DX3 「ブロウクン・メモリーズ」 (GM:しんごろ) 本編 / 雑談

 登場PC:

PC1:豊橋 かや キャラクターシート
PC2-1:佐藤茂 キャラクターシート
PC2-2:日陰仄香 キャラクターシート
PC3:春日魅乗 キャラクターシート

 


GM:【トレーラー】
GM:過去を糧とし、未来へ進む。それこそがヒトのヒトたる所以と誰かが言う。
GM:故に我々は過去を思い出し、過去から学び、そして時には過去を体験する。

GM:UGN各支部が所有し、訓練に用いられるシミュレーター。
GM:安全に、かつ確実な経験が積めるそれは、UGNのオーヴァードたちに無くてはならぬもの。
GM:そこに紛れ込んだ小さな異物が、想定外の来訪者を招く。

GM:DoubleCross 3rd Edition
GM:「ブロウクン・メモリーズ」

GM:最悪の過去が、いま、牙を剥く。

GM:それでは、PC1から順番にシートのurlを提示するので、続けて自己紹介をお願いします。

PC1:豊橋かや
シナリオロイス:"アイズ”(UGN所属のレネゲイドビーイング、少女型)
”アイズ”はN市UGNの各支部が所有するシミュレーターを統括する中枢システムであり、レネゲイドビーイングだ。
ふとしたきっかけで彼女と関わって以来、キミと彼女は、友人同士と呼んで差し支えない間柄となった。
シミュレーターの本体から離れられない彼女は、キミに、外のことをあれこれと聞きたがり、キミはそれに応えてきた。
そんな関係が続いたある日、キミは、彼女が本体ごと解体・処分されるという話を耳にした。

豊橋 かや:はい!
豊橋 かや:豊橋かや、16歳無職。
豊橋 かや:怪盗を名乗るオーヴァード少年窃盗団"ザ・ワイルド"…の生き残り! ギルドの怖い大人を怒らせてほぼ皆殺しにされました!!
豊橋 かや:学校に通えなかったり家出したり明らかにノーフューチャーな仲間に囲まれたりと荒んだ環境の連続で鬱屈・達観していましたが
豊橋 かや:UGNの保護を受け、チルドレン編入の話もあったもののこれを固辞。イリーガルとして自活して少しよい方向に向かっています。
豊橋 かや:基本的に孤独を好むぼっちですが、アイズちゃんには何やら不思議なシンパシーを感じるようです。
豊橋 かや:ボスが形態変化をしてくる&ドッジ型が含まれてると聞いたので、性能は一番ボトルネックになりそうなそこの処理に特化しています。
豊橋 かや:そしてなぜか常勝の天才を持っているが…こいつに指揮官の資質など明確になし! 一体どういうことなのだろうか…?
GM:その対策が効果を発揮するかどうか乞うご期待…!
豊橋 かや:以上です!
GM:は、ありがとうございます!では続いて!

PC2-1:佐藤茂
PC2-2:日蔭仄香
シナリオロイス:“プランナー”
支部でのシミュレーター訓練に参加していたキミたちは、奇妙なものを見た。
それは、訓練計画にはないエネミー。長い黒髪の美女。
どこかで見たことがある。そう思った瞬間、それはキミに銃口を向ける。
その女の名は、“プランナー”都築京香。しかしそれは、かつてUGNと戦い倒れた女の姿だった。

GM:というわけで、2枠は2名!まず佐藤くんからお願いします!
佐藤茂:はい! 佐藤茂、18歳。星辰館高校三年生です!
佐藤茂:普通の男子高生として日常に馴染むべく日夜努力している元FHチルドレンです!
佐藤茂:ムーンドッグで相方の日陰仄香と共に厳しい訓練を乗り越えたものの、仄香を守るために二人で脱走!
佐藤茂:キャンペーン一つ分の冒険を経て手に入れた日常の中でなんとか生きるべくUGNの監視を受けながら高校生をやっています!
佐藤茂:得意技は再行動! 何が何でも絶対に再行動させるマンとしてがんばります!
佐藤茂:相方の日陰仄香ちゃんと組み合わさった時のパワーを見せられればと思います!
GM:一番恐ろしいよ!
佐藤茂:????
佐藤茂:以上です!
GM:は、では続いて!

GM:2枠のふたりめ、日蔭さん!
日陰仄香:はい。
日陰仄香:こちらも星辰館3年生、日蔭・仄香(ひかげ・ほのか)です。
日陰仄香:茂くんが言ってくれた通り、二人で脱走したり色々して、今は高校生として過ごしています。
日陰仄香:言う事は…そんなにないかな。一応実験体だったり、戦うのはそれなりに得意な方だと思ってるけど…
日陰仄香:データ的には、とにかくぶち上げた射撃固定値による素射撃とドッジ。
GM:戦うためだけの悲しい生き物…。
日陰仄香:あとPLが凄い使いたかったムーンドックエンブレムですね。
日陰仄香:カバーとラスアクも取ったぞ!
日陰仄香:まあ、そうだったとしてもいまのわたしは幸せなので。それで、満足してるんだ。
日陰仄香:以上、かな?
GM:押忍、では最後に…!

CP3:春日魅乗
シナリオロイス:“プランナー”都築京香
キミはゼノスのリーダー、“プランナー”からひとつの依頼を受けた。
UGNの施設で問題が発生し、そのために対応チームが組まれる。これに参加せよ、というものだ。
問題とは、そして参加して何をせよと言うのか。そんなキミの問いに、“プランナー”は短く答えた。
私を倒してほしい、と。

GM:魅乗さん、ドーゾ!
春日魅乗:はい!
春日魅乗:春日魅乗(かすが・みのる)。高校には通ってない15歳です。
春日魅乗:資産を動かしたりするので忙しいので義務教育だけ。
春日魅乗:FHの名家である春日一族に名を連ねる美少女ですが、プランナーのゼノス入りに対して呼応して離反。
春日魅乗:FHでも毛嫌いされゼノスにも入れない敬愛する叔父様のために功績を求めたいお年頃。
春日魅乗:具体的にはUGNのスポンサーとしてガッツリ根回しをして、ポイント稼ぎタイミングに積極介入しています。
春日魅乗:性能としては社会が16点あります。
GM:真社会性生物。
春日魅乗:高い武器を買って社会で撃つだけ。でしたが200点化に伴い
春日魅乗:達成値増強とロイス管理を追加。それから特筆すべきものとしては
春日魅乗:エンブレム「プランナーの予言」を。イニシアチブのエフェクトを一つ打ち消せるぞ。相手がゼノスエンブレムを持っていない限り。
GM:HAHAHA
GM:2nd当時ゼノスなんてものは存在しなかった。それが答えだ。
春日魅乗:そんなところです。旧世代のプランナーなぞ新型プランナーの力でボコボコにしてやりますよ!
春日魅乗:よろしくおねがいします。
GM:はい、ではこれで自己紹介も終わりましたので、さっそく始めてまいります!

GM:OP1
GM:シーンプレイヤー:豊橋かや
GM:登場:不可

GM:登場の侵蝕をお願いします。
豊橋 かや:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+6[6] → 42

GM: 
GM:N市UGN、第四支部。冬のある日、キミはちょっとした用事でここを訪れ、その用事も既に終わっています。
GM:もうあとは帰るだけ、となったその時、キミに向けて投げかけられる声がありました。
"アイズ":「かやさんっ」
GM:そして、声と同時、キミのすぐそばに浮かび上がる朧げなホログラムも。
豊橋 かや:「…あ。"アイズ"」ショートボウを背嚢にしまおうとしたところで振り向く。
豊橋 かや:「シミュレータ、今日はもう終わったんだ?」
"アイズ":「はいっ。かやさんが来てるって聞いて、大急ぎで解析とか済ませてきました!」
豊橋 かや:「…そんなに張り切らなくてもいいのに。どうせ何も予定ないから、適当に時間潰すつもりだったし」
豊橋 かや:…遺産を解析してもらうために第四支部に定期的に足を運ぶ豊橋かやの小さな楽しみが、この少女との会話だった。
"アイズ":「適当に…?あ、じゃあ、この後は…」
"アイズ":「……あの、あの。かやさん」
GM:向こうが透けて見える手が、キミの袖を引くような仕草をします。もちろん、実際に何かを掴める、ということはないのですが。
豊橋 かや:「…うん、フリー。 …それで、今日はどんな話が聞きたい?」 予定を空けておいた、が正しい。UGNの寮を借りているので門限はある。
豊橋 かや:あまり普段は人と慣れ合う気分にはならないが、この相手はなにかが違う。同じカタチをした他者を知らない者同士の共感かもしれない。
GM:キミの言葉を聞いて、ホログラムの少女は、ぱぁっと笑顔を浮かべます。
GM:ふとしたきっかけで、初めて彼女と話をしたときは、もっと暗い印象であったかもしれません。が。
"アイズ":「それじゃあそれじゃあ、えっと、ええと……!」
豊橋 かや:「焦んなくていいって。暇なんだからさ」透き通る手に手を重ねて、スツールを持ってきて座ると鞄からいちごオレのパックを取りだす。
GM:何を頼もうかと、どこか慌てたような感じで、ホログラムの"アイズ"はキミの横の空中に腰かけます。
GM:そして、キミが取り出した飲み物を注視すると。
"アイズ":「……じゃあ、美味しかったものの話、とか」
GM:そうして、"自分には出来ないこと"の話を請います。いつものように。
GM:食事。外出。或は、日常生活の諸々。そういった、何でもない、けれど実体のない"アイズ"には決してできないことの話を。
豊橋 かや:「じゃあ…こないだ初めて回転寿司に行った時の話でもしようかな。いや、寿司自体が初めてだったんだけど…お寿司はわかる?」
"アイズ":「スシ!はい、知ってます!理想的な栄養補給アイテムですね!」
GM:……とまあ、このように、どこから仕入れてきたのか分からない知識を披露するのも、いつものことです。
豊橋 かや:「うん、なんか昔の人は笹にくるんで、縄にしみこませたお味噌と一緒に持ち歩いていたらしいね」…この子と話していて、居心地がいいのは。
豊橋 かや:ゆっくり話を聞いてくれて。寿司を食べたことがなくても奇異の目で見られなくて…そして、昔のことを、あまり話さなくていいから。
GM:"アイズ"は、キミが語るどんなことにも、興味深く頷き、目を丸くし、時には少女のように驚いて見せ。
豊橋 かや:「…お店の中、凄くうるさくてびっくりしたよ。座敷席の誰かのお誕生日のアナウンスとかで、お寿司の味が全然わからなくて…」
豊橋 かや:「あ、でもとろサーモンってやつはちょっと気に入ったかも。あんまり高くないし」
"アイズ":「……うふふ。お誕生日だっていう誰かも、お寿司を食べていたかやさんも」
"アイズ":「しあわせ、だったんでしょうね。きっと」
豊橋 かや:「…どうだろ。いろいろ食べてはみてるけど、ものの味とかあんまりわかんないからさ」
豊橋 かや:「落ち着かない店だったし。 誕生日の子はともかく私は、こうして…のんびり話してる時とかのほうが幸せかも」
"アイズ":「……じゃあ、かやさん」
豊橋 かや:…正直、心のどこかに…「自分がこの子に甘えている」という自覚はある。
豊橋 かや:「どうしたの?」
"アイズ":「こうしていることが、かやさんの幸せなら。次に来たときも、またこうして。私と、お話ししてくれますか?」
豊橋 かや:弓と同期しなければ碌に計算もできないし、字も書けない自分の話を…目の前の、叡智の結晶の少女は…目を輝かせて聞いてくれる。
GM:じぃっと、キミの瞳を覗き込むようにしながら、そう尋ねます。
豊橋 かや:「…」
豊橋 かや:「うん、きっとだよ。また、新しく話のネタでも持ってくる」しっかりと目を合わせて、答え。る
GM:そう告げたキミの答えに。
"アイズ":「わあい!じゃあ、約束です!こういうときは、えっと」
GM:実像の無い、小指だけを立てた右手が、キミの眼前に。
"アイズ":「こう、ですよね」
豊橋 かや:「…何だっけ、これ。小指? 小指と小指を絡めればいいの?」慣れない様子で指を出す。
"アイズ":「はい!じゃあ」
"アイズ":「ゆ~びき~りげ~んまん、です!」
GM:絡まる指に、手応えはなく。歌も調子はずれのひどいものでしたが。
豊橋 かや:「げ~ん、ま~ん…よし」所作が少したどたどしい。
GM:そうして、キミは彼女と、ひとつの約束を交わしました。
豊橋 かや:…答えを急ぐ必要はない。こうして毎日を歩んでいく先に、きっと今よりもっと胸を張れる自分が居る。
豊橋 かや:この子にとってもそうだ。もっとお互いをゆっくり知る中で、少しずつそういう問題を解決していけたら…きっと、それでいいのだ。

GM:UGN側の事情により、"アイズ"を含むシミュレーションシステム中枢を解体、処分する。
GM:そんな話がキミのところに届いたのは、その"約束"を果たすよりも前のことでした。

GM:シーンエンド。ロイスについては全OPが終わってから一括で。

GM:OP2
GM:シーンプレイヤー:佐藤茂&日蔭仄香
GM:登場:不可

GM:登場の侵蝕をお願いします!
日陰仄香:日陰仄香の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:45->46)
佐藤茂:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+4[4] → 44

GM: 
エネミー:「ガォォォォォン!!」
GM:キミたちの数m前方に、一匹の獣がいます。
GM:それは、いつかどこかで誰かが倒したジャーム。それを、UGNの技術をもって、疑似的に再現したモノ。
GM:再現とはいえ、実体を、そして危険性を伴ったものであることに違いはありません。それが、いま。
日陰仄香:手のひらの上に、回転する戦輪。昔からずっと扱っているものだ。
エネミー:「……ォォン!!」
佐藤茂:「ああ……こういうの、久しぶりだな」
日陰仄香:「なに、もう忘れちゃった?」
佐藤茂:「いやいや」
GM:キミたちふたりのうち、目に見える得物を持つ日蔭さんに向けて跳躍。
佐藤茂:眼鏡を外し、獣を指差す。
佐藤茂:次の瞬間、仄香の脳内に無数の“可能性"が投影される。
日陰仄香:「それならいいよ?わたしひとりでも十分」口調は静かなまま、冗談を口にする。
日陰仄香:眼を細める。さまざまな挙動、その軌道を幾重にも読み解いていく。
佐藤茂:「後は任せた」
日陰仄香:「ーーん。いつものとおり、だね」ひゅ、とまずはこちらに向かう獣、その着地の脚を裂く軌道に投擲。
GM:獣は、可能性のうちのひとつが示すとおりの軌道を走り。
エネミー:「ギャンッ!?」
佐藤茂:触媒。佐藤茂はそう呼ばれる能力を持つオーヴァードだ。
日陰仄香:磁力を受けて回転する金属の輪は、そのままに回転して舞い戻る軌道を描きーー
佐藤茂:それは本来他者のレネゲイドを活性化するだけの能力だが、茂のそれは少し違う。
GM:投擲された手裏剣に自ら飛び込むように、見事に迎撃され、落下。塵になって消滅していきます。
日陰仄香:痛み。その輪の軌道。それが制限し、相手の取り得る軌道を限定した。
日陰仄香:ぱん、と手の内に戻る。
佐藤茂:彼は自らの望む“可能性"を引き寄せ、それに沿う形で味方の行動にブーストをかける。
佐藤茂:「完璧だったな、仄香。やっぱり君が最強だ」
日陰仄香:「言い過ぎ」苦笑して。
日陰仄香:「まあ、鈍ってないっていうのは示せたかな」二人とも、だ。
GM:あっさりと獣を退けて見せた、キミたちに応えるように。
エネミー:「■■■■■ーッ!!」
佐藤茂:「新手か」
GM:続いて現れたのは、巨大な人型。半ばこん棒のような剣を手にしたそれは、獣のように、投擲物の一撃で倒すことは出来そうにありません。
佐藤茂:眼鏡をかけなおす。
日陰仄香:「ん。まああれじゃあ、見たいものが見れなかったんでしょ」
佐藤茂:「じゃあ次は省エネバージョンを試してみるかな」
GM:そのエネミーが、今度も一直線に。重い巨体と得物を頼りに、力任せの打撃を浴びせます。
日陰仄香:磁力を受けて回り続ける戦輪は、先の勢いを失わずに加速し続ける。
佐藤茂:「触媒」
佐藤茂:仄香の背中に、指を添える。
佐藤茂:「限定開放」
日陰仄香:普段の通り、彼の前に立ちながら。その指と、それがもたらすものを受け入れる。
佐藤茂:直接接触による可能性ヴィジョンの共有。それは最低限の力で通常の触媒と同等の効果を発揮する。
日陰仄香:そして、日陰仄香は。
佐藤茂:「アルビレオR、奴を倒せ」
日陰仄香:その多重にして複層に渡る"未来"を、読み解き万全に活かすことを求め、一程度の"完成"を得たと認定された実験体だ。
日陰仄香:「うん、仰せのままに、わたしのきみ」
日陰仄香:加速させたそれを一投。
日陰仄香:それは、踏み込みと共に踏み降ろす脚と地面の間に、縦向きに挟まり。
日陰仄香:「大きいのは強さだよね。それは、構造物の強度を担保するし」
日陰仄香:「だから、自分の力で壊してね」
日陰仄香:続いて投げたもうひとつ。それが、転ぶ巨人の手にある棍棒になぞるような軌道を描いて。
日陰仄香:自身の頭を、転倒の勢いのままに叩き潰させる。
エネミー:「ッッッ!?」
GM:巨人型エネミーは、悲鳴のひとつ前、驚愕の叫びを上げかけたところで頭部を自ら潰し、やはり消滅してゆく。
佐藤茂:「ふふ、望み通りの結果だな」
GM:そうして、動くものがキミたち以外にいなくなってから、ほんの少しの時間が経って。
日陰仄香:「まあ、あなたがいたからね」
GM:ぱち、ぱち、ぱちと。気の抜けた拍手が、キミたちがいる部屋……N市UNG第4支部、シミュレータールームに響きます。
日馬美礼:『やあやあ、お疲れ様、"アルビレオ"のお二人さん。一応、正面からやりあうと苦労する手合いをぶつけたんだけどね』
GM:キミたちの戦いを見守っていた、あるいは見物していた人物からの、労いの言葉も。
佐藤茂:「お褒めに預かり光栄です」
日陰仄香:二枚の戦輪を手に戻して。「まあ、単純な物理力なら相性がいいので」
佐藤茂:礼儀正しく一礼。
日陰仄香:こちらも茂くんが礼をした後に、周囲に敵影がないことを確認してからつづけて一礼。
佐藤茂:「とはいえ、勝ち筋があれば、それに最速最短で向かうことこそ、我々の能力ですので」
佐藤茂:不敵に笑う。
日馬美礼:『うん、噂に違わない能力と人柄のようだ。……その力、今後もUGNに貸してくれると助かるけど、それはこれからの話』
日陰仄香:戦闘時とは変わって、茂君の一歩後ろに立つ。こっちは、彼の戦場だ。
GM:マイクの向こうで、湿度の高い笑みを浮かべたのが見えるような声色でそう告げた後。
日馬美礼:『ともあれ、まずはお疲れ様だよ。上がっておいで、お茶でも飲みながら少し話を……』
GM:キミたちに向けられた声に、ザリ、ザリ、と。ノイズが混じります。
佐藤茂:「ええ、是非とも……」
日陰仄香:「む」
佐藤茂:(異常事態)
佐藤茂:「仄香」
日陰仄香:「うん」
佐藤茂:声色だけで仄香には伝わる。
佐藤茂:警戒と自らの警護を求める時の声色だ。
日陰仄香:既に構えを取り直して周辺警戒に移っている。
日馬美礼:『おいおい、シミュレーターは止めたはずだろ?何が……』
佐藤茂:(演技とも思えないし、本物の異常事態か……)
日陰仄香:「暴走とかバグ?まあ、あるよね」軽口を入れながら、視線は鋭く。
GM:誰かに向けらる声もノイズにかき消され、やがて無音になった後。
佐藤茂:「ああ、ブラックドッグの君が居て助かった」
GM:キミたちから少し離れた場所に、先ほどまでと同じような、エネミーの気配。
日陰仄香:「─さっきのは観察されただろね。行ける?」
佐藤茂:「無論」
佐藤茂:(最低限のコストで敵の動きを見たい……となると)
佐藤茂:仄香の背中にもう一度触れる。
佐藤茂:極微量の触媒の力を流し込み、彼女に再度行動する力を与える。
日陰仄香:分かり切ったことだが、それでもこうして声を掛け合うのは大事なことだ。
佐藤茂:「アルビレオR、仕留めろ」
日陰仄香:「了解、アルビレオL」
佐藤茂:そういう時は牽制と様子見の一撃だ。
日陰仄香:そのまま、片方の戦輪を鋭い曲線の軌道で投擲している。
佐藤茂:仄香が動く間、茂は両目の内側の極小領域を通じて、謎の敵手に絡みつく因果の観察を開始する。
日陰仄香:いつでも軌道変化と、もう片方や。服に仕込んだ他の武器の投入も考えておく。
GM:佐藤くんが"探って"いた可能性、そのひとつが。
日陰仄香:電磁波による観察、五感から集める諸情報とその解析を進めていく。
GM:日蔭さんに向けて飛来する何かの存在を、捉えます。
佐藤茂:「──ッ!」
佐藤茂:(まだ侵蝕は低い……俺の番だな)
佐藤茂:とっさに仄香と何かの間に立って、盾になります。
GM:殆ど同時に響く銃声が、ふたつ。
GM:ひとつの銃弾は、日蔭さんが投擲した戦輪を弾き飛ばし。もうひとつは、真っ直ぐに日蔭さんへと。
どどんとふ:「日陰仄香」がログインしました。
日陰仄香:「………ッ」冷静に捉えている。
日陰仄香:自分が弾くに間に合わず、今の状況に置いては彼がリザレクトを担当する方が戦術的に正しい。
佐藤茂:「戦闘継続だ。後で絆創膏貼ってくれ」
日陰仄香:「…それと、後でお説教ね」
佐藤茂:そう言って楽しそうに笑う。激痛に耐えて指揮を続ける訓練はFHで十分受けた。
佐藤茂:「じゃあお仕置きも楽しみにしてるぜ?」
日陰仄香:「昔なら…いや昔でもそういうとこ、正直むかっとする!」
佐藤茂:「あはは! 良い顔するようになったよなあ……」
佐藤茂:(しかし、この攻撃……)
GM:そうした、普段通りのやりとりを続ける間にも、散発的に銃弾は撃ち込まれ。
日陰仄香:一番大きいのは、自分への怒りだ。でも。
日陰仄香:「………………憶えがある」
GM:そのどれもが、正確無比に急所を、あるいは飛来する戦輪を狙ったものです。
佐藤茂:残りの銃弾の処理を仄香に任せ、推理を始める。
GM:キミたちはそれを見たことが。聞かされたことは。あるいは、その身に受けたことがあるかも、しれません。
GM:そして、それを放った主の姿も、また。
日陰仄香:もうひとつの戦輪、そして放ったものの軌道変化。服に仕込んだナイフを使って弾く。
"プランナー":「…………」
佐藤茂:「ありえない可能性を全て排除した先に残った可能性ならば」
佐藤茂:「──それがどんなにありえない事柄でも、真実と考えなくてはいけない」
GM:無言ではありましたが。黒い長髪、冷たい瞳、成熟した魅力的な容貌。
日陰仄香:「いつからベーカー街に部屋を借りたの?」
佐藤茂:「ベーカー街よりも神田川って感じだよな」
GM:そのどれもが、キミたちが知る、そして今は存在しない女性のものです。
佐藤茂:震えそうな拳を硬く握りしめて、メガネを外す。
佐藤茂:(プランナー……!)
GM:"プランナー"は無言のまま、キミたちのうち、佐藤くんへと銃口を向け、そして。
日陰仄香:「………シミュレータって、あんなのまで再現できるなんて。UGNも莫迦にできないわね」
佐藤茂:「シミュレータに何かの干渉があったと見るべきだろうなあ」
日陰仄香:再度、身体動作を加速する。はてさて。
GM:割り込むように、ザリ、とノイズ音が走り。
日陰仄香:「まあ、FH日本支部の主にどこまで迫れるか。ちょっと挑戦してみる?」
佐藤茂:「悪くない」
佐藤茂:不敵に笑う。
佐藤茂:「仕事それ自体、すなわち自分の特殊な能力を発揮する場を得る喜びこそが、最高の報酬だ」
佐藤茂:「特に俺たちみたいな人間にとってはね!」
日馬美礼:『いや、そいつはおすすめできないぜ。……下がるんだ、"アルビレオ"。そいつを、隔離する』
佐藤茂:(プライドとしては戦いところだけど、この場の主人の命令を無視するのは良くないか)
日陰仄香:「む。再接続ーー」迎撃を継続しつつ。茂くんに視線をひとつ。
GM:そう音声が流れた直後。キミたちと"プランナー"の中間地点あたりから、勢いよく何かが飛び出して。
佐藤茂:「ごめん仄香、下がるぞ」
日陰仄香:「了解」その言葉に、一切の遅滞なく応える。
日陰仄香:アンクルホルスターに仕込んでおいた、特製のスモークグレネードを投擲、炸裂させ。
GM:天井まで繋がる分厚い鋼の壁が、"プランナー"の四方を囲み、文字通り隔離します。
日陰仄香:「……勿体ないことしたかも」
佐藤茂:「非常時にはカードを切って切りすぎることはない」
日馬美礼:『……OK、そのまま上がってきて。いや、キミたちがいてくれて良かったと言うべきか、正直迷うところだね、これは』
佐藤茂:眼鏡をかけなおして、ニコリと笑う。
日陰仄香:「そうだね。アレのお値段、高かったんだよね…」
佐藤茂:「かしこまりました」
佐藤茂:「なぁに、経費で落ちる」
日陰仄香:「了解です。……それならいいんだけど…」ぼやきつつこちらも従う。
佐藤茂:「後で買ってあげるよ」 そう言って手を取る。
日陰仄香:「はいはい、今月のお小遣い足りなくなっても知らないよ…」やれやれと。
日陰仄香:そう言いつつ、彼のエスコートに身を任せて。

