ネタバレですので、これからサガフロ2をやろうかな、と思っている方はお気をつけ下さい。
再会
(1236年)


登場人物
 ギュスターブ(16歳) フリン(14歳) レスリー(15歳) ケルヴィン(15歳)

 トマス郷のパーティーに出席するギュスターブ。
 ギュスターブは王家の血を引くので、彼が出席することは何の問題もないが、
 彼が連れてきたフリンという少年は身分の低き者であった。

フリン
 「ねー、ギュス様。ホントにボクなんかが来て良かったの?

ギュスターヴ
 「気にするな。トマス郷は心の広い方だ。
  庭でつまみ食いしてるだけなら、何も言われないさ。

フリン
 「みんなきれいなカッコしてるよ。なんか恥ずかしいな。

ギュスターヴ
 「お前がそんな格好なのは、ここに呼ばれてくるような連中の責任だ。
  恥ずかしがる必要があるか!
  そんな事より、かわいい娘がたくさんいるぞ。お前は、そこらで何かつまんでろ。

◆

 給仕している女性に近づくギュスターブ。

ギュスターヴ
 「ねえ、君、名前は?

レスリー
 「いらっしゃいませ。どうぞ、たくさん御召し上がりになってくだ…… ギュスターヴ?

ギュスターヴ
 「? なんだレスリーか。ここで何してるんだ?

レスリー
 「私はヤーデ伯の所で行儀作法の修行中なの。

ギュスターヴ
 「行儀作法? お前が? はははは、そりゃトマス郷もケルヴィンも大変だ。

レスリー
 「何笑ってるのよ。トマス郷には、いつも誉められてるわよ。
  あんたこそ、また悪さしてるんでしょう。

ギュスターヴ
 「もう、ガキじゃないぜ。なあレスリー、あそこのかわいい娘紹介してくれよ。

レスリー
 「何で私が!

◆

 何やら良さげなムード(?)にケルヴィンが気づき、そのことをフリンに尋ねる。

ケルヴィン
 「あの二人知り合いか?

フリン
 「あ、ケルヴィン。うん、グリューゲルにいた時に。

ケルヴィン
 「そうか。レスリーはグリューゲルの名家ベーリング家の出だからな。
  なあ、フリン、ギュスターヴはレスリーのことが好きなのか?

フリン
 「え!? いつもケンカしてたけど……

ケルヴィン
 「ふっ、ギュスターヴもガキだよな。

フリン
 「……ねえ、ケルヴィン。最近しゃべり方がギュス様に似てきたよ。

ケルヴィン
 「うっ…… 今朝もそのことで父上に注意されたばかりだ……
  お前達が馴れ馴れしいからこうなるのだ。私の貴族としての品位が……

◆

レスリー
 「あー、手で食べないでよ。下品なんだから、もう。

ギュスターヴ
 「こうやって食うのが美味いんだよ。解ってないよな。

小説コーナ目次へ戻る ホームへ戻る