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有田川町の精神科・心療内科  藤内(ふじうち)メンタルクリニック                


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新規抗うつ薬-レクサプロ-の使用経験   

 日本では100人に5人くらいの割合でうつ病を経験した人がいるという調査報告があり、厚生労働省の患者調査でも最近その割合が近年急速に増えていることが指摘されます。平成22年8月から平成23年7月までの1年間で「うつ状態」を理由に当クリニックを受診した患者さんの約400人のうち男性4割、女性3割にうつ病治療薬(抗うつ剤)が必要、有効でした。(言い換えると男性の6割、女性の7割の方には抗うつ薬は不要、無効ということです。)
 抗うつ薬にはさまざまな種類がありますが、SSRIと呼ばれる脳内でのセロトニン濃度を上げる薬が最近では主流となっています。通常抗うつ薬は副作用(主に吐き気、眠気など)に注意するため少量から開始し、1週間程度の間隔を空けて、十分効果の出る量まで計画的に増量します。新規抗うつ薬レクサプロは、開始量がそのまま十分効果の出る量ということで増量の必要がないというのが特徴の薬です。
日本では抗うつ薬での治療継続率は最初の1か月で50%に減ります。治ったという人もありますが、薬の副作用や治らないから止めてしまうという人の方が多く、特に最初の1週間は薬の副作用が出たために治療を中止してしまう人が多くあります。
当クリニックにおいては、レクサプロを服用した患者さんの約65%が改善、7%が副作用や自己判断で中断しています。
 レクサプロは開始量がそのまま十分効果の出る量、シンプル=ベストを絵に書いたような薬剤と認識しています。また、理屈の上では効き目が早いようにも思いますが、それよりも副作用を出さないことの方が重要です。患者さんの体質、体調、年齢などを考慮して、例えば半分量から開始するなどの工夫が有効であったように思われます。

       
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Fujiuchi Mental Clinic医療法人 藤内メンタルクリニック

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