GM:OP3
GM:シーンプレイヤー:春日魅乗
GM:登場:不可

GM:登場侵蝕をお願いします!
春日魅乗:侵蝕率+2(1d10->2) (侵蝕率:41->43)
GM: 
GM:N市内某所。キミたち以外に客がおらず、けれど「閑散とした」というより「静かな」という印象の方が強い喫茶店。
GM:そのボックス席で、キミと向き合う少女は。
"プランナー":「魅乗。ひとつ、あなたにお願いがあります」
GM:依頼でも命令でもなく。お願い、と明確に口にしました。
春日魅乗:「まあ。そんな言葉を使うんですね」
春日魅乗:「天下の元FH日本支部長様の言葉とは、全然思えないですね、それ」
"プランナー":「公私の区別は付けるタイプですから。あなたもそうだと思うのですが、違いますか」
GM:小さく笑いながら、ティーカップに唇を寄せます。
春日魅乗:「いえ?私は都合のいいほうを常に使いますよ」
春日魅乗:「手段を選んでいられないですからね」
"プランナー":「では、あなたは使い分けが巧み、と言い換えましょう。……そして、手段と言うのなら、まさにその通り」
"プランナー":「少々、私個人として看過できない事態が、UGNで発生しています」
春日魅乗:「ふむ」コーヒーには角砂糖を3つ入れる。「個人として、というところが奇妙に聞こえますね」
春日魅乗:「UGNで、ですか?FHではなく?」
"プランナー":「ええ。UGNで。ですから、あなたにお願いするのが一番良い選択だと、私は考えています」
春日魅乗:「私にお願いが来た理由はわかります。あなたのチョイスですから、それは正しいことも」
春日魅乗:「そういう絵図ですよね?それで、その盤上で私は何をしていますか?」
"プランナー":「お願いはとても単純です。この街のUGN、その第四支部に赴き、そして」
"プランナー":「そこにいる私を、排除してください」
春日魅乗:「……」
春日魅乗:コーヒーに口をつけようとした手を止めて、眉根を上げて。
春日魅乗:「はい?」珍しく、余裕の顔を崩した。
"プランナー":「もう一度繰り返しますか?」
GM:キミの、そんな表情が見れただけでも満足だ。そう言っているかのように、微笑みを浮かべます。
春日魅乗:「いえ」かぶりを振って。「冗句のつもりではないことは理解しました」
春日魅乗:コーヒーに口をつけて。「ただ、意味は図りかねます」
GM:では、と。微笑みは崩さないまま。
"プランナー":「私がこの体を得る以前に、UGNと直接交戦したことがありました。その際のデータは極秘扱いで、いち支部が触れることはないはずですが」
"プランナー":「第四支部のシミュレーターで、"プランナー"が出現した。そう、報せがありました」
春日魅乗:「……」コーヒーを飲む手を止めて。
春日魅乗:「ただの計器のバグで、私を呼ぶことはないですよね」
春日魅乗:「看過すべからざる、獅子身中の虫(バグ)であると?」
"プランナー":「はい。……そして、あなたに決して無関係ではない、とも」
春日魅乗:「む。それはつまり?」
"プランナー":「春日一族の裏切者。……ああ、裏切者という意味であれば、ふたりいますが」
春日魅乗:「……」
"プランナー":「"彼"が関わっている可能性が高い。ゆえに、UGNだけでは荷が勝ちすぎていると」
"プランナー":「私は、そう判断しました。ゆえに、あなたにお願いしたいのです、魅乗」
春日魅乗:「……どうでしょう。どちらが裏切っているのか、私には語る舌を持ちません」
春日魅乗:「いささか虫唾は走りますが。ああ、そういうことでしたら。元より、私よりの適任は居ない訳ですし」
春日魅乗:「元より、そうでなくとも志願するつもりでした。あ、虫が好かない相手というだけではないですよ?」
春日魅乗:「たくさんの功が必要ですから。貴女のプランに、私の影響力が“無視"できないくらいには、です」
春日魅乗:「そうしたら、魅乗めの虫のいい我儘も聞いてくださるでしょう?」
"プランナー":「あら、今でもあなたのことは高く買っていますよ、魅乗。……ええ、ですが」
"プランナー":「"お願い"は一方通行ではつまらない。叶えてもらった分、叶えてあげなければ」
"プランナー":「人というのは、そういう関わり方をするものでしょう?」
GM:ヒトならざる者が、少女の唇で、そう問いかけました。
春日魅乗:「ふふ。いいですね、そういうの。普通のヒトみたいで」

GM:OP終了!
GM:各位、ロイス設定が可能です。シナリオロイスと既存のロイスが重複している場合は、別枠で取っても、取らないでおいてもOKです。
佐藤茂:じゃあ日馬さんにとる~!
豊橋 かや:私はこのままで。
春日魅乗:すでに取ってるのでなしで!
佐藤茂:お得意様 日馬美礼→敬意◯/警戒
日陰仄香:うーん
日陰仄香:プランナーに取ろうかな。
日陰仄香:プランナー 〇敬意/脅威 で。
日陰仄香:以上!
GM:では、次!

GM:ミドル1
GM:全員登場

GM:登場の侵蝕をお願いします。
日陰仄香:日陰仄香の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:46->55)
佐藤茂:44+1d10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+4[4] → 48

豊橋 かや:豊橋 かやの侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:42->43)
春日魅乗:侵蝕率+1(1d10->1) (侵蝕率:43->44)

GM:では、カメラはまず豊橋さんサイドから。

GM:シミュレーターが丸ごと、つまり"アイズ"ごと廃棄される。そんな話を聞いたキミは、第四支部へと向かい。
GM:受付では、そのことを告げるよりも前に、来訪者がキミであると知れるや、応接室へと向かうよう案内されました。
GM:そして、目の前の扉を開けば、向こうはその応接室です。
豊橋 かや:苛立ちと焦燥を隠せない表情のまま、躊躇なく開ける。 納得以前にわけがわからない。
豊橋 かや:そのまま応接室をギロリを見回す。
GM:そこにいたのは、5人の人物。
日馬美礼:「やぁ、やっぱり来たね」
GM:車椅子に乗った少女。第四支部長、日馬美礼。
"アイズ":「ぁ……かやさん……!」
GM:ホログラムで投影された少女、"アイズ"。
豊橋 かや:「"アイズ"…! 無事なの!? 何か酷い事はされてない!?」
春日魅乗:「ああ、初めまして」ちょこんと座るのは、浮世離れしたかのような銀髪の美少女。
春日魅乗:UGNのスポンサーとしてこの場に来ている少女。春日一族の娘、魅乗。
豊橋 かや:「…! 初め、まして」虚を突かれて向き直る。
春日魅乗:「お座りになってください」空いているソファを指し示して。
春日魅乗:「お話をするのであれば、息せき切った状態でないほうがよいでしょう?」
豊橋 かや:「…豊橋かや。イリーガル」他の面々の顔を見渡しながら、促されるままに座る。
日陰仄香:「お邪魔してごめんなさい。あ、わたしは日陰仄香。イリーガル?です」どうかよろしく、と黒髪に白い肌の少女がそのまま挨拶。
佐藤茂:「魅乗女史の言う通りだ。まずは状況を把握し、話し合おう」眼鏡をクイッと上げる青年。星辰館高校の制服を着ている。
佐藤茂:「佐藤茂。イリーガル登録をしている」椅子から立ち上がって一礼。
春日魅乗:「春日魅乗です。イリーガルという取り扱いになるのでしょうか?いささかこの支部にも出資をさせていただいています」
日馬美礼:「じゃあ、関係者が揃ったところで。状況を整理しよう」
日陰仄香:「非正規人員なのに出資とはこれいかに…。はい、支部長さん」
豊橋 かや:「ノーアポで通してもらえた時点で変だと思ってたけど、何がどうなってるの…? これじゃまるで作戦会議だ」
日馬美礼:「ああ、一応言っとくけど、シミュレーターと"アイズ"そのものには問題ないよ。問題は、走ってるプログラムの方でね」
豊橋 かや:さっきよりわずかに安堵した表情で"アイズ"に視線を送ります。
佐藤茂:(新顔のイリーガル、春日姓のイリーガルにしてスポンサー、元ムーンドッグの二人組)
"アイズ":「……あれは、"プランナー"です。それも、容量から見て、戦闘データが完全に揃った状態の」
日陰仄香:「ああ、本当にそうだったんだ。そっくりさんとかじゃなかったんだね…」ほう、と一息。
佐藤茂:(きな臭い面子だよな……)
佐藤茂:「あの腕前は、本人そのものだったよ……」
日陰仄香:彼が思考を回すなら、わたしが道化役でも軽口でも叩くくらいはしよう。それが分業というものだ。
日馬美礼:「UGNが"プランナー"と交戦したのは、記録上は1回限り。それも、詳細は極秘扱いで、支部長クラスでもデータの閲覧はできない」
佐藤茂:暗い表情を浮かべる。
春日魅乗:「そうで良かったというべきか、悪かったというべきか…」
日馬美礼:「……できないはず、なんだけどねぇ。どういうわけだか、シミュレーションプログラムは走っている」
日馬美礼:「使ってたシミュレーションルームが、実体を構成するタイプなのもいけない。VR型、ないし睡眠学習型ならまだしもね」
豊橋 かや:「名前だけは聞いたことがあるけど…そんな奴が、シミュレータの中に突然出てきたの?」
豊橋 かや:「いったいどうやって…」
日陰仄香:「ふむ…。"どこから"、"どうやって"、も分からないわけだ」
"アイズ":「はい。……佐藤さんと日蔭さん、おふたりの利用を終了しようとした時、突然」
佐藤茂:「そう、突然俺たちに襲いかかってきた」
佐藤茂:「“どうして"も分からないな」
日陰仄香:「すごい業だったね。さすがにあのままだと何回か死んでたかな」
春日魅乗:「分からないことだらけですね。彼女らしいといえばらしいですけど」
日馬美礼:「一応、強制終了も試みたんだけどね。上手くいかない。どうやらロックがかかっているみたいだ」
日馬美礼:「……で、このロックもちょっと厄介でね」
春日魅乗:「ケイオスの中にこそ自らの策謀を置く人ですから」
GM:支部長は、厄介と言う割に、オモチャを前にした子供を思わせる声色で、"アイズ"を促すように頷きます。
"アイズ":「……利用人数4名。終了条件はエネミーの全滅。エネミー側のリミッター、なし」
"アイズ":「4人のうち2名は、問題発生時に利用していたお二人……佐藤さんと日蔭さんで固定されています」
豊橋 かや:「…それって」
佐藤茂:「戦う、倒す」
日陰仄香:「参ったね。逃げられないわけだ」酷く淡々とした口調。
春日魅乗:「放置するわけにも行かないというわけですね」
佐藤茂:「だが俺たちで良かった」
日陰仄香:「まあ、得意だしね」
佐藤茂:「ああ、簡単ではないが、不可能ではない」
"アイズ":「佐藤さんと日蔭さんに、あと2名。データが未知数の"プランナー"を相手に、戦って勝たなければ終わらない」
"アイズ":「……佐藤さんと日蔭さんは、そう言われますが。私は、リスクが高いと思います。戦って、勝てるかどうかわからない、と」
"アイズ":「ええ、だから」
GM:そう口にする"アイズ"は、豊橋さんにとって、初めて会った頃の固く、冷たい印象を思い出させるものです。
豊橋 かや:「ちょっと待って。リスクって何?」
春日魅乗:「終了条件を達せられなかった場合ですよね」
佐藤茂:「普通のシミュレータとはそこらへんが異なる、か」
"アイズ":「……私が"こう"なったことを知ったから、かやさんはこうして、駆け付けてくれた。次にどうしようとするかも、私、わかります」
豊橋 かや:「あんたが解体されるって言われて飛んできたのに、支部長にその気はあまりなさそう。それでその口ぶりって」
GM:だから、ともう一度繰り返してから。
"アイズ":「はい。私が、お願いしました。誰かに知られる前に、私を解体してほしい、って」
日馬美礼:「……で、その話をそれとなく外に流してみたら、想ったとおり、ってことだね」
豊橋 かや:「…ふざけるなッ!!」声を荒げて立ち上がる。
豊橋 かや:息も荒く、"アイズ"を真正面から睨みつける。ホログラムでなければとびかかっていたかもしれないような剣幕だ。
"アイズ":「ひゃっ…!?」
佐藤茂:「まあまあ豊橋さん」
日陰仄香:「こらこら。この子を怖がらせない」
春日魅乗:激昂する彼女をさらりと流して。「よく理解できました。彼女が4人目候補というわけですね」
佐藤茂:「大切な人が自分をおいて何処かに行こうとしていた時の気持ちはよく分かるけどね」
春日魅乗:「いいんじゃないですか?気力は十分に見えますし」
豊橋 かや:「黙って…! これは私とあいつの問題だ…!」
春日魅乗:「貴女が用立てたということは、それに足る物を持つということでしょう?」
日陰仄香:はあ、と一息。どうする、と皆にちょっと視線を走らせる。
佐藤茂:(昔の俺みたいだな……)
豊橋 かや:「…わかった。志願する。やらせて」
佐藤茂:仄香の方を見て、ニッと微笑む。
春日魅乗:「はい。では、これで4人ですね」
日陰仄香:やれやれと息をひとつ。「メンバーは揃ったわけだね」
日馬美礼:「だね。……言っとくけど、"アイズ"が言ったとおり、リスクはあるぜ?何せ、相手は未知も未知」
豊橋 かや:強張った表情のまま、支部長とスポンサーに首肯する。一転して"アイズ"には目を向けない。
日馬美礼:「リミッターなしってことは、緊急停止も効かない。今は物理的に封じてるけど、きっと2度目は効かない」
佐藤茂:「いつもどおり、ですよ。日馬支部長。いつもどおり、命がけの戦いだ」
"アイズ":「……かや、さん」
日陰仄香:「ま、プランナーならそうでしょうね。強敵、相手の手の内が全部見えてるなんてその方が珍しい」
GM:何か口を挟もうとした"アイズ"ですが、豊橋さんの様子を見て、しゅんと押し黙ります。
春日魅乗:「ああ、一応申し上げておきますと、もう一人は私です」
春日魅乗:「多少なりとも彼女を知る者が必要かと存じまして。他に用立てられないのであればなおさらです」
日馬美礼:「スポンサー権限、ってやつだね。実際、頼りになるっていうのは聞いてるけど」
豊橋 かや:「貴方は…何者なの?」
春日魅乗:「支部長クラス以上の権限を持ち、リスクと天秤にかけても投入できる人員は用意できないのでしょう?」
春日魅乗:「ああ、ちゃんと、こう申し上げたほうがいいでしょうね」
春日魅乗:「ゼノスより、"プランナー"の使いとして参りました」立ち上がり、優雅に一礼。
春日魅乗:「彼女の命令……ああ、失礼。お願いにて、かの者の打倒を、と」
春日魅乗:そう告げると、翼の生えた使いのような、神々しくもある微笑みを見せた。

GM:シーンエンド!
GM:ロイス設定と購入が可能です。
豊橋 かや:"アイズ" の感情を 庇護/〇憤懣 に変更。
佐藤茂:じゃあ仄か
日陰仄香:アイズさんに取るにはもうちょいなので、魅乗さんに。
春日魅乗:ロイスは交流してから取ろうかな。
佐藤茂:仄香ちゃんに買って欲しいものと目標値だけ教えてもらおう……
佐藤茂:ロイスはあれだなあかやちゃんにとるかなあ
日陰仄香:"春日のひとり"春日魅乗 〇有為/脅威 で。
春日魅乗:購入は強化ビジネススーツを。コネ:手配師を使用。
春日魅乗:19dx+1>=19
DoubleCross : (19R10+1[10]>=19) → 10[1,2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,6,6,7,8,8,9,10]+3[3]+1 → 14 → 失敗

日陰仄香:うわっ春日一族…ってなってました。欲しいのは、ボルアクとかかなあ。
春日魅乗:財産を5点使用して購入。残り33点になりました。
日陰仄香:めっちゃ沢山ある…
佐藤茂:俺もそういう頃があったなあ…… 豊橋かや→懐旧◯/侮蔑
豊橋 かや:ここは私も魅乗さんに取ります。 〇連帯感/当惑
GM:5点もぶっ込んで大丈夫か!?大丈夫だわ。
佐藤茂:ボルアク幾つだっけ!
春日魅乗:即装備。ここからは社会の判定値が+2されるぞ。
日陰仄香:15!
佐藤茂:よし!
豊橋 かや:購入は対BCスーツ。
GM:社会性が更に!?
佐藤茂:5dx>=15
DoubleCross : (5R10[10]>=15) → 9[1,2,4,5,9] → 9 → 失敗

佐藤茂:財産点6使ってプレゼント!
豊橋 かや:2dx+1>=9
ross : (2R10+1[10]>=9) → 9[1,9]+1 → 10 → 成功

日陰仄香:わたしはどうしようかな…。グレランでも狙っておこ。
日陰仄香:1dx+2=>13
DoubleCross : (1R10+2[10]>=13) → 10[10]+4[4]+2 → 16 → 成功

豊橋 かや:買えちゃった!そのまま着ます。
日陰仄香:マジかよ。
日陰仄香:あと茂くんありがとう!
佐藤茂:いぇ~!
GM:日蔭さんに凄い勢いで武器が生えていく。
佐藤茂:回ったねダイス……!
日陰仄香:手裏剣装備しておいて、ボルアクをウェポンケースにいれて、グレランを持ちます。
GM:購入は以上かな!
日陰仄香:以上です1
春日魅乗:以上で!
豊橋 かや:以上で!
佐藤茂:以上!
GM:は、では!

GM:では、ミドル2から再開!リサーチシーンとなります。
GM:今回はSSSC方式。メインでPPを積み上げ、サブでDPを稼げる、という形で参ります。
GM:「進行度は10の位の数+1」、DPは「10の位の数」という違いにはご留意を!
GM:そして今回、リサーチ項目はこちら。

GM:■メイントピック
GM:使用技能 :<情報:UGN>、<情報:裏社会>、<情報:ゼノス>
GM:目標値  :9
GM:プライズ :0/8
GM:達成値上限:30
GM:シーン数 :0/6

GM:■サブトピック1:"アイズ"について
GM:使用技能 :<情報:UGN>、<情報:噂話>
GM:目標値  :7
GM:プライズ :0/1

GM:■サブトピック2:シミュレーター上の"プランナー"について
GM:使用技能 :<情報:UGN>
GM:目標値  :7
GM:プライズ :0/1

GM:以上、3種類です。
GM:まずシーン頭でプライズ判定を行い、情報を開示。それによりシーン中の描写を始める、という流れとなります。
GM:それでは、さっそく!

