してください。これでどうですか」
桑幡 嗣実:「……確かに、支部長と黒瀬さんなら、そのへんは受け入れてくれそうですけど」
風眼灯道:「……未来の事は話しちゃダメなのか?」
桑幡 嗣実:「映画じゃそう言ってましたよ」
七扇・T・絵麻:「映画は映画だと思うけど…」
桑幡 嗣実:「あと、もしこの時代で、真堂さんと黒瀬さん以外の人と話すことになったとき……」
風眼灯道:「さっき言ってた奴か。」
桑幡 嗣実:「そういう話にしておかないと、ものすごく面倒なことになると思うんです」
七扇・T・絵麻:「はいはい、成程ね」
風眼灯道:「…………」沈思。
七扇・T・絵麻:「まあ、いざってときはうちの家名を出せばなんとかなるでしょ…古いし黒瀬の家が把握してないわけないし…」
風眼灯道:「了解した。より良い方針だと思う。」
桑幡 嗣実:「ありがとうございます。そういうことで」
七扇・T・絵麻:血は容易かつ強力な咒
GM:キミたちがそのような話をして、一応の結論が出た頃。
真堂啓介:「お待たせしました。生憎、父も、黒瀬のご当主も不在で、話を伺えるのは俺しかいないようで……」
GM:と、申し訳なさそうに言いながら。小脇に何かの瓶を、手に持った盆の上には急須と湯呑、そして網と餅を乗せて。
真堂啓介:「……というわけで。お話を伺えればと思うのですが、その前に」
桑幡 嗣実:「ありがとうございます、真堂さん……はい」
GM:ちょっとすみません、と断りを入れながら。キミたちが囲む火鉢の上に金網を、その上に餅を手早く並べ。
風眼灯道:「ありがとうございます。」改めて、丁寧に。
GM:「お供えの余りものですけどね。ああ、それと」
真堂啓介:「よろしければ、いかがです」
GM:抱えていた瓶……日本酒の銘柄が記されたものを、掲げて見せる。
七扇・T・絵麻:「これはどうもどうも」
七扇・T・絵麻:瞬時に手もみ。実際労働の後である
七扇・T・絵麻:「ああこれはたいそう良いものを」
風眼灯道:「……」(成る程、真堂さんだな)
桑幡 嗣実:「私は未成年なので。お気持ちだけいただきます」
七扇・T・絵麻:「では代表で私がいただきましょう。ささ。」
風眼灯道:「ありがとうございます。俺は下戸なのでお気持ちだけいただきましょう」
真堂啓介:「ええ。では、お二人にはこちらを。俺もまあ、ひとまずこっちで」
真堂啓介:人数分の湯呑に、それぞれの飲み物を注ぐ音が道場に響いて。

GM:自分たちは未来から来て、その未来ではこの神社の世話になっており、UGNという組織の一員である、と。そんな話を聞いた真堂は。
真堂啓介:「……信じられません。あ、いえ、皆さんが言うことではなく」
真堂啓介:「……UGN、でしたか。未来では、その組織の下に、異能を使う者が纏まっている。そうなのですね?」
桑幡 嗣実:「はい。未だに公にはなってませんけど、そういうことになっています」
風眼灯道:「大体そうなります。」仏頂面で首肯。
七扇・T・絵麻:「まあうちは20年前と対して変わりはないんですがね」ぷはー
真堂啓介:「七扇さん、と仰られましたね。その名が、俺や直さんが知るとおりの家のものならご存知でしょう」
GM:七扇さんの目をじっ、と見ながら。
七扇・T・絵麻:「はいはいな」
真堂啓介:「櫻井や貴崎。その他にも、かつてこの国の、後ろ暗い部分に絡んでいた家」
真堂啓介:「あるいは、面子を重んじる虹咲」
真堂啓介:「そういった、容易に首を縦に振らない者まで、ひとつの旗の下に集っている未来」
真堂啓介:「俺が信じられないと言ったのは、それです」
七扇・T・絵麻:「ごもっとも……ではあえて、考えてみてください。」
七扇・T・絵麻:「必要性があったとはいえ、そんな頭の硬い連中が連帯して動くほどの“何か”があったわけです」
GM:そう語る七扇さんの目を、やはり見つめながら。
真堂啓介:「……分かりました」
GM:そう、あっさりと頷きます。
桑幡 嗣実:「……信じていただけるんですね」
七扇・T・絵麻:「自分で言っといてなんですが、眉唾だと思うんですけどね」
風眼灯道:コクコク、と頷く。
真堂啓介:「はい。考えても理解できない、けれどそこに「在る」なら、それはそういうものでしょう」
真堂啓介:「それに……ああ、なんというか。俺たちは、その」
真堂啓介:「鬼、鵺、オロチにミヅチ。そういう、化物としか呼べない連中を。化物としか言いようのない人間を」
真堂啓介:「これまでずっと相手にしてきた、と。そう、父から言われて育ちましたから」
桑幡 嗣実:「ありがとうございます。お世話になります」頭を下げる。
真堂啓介:「みなさんは、この状況を打開するために動かれるのでしょう。であれば、お手伝いができると思います」
風眼灯道:「感謝します。最悪の場合でも、戦力の足しにはなるかと思います。」
GM:10代前半の少年ではなく、神社の跡取り息子としての硬い表情で、そう告げてから。
真堂啓介:「……ああ、その。ところでですね。皆さんの知る未来では、直さんは」
真堂啓介:「……いえ、なんでもありません。忘れてください」
GM:そう、言い出しかけた質問を、恥じ入るように引っ込めました。
風眼灯道:「…………」沈思。
七扇・T・絵麻:「?…まあ、バック・トゥ・ザ・フューチャーみたなら、お約束ですので」
風眼灯道:「憧れてますよ。黒瀬さんにも」
風眼灯道:「貴方にも」唇の端が、少しだけ歪んだ。

GM:シーンエンド

GM:ロイス取得、そして購入も通常通り可能です。
風眼灯道:ロイス!
風眼灯道:〈いつから剣を握っていたのだろうな〉若き日の真堂啓介:〇憧憬/劣等感で取得します!
桑幡 嗣実:購入は……予備武器かな。日本刀を借りておきます。
桑幡 嗣実:3dx>=11
DoubleCross : (3R10[10]>=11) → 10[1,7,10]+4[4] → 14 → 成功

桑幡 嗣実:借りられました。
七扇・T・絵麻:ロイスは保留しよう。
七扇・T・絵麻:購入はボディアーマー
七扇・T・絵麻:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 4[3,4]+1 → 5

七扇・T・絵麻:だめ!以上
GM:うす、では以上かな!
桑幡 嗣実:で、ロイスは……「UGA:風眼灯道:○誠意/隔意」でもらっておきましょう。すごい人っぽいけど。
桑幡 嗣実:で、以上です。
GM:おっと。(待機)
風眼灯道:購入はボデマ!
風眼灯道:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 6[4,6]+1 → 7 → 失敗

風眼灯道:焦げてしまった。いじょうです
GM:鍛冶をしたァ!?
GM:では改めてシーンエンド!
GM: 
GM:ミドル2
GM:シーンプレイヤー:風眼灯道
GM:登場可能
GM: 
風眼灯道:風眼灯道の侵蝕を7増加しました(侵蝕:40->47)
七扇・T・絵麻:50+1d10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+1[1] → 51

桑幡 嗣実:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 4[4]+51 → 55

GM: 
GM:では、ここからSSSC方式のリサーチとなります。
GM:まず、メイントピックはこちら。

GM:■メイントピック
GM:使用技能 :<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>、<知覚>(知覚で判定を行う場合、財産点は使用できない)
GM:目標値  :9
GM:プライズ :0/8
GM:達成値上限:30
GM:状況が特殊ですが、コネやその他のアイテムも、特に使用に制限はありません。
GM:また、サブトピックはこちら。

GM:■サブトピック:"幻燈剣"(ミラージュソード)
GM:使用技能 :<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>
GM:目標値  :7
GM:プライズ :0/1

GM:以上、2項目です。
GM:どちらの項目を調べるか宣言の後、判定をお願いします!
桑幡 嗣実:じゃあ……噂話で頑張ってみます、メインを。コネも使って。
桑幡 嗣実:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[2,3,3,8]+1 → 9

