室町時代に中国の瀟湘八景になぞらえて、琵琶湖の南部から選ばれた八箇所の名所です。 江戸時代の浮世絵師・歌川広重の浮世絵によって広く世間に知られることとなりました。
滋賀県淡水養殖漁業協同組合の事務所がある水産会館は大津市の「におの浜」というところにあります。 江戸時代には膳所藩・本多氏6万石の城下町として栄えました。近くには旧東海道が通り、歴史情緒ある町です。
琵琶湖の魚を取るために様々な漁法が行われています。 その中には鮎苗を取るために生まれた琵琶湖独特の漁法である「えり」や「やな」といったものがあります。
粟津で源義経の軍勢に打たれた源義仲(木曽義仲)の菩提を弔って立てられた草庵が始まりとされています。江戸時代の俳人・松尾芭蕉がこの寺を愛し、遺言によりこの寺に葬られました。
境内には義仲と芭蕉の墓が隣りあって建てられています。 芭蕉の弟子・又玄の句 『木曽殿と背中合わせの寒さかな』 (JR琵琶湖線「膳所駅」/京阪石山坂本線「京阪膳所駅」下車)