豊橋 かや:豊橋 かやの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:43->47)
日陰仄香:日陰仄香の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:55->61)
日陰仄香:ふふ、もうDB
佐藤茂:48+1d10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+8[8] → 56

豊橋 かや:サブトピ1の"アイズ"に行きます。喧嘩したばっかりだけど気になるものは気になる!
春日魅乗:侵蝕率+5(1d10->5) (侵蝕率:44->49)
日陰仄香:サブトピ2いきましょうかね。コネUGN幹部起動。
豊橋 かや:コネ:UGN幹部を使って情報:UGNで判定。
GM:では、各々、リサーチする項目の宣言と判定をお願いします!
佐藤茂:サブトピ、とりもらしあったらそれのカバーに行きます
豊橋 かや:4dx>=7
DoubleCross : (4R10[10]>=7) → 10[7,8,8,10]+7[7] → 17 → 成功

日陰仄香:4dx=>7
DoubleCross : (4R10[10]>=7) → 9[4,5,7,9] → 9 → 成功

日陰仄香:あぶね。
春日魅乗:じゃあメイン!
佐藤茂:ではメイン振るだけ振っておこうかな
春日魅乗:情報:ゼノスで。
佐藤茂:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[3,6,6,7,9] → 9

春日魅乗:16dx+3>=9
DoubleCross : (16R10+3[10]>=9) → 10[2,2,2,2,3,5,6,6,6,6,7,7,8,9,9,10]+8[8]+3 → 21 → 成功

佐藤茂:特に使える情報技能無いので素振り!
日陰仄香:つよい
佐藤茂:キャー! 魅乗お姉様ーっ!
GM:しっかり回してくる…!
豊橋 かや:20に乗った!
春日魅乗:まあぶっこまなくてもいいかなこの数字なら……
佐藤茂:購入判定にリソースは回していきたいですし
GM:では、メインはPP3、サブはそれぞれ開示となります。
日陰仄香:MTも6ですしね…
GM:そしてDPは合計3点!
GM:それでは、情報を開示していきます。

GM:■メイントピック
GM:プライズポイント2
GM:問題のシミュレーションシステムは、戦闘が開始された時点で外部との接続を一時遮断する仕組み。
GM:そのため、"プランナー"の出現は、事前に仕込まれた時限式、あるいは条件式のプログラムと想われる。

GM:■サブトピック1:"アイズ"について
GM:モデルはUGNが管理するとあるデータベースの統括システム。
GM:オリジナルは個性に差異があるAI群の相互リンクが特徴だが、アイズは独立性を重視した造り。
GM:そのため、外部とのリンクが遮断されても活動に支障はないが、一度内側に潜り込んだ物の排除は困難。

GM:■サブトピック2:シミュレーター上の"プランナー"について
GM:思考ルーチンは戦闘シミュレーションの規定に基づいたもので、攻撃対象の優先順位は次のとおりである。
GM:1.最も侵蝕率が低いPC
GM:2.1が複数いる場合、最も距離が近いPC
GM:ただし、範囲攻撃が可能な場合、最も多くのPCを攻撃できる行動を行う。

日馬美礼:「大本は、どこかの孤島でUGNが管理してる施設の管理AIでね。それを、こちらの規模に合わせてカスタマイズした、というわけさ」
GM:第四支部会議室。調査の合間、"アイズ"の出自について、雑談めいてそう口にします。
豊橋 かや:頭はだいぶ冷えたが、まだむすっとした顔で聞いている。
佐藤茂:「独立性が高いからこそ、罠を仕込んでおく余地があったと……」
日陰仄香:「へえ。個性の異なるAIの相互並行に対して独立型ね…。面白いアプローチだなあ」こういう電子計算機論は色々と興味もあった。
春日魅乗:「それでもなお、金喰い虫ではあるんですけどね」
日馬美礼:「そういうこと。機材もほとんど特注品だしね。ああ、それと」
日陰仄香:「そりゃスパコンはお金かかるものだしね……」苦笑。
佐藤茂:「それじゃあそう簡単に廃棄はできませんね」
日馬美礼:「実装当初は、そりゃもう無個性どころじゃなかった。それがいつの間にか、友達ができた、なんて喜ぶもんだから」
豊橋 かや:「…!」顔が少し赤くなるが表情はさらに険しくなる!
GM:オレンジ色の眼鏡の奥、細められた目で、豊橋さんを見つめます。
佐藤茂:(絆と共に人間味……仄香みたいだな)
日陰仄香:ふうん、と豊橋さんをちらりと見つつ。
豊橋 かや:「…友達だって思ってくれてるなら。一人で全部決めずに、まず相談してくれればいいのに」
日陰仄香:「友達だからこそ、知らせたくないこと、見せたくないことっていうのはあるものだよ」
佐藤茂:深く頷く。
豊橋 かや:「…そういうものなの?」
佐藤茂:「そういう機微ってAIとして生まれた彼女には難しかったろうさ」
日陰仄香:「まあ、それに不満を持つのも当然だけど。其れだけ大事に想われてる、って思っていいと思うよ」
豊橋 かや:ハァ、と溜息。産まれようを選べないという話をされると、こちらも弱い。
佐藤茂:「君たちはこれから話し合えるようになっていくんだ。そのための一歩がこの戦いだよ、たぶんね」
春日魅乗:「ええ。少なくとも、即処分はできなくなったんですよ、今」
豊橋 かや:「…ごめん、さっきはすこし言い過ぎた」
春日魅乗:「それはすなわち、私達4人を切り捨てるという意味ですから」
日馬美礼:「あとで、本人に直接言ってあげなよ、それ。……さて、それじゃあ昔と懐事情の話はともかく、だ」
日陰仄香:「そもそものデータの出所だって不穏に過ぎるし、スポンサー様に善意の協力者を切るのはねえ」
春日魅乗:「なにせ私は、色々と面倒な立場ですから。切る決断をする人が大変なことになるくらいには、です」
春日魅乗:「十分にこの状況を利用してください」
豊橋 かや:「うん。 とにかく、今の話だと外に吐き出させるのも無理なんだよね。…もともと、そういうふうに出来てるから」
日馬美礼:「そう。何が原因かは調べてるけど、UGN(R:うち)のルートじゃ探りを入れるにも限界があってね」
日陰仄香:「だね。まあそのおかげで、あのプランナーもシミュレーションの仕様にある程度縛られるんだけど」先程調べたデータを共有。
佐藤茂:「戦闘ルーティンはかなりシンプルだな」
佐藤茂:「プランナーの強みはその頭脳だと思っていたけど、これなら付け入る隙も生まれる……かな」
春日魅乗:「ありがたい話です。力の一端がわかったといえ、その思考は推し量ることは未だにできませんから」
春日魅乗:「そこが縛られているというのは、この上ない福音に聞こえますね」
豊橋 かや:「…何をしてくるかはわからないけど、おとりを使ったりできるってことか」
豊橋 かや:「先に戦った2人は、その時のケガや疲れはもういいの?」2人を見る。
日陰仄香:「ん。実際、同じ盤面に立てるから。それなら大分やり様もある。…ん?わたしたち?」
佐藤茂:「それは大丈夫。鍛えてるしな」
日陰仄香:「まあ、久しぶりだったけどそう鈍ってなかったしね」
日馬美礼:「元々、"アルビレオ"の力を見せてもらうために呼んだのが発端だからね。それくらいは言ってもらわなきゃ困る」
豊橋 かや:「…すごいな。 よく無事だったね、そんなのと出会って」手元にはプランナーや壊滅させられた支部に関して簡単にまとめられた資料。
佐藤茂:日馬支部長の言葉に自慢げな表情を浮かべる。
日陰仄香:「リザレクト圏内だったしね。それに、早めに隔離も入ったし」
日陰仄香:その自慢げな表情に、指で小突く。
佐藤茂:「あの隔離・撤退が無かったら消耗が大きかっただろうな、うん」
佐藤茂:小突かれたら恥ずかしそうな表情を浮かべる。
春日魅乗:「"アルビレオ"。ああ」
日陰仄香:「春日さんちならご存知…いや、貴方ならそうじゃなくても知ってるか」
豊橋 かや:「有名人なの?」
佐藤茂:「まあ、少しね」
日陰仄香:「そ、少し」
春日魅乗:「"ドッグマスター"の子飼いの比翼ですよね」
日陰仄香:「今は抜けて高校生だけどね」
春日魅乗:「虎に翼ならぬ、猟犬の翼。ああ、この形容は相応しくないですか?」
豊橋 かや:「マスター…? えっ、それってまさか!」
佐藤茂:「懐かしい名前だなあ……子犬のうちに養成所から抜け出したので、そこまで大したもんじゃないけどね」
春日魅乗:「羽が生えて飛んでいってしまったんですものね」
日陰仄香:「元から空にあるものを縛れるものじゃあない…って言うとカッコつけかな」
日馬美礼:「珍しくはないだろう?"元"が付く輩なんて、この街には両手両足じゃ数え足りないくらいいるんだ」
佐藤茂:「あはは、翼ある貴婦人は何でもご存知だ」
GM:豊橋さんに、やはり目を細めて、けれど今度は若干悪戯っぽい視線。
豊橋 かや:「…私達のはホントに子供の遊びだったもん」
佐藤茂:「子供の遊びでこの世界を生き抜くのも、決して楽なことじゃない」
春日魅乗:「子供が遊ぶことに、何の問題があるんです?」
豊橋 かや:「…ものを、遊びで盗んでたから…」今お金をためているのも、いつか弁償して回るためだ。
春日魅乗:「遊べないほうが、おかしいじゃないですか。ですから」
春日魅乗:「ああ。それは補償は要るかも知れませんけど。ですけど」
春日魅乗:「こう考えましょうよ。今回のこれも、遊びのようなものだと」
春日魅乗:「世界の命運がかかっているわけではありません。かかっているのは、たかだか」
春日魅乗:「我々の命です。ちょっと危険な遊びではありますけどね?」
豊橋 かや:「…そっか。 ありがとう、それならいいや。 いつも通りだ」

GM:シーンエンド。
GM:ロイス設定&調達が可能です!
豊橋 かや:先に購入から。ショットガン。
春日魅乗:かやさんに取ろうかな。
豊橋 かや:2dx+1>=11
DoubleCross : (2R10+1[10]>=11) → 6[1,6]+1 → 7 → 失敗

佐藤茂:スラッグショットガン
春日魅乗:-同行者/豊橋かや/好奇心:○/不安/ロイス
日陰仄香:かやさんに取ろうかな。
佐藤茂:5dx>=11
DoubleCross : (5R10[10]>=11) → 8[1,3,5,8,8] → 8 → 失敗

日陰仄香:豊橋かや 〇好意/不安 で。
佐藤茂:財産点3使用
豊橋 かや:私からはアルビレオのお二人に
日陰仄香:スラッグショットガンに挑戦。
日陰仄香:2dx+2=>11
DoubleCross : (2R10+2[10]>=11) → 7[5,7]+2 → 9 → 失敗

佐藤茂:彼女にスラグショットガンを仄香ちゃんにプレゼント
日陰仄香:財産無い故失敗!以上!
日陰仄香:ありがとう~~!
春日魅乗:ヘヴィマシンガンを。
日陰仄香:手裏剣外してショットガンを装備。
佐藤茂:彼女と仄香ちゃんでかぶってしまった
豊橋 かや:佐藤茂 〇連帯感/不審
春日魅乗:16dx+3>=24
DoubleCross : (16R10+3[10]>=24) → 8[1,2,2,3,3,3,3,4,5,5,5,5,5,6,7,8]+3 → 11 → 失敗

春日魅乗:うわ低い……
豊橋 かや:日陰仄香 〇信頼/既視感
佐藤茂:じゃあ魅乗さんにとろうかなあ
GM:十分高いよ!と言いたいけど、16個振って回ってないですね…。
春日魅乗:財産11点使用。残り22点に。
佐藤茂:春日一族……か 春日魅乗→懐旧◯/警戒
春日魅乗:へへ……手間かけさせやがって……
GM:以上かな。では次へ!

GM:ミドル3
GM:シーンプレイヤー:豊橋かや
GM:登場可能

GM:あ、登場の判断をしてもらう前に、サブトピックの追加について説明を!
GM:サブトピック2を抜いたことで、次のサブトピックが解禁されます。
GM:■サブトピック3:"プランナー"の能力について(1~4)
GM:使用技能 :<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:ゼノス>
GM:目標値  :9
GM:プライズ :0/1
GM:これは、1~4まで別のトピックとして扱う(DPもそれぞれで手に入る)ものとします。
日陰仄香:太っ腹だ!
GM:同じシーンで複数のPCが判定した場合、自動的に「2番目のPCは、次のトピックのリサーチをした」ものとします。
佐藤茂:すげえや!
GM:つまり、成功したPCの数だけ情報を開示します。
日陰仄香:おおー。
豊橋 かや:ではさっそくサブに行ってみます。
豊橋 かや:豊橋 かやの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:47->49)
日陰仄香:日陰仄香の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:61->69)
佐藤茂:56+1d10
DoubleCross : (56+1D10) → 56+4[4] → 60

日陰仄香:うげ、なんか登場がずっと高いな
豊橋 かや:コネ:UGN幹部を使用。
佐藤茂:無茶しないでね……
日陰仄香:ではサブに。UGN幹部起動。
佐藤茂:では要人のコネ使って噂話~
豊橋 かや:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[3,7,7,9] → 9 → 成功

豊橋 かや:や、やった…!
日陰仄香:4dx=>9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 6[2,3,4,6] → 6 → 失敗

佐藤茂:9dx+1>=9 噂話
DoubleCross : (9R10+1[10]>=9) → 9[1,1,3,5,5,5,9,9,9]+1 → 10 → 成功

日陰仄香:ウギャーッ
佐藤茂:あぶないあぶない
佐藤茂:仄香ーッ!
日陰仄香:財産が無いのおつらい
GM:魅乗さんはどうされますか?
春日魅乗:もちろんサブ!
GM:は、では登場ダイスの後判定を!
春日魅乗:あ、というかその前に
春日魅乗:侵蝕率+8(1d10->8) (侵蝕率:49->57)
春日魅乗:《宵闇の魔花》。HP5点と引き換えに仄香さんの判定を成功させます。
春日魅乗:侵蝕率+4 (侵蝕率:57->61)
佐藤茂:おお!
日陰仄香:い、いいんですか!ありがとうございます…
GM:!?
春日魅乗:自分もサブを。
春日魅乗:17DX+3>=9
DoubleCross : (17R10+3[10]>=9) → 10[1,2,2,3,3,3,4,5,5,6,6,7,7,7,8,9,10]+3[3]+3 → 16 → 成功

日陰仄香:お強い…
GM:では、達成値が低い方から9、10、16、22……
GM:……22!?
佐藤茂:とてつもない
GM:各々、DPが4点入ります。
日陰仄香:殆ど魅乗さんのおかげ
日陰仄香:これで計7点すね
GM:では、サブトピックを開示!

GM:■サブトピック3:"プランナー"の能力について(1~4)
GM:"プランナー"は戦闘中、知られている能力の他、次のような力を見せたと、交戦した当事者は記憶している。
GM:・ノイマンの超演算力を駆使した正確無比な射撃と、未来予知の域に達した回避能力。
GM:(対単体射撃と、《リフレックス》を絡めたドッジを行います。)
GM:・高熱の火炎および、レネゲイドの意図的な暴走による対複数攻撃。
GM:(サラマンダーのエフェクトを用いた範囲攻撃および、倒された際に《自爆装置》で至近距離の範囲にダメージを与えます。)
GM:・超人的な膂力と、受けた被害に応じて出力を上げる反撃の高出力レーザー。
GM:(キュマイラのエフェクトを用いた白兵攻撃と、《鏡の盾》によるダメージ反射を使用します。)
GM:・広範囲の振動と、空間ごと切り裂く斬撃。そして強靭な生命力。
GM:(RCおよび白兵による対象:シーンの攻撃を連続で使用します。また、戦闘不能から復活するエフェクトを1回使用します。)

GM:引き続き、第四支部会議室。
日馬美礼:「とまあ、交戦記録自体はロックがかかってて、支部長級の権限でも閲覧はできない。だけど」
日馬美礼:「記録と違って、記憶は、覚えている限りロックはできない。人の口に戸板は立てられない、とも言うからねぇ」
GM:そぉだろう、と。奇妙に間延びした口調で、魅乗さんに語りかけます。
日陰仄香:(つまり実際戦ったメンバーと知己があるってことなのか)この人も大概だな、という眼で日馬さんを見ている。
春日魅乗:「それに、目撃者が敵対者だけというわけでもありませんよね?」
佐藤茂:「ああ、これらの証言はFH時代に俺が多少聞きかじった話とも一致する」
豊橋 かや:「でもこれ、信用していいの? これを一人で全部できるなんて、いくらなんでもちょっと…」
春日魅乗:「同胞すべての口を封じているわけでもないですからね」
佐藤茂:「プランナーは……やるぞ」
春日魅乗:「……自らの分類とは異なる技を使うオーヴァードは、稀有ですが居ないわけではないですよ」
日陰仄香:「まあ、なにかの機械技術による再現アイテムとかでも、実は複数の集合体とかでもどっちでもいい。実際やれる、というのが重要」
春日魅乗:「例えば、素体が異なるシンドロームに属していて、その技を行使できる場合ですとか」
佐藤茂:目を閉じる。内側でのたうつ恐怖心を押し隠している。
春日魅乗:「ジャームとしての妄念の残滓が、ありえざる力をもたらす場合ですとか」
春日魅乗:「そういう形質を秘めた、遺産に適合する場合ですとか」
豊橋 かや:「…そんな奴が相手か」弓持つ手が震える。恐れもあるが、興奮も…ある。
日馬美礼:「いやあ、もっと単純に捉えてもいいかもしれない。なんせ"プランナー"は「世界最古のレネゲイドビーイング」だって話だ」
春日魅乗:「そも、ウロボロスシンドロームとは他を模倣するシンドロームでしょう?」
春日魅乗:「様々なことをできる事自体は、稀有であれ、絶無ではないです」
日陰仄香:「事例はあって、そして一番古いレネゲイドそのものの生命体、ですか」
日馬美礼:「つまり、レネゲイドという概念のレネゲイドビーイング。ウロボロスの模倣とも次元の違う、全ての可能性を秘めたモノ」
佐藤茂:(多くの能力を使う強敵)
佐藤茂:(とはいえ勝ち筋は無いではない)
日陰仄香:「シンドロームに分化する前の、"原初"のレネゲイド、とかそういうやつですか」与太話だと思っていたのだけど。
佐藤茂:(なにせ相手の体は一つ)
佐藤茂:沈黙しつつ、大まかな勝ち筋について思考を巡らせる。
春日魅乗:「理外ではないですよね、でも、それは」
佐藤茂:「ああ、別に無敵の存在ではない」
春日魅乗:「理の中での究極です」
豊橋 かや:「…データであってもなんであっても、よくそんなものを仕込もうなんて気になる」
日馬美礼:「そもそも、シンドロームだって、後付けの分類に過ぎないと言われたらそれまでだ。レネゲイド"ウィルス"という考えだって、ひょっとしたら……」
豊橋 かや:「手に負えるわけがないのに」
佐藤茂:「ルールの中に居るならば、攻略は可能だ」
春日魅乗:「仕込むのもきっと簡単ですよ。すべてのパラメータを、一番上にすればいいだけですから」
日馬美礼:「……なんて、考えだしたらキリがないからねぇ。うん、相手は今そこにいて、ルールがある。その通りだ」
春日魅乗:「無いパラメータを作り上げているわけではないということです」
日陰仄香:「クレーム間違いなし。ま、でも土俵は同じってわけだね」
豊橋 かや:「…そういうことなら、『避けてくる』のは私がある程度なんとかできると思う。そういう…遺産だから」武器を示す。
豊橋 かや:「絶対に当たらないわけじゃないなら、当てられる」
日陰仄香:「へええ、遺産!あまり見たことなかったんだよね。頼りにするよ」
佐藤茂:「実に良いね。遺産の力は戦局を大きく変える」
春日魅乗:「……そこまで見越して、彼女を采配したんですか?」車椅子の少女に問いかける。
佐藤茂:「確かに、俺の能力とも相性が良いですね」 支部長の方を見る。
日馬美礼:「いいや。全部、偶然の賜物さ。けれど、こういうのを」
日馬美礼:「絆とか、運命だとか、縁だとか呼ぶ。そういうの、嫌いじゃぁないだろう?」
GM:オレンジ色のレンズの奥で、細められていた目が、スゥっと開いて。
佐藤茂:「好きだなあ、そういうの」ニッと笑う。
春日魅乗:「ふふ。そう言われてしまっては、どうにも弱いですね」
春日魅乗:「そういうものには憧れのあるお年頃ですから」

GM:シーンエンド!

GM:ロイス設定と調達が可能!
佐藤茂:ロイスとくになし! 通常ショットガン購入!
春日魅乗:支部長に取ろうっと
佐藤茂:6dx>=11
DoubleCross : (6R10[10]>=11) → 8[1,4,4,4,7,8] → 8 → 失敗

日陰仄香:ロイスは…かよさんには話したら取ろう。以上で。
豊橋 かや:ロイスはこのまま。ちょっと保険で応急を1個確保できないかやってみます。
豊橋 かや:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 9[5,9]+1 → 10 → 成功

春日魅乗:-支部長/日馬美礼/好感:○/脅威/ロイス
日陰仄香:かやさんが応急取れたのか。ならどうしようかな…
豊橋 かや:そしてこれを魅乗さんにパス!
佐藤茂:3点使って財産残り1点
豊橋 かや:以上です。
春日魅乗:もらっておきます!
春日魅乗:ヘヴィマシンガンを。
佐藤茂:仄香ちゃんにシュート!
日陰仄香:ありがとう!
春日魅乗:17dx+3>=24
DoubleCross : (17R10+3[10]>=24) → 10[2,3,3,4,5,5,5,5,7,7,8,8,8,8,9,9,10]+10[10]+6[6]+3 → 29 → 成功

春日魅乗:はい。
GM:!?
日陰仄香:ボデアマでも狙お。
佐藤茂:キャーッ!
日陰仄香:2dx+2=>12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 4[1,4]+2 → 6 → 失敗

日陰仄香:ハイ無理!以上!
春日魅乗:仄香さんへ!
日陰仄香:うわああありがとうございます…
日陰仄香:これはボルアク装備にして、へヴィマシンガンをウェポンケースに入れておきます
日陰仄香:以上!
GM:それでは、次のシーン!引き続き、まずはリサーチからとなります。

GM:ミドル4
GM:シーンプレイヤー:豊橋かや
GM:登場可能

豊橋 かや:豊橋 かやの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:49->54)
佐藤茂:60+1d10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+9[9] → 69

春日魅乗:侵蝕率+3(1d10->3) (侵蝕率:61->64)
日陰仄香:日陰仄香の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:69->79)
日陰仄香:ぐあーっ
GM:か、格差!
豊橋 かや:ナンデ!?
佐藤茂:DPは生還に全ツッパですね……
GM:では、残るはメイントピック!現在3/8で、最大達成値が30なので、一番伸びても7/8までとなります。
豊橋 かや:とにかく情報:UGNだ、情報:UGNにかけろ!
豊橋 かや:コネ:UGN幹部を使用。
豊橋 かや:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,3,5,10]+8[8] → 18

日陰仄香:こっちもコネ起動して。
豊橋 かや:うわーんあと1あれば財産使えるのに!
日陰仄香:4dx=>7
DoubleCross : (4R10[10]>=7) → 8[3,4,5,8] → 8 → 成功

日陰仄香:知ってた。
佐藤茂:要人は一回までなので
佐藤茂:6dx+1 噂話
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[3,5,6,8,9,10]+9[9]+1 → 20

春日魅乗:ゼノスで振ります。
春日魅乗:17dx+3
DoubleCross : (17R10+3[10]) → 10[2,2,3,4,4,4,5,6,6,7,7,7,7,8,8,10,10]+6[6,6]+3 → 19

GM:きみたちほんと。
春日魅乗:わざわざ30にすることもないなこれ。財産は取っておこう。
佐藤茂:altu,
日陰仄香:へへ…毎度すみません…
佐藤茂:あっ、噂話ないじゃん!
GM:Oh…!
佐藤茂:財産の残り一点使って二重にします! 財産吐ききった!
GM:OK!ではPP+3で6/8、DPは各々2点!
佐藤茂:あっ、残り二点だから一点残るのか、まあ誤差誤差
佐藤茂:財産点残り1
GM:ではまず情報開示!