七扇・T・絵麻:《砂の加護》で振りましょう
風眼灯道:ではサブトピックを情報:UGNで。対象コネも使用します。
風眼灯道:4dx+1>=7
DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 8[3,6,6,8]+1 → 9 → 成功

風眼灯道:よし。
GM:は、ではサブトピックは抜けました!メインも進行度1は確保!
GM:後乗せ支援(自分向け含む)は、全員の判定が終わってから判断してもらって結構です。
桑幡 嗣実:七扇さん、振りますか?
桑幡 嗣実:ありがたい。
七扇・T・絵麻:8dx コネ込でUGN!
DoubleCross : (8R10[10]) → 9[3,4,6,7,7,7,8,9] → 9

GM:999とはね…。
七扇・T・絵麻:フギャー
桑幡 嗣実:んー……押していきましょう。自分に《妖精の手》、侵蝕50に。(訂正コミ)
桑幡 嗣実:1dx+11
DoubleCross : (1R10+11[10]) → 8[8]+11 → 19

桑幡 嗣実:ん。よし、《夢の雫》。財産点全部。達成値30。
風眼灯道:流石だ……
GM:ヒェッ…
七扇・T・絵麻:ゴリゴリ伸びる
GM:ではメイントピックは進行4まで、そしてDPが3点、各PCに入ります。
桑幡 嗣実:<妖精の手:1回使用>
七扇・T・絵麻:侵蝕54
GM:クライマックス直前/直後の侵蝕調整に使えますので、各位記録願います。
GM:では情報!

GM:プライズポイント2
GM:街並みは、1999年当時のN市に酷似しているものの、実際に見てみれば違和感がある。
GM:そこにあるべきものがなく、ないはずのものがある、という漠然とした違和感だ。

GM:プライズポイント4
GM:街並みへの違和感の正体は、まさしく「在るべきものが無い」、「無いはずのものが在る」ことだ。
GM:具体的には、建物、商品、広告など、「1999年に存在しないはずのもの」がある。その逆も然り。
GM:「ある」ものはキミたちが知るN市にあるもので、「ない」ものはかつてあったがキミたちが知らない/見たことがないものだ。

GM:■サブトピック:"幻燈剣"(ミラージュソード)
GM:"幻燈剣"とはジャームの個体名であると同時に、そのジャームが持つ剣の銘でもある。
GM:遺産に等しい力を有するその剣は、銘のとおり、使い手の望む通りの幻像を作り出し、敵を幻惑する。
GM:自壊覚悟で能力を行使すれば、強大なオルクス能力者でなくとも、幻像を一種の異世界として構築することができる。

GM:以上です。
GM:ではこれを踏まえて!

GM:七原鹿島神社の協力を取り付けた、その翌日。
GM:社務所の建物のうち二部屋を寝床として借りたキミたちは、当番の巫女さんが作ったという食事を食べ、調査のため街を散策し、そして。
GM:昼前頃、再び、神社の境内へと戻ってきました。
真堂啓介:「ああ、みなさん、お帰りなさい。首尾は……」
真堂啓介:「……まだ途中、といったところでしょうか、そのご様子だと」
桑幡 嗣実:「ええ。少しは捗りましたけど」
GM:学生服姿は変わらず、そして何やら風呂敷包みを手に、キミたちを出迎えます。
風眼灯道:「真堂さんも、お疲れ様です」「その風呂敷は……届け物ですか?」
真堂啓介:「はい。昨日の顛末を、黒瀬の家に報告がてら」
七扇・T・絵麻:「まあ、あの人も理解度が高いと思うし問題ないでしょう。」
真堂啓介:「……はい。直さんにも、皆さんのことはお伝えしておきます。そうか、の一言で納得してしまいそうですけど」
GM:桑幡さんと風眼さんにとっては見慣れた感のある苦笑いを浮かべて、それでは、と頭を下げ。
桑幡 嗣実:「よろしくお願いします、真堂さん」
GM:軽い足取りで、石段を下っていきました。
風眼灯道:(直さんなら、言いそうだな……)
七扇・T・絵麻:「さて」
風眼灯道:「ああ。委細をすり合わせるとしよう」
桑幡 嗣実:「ええ」

桑幡 嗣実:「この街なんですけど……私達の知っているN市そのものじゃないと思います」
桑幡 嗣実:「自分で言ったことをひっくり返しますけど」
風眼灯道:「桑幡さんもそう思うか。」
桑幡 嗣実:「○○町の工場痕がなくなってました。公民館で調べても、建っていたっていう記録はなし」
桑幡 嗣実:「あれ、小学校のころ、絶対調べさせられるんです。社会科の授業で」
七扇・T・絵麻:「よくぞ覚えてるわね。最早授業のイメージもわかないわ」
桑幡 嗣実:「まあ、覚えてるんです私は」
風眼灯道:「2年前に俺が使い始めるまでボロボロだった鍛冶場が、いつでも使えるように整えられていた。」
桑幡 嗣実:「仕事……仕事じゃないのかな。まあ、道具のことなら確かですよね」
風眼灯道:「どちらかといえば、趣味だな。16、7年経てば朽ちもするだろうが。」
風眼灯道:「俺が『新調した』道具が先に揃えられていたのは、明らかにおかしい」
桑幡 嗣実:「ああ。なるほど」
七扇・T・絵麻:「普段の生活ルートは家と大学だけど、あっこらへんでこの刀見られたらたまったもんじゃないからなあ…」
七扇・T・絵麻:「で、ミラージュソードのほうも誰か調べたんだっけ」
風眼灯道:「俺だな。とはいえ目を通した資料を思い起こしたくらいだが。」
桑幡 嗣実:「どうでした?」
風眼灯道:「"幻燈剣"は、元々剣の力を戦闘の根幹にしていたらしい。」
風眼灯道:「剣その物にアーティファクト級の力を有しているというデータが出ていた」
風眼灯道:「肝心の能力は──幻像の作成、敵の幻惑。これは俺たちが直接体験したな」
風眼灯道:「重要なことは……奴がジャームだったという事だ。」
桑幡 嗣実:「無茶ができる、っていうことですか」
七扇・T・絵麻:「つまり」
風眼灯道:「ジャームは死ぬことはあっても、ブレーキはない。」
七扇・T・絵麻:「遺産レベルの武装が再現なく出力を出したとしたら、個人の認識くらいはいかようにも変えられるはず」
七扇・T・絵麻:「もののあるなしがそれに関わってる可能性は高いわね」
風眼灯道:「"幻燈剣"の限界を更に超えることも。できないことはないだろうな」
桑幡 嗣実:「ぞっとしないですね。もしそうなら……目を覚まさないと」
桑幡 嗣実:「ひどいことになりそう」
七扇・T・絵麻:「まあ、最悪は想像に難くないわね。」
風眼灯道:「二度目はないと思う。だが、俺たちは一度目に巻き込まれている」
七扇・T・絵麻:「とはいえ仮説。」
風眼灯道:「急いだほうがいいことは確かだろう。」
七扇・T・絵麻:「確たる裏付けを取らないことにははっきりしないでしょう。」
七扇・T・絵麻:「見誤らないことが我々の仕事でしょう?精密に、ことを進めていきましょ。」
風眼灯道:「ああ。今はまだ飛び込むときではないと思う。」
風眼灯道:「きっと」
桑幡 嗣実:「わかりました。じゃあ、もう一度調査と……実際の街のことより、違和感を重点的に」

GM:シーンエンド

GM:ロイス設定と調達が可能です!
桑幡 嗣実:ロイスは……「同行者:七扇絵麻:○有為/不安」。
風眼灯道:ロイスは七扇さん。
桑幡 嗣実:調達は、どうしようかな。ボディアーマを平目で。夢は使っちゃってるし。
桑幡 嗣実:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 6[2,3,6] → 6 → 失敗

桑幡 嗣実:ん、駄目。これで。
桑幡 嗣実:以上です。
風眼灯道:〈頼れる戦況判断力だ〉七扇・T・絵麻:〇感服/劣等感で取得!
七扇・T・絵麻:ロイスは風眼灯道/有為○/不安/ロイス
七扇・T・絵麻:ぼでま!
七扇・T・絵麻:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[1,9]+1 → 10

七扇・T・絵麻:財産使って購入!
七扇・T・絵麻:装備します。以上!
風眼灯道:購入は……強化素材!
風眼灯道:2dx+1>=15 テヤーッ
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 5[3,5]+1 → 6 → 失敗

風眼灯道:おしまい!!!
GM:は、では!

