長龍広陵蔵

大和 広陵蔵〜

酒造り発祥の地、大和。そこに長龍の酒道場「大和 広陵蔵」があります。

 そこは、東に酒神を奉る三輪山、南に飛鳥路、北に斑鳩の里・法隆寺を望む歴史の記憶に護られたところです。広陵蔵では「熟練した南部杜氏による手造り醸造」と杜氏の経験と勘をもとにすべての工程をプログラミングした「コンピューター制御による醸造」を並立した、最高の設備で原料米に磨きをかけ、技を極めて酒造りに心血を注ぎ、奈良県の酒造蔵として初めて「全国新酒鑑評会」にて金賞を受賞(昭和55年)して以来、昭和63年、平成4年、5年、6年、10年、15年、16年と重ねて金賞受賞の栄誉に輝いています。また「モンドセレクションゴールドメダル」も1992年以来、連続受賞を達成!2002年にはクリスタル製のハイクオリティトロフィの授与に続き、最高の栄誉である「グランドゴールドメダル」を受賞いたしました。

 平成6年には「全国日本酒コンテスト」で二部門においてグランプリを獲得する等、今日名実共に、日本酒発祥の地・大和を代表する酒蔵として認められるに至りました。そして、もうひとつの八尾「本社蔵」では昭和38年の創業時から、約2万石の原酒が貯蔵できる地下低温貯蔵庫を設備し、徹底した品温管理による貯蔵熟成と、コンピューター化された瓶詰めラインで一貫して品質にこだわった酒造りを行っております。また、ISO9002の認証取得によりなお一層品質管理面が徹底されました。

広陵蔵  そして、ご縁あって日本最古の酒神として知られる大和の国の一の宮 「大神神社」(三輪明神)の木山照道御宮司に「長龍」の二文字の揮毫を賜り、伝承の技を活かしたお酒に使用することのお許しを頂きまして、”日本酒発祥の地、大和「広陵蔵」よりいでし酒”「長龍」として新たなスタートをする事となりました。

 これからも「昇道無窮極」を社是に、「愛飲家に真に喜ばれる日本酒」を求め続け、日本の文化としての日本酒を後世に伝承すべく、手間・暇を惜しまない日本酒造りに励んでいく意気込みの蔵元です。

受賞歴が物語る広陵蔵の酒質〜

金賞受賞 【全国新酒鑑評会】

 もっとも権威ある日本酒のコンテスト「全国新酒鑑評会」において、奈良県の酒造蔵として初めて金賞を受賞(昭和55年)して以来、昭和63年、平成4年、5年、6年、10年、15年、16年と重ねて金賞受賞の栄誉に輝いています。

モンドセレクション
【モンドセレクション】

 世界酒類食品コンクール「モンドセレクション」において1992年の初出品以来連続してゴールドメダルを受賞。2002年にはクリスタル製のハイクオリティトロフィの授与に続き、最高の栄誉である「グランドゴールドメダル」を受賞いたしました。


ISO9002認証取得 【ISO9002認証取得】

 お客様に「美味しさ」、「安心」、「満足」をお届けするため、社内の監査だけでなく、国際的な品質基準を満たすべく2001年2月にISO9002認証を取得、2003年8月にはISO9001に更新し、より確かな商品造りを続けております。

四代目杜氏「北場 広治」〜

北場 広治  広陵蔵の杜氏は、代々南部杜氏があたっています。酒づくりの神様とまで称された「平野 佐五郎」氏に指導と薫陶を受けた「沢田 薫」杜氏が、全力を注いで大和の風土に合った南部流仕込みを完成させました。そしてそれを受け継いだ三代目、「下坂 正幸」杜氏が、すべての技を伝承した四代目、「北場 広治」が米を選び、水を精選し、南部流の名技で仕込んでいます。蔵のすみずみにまで、伝承の酒づくりの哲学と技が生きているのです。そうした努力の積み重ねが、数々の名誉ある賞の受賞となって結実しました。
杜氏となった平成15年の「全国新酒鑑評会」において金賞を受賞。そして平成16年も連続で金賞を受賞しました。

幻の酒造好適米「露葉風」〜

 奈良県唯一の酒造好適米「露葉風」は、栽培が困難な事から、「幻の酒米」と呼ばれています。

露葉風  この米で造ったおいしい酒を復活させるため、昼夜の寒暖差のある、山間部の奈良県山辺郡山添村にて契約栽培をお願いしました。この「露葉風」の米作りには、杜氏、蔵人自らが、田植えから稲刈りまで携わり、素晴らしい実りを得ることができました。

露葉風  こうして出来上がった「露葉風」は「心白」が大きく、酒造りには最も適したお米です。米の恵みに感謝し、「南部杜氏」伝承の技で醸し上げたおいしい酒「稲の国の稲の酒」をお試しください。