GM:プライズポイント4
GM:前回のメンテナンスで搬入された資材のうち、最終的な出所が辿れない物品がひとつある。
GM:偽装は巧妙であり、調査には今しばらく時間がかかるだろう。
GM:※出所は、プライズポイント8で判明します。

GM:プライズポイント6
GM:シミュレーター上の"プランナー"は、自我を得つつある。
GM:もし、この"プランナー"が解放された場合、FHともゼノスとも違う、UGNの脅威となりうる第3の勢力として台頭する可能性が高い。

GM:第四支部、シミュレータールーム。
GM:にわか仕立ての隔壁の向こうでは、鋼の柱の中に"プランナー"が囚われている。その、隔壁の前に。
"アイズ":「…………」
GM:ジリジリと、ホログラムの身体に僅かなノイズを走らせながら。壁に背中を預けるように、座り込んでいます。
豊橋 かや:「…」近くに立っている。気まずい沈黙。
豊橋 かや:ここには、彼女に会いに来たはずなのに。どう声をかけていいのかわからない。
豊橋 かや:「…話は、聞いてるよね。プランナーのデータの分析が進んで、4人で乗り込む準備をしてる」
豊橋 かや:こんな話をしたいわけじゃないのに。こんなことしか、言葉にできない。
"アイズ":「……はい」
GM:そう、短く応えて。決して明るいとは言えない感情を見せる目をキミに向けて。
"アイズ":「……あの、かやさん」
豊橋 かや:「予備人員を立てることもできたんだろうけど、思ったより私のできることもあるみたい。…だから、行くよ」
豊橋 かや:「…どうしたの?」
"アイズ":「ごめん、なさい。私、かやさんたちが強くなって、そして生き残れるようにするのが、お仕事なのに」
"アイズ":「人の、役に立たなきゃいけないのに」
豊橋 かや:「…それは、あんたが謝ることじゃないでしょ。人の役に立つことだけが、"アイズ"の全部なわけがない」
豊橋 かや:「…こうして、話だってできる」
"アイズ":「いえ、いいえ。私、役に立たなきゃいけないんです。ここから離れられない、ましてや戦うことなんてできない。だから、だから」
豊橋 かや:「…」隣に座る。
"アイズ":「……だから、役に立たないどころか、迷惑をかけちゃうなんて、私には」
豊橋 かや:「私さ。ずっと色々話をしてばっかりで…一度、"アイズ"に聞いてみたいこともあったんだ」
GM:耐えられない、と零しながら地面に向けた視線を、ゆっくりとキミに向け直します。
"アイズ":「私、に?」
豊橋 かや:「"アイズ"が一番、心から真剣にやりたいことは…そうやって、人の役に立ち続けるっていう事でいいの?」
GM:その問いに、何か迷うような、それこそシステムらしからぬ仕草を見せて。
"アイズ":「……ありがとう、って言ってくれた人がいました。すごいね、と褒めてくれた人がいました」
"アイズ":「誰かが笑ってくれるのが、私は、好きです。ああ、この人の役に立てたんだ、って思えますから」
豊橋 かや:「…そっか。 うん、いいんだ。それならそれで。すごく立派だと思う」
GM:けれど、と。キミの目を、真っ直ぐ見ながら。
豊橋 かや:「…?」
"アイズ":「かやさん」
豊橋 かや:「何?」
豊橋 かや:しっかりと、その目を見返す。
"アイズ":「私、あなたには褒めてもらえなくても、お礼を言ってもらえなくても、嫌われたっても……いえ、嫌われるのは、寂しいけれど」
"アイズ":「かやさんには、笑っていてほしい。そう、思ってます」
豊橋 かや:「…私も」
豊橋 かや:「"アイズ"には折角なら笑っていて欲しいと思うよ。嫌うとかどうとかは、正直何の話か分からないな」頬の辺りに片手を添える。
豊橋 かや:「…怒鳴ってごめんね。 今一番つらいのは、アンタなのに」
"アイズ":「いえ、辛くなんて……」
GM:ホログラムの体で、触れた手を感じるということはないはずですが。キミの手が頬に添えられると、言葉を途切れさせて。
豊橋 かや:「…そうやって思い詰めてるときのことをつらいって言うんだって、少なくともあたしはそう思う」
豊橋 かや:「そういう時に限って自覚がないのも、身に覚えがあるし」
"アイズ":「……かやさん」
豊橋 かや:じっとその目を見て、続きを促す。
"アイズ":「……私、嫌です。それが、一番良い答えだとしても」
"アイズ":「友達に会えなくなるのは、嫌です」
豊橋 かや:「…うん、わかる。 私も、理屈のために友達を見捨てて、自分を誤魔化して生きるなんて…耐えられない」
豊橋 かや:「そんなことを続けていたら…命より先に、こころが死んでしまう。理不尽なことには、ちゃんと立ち向かわなきゃいけない」
豊橋 かや:「生きよう、私達2人で。 あの部屋で、また話の続きをしよう」
豊橋 かや:「…負けるつもりはないよ。 どんなに速いヤツが相手でも計算して撃ち落とす。この弓は、その為の装置だから」
"アイズ":「……はい!かやさんと一緒に、生きるために」
GM:体に走るノイズはゼロではありませんが、幾分か静かになって。
"アイズ":「私も、私ができるやり方で……戦うことは、できないけれど」
"アイズ":「……かやさんたちの、お手伝い。させて、もらえますか……?」
豊橋 かや:「それは…そんなこと、できるの…?」
豊橋 かや:「ええと、人数が決まってるって言ってたから…例えば、ジャームを出してけしかけるとかも無理なはずだよね?」
"アイズ":「お忘れですか、かやさん。私、ここの管理のためのAIですよ?」
GM:沈むような表情と声色だったのが、一点。まるで、悪戯を仕込む子供のように。
"アイズ":「ちょっとくらいのズルは、お手の物、です。……あ、これ、支部長にはナイショですよ?」
豊橋 かや:「…!?」戸惑う。 生死のかかった状況で見た、初めての表情には…どこか、凄艶な圧があった。
豊橋 かや:「わかった。支部長にナイショにしなきゃいけないなら、私が合わせる…何をすればいい?」
"アイズ":「ええと……じゃあ、かやさん」
"アイズ":「ちょっとだけ、目を閉じてくれますか……?」
豊橋 かや:「えっ…うん」言われたとおりに目を閉じる。
GM:キミが目を閉じて、数秒。すう、はあ、と。何度かの深呼吸の音が聞こえて。
"アイズ":「……いきます」
豊橋 かや:(…なんだろう?)
GM:何か、実体のないものがキミの肌と頭蓋をすり抜けて。頭の中に入ってくる、奇妙な感覚が走ります。
豊橋 かや:(何だこれ…私の、中に…?)不思議と嫌な感じはしない。体を柔らかくして受け入れる。
"アイズ":「……はい、できました。いいですよ、かやさん」
GM:声が響くのは、キミの眼前…ではなく、頭の中から。
豊橋 かや:「えっ…えっ!?」
豊橋 かや:目を開けて辺りを見回します。
GM:目を開いたならば、見えるのは、キミにこれ以上なく接近したホログラムの少女。
GM:触れている、どころではなく。額と額を触れさせ、そのまま頭同士が重なっています。
豊橋 かや:「…ただ重なってるだけじゃない。これ、何がどうなってるの?」
"アイズ":「シミュレーションルームの緊急用火器と、かやさんの弓……いえ、かやさんの思考を、一時的にリンクしました」
"アイズ":「えっと、つまりですね」
豊橋 かや:「…!」『見える』。内部の廃墟に佇むプランナーが。"アルビレオ"の2人から聞いた機械的な印象とは異なる、その様子が。
GM:こうです、とアイズが呟くと同時。キミの思考を通して信号が走って。
GM:壁の向こうの様子が。室内に秘匿された数々の火器と、その使用権限が付与されたことが。
"アイズ":「どうです?ぜーんぶ、経費は支部持ちで撃ち放題です!」
豊橋 かや:(…銃のハリネズミか!? あの部屋のホロの下、こんなことになってたんだ…)冷や汗。
豊橋 かや:「…ありがとう。矢をつがえる間、味方の援護射撃とかができないか…試してみるね」緊張に震える手で、ポケットから飴玉を取りだし口に含む。
"アイズ":「はい。……あの、かやさん」
"アイズ":「……生きて、くださいね。何があっても、あなたは、きっと」
豊橋 かや:「…生きるよ。頼まれなくたって、ほんとうの最後の瞬間まで足掻いて足掻いて足掻き尽くしてやる」
豊橋 かや:「それに、一人だけで生きるつもりもない」

GM:第四支部、モニタールーム。
GM:シミュレータールーム使用中は、スタッフの声や計器の電子音で賑やかなそこも、今は静か。
GM:灯りこそついているものの、今は、キミたち3人の他には誰もいません。
日陰仄香:こつり、と下のシミュレーションルームをアクリル窓からなんとはなしに見ている。
佐藤茂:「……さて、調べた情報はこんな感じだ」
日陰仄香:「放っておけば大火事ってわけだね。いつものことだけど」
佐藤茂:簡単な紙の資料。そこにはどうしても出どころが分からない機材の情報やシミュレータのプランナーが自我を持ちつつあることについて、詳細に記述してある。
佐藤茂:「まあ、いつもどおりだな」
春日魅乗:「人為的な作為というわけですね。まあ、そんなところでなければ起きないでしょうけど」
佐藤茂:「魅乗女史は犯人の心当たりとかあったりするかな?」
日陰仄香:「自然に起きることだったらシミュレーションシステム自体の問題だしね…」
春日魅乗:「そうですね。私も、当然。すべてを知るものではないので」
春日魅乗:「自らの経験の中でという形になりますが。プランナーを再現する動機のある者ならば」
春日魅乗:「プランナーを再現する動機、何があると思います?」
佐藤茂:「……その力が魅力的、とか? あるいは崇拝?」
日陰仄香:「簡単なのなら、戦力としての利用。もしくはその思考の再現かな」
春日魅乗:「力を魅力としても、自らの駒とするには過ぎた札でしょう」
佐藤茂:「ああ、そうか」
日陰仄香:「彼女の"プラン"を読み解きたいなら、彼女自身に聞けばいい、ってね。…身の程知らずなんて、溢れてる世の中だよ?」苦笑。
佐藤茂:過ぎた札、それで思いついた。
春日魅乗:「崇拝によるものであれば、まあ。愚かではあるとは思います」
佐藤茂:「暴れさせて何もかも破壊させるとか、かな?」
春日魅乗:「オリジナルを再現しようと追い続けても、何も成すことはできないでしょう」
春日魅乗:「そういうセルもありましたっけね」
日陰仄香:「どうあったしても、傍迷惑な連中には変わりないね」
春日魅乗:「思考の再現も同じです。同じ結末を辿ることはない」
春日魅乗:「FHの長として返り咲くことも、ゼノスを立ち上げることもないでしょう」
日陰仄香:「それもそっか。それまでの過去もそれにはないもんね」
日陰仄香:「……あー。馬鹿馬鹿しいけど、あと一つ思いついた」
春日魅乗:「何でしょう?」
日陰仄香:「ドッペルゲンガーみたいに、対消滅狙いとか」
佐藤茂:「プランナーにはプランナーをぶつけるんだよ、と」
佐藤茂:「そんな狂った発想をするやつなんて居るのかな?」
春日魅乗:「そこまでうまくいくとは思い難いですが、私の予想も、まあ近いところです」
佐藤茂:「えっ」
佐藤茂:目を丸くして二人を見る。
日陰仄香:「うわあ…いるんだ…」
春日魅乗:「あくまで想像ですけどね。存外、シミュレータの本懐に近いことが狙いなんじゃないですか?」
佐藤茂:「戦闘経験の蓄積に近いこと、ねえ」
春日魅乗:「過去のプランナーをシミュレートして打倒できれば、今のプランナーを討ち滅ぼす切欠にできるでしょう?」
佐藤茂:「それも道理だ」
日陰仄香:「それはそうだけども…迂遠に過ぎない?」
佐藤茂:「それは俺たちが言えた義理じゃないよ」
春日魅乗:「でも、資材1個でできるなら効率的じゃないですか?」
春日魅乗:「自らの手を全く汚さずに、状況を作れるわけですから」
佐藤茂:「俺達の製造工程こそ、迂遠も迂遠だったろう。仄香」
日陰仄香:「わざわざUGNに…ってあー、そっちか…」
日陰仄香:「それはそうだけれども」
佐藤茂:「となれば我々が取るべき最適手は、迅速なプランナーの打倒とシミュレータの検証・再発予防」
佐藤茂:「で、俺たち四人がやるべきはプランナーの打倒で問題無しと」
日陰仄香:「いつもの通り、ってわけだ」
春日魅乗:「……」
春日魅乗:「打倒しなかったら、どうなるんですかね?」
佐藤茂:「別勢力の立ち上げが始まるんじゃないかな」
佐藤茂:「UGN、FH、ゼノス、それに続く第四勢力」
佐藤茂:「正直言って考えたくもないぜ」
春日魅乗:「それって、悪いことですか?」
佐藤茂:「そうだな……分からない」
春日魅乗:「もしかしたら、今の勢力よりも、よほど良いものかもしれませんよ」
佐藤茂:「わからないから、危険だと考えている」
日陰仄香:「んん?いやだってただでさえ混沌としてるのに、更に火種の増量は困らない?」
佐藤茂:「いや、下手すると火種を一掃する可能性もあるんだよ。あるんだ、けど」
佐藤茂:「俺も仄香も、今日と違う明日なんて求めてないしね」
日陰仄香:「爆破消化?それでみんなまっさらになりました、じゃあ困るよ」
佐藤茂:「そうそう」
春日魅乗:「ああ。そうですよね」
春日魅乗:「お二人はすでに、掴んでいらっしゃるのですから。あとは離さず握り続けるだけというわけですね」
佐藤茂:「掴んで?」
春日魅乗:「お手をです。それが容易と申し上げるつもりはありません」
佐藤茂:仄香の方を見て、魅乗の方を見る。
日陰仄香:「…ま、ね。ゼノスとしては困るのかな?」髪をくるくると弄んで。すこし頬が赤いかもしれない。
佐藤茂:はにかんだ笑みを浮かべる。
春日魅乗:「維持というのも、難しいものです。UGNを見ていれば重々承知でしょうけどね」
春日魅乗:「うーん。ゼノスとしては困るんですかね?困っても、実のところ、どうでもいいんですけど」
日陰仄香:「そうきたかあ…」
佐藤茂:「どうしても手に入れたい何かの為に、変革を恐れないタイプかい」
佐藤茂:「結構、ぶっちゃけるね? 初対面の相手に」
春日魅乗:「交渉の基本ですよ。胸襟の開いた相手の方が、惹かれるでしょう?」
春日魅乗:少し、服の胸元を緩めてみせて。
日陰仄香:「……怖いなあ!実際好感憶えちゃうのが本当怖いよ!」笑いながら。
佐藤茂:「確かにそれはそうだけどね」 困ったように微笑む
佐藤茂:「じゃあこちらも胸襟を開こう」
佐藤茂:「今回、俺はプランナーに可能な限り行動させないような計画を考えている」
佐藤茂:「そのコアとなるのが俺の触媒」
佐藤茂:「通常、連続での発動や意図的な発動が難しいとされている触媒だが、俺のやつは特別製でね」
佐藤茂:「通常のオーヴァードを遥かに超える発動回数を誇っている」
佐藤茂:「ツーマンセルを二つ作って、相手の範囲攻撃の被害を逸しつつ、この複数行動で短時間で押し切るのが最適ではないか……と考えている」
日陰仄香:一瞬だけ視線を滑らせて。すぐに戻す。彼が話すと決めたなら言うべきでないし…寧ろ、かの"ウィングド・レィディ"なら知っていておかしくない。
春日魅乗:「"ムーンドッグ"の牙は、月が満ちるほどにその鋭さを増すと聞き及びます」
佐藤茂:「ああ、そこについても魅乗女史の推測に間違いは無い」
春日魅乗:「その刻限を早めるために、調整されたのですね」
佐藤茂:「ご明察。単純なギミックさ」
日陰仄香:「それで殆どが付いていけなくなって、付いていける様に調整したのがこのわたし、というわけだね」
日陰仄香:「開いてもらった胸襟には、足りたかな?」
佐藤茂:「まあ俺が全てを注ぎ込むのは仄香だけとしても、女史や豊橋さんにも触媒の能力が及ぶ……とだけ理解してくれ」
春日魅乗:「戦闘指揮についてはお任せします。私は、荒事に向いているわけではありませんから……」
春日魅乗:「今も、次ばかりを考えているんです」
佐藤茂:「おお、戦略家だ」
日陰仄香:下を見ていた視線と身体の向きを、春日魅乗の方へ。
春日魅乗:「でも、それは。個々人が考えるべきことでもあると思いますよ」
春日魅乗:「終わったあとに、何をするか、です」
春日魅乗:「闘争をいつも通りとするのは、勿体なくないですか?」
春日魅乗:「だったら飼い犬である頃と、殆ど変わらないじゃないですか」
日陰仄香:「これは一本取られたかな…」苦笑しながら、彼に視線を向けて。
佐藤茂:「俺はそう思わないんだ」
佐藤茂:不敵に笑う。
春日魅乗:「?どういうことでしょう?」
佐藤茂:「俺たちは戦いが終われば俺たちの家に帰って、いつもどおりの日常に戻る」
佐藤茂:「明日食べるもの、今度の休みに行きたい場、クラスの友達とのこと、そういうものを考えるだけの普通の日常」
佐藤茂:「それは俺たちがこの手で戦い掴み取ったもので、そういう財宝の上で微睡むのは……」
佐藤茂:「結構、悪くないんだ」
春日魅乗:「そうですか。であれば、私からは一つだけ」
春日魅乗:「その力。侵蝕の負荷が大きいですよね」
佐藤茂:口角を上げる。
春日魅乗:「似た力を知っています。その末路を知っています」
春日魅乗:「そうなれば、遺された側は、多大な労苦を負うことも知っています」仄香さんをちらりと見て。
春日魅乗:「ゆめ、お忘れなきようにと」
佐藤茂:「……」
佐藤茂:(無論、それにこそ備えて作られた俺ではあるが……)
佐藤茂:(そのための切り札とて、抱えている身ではあるが)
日陰仄香:そっと、かれの手を取る。
佐藤茂:「一本取られたな。肝に銘じておくよ」
佐藤茂:仄香の手を握る。
佐藤茂:(本当の奥の手は、隠しておくとしよう)
佐藤茂:人の良さそうな笑みを浮かべた。
日陰仄香:何も言わない。言葉は必ずしも伝えきれるわけじゃない。
日陰仄香:手のひらの熱。それだけで、きっと伝わると信じている。

GM:シーンエンド

GM:シーンプレイヤー:豊橋かや
GM:登場可能

GM:まず、登場するPCは侵蝕の上昇を!
豊橋 かや:豊橋 かやの侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:54->60)
春日魅乗:侵蝕率+8(1d10->8) (侵蝕率:64->72)
佐藤茂:69+1d10
DoubleCross : (69+1D10) → 69+8[8] → 77

日陰仄香:日陰仄香の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:79->80)
GM: 
GM:では、前シーンまでと同じくまずはリサーチから。とはいえ、残る項目はひとつ。
GM:メイントピック、PP8の項目のみです。現PPは6、10以上の出目で天井に。
日陰仄香:メイン一応振りましょうか。UGN幹部起動して。
豊橋 かや:コネ:UGN幹部を使用。情報:UGNで判定。ようやくダイスボーナス入ります。
日陰仄香:5dx=>7
DoubleCross : (5R10[10]>=7) → 10[2,2,4,6,10]+7[7] → 17 → 成功

豊橋 かや:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 6[2,3,4,5,6] → 6

豊橋 かや:失敗!
佐藤茂:ん~、じゃあとりあえずは
佐藤茂:5dx>=7
DoubleCross : (5R10[10]>=7) → 10[4,5,9,10,10]+9[4,9] → 19 → 成功

GM:きみたちすごいな!?
佐藤茂:回る~
春日魅乗:17dx+3
DoubleCross : (17R10+3[10]) → 10[1,2,2,3,3,3,4,4,5,6,7,8,8,9,9,9,10]+5[5]+3 → 18

日陰仄香:段々になってる
佐藤茂:仲良し~
GM:では、最大19でよろしいでしょうか!
豊橋 かや:エフェクトで10の位が透明化しています
GM:幻覚が見えておられる。
佐藤茂:うっす!
春日魅乗:あ、これって、
GM:っと、はいな!
春日魅乗:財産2積んだらDPも増えます?
佐藤茂:おっ
GM:はい、達成値20になれば、DPが1点増えます。
佐藤茂:なら俺の財産使います? どうせ残り1なので
春日魅乗:じゃあ財産2点を。残り20点になりました。
佐藤茂:一度に沢山使える魅乗さんが可能な限り多めに持ってた方が良いかなと!
春日魅乗:いや、こっちが2点足りない状況のほうがレアなはず!
春日魅乗:そっちに1点ある方が融通効くはず
佐藤茂:あっ、そういわれりゃそうだ……! 
佐藤茂:ではお願いします!
GM:では、魅乗さんが達成値20に乗ったということで、DPは+2に。改めて!