GM:ミドル3
GM:シーンプレイヤー:風眼灯道
GM:登場可能

風眼灯道:風眼灯道の侵蝕を4増加しました(侵蝕:47->51)
GM:引き続き、情報判定からとなります。
桑幡 嗣実:1d10+53 あげます
DoubleCross : (1D10+53) → 10[10]+53 → 63

桑幡 嗣実:まあそんなに悪くはないかな……と
風眼灯道:ジェネシフトしておきたいな。
GM:ジェネシフトは任意のタイミングでしてもらったOKです。PPが貯まり切ってから、でも。
風眼灯道:はーい!今回のミドル爆殺力で決めよう
桑幡 嗣実:まず、先に情報収集からね。普通に振ります、噂話で。
桑幡 嗣実:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 8[3,4,6,8,8]+1 → 9 → 成功

七扇・T・絵麻:54+1d10
DoubleCross : (54+1D10) → 54+5[5] → 59

桑幡 嗣実:ん、最低限……他の人どうぞ。
GM:押忍。なお、現在のPPは4/8であります。
七扇・T・絵麻:まずジェネって
風眼灯道:では情報:UGN!コネ使用して素振ります
七扇・T・絵麻:59+1d10
DoubleCross : (59+1D10) → 59+5[5] → 64

風眼灯道:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 8[2,6,6,8]+1 → 9 → 成功

風眼灯道:しょぼい……
七扇・T・絵麻:《砂の加護》とコネでUGN判定!
七扇・T・絵麻:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[5,5,7,7,7,8,9,9,10]+2[2] → 12

七扇・T・絵麻:まわった
桑幡 嗣実:よし。七扇さんに《妖精の手》。21からリスタートを。
七扇・T・絵麻:押忍!
GM:後乗せェ!
桑幡 嗣実:20からか。
七扇・T・絵麻:1dx+20
DoubleCross : (1R10+20[10]) → 8[8]+20 → 28

桑幡 嗣実:<妖精の手2回目:あとは100超えてからね>
七扇・T・絵麻:財産2点使ってマックス!
風眼灯道:二人ともすごいな……
GM:オゴーッ!
GM:この、爆発力はないけど着実に積み上げてくる支援よ……。
桑幡 嗣実:侵蝕67に。
桑幡 嗣実:地道に気に入らないところを訂正していけばなんとかなるの
七扇・T・絵麻:私も侵蝕67
GM:では開示!

GM:プライズポイント6
GM:結論として、ここは「1999年のN市」ではない。
GM:"幻燈剣"の力により「土地」と「その場にいた者」の記憶を元に作られた、領域ならざる異界だ。
GM:よって、ここで起きた出来事は、キミたちがこの街から脱出すれば「なかったこと」になる。
GM:無論、現実の誰かがここの記憶を引き継ぐ、ということもないだろう。

GM:プライズポイント8
GM:「1999年のN市」から脱出するには、ふたつの手順が必要となる。
GM:まずは、「1999年のN市」の住人の誰かひとりに、この世界が作り物であることを知らしめることだ。
GM:それにより、この世界の根幹は揺らぎ、街の何処かに"幻燈剣"が姿を現す。
GM:それにより、この世界の根幹は揺らぎ、街の何処かに"幻燈剣"が姿を現す。
GM:そして、"幻燈剣"を倒せば、脱出が可能となるだろう。

GM:以上です。
GM: 
GM:七原鹿島神社、本殿。
GM:参拝者のために火鉢が置かれ温もりが保たれているそこに、今いるのは、参拝者ではなく。
真堂啓介:「……改めてお話とは、一体」
GM:何でしょうか、と。努めて年不相応に真面目な表情を作る少年と、キミたちだけです。
風眼灯道:「急に呼び立ててしまい、すみません。真堂さん」ぺこり、とお辞儀をする。
七扇・T・絵麻:「じゃ、私からで。二人ともいいかな?」
桑幡 嗣実:「ええ。お願いします」
風眼灯道:「是非」
七扇・T・絵麻:「じゃあ代表してってところで」
GM:風眼さんに、お気になさらず、と応えてから。
風眼灯道:その背中には、幾本かの刀が差し込まれた箱鞘が背負い直されている。
GM:はい、と小さく頷いて。七扇さんの目を真っすぐ見ています。
七扇・T・絵麻:「ええと、今回の出来事はバック・トゥ・ザ・フューチャーと例えたわけですが。調べによると作品が違っていたようで」
真堂啓介:「……はあ。作品が」
七扇・T・絵麻:「この世界は言うなれば、『惑星ソラリス』。全て夢幻だという結論がつきました。」
桑幡 嗣実:「…………」
七扇・T・絵麻:眉一つ動かさないように努めている。
風眼灯道:「…………」七扇さんの告げる言葉を、噛みしめる。
真堂啓介:「……ええと。映画のタイトルだ、というのは分かるんですが、すみません、観たことがなくて」
風眼灯道:(どんな映画なんだろう……)
七扇・T・絵麻:ゆめまぼろしだと言われた人間の感情というものは。
真堂啓介:「よければ、あらすじ…あるいは、映画の主題を教えていただいても?」
七扇・T・絵麻:如何様に乱れるのか。
七扇・T・絵麻:まともに考えれば、己の目的がブレてしまうかもしれないから
七扇・T・絵麻:「そうですね。端的に言えば」
七扇・T・絵麻:「幻覚のお話です。見るものにとって、都合の良い世界。」
真堂啓介:「その言い方だと。都合の良い「誰か」は、皆さんでも、そして俺たちでもない」
真堂啓介:「そう、聞こえます」
七扇・T・絵麻:「然り。」
七扇・T・絵麻:「過去をほじくり返すような存在が善性であった試しはございませんので」
真堂啓介:「そう、ですか。ああ、つまり」
真堂啓介:「この世界、この出会い自体が、ありえべからざるものである」
GM:やはり、真面目ぶった。けれど、妙にさっぱりした様子で、誰かに尋ねるように。
七扇・T・絵麻:(ああ、申し出たは良いけれど)
七扇・T・絵麻:(今になっても、相手に真実を打ち明けるのが本当に下手ね、絵麻。)
七扇・T・絵麻:相手の思考に状況の把握を任せている時点で逃げと言われてもおかしくはない。
七扇・T・絵麻:「…はい……。そうなります。」
七扇・T・絵麻:異国の血が垣間見える目を伏せる。
真堂啓介:「……なるほど。ところで」
風眼灯道:「……いかがしましたか?」
真堂啓介:「みなさんは、未来の俺のことを御存じであると見受けます。……まあ、どんな大人になっているか、とは敢えて伺いませんが」
GM:雑談めいた、軽い口調で。
桑幡 嗣実:「恩人で、先生です。私にとっては」
七扇・T・絵麻:「?…はあ。」
風眼灯道:「……慕う人は多いですよ。俺以外にも」
風眼灯道:敢えて。人となりには言及しない。
七扇・T・絵麻:「そうですね。ひとかどの人ですよ…凄まじい太刀筋でした。」
真堂啓介:「……自分でも想像し辛くはありますが。どうやら、悪人ではないようで。で、あれば」
GM:剣の腕への言及に、僅かに頬を綻ばせはしましたが。
真堂啓介:「為すべきことを、為してください。皆さんはそのために此処にいるのですから」
真堂啓介:「……ええ。きっと、大人になった俺も、そう言うでしょう」
GM:あっさりと。むしろ、朗らかとさえ言えるような声色で、そう告げます。
風眼灯道:(……強い人だ。思うところもあるだろうに)
七扇・T・絵麻:「…了解しました。」
七扇・T・絵麻:帯取りを外し、太刀を前に持ってきて
七扇・T・絵麻:「20年後と変わらず、七扇は為すべきことを為しましょう。」
七扇・T・絵麻:金打の準備だ。
真堂啓介:「20年。……20年後、ここには皆さんがいて、俺がいて、みんながいる」
真堂啓介:「それを見られないのは……ええ、少し、残念ですが」
GM:そう言って、笑います。無論、キミたちの中には。
GM:真堂が言う「みんな」が揃っていないことを、知っている者もいるかも、しれません。
七扇・T・絵麻:目を伏せて
風眼灯道:「…………。」
七扇・T・絵麻:「…金打は存じておりますか?」
真堂啓介:「未熟の身ゆえ、帯刀は許されていませんが」
七扇・T・絵麻:今度は、自分の意志で。今はそれを告げる時ではないと判断した
GM:傍らに置いていた、愛用の木刀を手にします。
真堂啓介:「これが、今の俺です。それでもよろしければ」
七扇・T・絵麻:「ふむ。鞘が無いわね。」
桑幡 嗣実:神社から借り受けていた日本刀を差し出します。
桑幡 嗣実:「格好はつけてください」
七扇・T・絵麻:「ああ、どうも。」
桑幡 嗣実:「身の丈は合わせる。しまらないでしょう」
風眼灯道:箱鞘を降ろし、差し出します。
風眼灯道:「不格好ですが。俺のありのままです。」
真堂啓介:「ああ、すみません。……どうにも、堅苦しいのは苦手でして。駄目ですね、これでは」
GM:浮かべた苦笑いと、軽く口にする自省は、やはりどこかで見聞きしたようなもので。
七扇・T・絵麻:咳払い。「では。」
桑幡 嗣実:軽く周囲を見て、小ぶりの、日本刀というには工学的すぎる拵えの自分の武器を取り出して。
七扇・T・絵麻:「我々一同。与するは七扇。盟により己が使命を全うすることをここに誓う。」
風眼灯道:既に赤熱し始めていますが、かろうじて原形を保っている刀を慎重に握りながら。
七扇・T・絵麻:「金打」
GM:キィン、と。硬く、鋭く、冷たく。けれど、熱い。澄んだ音が重なり、本殿に響く。
七扇・T・絵麻:かちん。と、鞘と刀を打ち鳴らす。古風な絶対の誓いである。
桑幡 嗣実:見習って、きん、と鳴らす。
風眼灯道:べこん。打ち鳴らせる鞘ではないので、不格好に赤い握り塚を箱鞘に当てる。
真堂啓介:「……この神社の裏手。山を少し登ったところに、齢200を越える御神木があります」
GM:かちりと収めた刀を、桑幡さんに返しながら。
真堂啓介:「何かが"いる"とすれば、そこでしょう」
桑幡 嗣実:ぺこりと一礼して受け取る。
風眼灯道:曲がり始めた刀を、そっと箱鞘に刺しなおす。
七扇・T・絵麻:太刀を佩き直して
七扇・T・絵麻:「寝食から調査に至るまで、世話になりました。」
七扇・T・絵麻:一礼して、マントと帽子を身に纏う
真堂啓介:「ええ。短い間でしたが」
風眼灯道:「──ありがとうございます、真堂支部長。」箱鞘を背負わず、左手に吊り下げる。
真堂啓介:「皆さんに会えて、よかった。どうか、この街を」
真堂啓介:「……誰かの、日常を守る皆さんに。御武運を」
桑幡 嗣実:「ありがとうございます。真堂さん」名前をはっきりと呼んで。
風眼灯道:「為すべきことを、為せる者を……護る為に。」
風眼灯道:「貴方達が歩む道を、穿ち抜いて来ます」
七扇・T・絵麻:マントを翻して、神社を後にする。
七扇・T・絵麻:やるべき礼儀は済ませた。これより後は行動で示すのみ

GM:シーンエンド

GM:ロイス設定と調達が可能です。ここがラスト!
桑幡 嗣実:「ジャーム:ミラージュソード:感服/○憤懣」。これで七枠目です。
桑幡 嗣実:で、そうですね。自分用のボディアーマーを試みます。
風眼灯道:調達!強化素材ラストチャンス!
桑幡 嗣実:4dx>=12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 10[1,3,5,10]+4[4] → 14 → 成功

桑幡 嗣実:出ました。着ておきます。
風眼灯道:そのまえにジェネシフトします。3個!
風眼灯道:51+3d10
DoubleCross : (51+3D10) → 51+17[5,4,8] → 68

風眼灯道:侵蝕68
風眼灯道:ダイスボーナスつけて挑戦するぜ!
七扇・T・絵麻:ミラージュソード/感服/怒り○/ロイス
風眼灯道:5dx+1>=15
DoubleCross : (5R10+1[10]>=15) → 10[2,2,4,5,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

GM:届いたァーッ!?
風眼灯道:よし。決闘者の剣に装着します!
風眼灯道:ロイスは戦闘時に取る!以上です
桑幡 嗣実:あ。こちらは以上です。
七扇・T・絵麻:どうしようかな
七扇・T・絵麻:じゃあアレです。強化素材
七扇・T・絵麻:ジェネシフト
七扇・T・絵麻:67+2d10
DoubleCross : (67+2D10) → 67+10[7,3] → 77

七扇・T・絵麻:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[2,7,8]+1 → 9

七扇・T・絵麻:だめ!以上です
GM:押忍!では……!

GM:クライマックス
GM:全員登場

風眼灯道:風眼灯道の侵蝕を5増加しました(侵蝕:68->73)
桑幡 嗣実:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 9[9]+67 → 76

七扇・T・絵麻:77+1d10
DoubleCross : (77+1D10) → 77+7[7] → 84


GM:七原鹿島神社、神域の山。
GM:その中程、木立が途切れ、下草ばかりのちょっとした広場のようになった場所、その中心に。
GM:果たして、御神木はありました。そして。
"幻燈剣":「……ああ。君たちは気付いてしまったか。彼らに気付かせてしまったか」
GM:その幹に、身体の前半分だけを露出する形で融合した、あのジャームも。
桑幡 嗣実:「ええ」
風眼灯道:右手に歪みだした数打ちの刀と、左手に握られた箱鞘を鎔かしながら。青年は立っている。
風眼灯道:「──遺言を聞いておこうか。"幻燈剣"」
"幻燈剣":「そんなものは、ないとも。だが、代わりに尋ねたい」
"幻燈剣":「このようなカタチになっても、私は生きている。彼らも生きている。君たちも、何事もなくば、ここで生きられる」
"幻燈剣":「あるいは……時を進めぬまま、死ぬまで。この街の記憶は、それだけの力を持っている」
"幻燈剣":「それでも、君たちは」
桑幡 嗣実:「嫌。筋が通らないから」簡素すぎる拵えの刀を抜く。
風眼灯道:「……俺が問う事は変わらない。」ふつ。ふつ。
風眼灯道:「遺言は無いと俺たちに嘯きながら。吐いた言葉を反故にしてまで足掻き。」
風眼灯道:特注でこしらえた耐熱服すら。溶け落ちていく。
風眼灯道:「剣すらろくに握れぬ体となり果てていた貴様へ。最後の情けで聞いてやったが。」
風眼灯道:「─随分と長い命乞いだな」
風眼灯道:溶け落ちた溶鉄が。穿つための『機構』を象どり始める。
七扇・T・絵麻:「“藁人形論法”」
七扇・T・絵麻:「事実を歪めて指摘をしてるわよ貴方。それも子供ですら分かる詭弁を。」
七扇・T・絵麻:「命とは時の流れ無くば無いものと同じ。過去に居座ることを生とは呼ばない。」
七扇・T・絵麻:「貴方のマッチポンプで呼んだ世界を盾に、その行いをひた隠し、あまつさえ己の都合の良い生にしがみつく」
七扇・T・絵麻:「その行い、甚だ醜し。万死に値する。」
七扇・T・絵麻:鯉口を切る。
七扇・T・絵麻:「去ね。煤の一欠に成り果てよ。」
"幻燈剣":「……敗れ、遺物に縋り付き、閉じた世界で異形となろうとも」
"幻燈剣":「生きる……生きるのだ、俺は……!」
GM:世界に満ちる衝動は、強烈なまでの、生への餓え。
GM:衝動判定です。意志で、9!
桑幡 嗣実:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 10[7,10]+9[9] → 19 → 成功

桑幡 嗣実:通りました。
桑幡 嗣実:2d10+76
DoubleCross : (2D10+76) → 12[3,9]+76 → 88

七扇・T・絵麻:《砂の加護》で判定します
七扇・T・絵麻:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 7[1,3,5,5,6,7,7] → 7

七扇・T・絵麻:暴走!
風眼灯道:3dx>=9 侵蝕補正のみですぶり
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 8[3,6,8] → 8 → 失敗

風眼灯道:おしい。暴走します
風眼灯道:73+2d10
DoubleCross : (73+2D10) → 73+14[4,10] → 87

GM:そ、そうか…まだラウンド始まってねえ…!
風眼灯道:侵蝕87
風眼灯道:DP使えますかね?
七扇・T・絵麻:88+2d10
DoubleCross : (88+2D10) → 88+11[5,6] → 99

七扇・T・絵麻:ふわ~っ
GM:はい、衝動判定後、最初のセットアップまでの間で使えます。<DP
風眼灯道:では……4点使って侵蝕95に!
桑幡 嗣実:使っていいなら、手持ち6点中5点使って、98に。
GM:七扇さんは使用無しでよいですか。
七扇・T・絵麻:なしです!
GM:は、では!