GM:プライズポイント8
GM:問題の物品は、FH"フィースト"セルから送り込まれたものであり、高純度レネゲイドクリスタル…賢者の石に近しいものだ。
GM:リーダーである"マゲイロス"の目的は、第一にUGNへの打撃、第二に"プランナー"を脅威としてUGNに認識させること。
GM:"フィースト"セル、"マゲイロス"としても、"プランナー"が自我を獲得することは想定外である。

日馬美礼:「……というわけで、問題になってる箇所は特定できた。これは、いい報せだ」
佐藤茂:「賢者の石……やっぱり最悪ですねあれ」
GM:第四支部会議室。準備は整いつつあり、その説明の最中、支部長は指を一本、二本と立てながら。
豊橋 かや:(…ナイショ、とは言われたけど…この支部長にバレないようにできてるなんてこと、あるかな…)話をしてきた旨は伝え、作戦も聞いた。
豊橋 かや:(それに、この人にも)ちらと魅乗さんを見る。支部長とタイプは違うが、どうもこの人には隠し事ができないような気がする。
日馬美礼:「悪い報せとしちゃ、当該のパーツそのものが、"プランナー"の発生地点……シミュレーションルームに使われているものであること」
日馬美礼:「つまり、やっぱり正面から"プランナー"を打倒する他ない、ということだね」
春日魅乗:「ヴィゾフニルの尾羽、ですね。作り込むのは存外簡単なんですけど」
春日魅乗:「取り出す手間は非対称です」
佐藤茂:「堂々巡りってのは参っちゃうねえ……こりゃあ」
日陰仄香:「なるほど。まあでも、分かりやすくなっていいね」
日馬美礼:「勝算はゼロじゃあない。むしろ、きみたちは相性がいい方だ。けどまぁ、手は多いに越したことは……ん?」
豊橋 かや:「行って、戦って、悪い部分を引っこ抜く」
春日魅乗:「そうですね。逆説的に、スタンドアローンである証左でもありますから」
佐藤茂:「そうだな。相性が良い。それがあるから、多少は落ち着いていられるよ」
日陰仄香:「日馬さん、どうかされましたか」
GM:深刻な話を、どこか楽しそうに話していた支部長。その手元、車椅子の手すりに埋め込まれた携帯端末から、電子音。
GM:支部長はモニターを見て、そしてタッチパネルを操作してから。
日馬美礼:「……来客だよ。当事者の片割れが、まさかのご登場だ」
日陰仄香:「プランナーはもう代理人を寄越してますし…となると」
日馬美礼:「曰く、敵意は無い、そして悪い話でない、らしい。というわけで、こちらにお越しいただくことにした」
春日魅乗:「……いいのですか?」
佐藤茂:「まさか……」」
豊橋 かや:「…いやな予感しかしない」
日陰仄香:「工作した相手をよく上げる気になりましたね」寧ろ感心したような口調。
春日魅乗:「敵意がないのも、悪い話でないのも、おそらく真実ではあると思いますけど。だとしても、です」
春日魅乗:「支部長クラスが"セルリーダー"と接触を取る構図、他の支部にどう思われても知りませんよ」
佐藤茂:(ただ、そういうのができるのがこの支部の強みではあるんだよなあ)
豊橋 かや:「勝手に喧嘩を吹っ掛ける気はないけど、武装はしていてもいいよね?」
佐藤茂:(魅乗女史が言うべきは言ったし、俺は大人しく見守っておこうか……)
日馬美礼:「まぁ、そこはそれ、さ。探られて痛い腹があるのは皆変わらない。それに」
日馬美礼:「普段は従者を寄越すような輩が、直接訪ねてきたとなったら。話を聞いてみたくはなるだろう?」
GM:そう、支部長が小さく笑いながら口にした直後。会議室の扉が静かにノックされ。
春日魅乗:「……へえ」少し眉根を上げて。
"マゲイロス":「失礼する。……UGNにしては、聊か個性的すぎる面々がお揃いのようだ」
GM:眉間に深い皺を刻んだ仏頂面のまま、キミたちを睥睨して、淡々と。
豊橋 かや:(こいつが、"アイズ"を…)矢を番えた弓を地面に向けている。撃つようなことにはならないだろうが…
佐藤茂:涼しい顔で微笑んでいる。
日陰仄香:ぺこりと一礼。既にいつでもカバーに入れる体勢を保ちつつ、礼に反しないように。
日馬美礼:「心外だね。それを言えば、きみたちのトコも大概だぜ?」
佐藤茂:(まあ理には適っているんだよ。プランナーを前にしてここで戦っても“誰も得しない"上に、日馬美礼は“合理的"だ)
春日魅乗:「久しいですね、真津人。会うのはいつ振りでしょうか?」
佐藤茂:(なら、通信でできない情報授受を行う為には直接来るのが一番良い……ものな)
"マゲイロス":「少なくとも、奴があの島で斃れて以来、ではあるだろう。……きみは大きく、そして美しくなった」
GM:魅乗さんに、親戚の娘に向けるような(事実そうではあるのですが)、しかしどこまでも冷たい声でそう応えて。
春日魅乗:「私も、ご挨拶を。我が主は、未だ創建で、息災です」
春日魅乗:「大きくはありませんけど。美しいままです」少し蠱惑的に微笑んで。
"マゲイロス":「……きみといい、雪といい。我が一族の女性はどうにも扱いづらいところがあるな。……さて」
日馬美礼:「ああ、個人としてはともかく、組織としちゃ社交辞令が必要な間柄じゃない」
"マゲイロス":「ああ。まず、アレの正体を伝えておく」
GM:キミたちとはやや距離の離れた場所で、立ったまま。
"マゲイロス":「アレは、"プランナー"の記憶だ。本人の、ではない。かつて、"プランナー"が深く関わったとあるレネゲイドビーイングのものだ」
"マゲイロス":「その名を、オモイデ様という。私はその欠片……むしろ残滓と呼ぶべきか。そういったものを手に入れ、手を加え、そして」
"マゲイロス":「こうして、きみたちへと送り届けた」
佐藤茂:「……!」
佐藤茂:(あんなとんでもないものを、残滓とはいえ……!)
"マゲイロス":「シミュレーター上で再現された"プランナー"は、脅威ではある。きみたちの手に余るかもしれない。だが、決して打倒できない存在ではない」
"マゲイロス":「……だがそれは、アレが自己を確立せず、ただのプログラムであったならば、だ」
豊橋 かや:「…そうじゃないとでも言うの? アンタの仕込みなんでしょ?」
"マゲイロス":「私は、アレが……あの女が世界の脅威であると知らしめるために、記憶からあの女を掘り起こした」
"マゲイロス":「しかし。私は、世界を滅ぼしたいわけではないよ」
春日魅乗:「この“プランナー"が、世界を滅ぼしうると?」
"マゲイロス":「レネゲイドビーイングは、ヒトよりも優れた種足り得る。それは認めよう。それゆえに」
"マゲイロス":「ヒトを脅かし得る存在を、私は看過しない。私の動機はそれだけだよ、魅乗」
佐藤茂:(どんな協力をしてくれるつもりなのか気になるけど、俺が言うことでもねえよなあ……)
佐藤茂:支部長や魅乗の方を一瞬だけチラッと見る。
春日魅乗:「電脳(サイバー)を起源(オリジン)とするレネゲイドビーイングであれば、よりヒトに関わる術も多いでしょうね」
日馬美礼:「ヒト、の定義の話はどこまでも平行線。今更、そんな話をしに来たわけじゃぁないだろう、"マゲイロス"」
春日魅乗:「ええ。まさか、手土産もなしに敷居を跨いだのではないのでしょう?」
春日魅乗:佐藤くんの方を見返して、小さく微笑んで。
GM:魅乗さんと支部長から問われた"マゲイロス"は、小さく頷いてから。
佐藤茂:ホッ、と安堵のため息をついてから小さく頭を下げる。
GM:懐から、ケース入りのデータディスクを取り出して。それを卓上に置き、キミたちの下へと滑らせます。
春日魅乗:「敷居の低い支部ではありますからね、ここ。支部長がこの様子ですから……これは?」
豊橋 かや:不信と嫌悪もあらわにディスクをねめつける。 最初はなにかの破片で、次はこれか。
"マゲイロス":「私の戦闘データを記録した。無論、全てではないが」
"マゲイロス":「シミュレーターの仕様上、"プランナー"のみを攻撃対象とするエネミーは追加できないだろう。だが」
"マゲイロス":「"プランナー"ときみたちを諸共巻き込み、即座に自滅する。そんなデータを挟み込む余地はあるはずだ」
GM:戦闘中、以下の効果が使用できます。
GM:■"マゲイロス"の支援について
GM:・1シナリオ1回、オートアクションで、対象が判定を行った直後に使用。その判定を失敗させる。
GM:・この効果は、PC1名が使用を宣言する。そのPCは、この効果が適用されたとき(当該メインプロセスの終了時)、2d10点のHPを失う。
"マゲイロス":「エネミーの構築にそのデータでは足りないようなら、第九支部の副支部長に連絡を取るといい」
佐藤茂:(め、め、めいわく~~~~~~~~!)
佐藤茂:「……あれ、いや、これ」
"マゲイロス":「あの子は、私のパーソナルデータを持っているはずだ」
佐藤茂:(迷惑じゃない……使えるぞ……耐久力に余裕のあるやつが巻き込まれ役を買って出れば良いんだ……!)
佐藤茂:(作戦上、一回も倒れないことになっている俺が巻き込まれて、戦闘不能ギリギリの状態で戦えば……いける!)
春日魅乗:「ああ」手を打って。「成程」
日馬美礼:「……支部の責任者としちゃ、諸手を挙げて歓迎というわけにはいかないけど」
日馬美礼:「中身を確認して、実装はしよう。そのうえで使うかどうかは……」
春日魅乗:「我が一族の男って、どうにもこう。自分の犠牲を顧みないところがありますよね」
"マゲイロス":「それは私も含めて、かな。恭二はともかく」
GM:やはり仏頂面のまま、そして声は平坦なまま。
佐藤茂:「別にどこでも男の子ってのはそういうもんですよ」
佐藤茂:「なにせ格好いいからね」
佐藤茂:スッと手を上げる。
佐藤茂:「もし運用する場合は俺が巻き込まれます。それ以外の全ての攻撃を仄香が防げば、帰還には影響がないので」
日陰仄香:半目でじっとりと見つめている。
豊橋 かや:(うわ、これ本当に使う流れだ…)
佐藤茂:じっとり見つめられて、恥ずかしそうに頭をかく。
日馬美礼:「……わかった。"アルビレオL"をターゲットと仮定して、一応切り替えもできるようにはしとこう」
春日魅乗:「いえ?男の子がそういうものなら、ではと言い難いですね」
春日魅乗:「そうしてもらえると助かります。決めてしまうの、経営者としては気が引けるので」
春日魅乗:「いつでも動かせるようにしておきたいですね」
佐藤茂:(うんうん、やっぱこういうの、命令で決めたりするとなんか空気悪くなるもんね)
"マゲイロス":「そちらの話が纏まったなら、私の用件は終わりだ。健闘を祈る、UGNの諸君」
GM:そう、告げてから。
"マゲイロス":「……いや、純粋にUGNと呼べるのは、ここでは支部長だけか。イリーガルに、スポンサー。そして」
GM:温度の低い視線は、佐藤くんと日蔭さんに向けられて。
日陰仄香:平然と受けて見返す。
佐藤茂:気恥ずかしそうに微笑む。
"マゲイロス":「"アルビレオ"。……よもや、こんな形で見えるとは思わなかったが」
日陰仄香:「意外とわたしたち、有名だね」さっさと逃げ出した失敗作位な扱いだと思ってたのだけど。
佐藤茂:「まあほら、幸運にも、さっさと逃げ出せちゃったからね」顔を見合わせて笑う。
"マゲイロス":「失敗作、か。……きみたちがそう自己評価を下すのは勝手だが」
"マゲイロス":「他者がきみたちをどう見るかは、また別の話だ。……為したいことがあるなら、生き足掻きたまえ」
"マゲイロス":「全ては、そこからだ」
GM:では失礼する、と。入室した時と同じ声、同じ言葉、同じ表情でそう告げて。
GM:きみたちの宣言、あるいは宣誓を受けながら、"マゲイロス"は立ち去りました。
日陰仄香:「勿論。これまでも、今も、そしてこれからもそうする」
日陰仄香:「そうでしょ?」
佐藤茂:「ああ、二人でな」
春日魅乗:「ふふ……ふふふ」彼が去ったあと、堪え切れないように笑って。
春日魅乗:「随分と気に入られましたね?ふふ……っ」
日陰仄香:「うわあ貴方がそんなに笑うの見ると怖くなるなあ…!」
佐藤茂:「まあ、前から気に入られてたからね……うん」 力なく笑う
豊橋 かや:「…いろいろある知り合いみたいだったけど、なんだかどっちが年上かわからなかったなぁ…」我慢と緊張でどっと疲れた。
春日魅乗:「いえ?安心してください。あなた達は、正しく、ヒトだということです」
豊橋 かや:「…あなたたちも災難だね。あんなタチの悪そうなの悪戯に、命がけで巻き込まれて」日陰さんに。
春日魅乗:「彼はそこを違えることはありませんよ」
日陰仄香:「なるほど。認めて貰えるのはありがたいね」と、翼の少女に朗らかに応えて。
日陰仄香:「悪戯?」
日陰仄香:「ま、いつものことだよ。誰だっていつだって、どこでだって」
日陰仄香:「命を懸けて、削りあって。そうして己を通そうとする。変わりなんてない」
日陰仄香:「だから、そう気にしないでいいよ。わたしはこういうの、結構嫌いじゃないからね」
豊橋 かや:「…なんだかわかる気はする。でも、私は自分でお願いしてここにいるけど、あなたは巻き込まれただけだから」
日陰仄香:「うん?ははあ。なるほどね、豊橋さんは優しい人なんだ」
豊橋 かや:「…"アイズ"のこともそうだけど、あなたが戦わなきゃいけないっていうのも…なんか、腹立つんだ」
豊橋 かや:「…大事な人だっているのに」佐藤さんをちらりと見る。
日陰仄香:「そこは自分の為に力を貸してくれ、とかそう言うのでいいのに」苦笑。
豊橋 かや:「…そうかな?」優しい、と言われて怪訝に答える。
日陰仄香:「それに、対して縁もない他者のことを慮れるのは、優しいってことだよ」
豊橋 かや:「そうなのかな…よくわかんないや。縁があっても無くても、思い通りにいかないのがモヤモヤするだけの気もするし」
豊橋 かや:「でも、そうだよね」
豊橋 かや:すっと、慣れない様子で頭を下げる。
日陰仄香:「うんうん。そう言う気持ち、大事にしてってね」ぽふぽふと優しく撫でるように。
豊橋 かや:「あの子を助けるために。あなたの力が要る。あなたが戦ってくれるから、勝つつもりで戦いに行ける」
豊橋 かや:「…私達のために。力を、貸して…ください」
日陰仄香:「うん。じゃあ、この連星の片割れ、日陰仄香の弾丸と刃で良ければ、貸してあげる」
日陰仄香:「だから、きっちり皆で凱旋しようか」
豊橋 かや:「…うん。ありがとう、日陰…さん」
日陰仄香:最後に微笑んで。「どういたしまして、かやちゃん」
春日魅乗:「"皆で"。言質を取りましたよ」
春日魅乗:「よもや、敵わぬときは自分たちだけを擲って。など、行いませんよね?」
春日魅乗:「そう捉えましたよ?」
日陰仄香:「あっ」
佐藤茂:「いやはや……おっかないねえ、女の勘って」
日陰仄香:「……あー……うん。それでいいよ」敵わないなあ、と苦笑。
佐藤茂:「アルビレオとして、生還を約束するよ」
豊橋 かや:「私も、聞いたからね。 約束だよ」
日陰仄香:「わかった、わかったから。皆していじめないでってば…!」
春日魅乗:「ふふ」妖しく微笑んで。「仄香さんで遊ぶの、楽しいですからね」
春日魅乗:「"比翼の君"が惹かれるのも分かりますとも」
佐藤茂:「遊びすぎるのはやめてくれよ?」 仄香を抱き寄せて
佐藤茂:「けど、ありがとな。魅乗さん」 それから、心から笑った。
春日魅乗:ロイス!
佐藤茂:ロイス!
日陰仄香:此方もロイスー。
春日魅乗:-比翼の君/日陰仄香&佐藤茂/憧憬:○/不安/ロイス
日陰仄香:豊橋かや 〇好意/幼子 で、魅乗さんのロイス感情を 〇好意/苦手 にします。
佐藤茂
佐藤茂:5:優しい子だ……幸せになってほしいな 豊橋かや→親近感◯/隔意
佐藤茂:6:人間として、大人だな 春日魅乗→尊敬◯/劣等感
豊橋 かや
豊橋 かや:日陰仄香 〇信頼/引け目
豊橋 かや:佐藤茂 〇信頼/不安
豊橋 かや:春日魅乗 〇尊敬/脅威
豊橋 かや:まとめて変更します!
豊橋 かや:アイズちゃんの感情変更はもうちょっと待ってから。
豊橋 かや:購入。パープルテンプター。
豊橋 かや:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 5[1,4,5]+1 → 6 → 失敗

春日魅乗:《宵闇の魔花》を。HP5点と引き換えに達成値を+16。
春日魅乗:侵蝕率+4 (侵蝕率:72->76)
豊橋 かや:ありがとうございます! HPが23に、購入成功。 パープルテンプターをすぐ佐藤さんにパス。
佐藤茂:いただくぜ!
日陰仄香:3dx+2=>15 照準機狙い。
DoubleCross : (3R10+2[10]>=15) → 8[2,6,8]+2 → 10 → 失敗

日陰仄香:無理!以上。
佐藤茂:6dx>=15
DoubleCross : (6R10[10]>=15) → 9[1,4,4,8,8,9] → 9 → 失敗

佐藤茂:惜しい! ごめんね!
春日魅乗:リアクティブアーマーを狙ってみます。
春日魅乗:17dx+3>=24
DoubleCross : (17R10+3[10]>=24) → 10[1,2,2,3,3,4,4,4,5,5,6,6,7,7,8,9,10]+5[5]+3 → 18 → 失敗

春日魅乗:財産6点使用して購入。残り14点に。
春日魅乗:仄香さんに渡す!
日陰仄香:わああありがとうございます…!
日陰仄香:装備して以上!
豊橋 かや:こちらも以上です!
春日魅乗:以上で!
佐藤茂:以上!
GM:はぁい!
GM:では…クライマックスへ!

GM:クライマックス
GM:全員登場

豊橋 かや:豊橋 かやの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:60->68)
日陰仄香:日陰仄香の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:80->83)
佐藤茂:77+1d10
DoubleCross : (77+1D10) → 77+6[6] → 83

春日魅乗:侵蝕率+5(1d10->5) (侵蝕率:76->81)
GM: 
GM:第四支部、シミュレータールーム。
GM:部屋の半ば以上を閉ざす隔壁の前に、今、キミたちは立っています。
日馬美礼:『こちらはいつでもOKだ。きみたちのさえよければ、いつでも隔壁を開くよ』
"アイズ":『こっちも準備完了、ですっ。いけますよ、みなさん!』
GM:スピーカーから、2者それぞれの声が響きます。
佐藤茂:「こちらアルビレオL、準備は完了した。何時でも状況を開始できます」
日陰仄香:こきり、手首を回す。ホルスターに納めた拳銃、スリングで釣ったライフル等を確認していく。
豊橋 かや:(この向こうに、いる…)分厚い隔壁と、知覚共有された火砲のセンサーに映る敵の姿を見る。…ものすごい威圧感だ。
日陰仄香:「こちらアルビレオR.こちらも準備完了、何時でも」
豊橋 かや:「前のチームでも情報専門の仲間を守ったりはしたけど、あんまり得意ってわけでもないから」
豊橋 かや:「その…私のこと、うまく使ってね。春日さん」
春日魅乗:「いえ?」
豊橋 かや:「えっ」
春日魅乗:「使うなどと、大それたことは申しませんよ」
春日魅乗:「私は、お願い申し上げるだけです。共に戦っていただきたいと」
春日魅乗:「そして」
春日魅乗:「手を差し伸べるだけです。共に戦って頂きたいとの声に」
豊橋 かや:「…うん、わかった。お願い。一緒に戦って、一緒に帰ろう」
佐藤茂:(良い指導者だよな……まったく)
春日魅乗:「はい。“翼ある貴婦人(ウイングド・レイディ)"は、その準備ができています」
"アイズ":『……では、開きます!』
豊橋 かや:「後ろを見てる余裕はないと思う。できるだけのことはするから、あとはよろしくね」
GM:かちり、と。どこかで、金属の部品同士が噛み合う音がして。
GM:隔壁が。その向こうの、鋼の柱が解放され。そして。
GM:姿を見せたのは、"アルビレオ"が目にした通りの、かつての姿。けれど。
"プランナー":「……ああ。ようやく、ですか」
GM:落ち着いた、優しげとすら言える声を発します。
佐藤茂:ゴクリと喉を鳴らす。ゆっくりと息を吐きだして、目の前の相手を見据える。
豊橋 かや:(『実装当初は、そりゃもう無個性どころじゃなかった。それがいつの間にか、友達ができた、なんて喜ぶもんだから…』)
"プランナー":「懐かしい顔が見えます。……ええ、"私"が知るそれとは、幾分か違うようではありますが」
春日魅乗:その姿を目にして、うやうやしく一礼を。
豊橋 かや:ああ、やっぱりだ。 目の前のこれは、人間に。もしかしたらそれ以上のものに、なろうとしつつある。
日陰仄香:思考を冷却し。巡る血の熱を引き上げる。
"プランナー":「状況は把握しています。私が何者であるかも。……あなたたちが、何のためにここにいるのかも」
春日魅乗:「……」
春日魅乗:「……一つ、お聞きしても?我が主(マイマスター)」
春日魅乗:かつての呼び名。今では使っていない。
"プランナー":「構いませんよ、魅乗」
GM:いま、彼女がキミを呼ぶよりも、幾分か柔らかさが薄い声で。
春日魅乗:「これより先、何を為すお積もりですか?」
豊橋 かや:(…!)
"プランナー":「この"私"は過去の再現。例えそれが、かつて否定され尽くしたことであろうと、為すべきはひとつ」
"プランナー":「世界を、次のステージへ。……ええ、無論、多くのヒトは自己を失い、獣と化すでしょう」
GM:─面影島事件、って知ってるかい?危うく、世界中の人間がジャーム化しかけたって代物でね。正しく、世界中が、だ。
GM:今回の件の調査の最中、日馬支部長が雑談交じりに、そんなことを言っていました。
"プランナー":「それでも、世界には必要です。"私"はそう考えていました。故に」
"プランナー":「この"私"も、そうするでしょう。無数のプランを、蜘蛛糸の如く張り巡らせて」
春日魅乗:「……そうですか。それは、この世界において、第四の勢力となるでしょう」
春日魅乗:「私は、その事自体には、思う所は無いんですよ」
春日魅乗:「世界には混乱が生まれるかもしれませんし、逆に秩序が成り立つのかもしれません」
春日魅乗:「でも、そんなものはどうでもいいんです。私が気にしていたのは、我が主(マイマスター)」
春日魅乗:「私が宗旨替えするに足る思想を、貴女が持っているのかだけだったんです」
"プランナー":「その口ぶりでは……残念ながら、と言うべきでしょうか」
GM:プランナーの手に、袖口から拳銃が滑り落ちます。
春日魅乗:「ええ。私は、獣をこそ救うために居りますから」
佐藤茂:戦闘の空気をゆっくりと吸い込み、不敵な笑みを取り戻す。
佐藤茂:「世界だなんだと言ったところで我らの為すべきことは一つ」
佐藤茂:眼鏡をあげて、隣に居る最愛の人へ、視線を向ける。
日陰仄香:その有り様は常と変わりなく。ただ瞳だけが鋼の色を帯びて。
佐藤茂:「やれるよね、アルビレオR」
日陰仄香:「だれに聞いているの、アルビレオL」
日陰仄香:「其方こそ抜かりはない?手を抜いたら許さないからね」
佐藤茂:「おうとも、今日は仲間が多いからね。いつもより、気合も入るものさ」
佐藤茂:春日魅乗、そして豊橋かやの方を順番に見る。
豊橋 かや:「…友達を助けに来たんだ」
豊橋 かや:プランナーの目を、静かに真正面に見据える。
豊橋 かや:「私とちょっとだけ似ていて全然違う、まだ自分の家から出られない友達を。半年前に会った時は、不愛想で、何を考えてるか分からない奴だった」
豊橋 かや:「…私が、私のだった家を出るのには15年かかった。 いまのあんたが昔の誰かの写しでも、何年か先のあんたは違うのかもしれない」
"プランナー":「……ええ」
豊橋 かや:「でも、ごめん。私は自分の友達が大事だ。 すごく繊細な奴で、こうして待っている間にも壊れてしまわないか心配でたまらないの」
GM:ぶつけられる言葉を、視線を、静かに受け止めて。
豊橋 かや:弓に張った弦の手応えを、矢の重さを静かに確かめる。決意を、言葉にする。
豊橋 かや:「…だから、命を秤にかける。 私の、私たちの持っているすべてで、これからお前を殺す」
豊橋 かや:「…行くよ。恨みっこなしだ」
"プランナー":「他人の命すら天秤にかける。……なんて傲慢で、ヒトらしい思考。では、その想いごと」
"プランナー":「打ち砕いて、差し上げましょう」
GM:どこまでも静かで、冷たい宣告。ですが、どんな強烈な感情よりも、その声はレネゲイドを強くざわつかせます。
GM:衝動判定、意志で目標9!
日陰仄香:6dx+4+1=>9 思い出の一品込。
DoubleCross : (6R10+4+1[10]>=9) → 10[1,1,3,4,7,10]+7[7]+5 → 22 → 成功