GM:位置関係。PCで1エンゲージ、そこから5m離れて"幻燈剣"。
GM:このようになります。

GM:ラウンド1
GM:セットアップ!
GM:こちら、あります。正確に言えば、セットアップ割り込みのオートアクション。
風眼灯道:セットアップはないぜ!
桑幡 嗣実:宣言なし。
"幻燈剣":Eロイス《暴食の胃袋》を使用。
"幻燈剣":シーン中、"幻燈剣"への攻撃ダイス-2個、クリンナップにPCは1D10点のダメージを受けます。
風眼灯道:なんてことだ。予定している攻撃ダイスが15個になってしまうぞ。
"幻燈剣":なお、「"幻燈剣"が一度戦闘不能になる」とこのEロイスは効果を失います。無論、他の、Eロイスを解除する効果でも。
GM:木々はざわつき、空は赤く染まり。この世界そのものが、キミたちを捕食対象と認識したかのようで。
風眼灯道:世界がどうざわめこうと。俺がやることは変わらない。
風眼灯道:穿つだけだ。皆を護る為に。
七扇・T・絵麻:斬る
七扇・T・絵麻:斬る 斬る 斬る 斬る 斬る 斬る 
GM:では、セットアップの処理が終わり……。

GM:イニシアチブ、未行動者のチェックです。
風眼灯道:《インターセプト》使用予告!
"幻燈剣":割り込んで《加速する刻》!
風眼灯道:行動値4なので他にあるキャラを優先します!
GM:はい、イニシアチブ行動が重なった場合、行動値順に処理します。というわけで。

"幻燈剣":マイナー:《クイックモーション》+《アサルトルーティーン》+《絶対の空間》+スペルブック
"幻燈剣":メジャーアクションの判定+3d、ダメージ+17、装甲値16の防具を作成。
"幻燈剣":メジャー:《コンセントレイト》+《言葉の刃》+《神機妙算》+《領域調整》
"幻燈剣":範囲(選択)への射撃攻撃。装甲値無視。
"幻燈剣":対象はPC全員!
七扇・T・絵麻:リアクション不能!
"幻燈剣":なお、ダメージは+25スタートです。
"幻燈剣":15dx7+4
DoubleCross : (15R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,3,4,4,5,5,6,8,10,10]+10[1,7,9]+10[3,10]+10[10]+6[6]+4 → 50

風眼灯道:暴走リア不だ。各々頑張ってほしい
"幻燈剣":おお、回った!
桑幡 嗣実:それは……普通にドッジ!
桑幡 嗣実:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[6,6,7,10]+3[3]+1 → 14

桑幡 嗣実:無理!
GM:ではダメージ!大丈夫、変な効果はないよ!
"幻燈剣":6d10+25
DoubleCross : (6D10+25) → 41[10,10,6,2,8,5]+25 → 66

"幻燈剣":66点、装甲値無視!
風眼灯道:死!リザレクト!
風眼灯道:風眼灯道のHPを1回復(HP:0->1)
桑幡 嗣実:1d10+98 リザレクト!
Cross : (1D10+98) → 5[5]+98 → 103

風眼灯道:侵蝕96
七扇・T・絵麻:リザ!
七扇・T・絵麻:99+1d10
DoubleCross : (99+1D10) → 99+10[10] → 109

桑幡 嗣実:103まで。いたた。
風眼灯道:ひくい。
GM:では演出!
GM:しなる枝が、舞い散る葉が、あるいは地面から飛び出す石片が。刃のように、キミたちを斬り、打ち据える。
"幻燈剣":「そうだ。剣はなくとも、刃はある。あるのだ……!」
風眼灯道:余った溶鉄で赤き傘を象り。黒冷えし始めた機構を身を張って守る。
桑幡 嗣実:「ぐっ!」用意してもらった防具をやすやすと切り裂いて、身体に刃が突き刺さる。
桑幡 嗣実:顔だけは庇う。眼鏡が飛んだら色々まずい。それ以外なら、大丈夫。耐えられる!
風眼灯道:「開き直りはお勧めしないぞ。大分見苦しいからな」
風眼灯道:実体験だ。
七扇・T・絵麻:切りつけられた肉体から火が漏れ出る。暴走の影響だ。
七扇・T・絵麻:無論それに対してリアクションはしない。さらなる被害を受けるわけにはいかない

GM:では、同イニシアチブフェイズ内の行動で、風眼さん!
風眼灯道:再び《インターセプト》使用!侵蝕96→102へ!
風眼灯道:即座にメインプロセスを行います!
GM:どうぞ…!
風眼灯道:マイナー!侵蝕をケチって戦闘移動!
風眼灯道:"幻燈剣"のエンゲージへ接敵!
風眼灯道:メジャー!四肢を穿つコンボ!
風眼灯道:コンセ3炎神6結合粉砕2インフェルノで穿ち殺す!
GM:は、では判定を…!
GM:割り込みはありません。
風眼灯道:命中判定が-2ということで。17から減らして15でいきます。
風眼灯道:15d7x+3 オラーッ
風眼灯道:15dx7+3 こうだった
DoubleCross : (15R10+3[7]) → 10[1,2,2,2,4,4,4,5,5,6,6,6,6,8,10]+3[2,3]+3 → 16

風眼灯道:ひくい……
GM:あっ……。
"幻燈剣":リアクションは《イベイジョン》。
桑幡 嗣実:《妖精の手》!
"幻燈剣":達成値は、固定で…うおッ!?
桑幡 嗣実:もとい《夢の雫》のほう。達成値+10!
桑幡 嗣実:26まで上がります。これなら……
風眼灯道:助かった。26から振り直します。
"幻燈剣":はい。ドッジの達成値は、固定値で25です。
風眼灯道:26+1dx7
桑幡 嗣実:あ。固定値で26までです!(最終達成値操作)
風眼灯道:はーい!では26!
GM:そうですね。《夢の雫》が使われて、達成値が26になってヒット!
GM:というわけで、ダメージください。装甲は16あるぞ!
風眼灯道:ダメージ!結合粉砕の効果で装甲無視!
GM:グワーッ!?
風眼灯道:3d10+12 強化素材分!
DoubleCross : (3D10+12) → 15[4,9,2]+12 → 27

"幻燈剣":27点が素通り!そして…アレの効果が…!
風眼灯道:1点通れば。インフェルノの効果で行動済みになります。
GM:はい、では"幻燈剣"が行動済みに!チクショウ!
GM:演出どうぞ!
風眼灯道:良ければ演出!
GM:……あ、その前に!
GM:27点が通った。ゆえに。
風眼灯道:なんだろう
"幻燈剣":《復讐の領域》!27点ダメージを風眼さんにお返しする!
風眼灯道:いたい。反動分合わせて余裕で死亡だ。
GM:ダメージの解決はまとめて、ということにしましょう。
GM:(復活は1回でよい)
どどんとふ:「風眼灯道」がログインしました。
風眼灯道:はーい!"幻燈剣"に〇穿つ/剣もらえるかなでロイス取得後タイタス復活!
GM:では、演出を!反射ダメージも、そちらで何か演出案があれば使っていただいてOKですので。
風眼灯道:風眼灯道のHPを15回復(HP:0->15)
風眼灯道:改めて演出行きます!
風眼灯道:黒冷えした機構は鋼となり、不諦刀の体重をしかと支える。
風眼灯道:その形は──スッポンと呼ばれる、舞台の華を打ち出す無骨な支え手。
風眼灯道:「──良し」
風眼灯道:ガ ァ ン ッ
風眼灯道:水平に打ち出された青年の右手には、残り全ての融けた鉄が。
風眼灯道:「貴様への慈悲は、もう与えた。」
風眼灯道:「恨むなら恨むといい」
風眼灯道:ド ッ ッ
風眼灯道:赤熱した杭は──寸分たがわず"幻燈剣"の喉笛を突き穿ち。
風眼灯道:勢いで拡散した鉄は、一体化した神木を更に穿ち。
"幻燈剣":「がッ……!?」
GM:血液と樹液が混ざった液体が蒸発する、嫌な色とにおいの煙に紛れて。
GM:焼けた大枝が、鞭のようにしなり風眼さんを襲います。
風眼灯道:「ぐ……」突き穿った姿勢のままで、それを受ける。
風眼灯道:「……一手封じた。続いてくれ」煙を上げ始める神木と共に。二人へと促す。
風眼灯道:侵蝕102→114
GM:では、"幻燈剣"は行動済みとなりましたので…!

GM:イニシアチブ順に、桑幡さんと七扇さん!
桑幡 嗣実:「七扇さん。先に行きます」
桑幡 嗣実:七扇さんのロイスをタイタス化。ただの強い人、ではない。そんなのは失礼だ。
七扇・T・絵麻:「……」確実に、咒を持つ類の相手。なればこちらが斬りつけるのが先決ではあるが
桑幡 嗣実:だから印象を糺す。
七扇・T・絵麻:「意味はあるのね」
桑幡 嗣実:「私の武器は、基本一回しか使えないので」
桑幡 嗣実:選択できるのは一度だけ。
桑幡 嗣実:……「近所のお兄さん」のロイスをタイタス化します。
桑幡 嗣実:「先に当てて、こじ開けます。あとは専門家に」
七扇・T・絵麻:「そ。」
七扇・T・絵麻:一歩下がって、静かに呼吸を整える。
桑幡 嗣実:さらには応じず。無骨な刀を両手で構えて、前に出る。
桑幡 嗣実:戦闘移動で接敵。
桑幡 嗣実:……ミラージュソードと、真堂啓介へのロイスをタイタス化。
桑幡 嗣実:剣を打ち込むということは、殺すということだ。少なくとも意志としては。
桑幡 嗣実:言い訳を抜きにしたら……
桑幡 嗣実:ありえたかもしれない過去。それに向かって、切っ先を突きつけて。
桑幡 嗣実:メジャーアクション。《コンセントレイト》《カスタマイズ》。
桑幡 嗣実:タイタス昇華、以上タイタス化した4本。クリティカル-3、ダイス+10。フォールンブレイドの効果起動。
GM:……あーッ!?
桑幡 嗣実:16dx2
DoubleCross : (16R10[2]) → 10[1,1,2,2,2,3,4,5,6,6,6,7,7,7,8,10]+10[2,2,3,4,5,6,6,7,8,8,10,10,10,10]+10[3,3,4,4,4,5,6,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,4,4,5,5,5,8,9,10,10,10,10]+10[1,2,2,3,3,6,7,7,8,8,9,9,10]+10[1,2,3,4,4,5,5,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,3,4,4,4,6,6,7,9]+10[1,2,4,5,6,6,7,7,8,10]+10[1,4,4,5,5,6,7,8,10]+10[2,3,5,7,8,10,10,10]+10[1,1,1,4,6,8,9,10]+10[1,2,5,7,7]+10[3,5,5,6]+10[9,10,10,10]+10[1,3,7,7]+10[2,5,6]+10[3,7,9]+10[1,2,2]+10[5,8]+10[2,9]+10[4,10]+10[1,7]+1[1] → 221

桑幡 嗣実:まだ足りない……《剣精の手》!
桑幡 嗣実:1dx2+230
DoubleCross : (1R10+230[2]) → 10[5]+10[4]+10[5]+10[7]+10[5]+10[5]+10[4]+10[10]+10[4]+10[10]+10[10]+1[1]+230 → 341

桑幡 嗣実:ダメ押し、《妖精の手》! 最終侵蝕116!
桑幡 嗣実:1dx2+350
DoubleCross : (1R10+350[2]) → 10[6]+10[10]+10[7]+10[6]+10[6]+10[10]+10[4]+10[5]+10[4]+10[2]+10[5]+1[1]+350 → 461

GM:!?!?
桑幡 嗣実:達成値461!
"幻燈剣":リアクションのドッジは、《イベイジョン》で固定25!当たります!
桑幡 嗣実:47d10+9 装甲有効
DoubleCross : (47D10+9) → 217[2,7,6,4,10,1,4,7,2,7,1,4,5,2,2,4,2,10,1,7,2,9,9,4,3,2,5,6,3,3,3,2,2,2,9,6,9,9,3,7,6,5,3,3,3,2,9]+9 → 226

桑幡 嗣実:装甲有効の226点!
GM:210点通ります!戦闘不能!そして!
GM:まず《暴食の胃袋》が解除されます。
GM:そして!
"幻燈剣":《蘇生復活》!HP1で復活!
風眼灯道:なんだろう
"幻燈剣":加えて、もうひとつ。正確にはふたつ。
"幻燈剣":《尽きせぬ力》。《暴食の胃袋》の使用回数を復活、即座に使用。
桑幡 嗣実:ちいっ!
風眼灯道:結果オーライだな。
GM:では、演出あればどうぞ!こちらも応じて演出が入ります。
桑幡 嗣実:相手は動かない。なら、得意分野だ。剣術はまだまだ身につかないけど。
桑幡 嗣実:一番綺麗に振り下ろす。それだけでいい。
桑幡 嗣実:「いゃあっ!」
桑幡 嗣実:工業機械のような最低限の拵えの刀、その刀身が一瞬だけ光を放つ。
桑幡 嗣実:木に身をうずめた幻燈剣の、かざした腕ごと両断し、胴に深々と突き刺さる。
桑幡 嗣実:ほんのひととき。
桑幡 嗣実:空が、真っ二つに断ち割れた。
桑幡 嗣実:刀身が砕け散る。
風眼灯道:彼女が『断ち切った』姿を。間近で眺める。
GM:樹に埋まり、溶鉄に絡め取られた体では回避など能わず。
GM:垣間見えた、色の失せた「空」へと伸ばす手すらなく、けれど。
風眼灯道:「……格好いいな。桑幡さん」
"幻燈剣":「……まだ、だ。まだ、死な……ぬ……ぬぅっ!?」
風眼灯道:こっそりロイス感情をポジ反転します。
七扇・T・絵麻:「…字義どおり、この一刀は天剣ね。」
GM:縫い留めるように刺さった刃が砕けると同時、べり、と幹から上半身が剥がれ。
"幻燈剣":「ぬ……おおぉッ!?」
GM:その肌が、一瞬で樹皮のそれに似た質感に変わる。まるで、樹木に。世界に喰らわれるが如く。
GM:一瞬、消え去ったかに思われた飢餓衝動も、再びキミたちに注がれています。
桑幡 嗣実:砕けた刀身のあった空間を、増殖する樹皮が逆流してくる。なんとか、後ろに倒れるようにして逃れて。
GM:"幻燈剣"ではなく、ジャームを取り込んだかのように見える御神木そのものから。
桑幡 嗣実:柄だけになった剣を握り締めたまま。叫ぶ。
桑幡 嗣実:「……っ! お願い、七扇さん!」
GM:では、続いて七扇さん!
七扇・T・絵麻:マイターン
七扇・T・絵麻:マイナーで接敵し、
七扇・T・絵麻:メジャー!《コンセ:サラマンダー》+《炎の刃》!オートで《砂の加護》+《砂塵霊》!
GM:その判定に割り込みは、ない!
七扇・T・絵麻:9dx7+4 オラーッ
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,5,8,10]+5[4,5]+4 → 19

七扇・T・絵麻:オゴーッ
GM:あッ
七扇・T・絵麻:しゃーない
七扇・T・絵麻:桑幡 嗣実/感服○/憐憫/ロイスで取得!
風眼灯道:えっ。
七扇・T・絵麻:ロイスバースト!
七扇・T・絵麻:19+1d10
DoubleCross : (19+1D10) → 19+4[4] → 23

風眼灯道:えっ……
七扇・T・絵麻:もいっちょ!風眼灯道のロイスバースト!
七扇・T・絵麻:23+1d10
DoubleCross : (23+1D10) → 23+7[7] → 30

七扇・T・絵麻:これで行く
GM:は、《イベイジョン》の固定値を超えました!HIT!
風眼灯道:良かった。
GM:装甲は16、HPは1です。
七扇・T・絵麻:4d10+22+16 ダメージ!
DoubleCross : (4D10+22+16) → 19[2,5,5,7]+22+16 → 57

GM:そのダメージは……死!戦闘不能!復活なし!
GM:そして戦闘不能になる前のタイミング、ダメージが通った時点で、鬼斬りの古太刀の効果発動条件が満たされます。使用はPLの任意です。
七扇・T・絵麻:使いましょう。暴食の胃袋を解除します
GM:は!解除され、ダイスデバフとクリンナップダメージが…消滅!
GM:では、演出どうぞ!