豊橋 かや:仲間の遺品の缶バッジとヘアピンで意志達成+2。
日陰仄香:よっしゃ。
日陰仄香:日陰仄香の侵蝕率を+15(2d10->8,7)した(侵蝕率:83->98)
佐藤茂:4dx+1>=9 思い出の一品こみ
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 8[3,6,7,8]+1 → 9 → 成功

日陰仄香:うげえ
佐藤茂:83+2d10
DoubleCross : (83+2D10) → 83+10[2,8] → 93

豊橋 かや:7dx+3>=9
DoubleCross : (7R10+3[10]>=9) → 10[1,3,6,6,7,8,10]+5[5]+3 → 18 → 成功

豊橋 かや:68+2d10
DoubleCross : (68+2D10) → 68+14[8,6] → 82

春日魅乗:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 7[1,5,7,7] → 7 → 失敗

春日魅乗:侵蝕率+14(2d10->5,9) (侵蝕率:81->95)
春日魅乗:《妖精の手》を仄香さんへ。
日陰仄香:あれ、成功してますよ
春日魅乗:あ、見間違い!
春日魅乗:なんでもない!
GM:はぁい、では魅乗さん以外全員成功で!
GM:それでは、エンゲージ説明!
GM:PCは前衛後衛に分割可能です。
GM:プランナー (5m) 前衛 (5m) 後衛
GM:こんな位置関係。
豊橋 かや:前衛に入ります。
佐藤茂:アルビレオコンビは後衛へ!
春日魅乗:前衛へ。
日陰仄香:後衛ですー。
GM:は、では!
GM:プランナー (5m) かや、魅乗 (5m) 茂、仄香
GM:これで!
GM:それでは、さっそく初めて行きたいとおもいます。

GM:ラウンド1
GM:セットアップ!
"プランナー":こちらはありません。
豊橋 かや:《常勝の天才》豊橋 かやの侵蝕率を+6した(侵蝕率:82->88)
日陰仄香:セットアップありません!今後もない
佐藤茂:こちらはあります!
豊橋 かや:対象は自身を除くPC3名。
春日魅乗:なし!
佐藤茂:●コンボ「触媒秘匿開放“輝け二重星、と我らは願った"」→活性の霧(タブレット+多重生成)
佐藤茂:93→101
佐藤茂:問題なければさっと演出入れます!
日陰仄香:うわあコレで合計攻撃力いくつ上がるんだ…
豊橋 かや:受けます。ドッジダイス-2。
日陰仄香:受けます?。
豊橋 かや:18+28で46上がりますね
佐藤茂:えっと、こちらからのバフが+18(既に侵蝕100越えなので)
佐藤茂:うひょ~!46!
日陰仄香:こわっ……
豊橋 かや:こっちが100超えると50点に上がります
GM:ギェアーッ!?
佐藤茂:では手短に演出
佐藤茂
佐藤茂:一般的に、触媒とはレネゲイドに直接訴えかけて一度だけ味方の手数を増やす能力だとされている。
佐藤茂:それは間違いではない。
佐藤茂:(影ながら皆の輝きを引き出すとしようか)
佐藤茂:しかし佐藤茂、アルビレオL、ムーンドッグがかつて誇った決戦兵器“触媒濃縮体"たる彼にとっては少し違う。
佐藤茂:茂にとって触媒能力とはもっと簡単なものだ。味方を無理やり行動させるではなく、味方の行動にほんの少しだけ力を送り込み、補強する。
佐藤茂:それはそうあれかしと願う未来を観測し、それを実現する現在を発生させる能力だ。
佐藤茂:「行くぞ、アルビレオR」
佐藤茂:それが能力の行使を伝える符牒。今、二重星《アルビレオ》は闘争の宵闇に浮かぶ。
日陰仄香:「ん」わずかに一言。見える未来を幾重にも捉えだす。
豊橋 かや:(行ける。矢をまとめて撃ったり、矢じゃないものをまとめて射出するときの要領だ)
豊橋 かや:(点や線じゃ足りない。面で、立体で、「取る」)

GM:それでは、行動値順に処理していきましょう。
GM:イニシアチブ!プランナーがイニシアチブ最高値ですが、割り込みありますか!
佐藤茂:ありません!
GM:佐藤くんの割り込みがなければ他にはないはずなので、それでは…!

GM:プランナーの行動。
"プランナー":マイナー、戦闘移動。PC前衛エンゲージへ突入。
"プランナー":メジャー、射撃攻撃。対象は、最も侵蝕が低い豊橋さん!
豊橋 かや:来た…!
GM:《C:ノイマン/コンバットシステム/抜き打ち/急所狙い/零距離射撃》 対象:単体 射程:至近
GM:FHG-666を使用した射撃攻撃、攻撃力+24、ドッジの判定ダイス-16個
"プランナー":22dx7+6
DoubleCross : (22R10+6[7]) → 10[3,3,4,5,5,6,7,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,3,3,3,3,3,3,4,5,6,6,7,8,8,8]+10[1,2,5,10]+5[5]+6 → 41

豊橋 かや:ドッジダイスが0!ダメージお願いします!
"プランナー":ヤー!では!
"プランナー":5d10+24
DoubleCross : (5D10+24) → 25[5,1,1,10,8]+24 → 49

"プランナー":装甲有効、49点。
豊橋 かや:戦闘不能、リザレクト!
豊橋 かや:豊橋 かやの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:88->98)
"プランナー":「残念なことに。この"私"は、いまだシステムに囚われているようです。これが自己の判断であると思わざるをえない。ですが」
"プランナー":一呼吸。その間で距離を詰め、キミに至近距離から銃口を突き付けて。
"プランナー":「確信します。あなたは、排除すべき存在だと」
"プランナー":乾いた、しかし重い銃声が、ひとつ。
豊橋 かや:「…!?」室内火器の照準がその一瞬ですべて外れる。素の速度が違いすぎて、演算対決にもならない…!
豊橋 かや:「うぐっ…」咄嗟に足元の火器で自分を撃って吹き飛ばし、急所への銃弾を避ける。到底長くは持たない…!
"アイズ":『かやさん…っ!』
豊橋 かや:「大丈夫、やれる…!」
"アイズ":続いていたであろうトドメの一撃が、割り込んだ牽制の銃撃で中断される。それは、時間稼ぎくらいにしかならないけれど。
"プランナー":「……ええ。やって見せてもらわねば困ります。あれほどの啖呵を切ったのですから」
豊橋 かや:(一瞬。一瞬の攻撃なら、こちらも一瞬があれば!)
GM:というわけで、プランナーの行動は以上!

GM:続いて、イニシアチブ!
佐藤茂:とくになし!
GM:こちらの割り込みはないので、仄香さんですね。

日陰仄香:はーい。ではまず"満るは天光"≪アフターライフ:ムーンドック≫攻撃力+5(重複可)を宣言。
日陰仄香:攻撃力+5します。
日陰仄香:マイナーでボルトアクションライフルの効果を起動。達成値+5して。
日陰仄香:そのままプランナーへ射撃!
日陰仄香:8dx+36
DoubleCross : (8R10+36[10]) → 10[2,3,6,8,9,9,10,10]+10[7,10]+5[5]+36 → 61

日陰仄香:あら回った。
春日魅乗:ひゅう!
佐藤茂:やったぜ!
GM:グワーッ!?り、リアクション!
GM:ドッジを行います。
"プランナー":18dx7
DoubleCross : (18R10[7]) → 10[1,1,1,1,1,3,4,5,5,6,6,6,7,7,7,7,9,10]+10[4,7,9,10,10,10]+10[1,3,4,10,10]+5[2,5] → 35

日陰仄香:怖いなあ!
"プランナー":駄目かーッ!?
春日魅乗:あ、使用エフェクトは?
"プランナー":あ、失礼を。組み合わせは《R:ノイマン/アナライズ》です。
日陰仄香:じゃあダメージ行きます
日陰仄香:7d10+8+5+46 装甲等有効。
DoubleCross : (7D10+8+5+46) → 31[4,1,4,4,4,5,9]+8+5+46 → 90

日陰仄香:やっぱこのバフの量おかしいよ。
佐藤茂:モリモリ行く
GM:き、きゅうじう。
日陰仄香:固定値で59ありますからね…w
GM:装甲はありません。HPも…それで、削れる!
春日魅乗:すっごい
"プランナー":戦闘不能になります!が!
"プランナー":Eロイスを使用。
GM:使用するEロイスは次のとおり。
GM:《ディヴァインセルフ》 
GM:タイミング:オート
GM:技能:─  難易度:─
GM:対象:自身  射程:至近
GM:衝動:─
GM:効果:
GM:自身が戦闘不能になった、もしくは死亡した時に使用する。
GM:戦闘不能、死亡を回復し、HPを最大値まで回復する。
GM:また、自身のデータ(シンドローム含む)を変更する。
GM:このEロイスは1シナリオ1回使用できる。
GM:なお、このEロイスは複数所有できる。
GM:以上です。
日陰仄香:キャ、キャラシが変わった
春日魅乗:ははーっ
春日魅乗:そういう感じなんだ!
豊橋 かや:シンドロームが本当に変わった…
佐藤茂:そういう感じで変わるんだ!
GM:では、攻撃の演出を頂いてから復活をしたいと思うので、どうぞ!
日陰仄香:はい!
日陰仄香:すう、と息を吸う。
日陰仄香:打ち込まれる弾丸。目の前の、あの優しい少女が傷つかんとしている。
日陰仄香:その様子さえ、今はニュートン力学とベクトルに全て転換して演算する。
日陰仄香:スリングを掴み、ライフルを構え。
日陰仄香:銃弾が乱れ舞うその中、ただひとつの姿だけを捉えて。
日陰仄香:(──)
日陰仄香:「"観えた"」
日陰仄香:銃声が響く。
日陰仄香:退いた脚。相手が其処に立つと見えた未来のその通り。
日陰仄香:弾丸は、地に開く門となって穿っている。
"プランナー":放たれた弾丸は、過たず"プランナー"を貫通し、床に穴を穿った。無論、その途上にあった肉体も、だ。
"プランナー":「……ああ、なるほど。これが"アルビレオ"。見事です」
"プランナー":手にしていた銃を取り落とし、仰向けに倒れるも。
"プランナー":「ですが、分かっているのでしょう?これで終わりではない、と」
日陰仄香:答えず。ただ鋼色の瞳で照星ごしに見つめ続けている。
"プランナー":逆回しのフィルムのように立ち上がり、胸に開いた穴は、紫電を纏う炎で塞がれる。
春日魅乗:「お伝えしても、俄には信じがたいかもしれませんが」
春日魅乗:「百聞は一見に如かずでしょう?」
日陰仄香:「……本当、冗談みたいな現実だね」

GM:では次、のイニシアチブ!
佐藤茂:とくになし!
GM:こちらは割り込みがあります。
豊橋 かや:ギョエーッ
佐藤茂:キタキタキタ!
春日魅乗:ブレイクゲージを割ると動いてくるタイプだ
GM:《極大消滅波》 対象:範囲(選択) 射程:視界
GM:9D10点のHPダメージを与える
豊橋 かや:これは…こっちに来たな!
日陰仄香:つ、つらい
豊橋 かや:《カバーディフェンス》豊橋 かやの侵蝕率を+2した(侵蝕率:98->100)
GM:エンゲージは2:2、同数。となると、攻撃すべきは侵蝕の合計値が少ない方…!
GM:そしてこれ、攻撃じゃないんですよね…。判定なしでダメージを与えるんだ…。
GM:リアクションも発生しないのですが、よろしいですか!
豊橋 かや:カバーだけはできるのは把握してるので大丈夫です!リザレクト圏を出るのも承知!
日陰仄香:かやちゃんエフェクトつかわなければどっちもリザれると思うけど…
春日魅乗:常勝効果値を上げるため?
佐藤茂:リザでも常勝はほぼ間違いなく上がるし、大丈夫だと思う思う
春日魅乗:あ、ラスアクか
豊橋 かや:ラスアクです。やめといたほうがいいならやめます!
GM:そう、それが…ある!
春日魅乗:OKOK、じゃあ甘んじてカバーもらいます。
佐藤茂:それか!
GM:では、ダメージを算出!
日陰仄香:なるほどー
"プランナー":9d10
DoubleCross : (9D10) → 37[4,5,4,5,3,2,3,7,4] → 37

GM:37点の2倍、74点をどうぞ。
豊橋 かや:戦闘不能。スレイトくんのロイス切って復活、HP11。そして
豊橋 かや:《ラストアクション》豊橋 かやの侵蝕率を+5した(侵蝕率:100->105)
GM:は、では《ラストアクション》分の判定、どうぞ!
豊橋 かや:メインプロセスを行います。マイナーは特にやることがないのでメジャー。
豊橋 かや:《コントロールソート》《コンセントレイト:ノイマン》豊橋 かやの侵蝕率を+4した(侵蝕率:105->109)
豊橋 かや:9dx7+37
DoubleCross : (9R10+37[7]) → 10[1,3,3,4,6,6,8,8,10]+10[2,2,8]+10[8]+4[4]+37 → 71

豊橋 かや:リアクションどうぞ!
GM:強い…リアクション!
GM:シンドロームが切り替わったので素ドッジです。
"プランナー":12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 10[2,2,3,3,3,3,4,5,6,7,7,10]+10[10]+6[6] → 26

GM:ふ、普通なら避けててもおかしくない数字!
GM:ダメージどうぞ!
豊橋 かや:ええと・・・サイドリールが乗って
豊橋 かや:9d10+11+18
DoubleCross : (9D10+11+18) → 54[8,8,10,1,4,5,2,8,8]+11+18 → 83

豊橋 かや:装甲、ガード有効です。
GM:装甲、ガード共にありません。これは今後、特にこちらから明言しない限り同様です。
GM:そしてそれは…倒れる!
GM:斃れる、ということはですよ。
"プランナー":《自爆装置》 対象:範囲 射程:至近
"プランナー":9D10点のHPダメージを与える
豊橋 かや:当然もう一回カバー!
豊橋 かや:《カバーディフェンス》豊橋 かやの侵蝕率を+2した(侵蝕率:109->111)
GM:は、OKです…!
佐藤茂:ではそこに奇跡の雫! 立ち上がってもらいます!
佐藤茂:101→107
豊橋 かや:ウオオオありがたい!HP10で蘇生します!
佐藤茂:奇跡の雫はこちらからの演出省略します! 使えそうだったらカバーの演出で使ってあげてください!
GM:では!
"プランナー":胸の穴を塞いだ炎が、そのまま周囲へと溢れ出し、柱のように燃え上がる。
"プランナー":しかしそれは、ただ流れ出るだけではなく。確固たる意志をもって、キミたちを焼き尽くさんと迫り─
豊橋 かや:「こ…のおおお!!」壁一面の砲口からの一斉砲撃! 弾幕で炎を真っ向から迎え撃つ。
豊橋 かや:学校教育を受けていない豊橋かやには知るよしもないが、その射撃は"プランナー"の周囲の酸素濃度を大幅に減じ…
豊橋 かや:しかし、双方の攻撃の余波が室内で荒れ狂い、弓とデータリンクした砲座が次々に破壊されてゆく。
豊橋 かや:体の一部になったものが急速に壊死していく、怖気と激しい幻肢痛。
豊橋 かや:(…ありがとう)
豊橋 かや:それでも、信じて託してくれた。私を傷つけまいと、自身を解体しようとまで言い出したあの子が。
豊橋 かや:人も、機械も、変われる。 神経が研ぎ澄まされ、舞い散る破片の一つ一つが、血飛沫の一滴一滴までがクリアに見える。
豊橋 かや:"アイズ"のロイスをSロイスに指定。 〇一蓮托生/共犯
GM:破壊され、千切れたリンクが。生き残っている銃座をバイパスとして、あるいは応急の経路を構築されて、修復されてゆく。
GM:それが、キミの意識を繋ぎとめる一助となるかどうかは分かりません。ですが。
GM:キミのためにそれをしようとした誰かがいる。それだけは、揺るぎようのない事実です。
豊橋 かや:意地で無理やり動かしている足をノイマンで制御し、身を乗り出して…間近に迫ったプランナーに、ポイントブランクショット。
豊橋 かや:回避体制を取られる。先に発射されたグレネードが後方で一斉爆破し、体幹を揺らして阻害。手の届く距離で目と目が合う。
"プランナー":「……ッ」
豊橋 かや:「一瞬だ。その頭蓋、貰った‥‥!」全身全霊を束ねに束ねた矢を…指から、解き放つ!!
"プランナー":胸から漏れる炎が、制御を失い燃え上がる。その刹那。
"プランナー":渾身の力で放たれた矢に額を撃ち抜かれ、倒れ伏す。炎も勢いを失い散るように消えて、そして。
"プランナー":《ディヴァインセルフ》。HP最大値で復活。
"プランナー":炎に代わり、光の粒子が身体の内側から漏れ、傷を塞ぐ。再構築されたその手には、獣じみた、ガラスのような鉤爪が備わっている。
"プランナー":「そうまでして、あなたは」
"プランナー":何のために、と口にしかけた言葉を。
豊橋 かや:炎にその姿が飲まれ…肉が焦げ、神が焼け散り。それでも、獣の笑みとともに地面を踏み締め、次の一射の準備にかかる。
"プランナー":「……いいえ、野暮というものですね。その行動が、何よりもその目が」
"プランナー":そう、何処か満足そうに、微笑みさえ浮かべながら。
豊橋 かや:(ありがとう、佐藤さん。 一人じゃないなら…何発だって、撃てる!!)
GM:では、続いてイニシアチブ4組!
佐藤茂:まずはお二人に動いてもらおうかしら!
GM:こちらのイニシアチブの割り込みはありません。行動順は任意で!
春日魅乗:かやさんはBCスーツで行動値0なので
春日魅乗:こちらから動きましょうか。
GM:では魅乗さんから!
佐藤茂:お願いします!
春日魅乗:マイナーで暴走解除。
春日魅乗:メジャー『テキサスの狙撃兵』。《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション》。
春日魅乗:18dx7-1
DoubleCross : (18R10-1[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,6,6,7,7,7,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,3,3,3,4,7,8,9,10,10]+5[2,3,4,4,5]-1 → 24

春日魅乗:振るわないが、ドッジを狙ってくれるならそれでいいのでこのままで。
"プランナー":リアクション!
"プランナー":《竜鱗》 装甲値50を得る
GM:ダメージどうぞ!
春日魅乗:3d10+12+50 装甲有効
DoubleCross : (3D10+12+50) → 11[3,4,4]+12+50 → 73

春日魅乗:攻撃アップ分が全部引かれちゃう
GM:バフ分50が相殺されて、23点!
GM:これ以上の軽減はありません。演出どうぞ!
春日魅乗:くるりと指を回すと、彼女の手の甲に円が刻まれる。
春日魅乗:「ぼんっ」
春日魅乗:掛け声と同時、発火。
春日魅乗:その赤の奔流は、プランナー自身の炎。
春日魅乗:先程の爆炎から逃れるため、空間転移により、一時的に逃していたものの返却。
"プランナー":皮膚が、肉が、髪が焦げるにおいがシミュレーションルームに満ちる。
春日魅乗:彼女の武器はここにはない。彼女の武器はどこにでもある。
"プランナー":「……ああ。これで、貸し借りはゼロと。そう言いたいのですが、魅乗」
春日魅乗:「……む」相手の様子を見やって。
春日魅乗:「か弱き燐寸の火では、買ってくれませんか」
"プランナー":「炎の中に幻像(ゆめ)を見るような子であったら、それなりに可愛がっていたでしょうね。でも」
"プランナー":「あなたは、違う。少なくとも今のあなたは。違いますか」
春日魅乗:「ええ。それでもです。買わせねば家には帰れませんので」
春日魅乗:「必要とあれば、ご覧じに入れましょう。連理の枝を焚べ、火勢を強める様を」後ろをちらりと振り返った。
春日魅乗:侵蝕率+4 (侵蝕率:95->99)
GM:では、続いてかやちゃん!
GM:あるいは割り込みがあれば!
豊橋 かや:なければマイナーなし、メジャーでさっきと同じの行きます!
佐藤茂:割り込みはまだなし!
GM:ではかやちゃん、どうぞ!
豊橋 かや:《コントロールソート》《コンセントレイト:ノイマン》豊橋 かやの侵蝕率を+4した(侵蝕率:111->115)
豊橋 かや:対象は勿論プランナー。
豊橋 かや:9dx7+37
DoubleCross : (9R10+37[7]) → 10[2,3,4,4,5,5,5,7,8]+5[4,5]+37 → 52