七扇・T・絵麻:いずれも凄絶たる一刀によって消耗した妖木人。互いの命に届く間合い
七扇・T・絵麻:「最早言葉は不要」
七扇・T・絵麻:「残すもの無かれ。浅ましき施餓鬼よ。」
七扇・T・絵麻:僅かに間合いから身を翻す。太刀留めを再び外し、鞘の弁とスリットをほぼ全て開放。鯉口を固定したまま鞘ごと大上段に構える。
七扇・T・絵麻:鋒から蒼炎が吹き出すと同時、吹き出した溶鉱が固化し、流麗なる青玉の巨大な蛮刀を象る。
七扇・T・絵麻:蒼い煌めきを散らしながら、峰のスラスター推進を受けた裂帛の唐竹割りが巨木を割り散らす。
七扇・T・絵麻:青玉の粉塵が散り、邪なる世界を清め祓う。“そのため”に存在する刀。
七扇・T・絵麻:侵蝕120
GM:此度の戦い、二度目の「空を裂く」剣。それは確かに、世界を割り断ち。
GM:かろうじてヒトのカタチを保っていた、かつてジャームであったモノを。それを取り込みつつあったこの刻を。
GM:夢幻の如く打ち払い、そして。

GM:空間ごと、縦に真っ二つになった御神木。未だ赤熱する溶鉄がこびりつくそれの断面が。
GM:強く、けれど柔らかな光を放っています。それは、キミたちをこの世界に導いた光と、とてもよく似たもの。
GM:そして、御神木の断面のみならず。周囲の光景が。見下ろす町並みが。仄かに、光を放っています。
桑幡 嗣実:「これ、早く戻らないとまずいんじゃないの!?」手をついて、身体を起こします。
風眼灯道:抱えられるサイズのすっぽん機構に、残った溶鉄の棒をくっつけて冷ましなおす。
風眼灯道:「多分だが。ナントカなったのだろうな」
風眼灯道:突貫工事で改造した機構を肩にかける。もうすこしリサイクルしたいが、贅沢は言えないだろう
七扇・T・絵麻:「まあ、邪なる力を切ったのだから。後は通常の世界に戻るわよ」
七扇・T・絵麻:「私達が平常に戻れたならばね」
GM:断面が放つ光の向こうに。うっすらと、見慣れた光景が。
GM:あの日、"幻燈剣"を追い詰めた街中の風景が、垣間見えます。
風眼灯道:「では、急ぐとしよう。二人とも忘れ物はないか?」
桑幡 嗣実:「ない。身一つですから!」
七扇・T・絵麻:「問題ないわ。挨拶しないでいくのは多少気が引けるけど」
風眼灯道:「気を留めるなら。今の二人に酒を持っていけばいい。」
七扇・T・絵麻:「あー、良いの飲まされたものね」
七扇・T・絵麻:「ま、過去ってのは肴にするくらいが一番ってことでね。」
七扇・T・絵麻:太刀を再び佩いて
七扇・T・絵麻:「では、さっさと生活に戻りましょうか。」
風眼灯道:「ああ。其れもまた『為すべきこと』だ。」
風眼灯道:そう言い残して、光へと足を進める。

GM:シーンエンド

GM:そしてバックトラック!
GM:まず、Eロイス分。《暴食の胃袋》と《尽きせぬ力》。2回目の暴食は、回数復活分なので、個数は変わりません。
GM:ダイス2つ、減らすも減らさないもPL次第!
七扇・T・絵麻:ではEロを振ります
七扇・T・絵麻:120-2d10
DoubleCross : (120-2D10) → 120-17[9,8] → 103

風眼灯道:4点上等!振るぜ!
七扇・T・絵麻:うむ。DPは使用せずに等倍振り
七扇・T・絵麻:103-4d10
DoubleCross : (103-4D10) → 103-28[8,9,5,6] → 75

七扇・T・絵麻:帰還!
風眼灯道:114-2d10
DoubleCross : (114-2D10) → 114-8[7,1] → 106

風眼灯道:帰還確!残りをロイス5で素振り!
桑幡 嗣実:まずはEロイスを切りましょう。
桑幡 嗣実:116-2d10
DoubleCross : (116-2D10) → 116-8[1,7] → 108

風眼灯道:106-5d10
DoubleCross : (106-5D10) → 106-25[6,3,4,4,8] → 81

風眼灯道:完璧!5点!
GM:そしてDPが残っている場合、1点ごとに侵蝕を1下げられます。
桑幡 嗣実:んー……108か。DP使って1落とします、107。ロイス2本の等倍。
桑幡 嗣実:107-2d10
DoubleCross : (107-2D10) → 107-15[5,10] → 92

桑幡 嗣実:OK。
風眼灯道:こわいぜ……
GM:は、では全員5点!経験点は…
GM:いつもの15点セットに、侵蝕で5、Eロイスで2、合計22に。
GM:GMは合計値を3で割って1を足し、23点。
GM:こうなります!お収めくださいませ。
風眼灯道:22点!素材に使えるかな
桑幡 嗣実:いただきます!