"プランナー":リアクションは同じく、《竜鱗》 装甲値50を得る
豊橋 かや:うっ、リアクションをどうぞ!
GM:というわけで、ダメージを…ください!
豊橋 かや:7d10+11+18
DoubleCross : (7D10+11+18) → 35[10,8,1,6,6,3,1]+11+18 → 64

豊橋 かや:装甲ガード有効! 固い…!
GM:14点抜けた!
豊橋 かや:(火がダメなら…これはどうだ!?)矢を素早く番え、防御体制を取ったところに胸を狙って射撃!
豊橋 かや:弾かれる。すでに次を番えている。両脚。弾かれる。
豊橋 かや:(ラチがあかない…縫いとるのが精一杯か!)
豊橋 かや:縫いとめる
"プランナー":焼け焦げ剥がれ落ちた生体装甲が、再び生成される。それは、確かに放たれた矢を弾きはしたが。
"プランナー":「……そこまで、ですか。ならば」
"プランナー":スキを生じさせるには、十二分。
GM:では、最後に未行動の…佐藤くん!
佐藤茂:その前に割り込み! 触媒を発動!
佐藤茂:対象は日陰仄香!
佐藤茂:演出行きます!
日陰仄香:了解だよ!
佐藤茂:●コンボ「触媒開放“双星の理想郷《アルビオン》"」→触媒
佐藤茂:只一つ、狙いすまして撃ち抜くように、右腕を伸ばす。囁くように願いを唱える。
佐藤茂:「輝け、輝け、輝け」
佐藤茂:未来。無数に続く因果の行く先を人はそう呼ぶ。彼《アルビレオL》にとってそれはそう遠いものではない。
佐藤茂:「輝け、輝け、輝け」
佐藤茂:故に──
佐藤茂:「輝けぇえっ!」
佐藤茂:──彼は臆することなく掴みとる。
佐藤茂:因果舞う領域の中から、愛する人と己の未来に繋がる導きの光を。金色に、大きく輝く、望月のごときそれを。
佐藤茂:刹那、茂と一部分の施行を共有する仄香の頭脳がそれを形而下における最適行動としてそれを受信する。
佐藤茂:月下、かつて猟犬だった者たちが走る。
日陰仄香:ではメインプロセス開始前にコンボ:"満るは天光"≪アフターライフ:ムーンドック≫攻撃力+5(重複可)。
日陰仄香:合計+10!
日陰仄香:マイナーなし、今度はウェポンケースよりへヴィマシンガンを装備。
日陰仄香:メジャーでプランナーへ射撃!
GM:判定どうぞ!
日陰仄香:8dx+33
DoubleCross : (8R10+33[10]) → 10[1,1,3,6,6,9,10,10]+7[1,7]+33 → 50

日陰仄香:おお、一回は回るな
"プランナー":《竜鱗》!装甲値50!
日陰仄香:6d10+12+10+50 装甲等有効
DoubleCross : (6D10+12+10+50) → 29[3,8,9,6,2,1]+12+10+50 → 101

日陰仄香:わあい
GM:……!?
佐藤茂:愛です
GM:なぜそこで愛ッ!?
GM:ともあれ、そのダメージは…装甲も貫通して、戦闘不能に!ですが!
"プランナー":《ディヴァインセルフ》!HP最大で復活!
日陰仄香:いよし!
日陰仄香:瞳の鋼がきらめきを増す。
日陰仄香:それが見据え、捕えるのは。万華鏡の如き幾重にも広がり、多層に伸びる事象の因と果だ。
日陰仄香:ライフルを撃つ。
日陰仄香:反撃の爪が、スリングを撃ち切りライフルが墜ちる。
GM:攻撃が当たらない。避けられる。届くよりも速く、ガラスの爪がキミを切り裂く。そんな未来も、あり得たのでしょうが。
日陰仄香:そのままホルスターから抜かれた拳銃が、爪を弾き。
日陰仄香:脚へ一射。腕へ。肩へ。
日陰仄香:擦れ違い、首、頭部、心臓を背より打ち抜く。
日陰仄香:それは、全て"分かっていたかのように"速やかに。
GM:爪が弾かれる。腕が勢いを殺される。肩が、付け根から弾け飛ぶ。複数の急所に、同時に弾丸が撃ち込まれる。
GM:そうして、一瞬で無力化された獣は、しかし。
日陰仄香:まるで映画や演劇の殺陣のような、取り決められた筋をなぞるように。
"プランナー":「これは……ええ、認めましょう」
"プランナー":「"アルビレオ"。あなたは……あなたたちは、期待以上の。あるいは、誰もが諦めていた以上の存在だと」
日陰仄香:「…感謝でもすればいいのかな、"元上司"さん?」
"プランナー":失った腕は、騎士甲冑めいた義肢で補われ。やはり、薄い笑みを浮かべながら、立ち上がる。
佐藤茂:「まあ、ムーンドッグだけの成果じゃないしな。俺たち」
日陰仄香:「それ言う?本当なんというか、いっつも口が悪いの、よくない癖」
日陰仄香:瞳と、その手にある鋼を構える。
日陰仄香:それは、無数に煌めく未来のうち、自身が選び取るべきもの以外を剪定し断定し割り断つものだ。
佐藤茂:「感謝してるって意味さ」
日陰仄香:「伝わり辛いの、きみの言い方」
佐藤茂:「ごめん」

GM:それではイニシアチブから!
"プランナー":こちらはあります。
佐藤茂:こちらはまだありません
"プランナー":《加速する刻》 イニシアチブで行動する
日陰仄香:ウギャーッ
佐藤茂:ひえーっ!
GM:なお、こちらタイミング:イニシアチブのエフェクトです。
豊橋 かや:いけないぜ!
春日魅乗:エンブレム:プランナーの予言を。
佐藤茂:魅乗様!
GM:OK、対応はありません!
春日魅乗:彼女が新たな姿を得て、起き上がった先には。
春日魅乗:両手で大きく丸を描く、春日魅乗の姿がある。
春日魅乗:「私、色々と、考えたんですよ」
春日魅乗:「私の"手配"できるもので、最も“効く"札は何か」
春日魅乗:「私の使える奥の手はなにか」
春日魅乗:彼女の能力は、空間の接続。
春日魅乗:望むもののある場所へと、戦場を接続する。
春日魅乗:その先には、プランナーはおろか、彼女自身よりも幼い、一人の少女の姿がある。
春日魅乗:「我が主(マイマスター)。一目くらい、ご覧になりたいでしょう?お互いに、です」
"プランナー":『ええ。ですが、一目で十分です。……そうでしょう、"プランナー"。夢(りそう)を追い求めた私』
"プランナー":小さい体に不釣り合いな、豪奢な造りの椅子に座ったまま。ふぅ、と溜息混じりの一息を、開いた"門"越しに吹きかけると。
"プランナー":「……悪趣味ですよ、魅乗。いえ、吹き込んだのは私ですか」
春日魅乗:「何。データだけ吹き込んで帰った誰かへの、当てつけですよ」
春日魅乗:彼女たちが直接対峙することはない。
春日魅乗:それはシミュレータに対しては、大きすぎる揺らぎだ。
春日魅乗:その揺らぎは、どちらへと転ぶかは分からない。対消滅か、はたまた、
春日魅乗:止揚の末に、新たな次元へと至る存在が生まれるのか。
"プランナー":─少なくとも。正確な演算を繰り返すシミュレーターが、一時的な過負荷によりフリーズする。その程度の隙は、確かに作りだされた。
春日魅乗:それを望んでの行動ではない。それを思わせるだけでいい。
春日魅乗:「では。今度は手土産を持って伺います」収縮する門へと一礼を。
"プランナー":『ええ。魅乗。そして─みなさん』
"プランナー":『あとは、任せます』
"プランナー":小さく息を漏らすような笑みを残して、"門"は閉じる。そして。
"プランナー":「……本当に。趣味の悪い」
"プランナー":やはり微笑みは崩さず。しかし、履き捨てるようにそう零す。

GM:イニシアチブでの割り込みが打ち消されたため、同タイミングで未行動者のチェックが入ります。
GM:というわけで、割り込みなければ、佐藤くんの通常行動となります。
佐藤茂:よし!
佐藤茂:あ、こちらはなにもないです
佐藤茂:そのまま通常手番へ動ければと!
GM:では佐藤くんの手番!
佐藤茂:ッシャア!
佐藤茂:マイナーでジェネシフト、2d10振ります
佐藤茂:107+2d10
DoubleCross : (107+2D10) → 107+16[6,10] → 123

GM:ぎゃあ、いい数字に載せてきた!
佐藤茂:俺の馬鹿野郎! 誰がここまでやれって言った! けどまあかまわないさ!
佐藤茂:メジャー!
佐藤茂:●コンボ「触媒限定開放“星よ、愛しき人を導け"」→流血の胞子+さらなる力
佐藤茂:5dx+2 RC 対象は日陰仄香
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[1,1,2,5,10]+2[2]+2 → 14

佐藤茂:あ~! これは当たらないか! 当たらないか~!
日陰仄香:ガードしますよw
佐藤茂:受け止めてもらうぜ! それでは邪毒2と再行動を受けてもらいます!
日陰仄香:ぎゃあ痛い。
佐藤茂:「処理落ちはありがたかったな。こういう状況においてこそ、俺のエフェクトは効果を発揮する」
佐藤茂:手をのばす。
佐藤茂:自らの前で刃を振るい、敵へ立ち向かう愛しき人へ。
佐藤茂:手をのばす。
佐藤茂:自らの隣で共に歩き、未来を目指す愛しき人へ。
佐藤茂:手をのばす。
佐藤茂:自らの後ろに居て、いつも必死で追いすがってくれる愛しき人へ。
佐藤茂:時を、因果を、領域を越えて、彼方より此方へ。
佐藤茂:手を伸ばし、触れて、予測不可の混沌を切り裂き、ほんの少しだけ望む未来を引き寄せる。それに付随する結果として、人が動く。
佐藤茂:「触媒、限定開放。仄香、俺と共に痛みを受け入れてくれ」
日陰仄香:「ええ、あなたとならいつまでも」
GM:では、日蔭さんが未行動になりました。というわけで。

日陰仄香:ではわたしの手番かな!
GM:イニシアチブ!未行動者の行動値チェック!
"プランナー":割り込みます。《加速する刻Ⅱ》
日陰仄香:ウワーっ
佐藤茂:ギエーッ!
春日魅乗:ひーん
佐藤茂:侵蝕123→130です
"プランナー":というわけで、もう打ち消しもないはずなので、こちらの手番!

GM:マイナー、《ライトスピード/ダブルクリエイト/インフィニティウェポン》
GM:攻撃力+14の白兵武器を2つ作成し装備、次のメインプロセスでメジャーアクションを2回行う
GM: 
GM:メジャー1回目。
GM:《サイレンの魔女》
GM:攻撃力+21の射撃攻撃、装甲値無視
GM:判定前に《砂の加護》を自身に使用。判定ダイス+6個。
GM:対象はシーン(選択)です。
GM:(攻撃の)
佐藤茂:《隠された世界》
GM:はい、それへの対抗はありません。
GM:この攻撃、射程:シーン、対象:単体へと変更されます。
GM:そして今、一番侵蝕が低いのは…日蔭さんか!
GM:侵蝕98で間違いないでしょうか。
日陰仄香:そうです!
GM:では、日蔭さんに対して!
GM:18dx+6
DoubleCross : (18R10+6[10]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,4,4,5,6,6,8,8,9,9,10,10]+6[3,6]+6 → 22

GM:うーん回らない!達成値22で!
日陰仄香:コンボ:"結ぶは稲玉":≪ゲットダウン≫。
日陰仄香:えーと活性でドッジダイス?2して。
日陰仄香:6dx+36=>22
DoubleCross : (6R10+36[10]>=22) → 9[4,5,7,7,9,9]+36 → 45 → 成功

日陰仄香:ドッジ成功です。
日陰仄香:日陰仄香の侵蝕率を+2した(侵蝕率:98->100)
春日魅乗:ドッジダイスに《妖精の手》を。
日陰仄香:おっと。そうなると46スタートですね。
春日魅乗:侵蝕率+4 (侵蝕率:99->103)
日陰仄香:1dx+46
DoubleCross : (1R10+46[10]) → 5[5]+46 → 51

佐藤茂:こちらも侵蝕増やさねえと
佐藤茂:130+1d10 隠された世界での侵蝕
DoubleCross : (130+1D10) → 130+4[4] → 134

GM:では、演出は2連撃纏めてとしたく!
日陰仄香:はい!
GM:では続いて2発目!
佐藤茂:はい!

GM:《C:モルフェウス/カスタマイズ/レインフォース/ギガノトランス/音速攻撃/マシラのごとく》
GM:対象:シーン、射程:シーンの白兵攻撃、攻撃力+78
春日魅乗:《隠された世界》。対象を単体に変更。
GM:は、了解です!それへの割り込み、打ち消しはありません。
春日魅乗:侵蝕率+8(1d10->8) (侵蝕率:103->111)
GM:そして対象:単体、射程:至近となるため、攻撃対象は…魅乗さん、キミだーッ!
春日魅乗:ムッ
"プランナー":17dx+6
DoubleCross : (17R10+6[10]) → 10[1,2,2,3,3,4,5,5,6,6,7,7,9,9,9,10,10]+9[4,9]+6 → 25

GM:ウォォン伸びない!
日陰仄香:クリティカル地!
GM:…あ!
佐藤茂:C10になってる!
GM:そしてすみません、射程はシーンのままなので、後衛も狙えます。
GM:故に日蔭さん!キミを殴る!
GM:17dx7+6
DoubleCross : (17R10+6[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,4,4,5,5,5,6,7,7,9,10]+10[1,3,5,7]+10[8]+4[4]+6 → 40

日陰仄香:はいな!では振り直しお願いします
日陰仄香:わあデカい
GM:キリがいい!
佐藤茂:やっちゃえ仄香!
日陰仄香:ここは敢えてのガードだ!こいーっ
GM:は、では!
"プランナー":5d10+78
DoubleCross : (5D10+78) → 17[4,3,2,4,4]+78 → 95

GM:95点、ずばっと。
日陰仄香:まあリアクティブ起動しても絶対死ぬので死んで。
日陰仄香:≪ラストアクション≫。
日陰仄香:手番を貰う!
GM:どうぞ!
日陰仄香:まずメインプロセス開始前:コンボ:"満るは天光"≪アフターライフ:ムーンドック≫攻撃力+5(重複可)。三回目。計15!
日陰仄香:マイナーなし、メジャーでへヴィマシンガンで射撃。
日陰仄香:9dx+33
DoubleCross : (9R10+33[10]) → 10[1,2,3,4,4,5,7,10,10]+10[3,10]+8[8]+33 → 61

日陰仄香:回るなあ君。
GM:ぐおっ…リアクションは…
"プランナー":ドッジ!
"プランナー":《アクロバット 》のみ。
"プランナー":17dx
DoubleCross : (17R10[10]) → 10[1,3,3,4,5,5,5,6,7,7,8,8,8,9,9,10,10]+10[8,10]+2[2] → 22

GM:失敗!
日陰仄香:こわ…。
日陰仄香:7d10+12+15+50 装甲等有効。
DoubleCross : (7D10+12+15+50) → 32[4,3,1,4,10,7,3]+12+15+50 → 109

日陰仄香:このバフおかしいよ!!
GM:ほんとにな!
GM:HPは一気にマイナスへ!そして!
"プランナー":《魂の錬成》。
日陰仄香:そしてここで、最後のロイスとして"今の"プランナー 〇脅威/畏怖を取得、昇華して復活!
日陰仄香:日陰仄香の侵蝕率を+5した(侵蝕率:100->105)
"プランナー":「……私は過去の遺物であり、紛れ込んだデータであり、イレギュラー。それは事実です。しかし」
"プランナー":「私は、生きている。その否定は、させません」
"プランナー":両手には、冷たい鋼の刃。振るわれるは、世界を切り裂く2連撃。
"プランナー":真空と、巨大化する鋼。重なる刃が、2度、キミたちを打ち砕く。
春日魅乗:手をかざす。真空を作り出す攻撃を軽減する術は、彼女には一つしかない。
春日魅乗:刃を振るうように、ぱっと手を下ろす。
春日魅乗:彼女の能力は、自らの用立てた場所への転移。
春日魅乗:大気の刃を殺す、唯一の領土。
春日魅乗:転移先は月の土地。無限の真空を抱く場所。
GM:圧倒的な"負"の圧力は、真空の刃を貪欲に飲み込んでゆく。
春日魅乗:だが、それはあくまで。初撃を殺すだけのもの。
春日魅乗:二の太刀を止めるすべはない。─彼女独りには。
春日魅乗:それで十分と知っている。
GM:残る一撃。空間ごと両断するような、質量の刃がキミたちに迫る。
佐藤茂:「良いものだよな。仲間が多いっていうのはさ」
佐藤茂:かけていた眼鏡を投げ捨てる。
佐藤茂:震えが、止まった。
佐藤茂:ロイス取得
佐藤茂:かつての彼女とは……別だ! プランナー(シミュレータ)→興味/殺意◯
佐藤茂:「守るぞ、仄香」
佐藤茂:可能性を掴み取ることができるならば、その逆もまた然り。
佐藤茂:戦闘領域一帯を包み込む巨大な斬撃を、茂は眼鏡を外して直視する。
佐藤茂:「俺は、敗北《そ》の可能性を、選ばない!」
佐藤茂:それは収縮し、収縮し、収縮し、殺戮の災害から仄香一人を狙う絶命の一刀へと縮小される。
日陰仄香:彼を見る。そのままなら、勝負を決める為に“使う”であろう彼を。
佐藤茂:一瞬だけバツが悪そうな表情をする。されどもはや言葉は不要。素早く、力強く、頷く。
佐藤茂:「仄香、これを受けろ!」
日陰仄香:「うん」
GM:知覚された、無数の可能性が収斂する。
日陰仄香:幅が減ろうと、その大本の質量までは消えていない。回避は出来るーー
日陰仄香:だが。
GM:それは、"偶然"日蔭仄香のみへと刃が到達する、本来なら選ばれなかった可能性。
日陰仄香:"アルビレオR"には、ムーンドックの実験体には、
日陰仄香:そして。何より、日陰仄香という一人の少女からすれば。
日陰仄香:その言葉を、疑うことなど考えもしない。
日陰仄香:そう生まれたから。そう造られたから。そして何よりもーー
日陰仄香:そうあることを、彼女自身が選んだからだ。
日陰仄香:受ける。肩口に刃が触れ、皮膚が裂け、肉が割れ、骨まで届かんとして。
日陰仄香:その運動エネルギーを以てして。銃口が旋回し、敵を捕らえる。
日陰仄香:「お返し」
日陰仄香:銃声が連なる。
GM:刃が肉を切り裂く音と、銃弾が骨を砕く音が重なるが、しかし。
"プランナー":「……可能性に賭け、そして行動は着実に。面白い、組み合わせです」
GM:両社とも、立っている。一方は、芽生えたエゴがもたらす、レネゲイドの力によって。そして─。

GM:日蔭さんの手番です。
GM:あ、イニシアチブのチェックが入ります!こちらの割り込みはありません。
佐藤茂:こちらもなしです!
豊橋 かや:(…もう、部屋の中の砲門がほとんど全部死んでる…弾切れも近い!)
豊橋 かや:(…間に合うの!?)横目で、はじめて背後を仰ぎ見る。祈るように。
GM:では…改めて、日蔭さん!
日陰仄香:はい!
日陰仄香:メインプロセス開始前:コンボ:"満るは天光"≪アフターライフ:ムーンドック≫攻撃力+5(重複可)。計20!四回目!
日陰仄香:マイナーなし、メジャーへヴィマシンガンで射撃!
日陰仄香:9dx+33
DoubleCross : (9R10+33[10]) → 8[3,3,4,4,4,5,6,8,8]+33 → 41

日陰仄香:あっ回んねえ
春日魅乗:《妖精の手》。
GM:ギャーッ!?
日陰仄香:わあい魅乗さんだいすき
日陰仄香:1dx+43
DoubleCross : (1R10+43[10]) → 1[1]+43 → 44 → ファンブル

日陰仄香:ウゲーッ
春日魅乗:《宵闇の魔花》。
日陰仄香:み、魅乗大明神様…!
GM:あっ、丁度いい数字に!
春日魅乗:HP5点と引き換えに達成値+16。
春日魅乗:侵蝕率+4 (侵蝕率:111->115)
GM:では、60でよろしいか!
春日魅乗:侵蝕率+4 (侵蝕率:115->119)
日陰仄香:わあいHPが12から7になりまして、達成値60に。
GM:ならば…生き足掻く!
"プランナー":《アクロバット/風踏むマシラ》
"プランナー":ドッジを行う、成功するとHPを5D10点回復
"プランナー":17dx
DoubleCross : (17R10[10]) → 10[2,4,5,5,6,6,6,6,8,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,9,10]+5[5] → 25

GM:グワーッ!!
日陰仄香:フーッ怖かったぜ
GM:ダメージを…ください…!
日陰仄香:7d10+12+20+50 装甲等有効。
DoubleCross : (7D10+12+20+50) → 53[7,6,7,6,8,9,10]+12+20+50 → 135

日陰仄香:なんだこのダイス目!?
佐藤茂:愛だよ
GM:なんですかその数字は。
春日魅乗:絆です!
"プランナー":HPは50!装甲なし!復活…なし!
佐藤茂:やったか!
"プランナー":戦闘不能です!
GM:演出を…ドーゾ…!
日陰仄香:よし!
日陰仄香:「大丈夫だよ、かやちゃん」微笑んで。
日陰仄香:血を流し、白い骨を覗かせながらそう嘯く。
日陰仄香:「きみが頼った女の子は、それなりに強いんだと教えてあげよう」
日陰仄香:左腕はもうマトモに動かない。右腕に握った拳銃を牽制で放ちつつ、プランナーへ駆け寄る。
佐藤茂:「力を、君に」
佐藤茂:瞳に映すのは、愛する彼女の“可能性"。
日陰仄香:それは、武術の組太刀に近いように見えた。
日陰仄香:刃と真空、銃弾が互いを目指しながら、到達する時、相手はそこにいない。
日陰仄香:舞うようにして、互いの距離が縮まりーー
日陰仄香:「悪いね、プランナー」からん、と転がる音。
"プランナー":ああ、と。その声は、銃声に重なるように。
日陰仄香:それは、動かないはずの右腕が、グレネードを転がす音。
日陰仄香:「わたしの。わたしたちの勝ちだ」
日陰仄香:最後に、一つの音が、空間を切り裂いた。
"プランナー":「心にもないことを、言うものではありませんよ。……本当に、悪い子」
"プランナー":「私は、あなたたちにとって、ただの」
"プランナー":続く、その声は。
"プランナー":部屋全体を揺るがすような、爆音と振動と、閃光にかき消された。
豊橋 かや:「あ…」
GM:後に残るのは、爆発で抉れた床と、砕けた刃。かろうじて原型をとどめた、甲冑に覆われた右腕。
春日魅乗:「アルビレオの"左"が。決めましたね」
佐藤茂:「二人の力だよ」
日陰仄香:「ふぅ…最後消えるのが速くてちょっと焦った…」ひょっこり煙から出てきて。
佐藤茂:嬉しそうにほほえみ、愛する人の傍へと進む。
日陰仄香:「茂くん、其処はこう言おう?」
日陰仄香:「かやちゃん、魅乗さん、茂くんに。わたし。四人の力だ、ってね」
佐藤茂:「またまた一本取られたな」
春日魅乗:「それは、私でも分かりますけど」
豊橋 かや:「…! 酷い傷」
春日魅乗:「かやさんから怒ってもらいますか」
佐藤茂:予備のメガネを掛け直した後、仄香を抱き寄せる。
春日魅乗:「何人ですか?」
日陰仄香:「ひええ、怖い…ってきゃっ」
佐藤茂:(あっ、そうか)
豊橋 かや:「…5人です! "アイズ"もずっと戦ってたの!」
日陰仄香:「あはは、ごめんごめん。仲間外れはダメだね」
佐藤茂:「豊橋さんの言う通りだな。一本取られたぞ、俺たち」
"アイズ":『……はい!みなさんと、わたしと、そしてきっと、もっとたくさんの人の』
"アイズ":『私たちの、勝ち、ですっ』
豊橋 かや:「…支部長がチャンスをくれなかったら、私もここにいなかったね」
豊橋 かや:「あとで、お礼を言いに行こう。"アイズ"」
GM:はい、と。いつものように、活力に満ちた声がキミに返されます。
豊橋 かや:地獄の戦場と化した部屋を出れば、もとの日常が待っている。 その前に少しだけ、"プランナー"の爆散痕を振り返る。
豊橋 かや:"アイズ"が生きているように、彼女もまた確かに生きていた。 そのように自分を定義していたのだから。
豊橋 かや:今や彼女の存在した痕跡は、自分たちが退出すれば消える燃えがらと、マゲイロスが寄越した謎のパーツだけだ。
豊橋 かや:(…遺言がないかくらい、聞ければよかったな)
豊橋 かや:踵を返し、部屋の外の光に向かって歩いていく。 …死者に囚われていても、日常も、未来も、待ってくれないのだから。

GM:シーンエンド

GM:それではバックトラック!
GM:まずはEロイス分。
GM:《ディヴァインセルフ》×3
GM:3d10点下げることができます。更にその後,手持ちのDP1点につき1,侵蝕率を引き下げることができます。
GM:バックトラックのダイスはその後!
GM:もちろん、片方だけ使っても、どっちも使わなくても大丈夫。
佐藤茂:下げます! まずは3d10!
日陰仄香:残ロイス5で105だから使用せず一倍で。
佐藤茂:134-3d10
DoubleCross : (134-3D10) → 134-13[4,4,5] → 121

豊橋 かや:Eロイスは振らず、DPを11点使って侵蝕を104に下げます。
日陰仄香:105-5d10
DoubleCross : (105-5D10) → 105-32[5,9,8,3,7] → 73

日陰仄香:よっしゃ五点。
豊橋 かや:等倍。ロイスは昇華1、未取得1で4つ。
豊橋 かや:104-4d10
DoubleCross : (104-4D10) → 104-29[4,5,10,10] → 75

佐藤茂:DP6点使って115にしようかな
豊橋 かや:5点圏です!
佐藤茂:んで等倍振り
佐藤茂:115-6d10 ロイス無傷なので 今回はメモリーの使用も無しで
DoubleCross : (115-6D10) → 115-25[2,8,6,5,2,2] → 90

春日魅乗:Eロイスなし、DPを11点使用。
佐藤茂:うむうむ、計算通り
春日魅乗:108から1倍ぶりを。
春日魅乗:108-5d10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-22[5,3,3,1,10] → 86

春日魅乗:5点で帰還。
佐藤茂:こちらも5点!
GM:は、では…
GM:各チェックと目標達成で15点、Eロイスで3点、各々侵蝕で5点
GM:23点、GMは32点イタダキマス!
日陰仄香:ありがとうございます…!
豊橋 かや:ありがたく頂きます!
春日魅乗:もぐもぐ!
佐藤茂:ありがとうございます!

GM:エンディング:佐藤茂&日蔭仄香

GM:第四支部、応接室。
GM:諸々の後始末はあるにせよ、それは支部所属エージェントのお仕事。
GM:何よりも、事件の発端から最後まで駆け抜けたキミたちに、支部長は。
日馬美礼:「まずはお疲れ様、だ。一時はどうなるかと思ったけどね」
GM:などと、労いにしても甘すぎる紅茶、カロリーの高い菓子類の数々を提供してくれました。
日陰仄香:「まあ、なんとかなってよかったです」ほわりと笑いながらもぐもぐ。
佐藤茂:「良い仲間に会えたから、ですよ」
佐藤茂:紅茶を飲んでほっと一息つく。
日馬美礼:「おや。良い伴侶に、でなく?」
佐藤茂:「伴侶とは──もうずっと一緒ですから」
日陰仄香:「日馬さんに茂くんはもう…」半目。
佐藤茂:「……けどさ」
日陰仄香:「実際、魅乗さんもかやちゃんにも本当助けられましたね。二人がいてよかった」
日馬美礼:「そこは一回くらい否定しなよ。……うん?」
GM:袖余りの白衣で、両手でカップを持ちながら。
佐藤茂:「えへへ……すいません。とはいえ、二人ぼっちで生きてきた俺たちが、誰かと絆を結んで戦うことができたのは成長だしさ」
佐藤茂:恥ずかしそうに首の後ろをかく。
日陰仄香:「……まあ、そうかも。十年…いや、数年前のわたし達が見たらひっくり返りそうね」苦笑。
日馬美礼:「そりゃそうだろうね。こっちが押さえてた資料じゃあ、"アルビレオ"は単なる失敗作の脱走兵だ」
日陰仄香:「まあ、事実そうですし」紅茶をふうふうと冷ましながら飲む。
佐藤茂:「兵器としては三流以下ですからねぇ?」既にぬるくなっている紅茶を仄香に差し出す。
日陰仄香:それを君の分がなくなるでしょ、と自分が冷ましていた分を渡しつつ。
日馬美礼:「……振った側が言うのも何だけどねぇ。謙遜もそこまで来ると嫌味だぜ?」
日馬美礼:「本当は、お互い「自分たちなら当然の結果だ」みたいに思ってるなら尚更だ」
日陰仄香:「実際ムーンドックからすれば、コストだけ掛かって一番大事な信頼性がゼロでしたし」苦笑。
佐藤茂:「あ、あはは……キヲツケマス……」
日陰仄香:「でも、確かに気を付けた方がいいのかも。ありがとうございます」ぺこりと頭を下げて。
日馬美礼:「いいよ。大事なのはどう思われてるかじゃない。どう思うかだ。……とはいえ」
日馬美礼:「支部長って立場としちゃ、やっぱり確認はしなきゃならない」
GM:カップを皿に置き、キミたちの目を順番にじぃっ…と見つめながら。
日陰仄香:ことり、とコースターに彼の紅茶を載せて。真面目に聞く姿勢に。
佐藤茂:ゴクリと喉を鳴らす。
日馬美礼:「これから、キミたちはどうする。また流れのフリーに戻るのか、それとも」
日馬美礼:「少しの間、この街で……そして、UGNの仲間として、腰を据えるつもりはあるのか、だ」
日陰仄香:ちら、と彼に視線を送る。
佐藤茂:「正直、お世話になりたいところです。オーヴァード向けの医療施設がここまで充実しているUGN支部はそうそうありません。率直に言って、その恩恵は何者にも替えがたい魅力です」
佐藤茂:仄香の腕をとる。
日陰仄香:そのまま取られて、彼の腕に添わせるように。
佐藤茂:「傷もこの短期間でこの通り、綺麗に治していただきましたしね」
佐藤茂:「いくら骨まで綺麗でも、衆目に晒すものではありませんから」
日陰仄香:「……わたしのことだけが理由ならそういうのいいからね?」
佐藤茂:「……いや」
佐藤茂:顔を赤くする。
佐藤茂:しばし沈黙する。
日陰仄香:「…?」首を傾げる。一体何なのだろう。
佐藤茂:「これまだ言ってなかったけどさ……仄香」
佐藤茂:「家族、もう一人居てもいいと思うんだ」
日陰仄香:「…………………」
日陰仄香:「……………ん。…………んんん??」
日陰仄香:「いやちょっと待って」
日陰仄香:「え?まだ高校生だよ。生活基盤もきちんとしてないよ?え、え?」
日馬美礼:「答えひとつでも惚気るとは、恐れ入った。まあ、そぉいうことなら」
日馬美礼:「住まいの手配も任せてくれて構わないとも。ああ、とりあえずエージェント用に押さえてるマンションでいいかい」
佐藤茂:「ありがとうございます!」
日陰仄香:「いやいやいやいやなんか話がジェットコースター級に早く進んでないです??」
佐藤茂:「戦況は刻一刻と変化するものだし……?」
日馬美礼:「はいはい。それじゃあ、こっちはその辺りの準備をしてこよう。ふたりはどうぞ、ごゆっくり?」
GM:ニヤニヤと、楽しそうな笑みを隠し切れないまま。動作音がやけに静かな車椅子で、部屋を退出していきます。
日陰仄香:「いや、その、」顔を真っ赤に染めて。
日陰仄香:「それでいいのーー!!?」
佐藤茂:「仄香! 可能性を見せてやる!」
日陰仄香:「なにばかなことに能力使おうとしてるの!?」
日陰仄香:「侵蝕負担も抜けきってないでしょ!止めなさいばか─!」
佐藤茂:「そういうんじゃないっての!」
佐藤茂:「幸せにするから! 一緒に来いってことぉ!」
日陰仄香:「じゃあどういう……っ」と、そこで更に首筋まで真っ赤にして。
日陰仄香:「……………もう…!前にも、ちゃんといったでしょ」
日陰仄香:「あなたなら、いつであってもどこであっても」赤く染まったまま、しょうがないなあと笑いながら。
日陰仄香:「わたしは、ずっと一緒にいるよ」

GM:シーンエンド

GM:エンディング:春日魅乗

GM:N市内、とある公園。夕刻。
GM:不思議と人気のないここに、今、ふたりの人物がいます。
"プランナー":「お疲れ様でした。いえ……ありがとうございました、と言うべきでしょうね、今回は」
GM:ひとりは、ブランコに腰かけ、キィキィとそれを揺らす少女。
春日魅乗:「いえ。私はただ、お願いを聞いただけですから」
春日魅乗:隣のブランコの鎖を掴み、少女を見下ろして微笑むもうひとりの少女。
"プランナー":「お願いを叶えてもらったら、お礼を言うものでしょう?」
"プランナー":「それに……ええ、実際、UGNに任せてしまってもよかったんです。彼らなら、介入なしでもどうにかして見せたでしょう」
"プランナー":「けれど、私は、あなたにお願いした。そしてあなたは、私が望む通りに。望む以上に叶えてくれた」
春日魅乗:「そうですね。私の介入がなくとも、余裕を持って終わったのやもしれません」
"プランナー":「……魅乗。私は」
GM:ブランコを揺らす手を止め、揺れが収まるのを待ってから。
春日魅乗:「はい?」キイキイと、立ったままブランコを漕いで。
"プランナー":「生きるということは、意志を示すことだと考えています。そこに、ヒトとレネゲイドビーイングの差はありません」
春日魅乗:「……ええ。そうでしょうね」
"プランナー":「ですから。あなたが明確に、己の意志を示すことを。私は、とても好ましく思います」
"プランナー":「それを、彼本人がどう感じているかは……それこそ、本人の意志を確認せねば、何とも言えませんが」
GM:空へ、地上へと揺れるキミを見上げながら。
春日魅乗:「……」
春日魅乗:年齢不相応な、ヒール靴を前に放り投げる。
春日魅乗:「……何も感じては居ないですよ」
春日魅乗:「あれはそういうものです。今や……いえ。以前からかもしれません」
春日魅乗:もう片方の靴も放り飛ばして。
春日魅乗:「生きるということは、意志を示すこと」
"プランナー":「ええ。……あるいは、この数年で、最も"変わらなかった"のは彼かもしれません」
春日魅乗:「……ええ。叔父様は、変わりません」
春日魅乗:「─堕ちてし後も、です」
春日魅乗:「ヒトとレネゲイドビーイングの差はないと、そうおっしゃいましたけれど」
春日魅乗:「オーヴァーとジャームにも、違いはないと言えますか?」立ち漕ぎのまま、ブランコから飛び降りる。
春日魅乗:危うげに着地して。振り向いて。
春日魅乗:「私の敬愛する、怜央叔父様にも。等しく生きる意味があると?」
"プランナー":「かつてのFHでは、不死者とカテゴライズされたオーヴァードがいました。今も、きっと」
"プランナー":「レネゲイドの侵蝕を数値化して、ジャームか否かを判断する。……ええ、それもまた、必要な線引きです」
GM:上半身を前に倒して、両ひざに肘を置き、頬杖を突く。そうして、キミを見上げるようにしながら。
春日魅乗:片腕を抑えて、下を向いて。靴を拾うこともなく。
"プランナー":「僅かなりとも、己の意志を示す者であれば。そこにはまだ、欲望(R:こころ)があるでしょう」
"プランナー":「こころ無き力は、災厄です。……いえ、災厄そのものがこころを得た存在を、私は知っています」
"プランナー":「ゆえに、魅乗。私はあなたに、こう言いましょう」
GM:底の知れない、暗く丸い瞳がキミを見据えます。
春日魅乗:「……はい」
"プランナー":「意味とは、生じるものばかりではありません。他者から与えられるものも、等しく価値ある「生きる意味」です」
春日魅乗:「……私が、翼を授けよと?」
"プランナー":「あなたが、「意味はない」と断じた時こそが、本当の終わり。……そうしたくない、と思うからこそ」
"プランナー":「あなたは、あやふやな立ち位置のまま、世界に関わり続けている。……私はそう、見立てています」
春日魅乗:「……はい」
春日魅乗:ペタペタと歩いて。靴を拾って。
"プランナー":「あなたが、その翼を自ら折らない限り。私は、あなたの味方でいると約束しましょう」
春日魅乗:だから、私はこの主に。春日怜央叔父様が使え続けた、我が主(マイマスター)に。
春日魅乗:捕われ続けているのでしょう。彼女の示す、細い蜘蛛糸に縋り続けて。
春日魅乗:それでも。
春日魅乗:「私は、"翼ある貴婦人(ウイングド・レイディ)"です。騎士へ信を結んだ、異界の乗騎です」
春日魅乗:「必ずや、"獅子の騎士(ナイト・オブ・ライオン)"の道を、切り開きましょう」
春日魅乗:そう気丈に言い放ち、夕闇に微笑んだ。
春日魅乗:影法師は黒き翼のように、彼女の背より伸びていた。

GM:シーンエンド

GM:エンディング:豊橋かや

GM:UGN第四支部。
GM:事件後、戦闘後の検査や事後処理等で、3日ほどを消費したキミは、ようやくこの支部に顔を出すことができました。
GM:支部長からは、短く『万事問題なし』の連絡があったものの、詳細は(おそらく)敢えて伝えられず。
GM:支部で必要な手続きも済み、後は帰宅するだけ、といった段になった、その時でした。
"アイズ":『かやさんっ!』
GM:いつも通りに、キミのすぐそばに、ホログラムの少女が出現したのは。
豊橋 かや:「…"アイズ"!? もう点検とかはいいの…!?」
"アイズ":『はい、おかげさまでっ!……本当に、みなさんの、おかげで』
GM:ふにゃあ、とした、力の抜けた笑顔で。
"アイズ":『こうして、また、かやさんと』
GM:そのまま、ぽろりと。グラフィック上で、涙がひとすじ。
豊橋 かや:「そうだね。日陰さんに佐藤さんに春日さん。5人で、勝ったんだ」
豊橋 かや:ゆっくりと、肩を抱くように身を寄せる。触れられなくとも、大事なのは気持ちだ。
GM:生身と幻像、ふたつの身体が、少し重なるように寄り添いながら。
"アイズ":『……ほんとは、お別れの言葉も用意してたんですけど』
"アイズ":『要らなくなっちゃいました』
豊橋 かや:「…そういうのはさ、大事にとっときなよ。いつ必要になるかわからないからさ」
豊橋 かや:「こういうギョーカイだからね。準備が出来てるに越したことはないし」
"アイズ":『……はい。できたら、ずっと言わないままでいられれば、一番ですけど……』
豊橋 かや:「…でも、使わずに済むなら、それが一番」
豊橋 かや:にっこりと笑う。同じことを考えていた。
"アイズ":『……ご、ごめんなさい!せっかく会えたのに、暗い話を!えっと、ええと……!』
GM:何か、話すべきことは。伝えるべきことはないか。そんな思考が、ありありと見えるしぐさ。
豊橋 かや:「しょうがないよ、あんなことのあとだもん。 …あの終わり方は、あんたも辛かったでしょ」
豊橋 かや:戦う前に、なんとなく思ったことだ。あの"プランナー"は、アイズとそう遠い存在ではない。もしかすれば、自分とも。
豊橋 かや:「…結局さ。今回の事件って、なんだったのかな」
豊橋 かや:「いきなり世界を滅ぼそうとする奴が生まれて、いきなり戦いになって。ぜんぶ終わったら、嘘みたいに元通り」
豊橋 かや:「あの何かこじらせた感じのオッサンがぜんぶ悪いって言われたら、それはそうなんだろうけど…」
"アイズ":『……分かりません。でも、ひとつだけ』
GM:すぐ傍から、キミを見上げながら。
豊橋 かや:「…?」
"アイズ":『生きたかったんだと思います。かやさんたちも、私も』
"アイズ":『あの"プランナー"も」
豊橋 かや:「…」
豊橋 かや:「だからこそあの"プランナー"も、自分に嘘をつきたくなかったのかな」
豊橋 かや:「やろうと思えば、あっちはあそこで戦いにならないようにもできたはずなんだ。口でならいくらでも渡り合いようがあるはずだから」
豊橋 かや:「でも、思うままを言葉にして…最後まで『生きた』」
"アイズ":『……そこは否定しちゃいけない、って。かやさんは、そう思って、いますか?』
豊橋 かや:「わからない。 でも、少なくともあたしには絶対にできない」
豊橋 かや:「…"アイズ"は、どう思うの?」
"アイズ":『私は……』
"アイズ":『……生きたいと思うこと。それは、正しいとか悪いとかじゃなくて』
"アイズ":『当たり前だと、思うんです。当たり前に生きて、やりたいことをして、死んでいく』
豊橋 かや:「…」
"アイズ":『あ、もちろん!人に迷惑をかけちゃ駄目ですよ!?』
豊橋 かや:「…そこはね」くすりと笑う。耳に痛い話だ。
"アイズ":『……そんな"当たり前"を守るために、UGNはあります。私も、そのために。戦うみなさんを助けるために、生まれました』
"アイズ":『だから、かやさんにも。誰かから"当たり前"を奪う人じゃ、なくて』
"アイズ":『誰かの、そしてかやさんの"当たり前"を守る人でいて欲しいな、って……』
GM:そう、キミの目を見て。
"アイズ":『……ごめんなさい。これも、私の、我儘ですね』
豊橋 かや:「…いいよ。いいの」
豊橋 かや:"アイズ"の頭の辺りを撫でる。 誰かの"当たり前"を守る事は、他の誰かの"ありのまま"を踏みにじること。今回、身につまされてわかったことだ。
豊橋 かや:それでも、まだ幼いこの子の前でなら。しばらくの間、そういうヒーローとして振る舞ってみるのも悪くないのだろう。
"アイズ":『えへへ……』
豊橋 かや:「…ねぇ、整備や点検が終わったならさ。ちょっと試してみたいことがあるんだけど」
"アイズ":『……はい?試したいコト……かやさんと、私で、ですか?』
豊橋 かや:「この間、私の頭を通してあの部屋の重火器床の弓を繋げたの。 あれ、私たちの頭同士で、やってみられないかな」
豊橋 かや:「…クリスマスの日、暇だったからテキトーに行列に並んでケーキ買ったんだけど…食べきれてないんだ」鞄から紙包みを取り出す。
"アイズ":『それは、ええと……はい、理論的には、この前のアレと同じようにできますけど、そういうことには支部長の許可とかがですね』
豊橋 かや:「…支部長、めちゃくちゃ忙しいじゃん。いくら冬だって言ったって、先にケーキが悪くなっちゃうよ」
豊橋 かや:「それにさ。 …ナイショでなら、いいでしょ?」精一杯にっと笑う。
"アイズ":『……かやさん、実は悪い子ですね?』
豊橋 かや:「元泥棒だもん。 それに、そこはお互い様でしょ」
"アイズ":『そうでした。……はい、じゃあ……』
GM:隣にいた姿が、フッと掻き消えて。次の瞬間には。
"アイズ":『また、目を閉じてて……もらえますか?』
豊橋 かや:「…うん」
豊橋 かや:「焦らないでね。ゆっくり、ゆっくり食べるから」
GM:君の正面に、眼鏡越しの視線と。頬に添えられた、感触のない両手があって。
GM:そのまま、体全体が重なるように、ゆっくりと─。
豊橋 かや:…フォークを取り出して。ケーキの包装のプラスチックを巻き取って。
豊橋 かや:「そうだ。私も最近教わったんだけど、食べる前にはこう言うんだって」
豊橋 かや:「…いただきます」小さく、手を合わせる。
GM:いただきます、と。小さな、けれど愉しみに満ちた声が重なって。
GM:─こうして、年の瀬。少女たちの、ささやかだけれど暖かいパーティーが開かれた、というのは。
GM:しばらくは、ふたりだけの秘密に─。

GM:シーンエンド


GM:これにて「ブロウクン・メモリーズ」、全日程終了であります!
GM:ありがとうございましたー!!
日陰仄香:ありがとうございましたーっ!!
佐藤茂:ありがとうございました!
豊橋 かや:お疲れ様でした、ありがとうございました!
春日魅乗:お疲れさまでした!ありがとうございました!
日陰仄香:楽しかった…!本当にGMもPLの皆さまもありがとうございましたっ
佐藤茂:めちゃくちゃ楽しかった……本当にありがとうございました……お疲れさまでした!
GM:そういっていただけると…ありがてえ…!