GM:エンディング

GM:帰還は驚くほどあっけなく、ただ地面に残った溶鉄だけが、そこはキミたちが"幻燈剣"と交戦した場所であることを示していました。
GM:となれば、まずは支部に戻り、報告をすべきだろうと。誰ともなく、そういう話になり。
GM:………
GM:……
GM:…
GM:七原鹿島神社、社務所。
GM:普段であれば、職員(というか巫女)の誰かがキミたちを出迎えるところですが、玄関を開いてもその気配はありません。
GM:ただ、無人というわけではなく。奥の方、支部長が普段執務をする部屋(つまり殆ど使っていない部屋)から、何やら声がします。
桑幡 嗣実:数度ノック。
風眼灯道:ぺたり、ぺたり。
桑幡 嗣実:「失礼します。よろしいですか」
GM:む、と小さな声があり。
風眼灯道:履いてきた足袋も燃え尽きたので、スリッパを履いて上がっている。
真堂啓介:「……ああ、そうか、皆で払っているのだったなあ。すまんが、今は……」
GM:珍しく歯切れの悪い声がしてから。
真堂啓介:「……うむ、まあ、いい機会か。どうぞ、入ってくれ」
GM:そう、促す返事があります。
七扇・T・絵麻:「お邪魔します」
GM:キミたちが入室すると、待っていたのは。
風眼灯道:「……失礼します」
真堂啓介:「うん。まずはご苦労様、だ。無事の戻り、喜ばしい」
桑幡 嗣実:一礼して敷居をまたぐ。
GM:いつものように、小さな笑みを浮かべながら頷く支部長と。
霧谷雄吾:「お疲れ様です、みなさん。そして、明けましておめでとうございます。お邪魔していますよ」
GM:もうひとり、支部長と呼ばれる立場の男。UGN日本支部長、霧谷雄吾が、真堂の対面に座っています。
桑幡 嗣実:「あけましておめでとうございます」淀みなく礼。資料で顔は見た。偉い人が来ているなら、当然こうするべきだ。
風眼灯道:「……霧谷、支部長?」少し目が大きく開いている
七扇・T・絵麻:「なんともはや」
七扇・T・絵麻:「珍しい…珍しい?御仁がお二方も」
霧谷雄吾:「丁度、近くに寄る用事がありまして。以前に伺った時は、何分急ぎでしたから」
真堂啓介:「新年の挨拶に、とな。まあ、ついでに昔話なんぞを少々、というわけだ」
風眼灯道:「…すみません、みすぼらしい姿で。あけましておめでとうございます」
風眼灯道:丁寧に一礼。
GM:霧谷は、キミたちそれぞれに、UGN日本支部トップらしからぬ、あるいは彼らしい丁寧さであいさつを述べて。
霧谷雄吾:「新年早々任務とは。……相変わらずですね、この街は」
GM:労わるような、そして懐かしむような言葉を発しながら、目を細めます。
七扇・T・絵麻:「街もなにも、どこかしこで年がら年中起こってるもんでしょう。」
桑幡 嗣実:「その認識も、どうかと思いますけど……」
真堂啓介:「まあ、間違ってはいないが。……これでも、以前に比べれば、落ち着いた正月と言えんこともないな」
風眼灯道:「……以前は、もっと凄かったんですか?」
真堂啓介:「それこそ、盆と正月がいっぺんに来た、といった有様だったなあ。」
七扇・T・絵麻:「4年前。この街は派手なことになったものよ。」
風眼灯道:(それもそうだった……)
桑幡 嗣実:「それは……よく知ってます。住んでましたから」
七扇・T・絵麻:「稼業もそれはそれは大忙しよ。呪殺の依頼はうちはやってないっつのに」
真堂啓介:「ああ、あの頃はなあ。……どこもかしこも地獄だった。しかしまあ、それを乗り越え、俺たちは生きている」
風眼灯道:「…………」地獄。
風眼灯道:かつての真堂さんがここまで生きて来るまでに、どれほどの死線を切り裂いてきたのだろうか
真堂啓介:「……いや、一番大変だったのは先代。俺の親父殿の世代だ」
霧谷雄吾:「4年前が地獄なら、20年前……UGNが組織の体を為し、日本各地に拠点を築きだした頃は」
霧谷雄吾:「混沌、の一言に尽きる。当時のエージェントたちは、皆口を揃えてそう言ったそうです」
風眼灯道:「──混沌」
七扇・T・絵麻:流石にその頃は存じ上げてない。何しろ2歳である
真堂啓介:「七扇くんは分かってくれると思うが。レネゲイドという概念が定着するはるか以前から、そういうモノは」
真堂啓介:「……怪異というモノはあり、当然、それに対処する者たちもいた」
七扇・T・絵麻:「それで喰ってきたのですからね」
真堂啓介:「うむ。となると、当然、家やら派閥やらもああった。……まあ、有体に言えば」
真堂啓介:「決して最初から仲良しこよしではなかった、というわけだ。それを何とか纏めようと音頭を取ったのが」
霧谷雄吾:「こちらの先代支部長。真堂支部長のお父様であったと。……ああ、ですが」
霧谷雄吾:「そうするよう先代を説得したのは、真堂支部長だという話ですよ?」
GM:内緒話をするように声を潜める霧谷。それを聞いた真堂は、またか、と苦笑いを浮かべます。
風眼灯道:「……!」
桑幡 嗣実:「先生にも、そういう頃が確かにあったと」
真堂啓介:「若気の至り、というのかなあ。……ヒトやヒトならざるモノを斬るのが得意な自分は、果たしてヒトなのかと」
真堂啓介:「そう悩んで、色々と迷いもした。ほら、丁度、世界が終わるだのという話が流行した頃でな」
真堂啓介:「オカルトめいた話なんぞを読み漁りもした」
GM:そう言いながら視線をやった先には、山積みになり、誇りを被った古い本。
GM:集合無意識。そういったものを主題にした本も、無造作に転がっています。
桑幡 嗣実:「集合無意識に近いものなら、今はあると思いますけど」
桑幡 嗣実:何しろ友人がモロにそれだ。
風眼灯道:「1999年に世界は滅びる、でしたか」
桑幡 嗣実:「でも意外ですね。正直に言って、そういうところは気にしない人だとばかり」
桑幡 嗣実:今の真堂支部長と……未熟だと言いながら、それでも迷いが見えなかった彼の姿から判断するなら。
真堂啓介:「うむ、そう在ろうと、子どもの頃から努力はしてきたが……」
真堂啓介:「あの頃はな、自分は何かを為さねばならぬ、という焦りがあった。……まあ、それで親父殿を炊き付けて、結果的には」
霧谷雄吾:「ええ。当時は随分と助かったそうですよ」
霧谷雄吾:「政界、財界、裏社会との折衝。異能者や遺物……今でいうオーヴァードやEXレネゲイドのリスト化」
霧谷雄吾:「そういった準備が整えられた上で、この街はUGNを迎え入れたそうです」
真堂啓介:「無論、完璧ではなかった。漏れもあったし、その後も、支部の数が示すように、混乱続きだったが、それでも」
七扇・T・絵麻:「斯くして我らが商売はある意味大手を振って切り盛り出来るようになったということで」
風眼灯道:「……」過去みたいな世界で、若き日の真堂さんと話していなければ。
風眼灯道:この話を聞いても、ぼんやり凄いなぁと思うだけだったかもしれない。
風眼灯道:当たり前のことだが。昔から完成している人間なぞそうそういるものではないのだ。
風眼灯道:それでも。自分の腕に苦悩し。未熟と断じながらも俺たちを見送ってくれた。
風眼灯道:彼の行く道が。俺が出会い、憧れた真堂支部長へと続いて来たのだ。
風眼灯道:「──やっぱり、真堂さんは凄いですね。」
風眼灯道:……こういう時の言葉の選び方も、もう少し磨くべきだろうか
真堂啓介:「そう言ってもらえるのは有難いがね。所詮、俺は剣を振るしか能がない男だ」
真堂啓介:「……風眼くんの前でこの言い草もどうかと思うがね。本当に、そうだ。……さて」
真堂啓介:「昔話はこれくらいにして。今回の顛末を聞かせてくれんかね。丁度いい、霧谷くんも」
霧谷雄吾:「ええ。最前線に立つオーヴァードの話を直に聞ける機会は、少ないのです」
GM:ふたりの支部長は、ほぼ同時に小さく頷いて。
七扇・T・絵麻:「ふむ、思い出話としては悪くない顛末になったかと思いますが」
七扇・T・絵麻:「肴があれば、口寂しくなるのが人情というもの」懐を探って
七扇・T・絵麻:「どうです、一献傾けながらというものは」日本酒を取り出して、軽くウィンク
桑幡 嗣実:「ちょっと、七扇さん」
七扇・T・絵麻:「ふむ?」
七扇・T・絵麻:「との仰せで。御免なさいね」
真堂啓介:「ふむ、残念無念。……まあ、悪くない思い出話というのであれば」
GM:桑幡さんの制止を受け、案外あっさりと引き下がるも。
真堂啓介:「その余韻も、いい肴になるだろうさ。では……」
真堂啓介:「頼めるか、七扇くん」
GM:いつも通り。威厳があるとは言えない、締まらない笑みのまま。
桑幡 嗣実:「そう言われるなら、これ以上止めはしませんけど」
七扇・T・絵麻:「ではでは。」

GM:DoubleCross 3rd Edition
GM:「N市UGN事始」
GM:~終幕~




1999年1月、N市。七原鹿島神社境内。
少年は、そこから裏山を。御神木のある場所から天に伸びた、空を裂く光の柱を見つめていた。
やがて、その光も消え。夜の冷たい空気がしぃんと静まり返った頃。
「……ああ。終わったかぁ」
裏山の光と入れ替わるように、少しずつ光の粒になってゆく周囲の光景を見つめながら。少年はため息を吐く。
彼らが語った通り、この世界は夢幻で。自分たちは消え去るのだとしても。
未来があることを知った。何かのために、戦う者がいることを知った。
恐らくそれは、今の自分が夢見る未来ではないのだろうけど。
そうあれかし、と願うことは。きっと、無駄ではなく。
ここではないどこか。いまではないいつか。自分ではない、誰かが。
必ずや──。














ようこそ、第12支部へ。
……ああ、色々噂を聞いてきたのだろう?
まあ、半分は真実、もう半分は背びれ尾ひれといったところかなぁ。
ともあれ、だ。ここに来たなら、君に求めることはただひとつ。
自分がそうするべきと思ったことを、迷わずやればいい。
俺は、俺たちは、そんな君を全力で助けると誓おう。

……それはそれとして。
まずは一杯、どうかね?

───これは夢想の情景。
為すべきことを為さんと剣を手に、皆で駆け抜けた、決してあり得ぬ未来の姿。
それでも彼らは思い描く。
自分たちが振るう力の先にある、いつか辿り着く明日を。