|家づくりの段取りと豆知識

心の下準備から

家族みんながどんな家に住みたいか話し合う
 家を建てる事になったらどんな家をつくりたいのか、どんなふうに暮らしたいのかを家族で話し
 合いましょう。そして出てきた項目を整理して優先順位をつけていけば、建てたい家のイメージ
 が鮮明になってきます。

家づくりの段取りを大まかにつかんでおく
 家づくりは、1年ほどかかる一大仕事。大まかなスケジュールをつかんでおかないと、入居したい
 時期になっても家が完成せず、家賃を払い続けるなんてことにもなるかも・・・・。

総予算費用を考える
 家づくりにかかる費用は、大きく
本体工事別途工事諸費用と3つに分かれる。
 別途工事の内容は、外部給排水・既存建物解体・地盤改良・外構工事などがあたります。
 本体工事費と別途工事費を
建築工事費と呼びます。これに諸費用を加えたものを総費用という。
 頭金に回せる自己資金は、いくら用意できるか把握おくのも大事です。






建築について

兵庫県立丹波年輪の里にて木と住まいの資料・データでもっと木の事を調べられるよ。
                 (↑をクリックして下さい。)
「ひょうごの木材情報ネット」の中の「木造住宅の設計・施工者リスト」に柴田工務店も掲載されています。


木造軸組工法にも2種類の工法がある
 高度成長期にかけての住宅建設ラッシュの中で手間よりも経済効率を優先するようになった為に
 木組みを簡略化した「筋違い工法」が大半を占めるに至っていた為、それが「
在来構法」と呼ばれ
 る様になってしまったのです。
 本来の伝統的な木組の技術であった「木組み工法」をあえて「
伝統構法」と呼ぶ様になりました。


伝統構法
木組みを使った伝統構法(木組みの構法)
柱と柱の間を「(ヌキ)」(←赤部分を示す)
という横板が通り、柱との交差部分は木組み。
桁と梁も交差して組み上げている。
柴田工務店では、建築基準法が求める必要
最低限の金物しか使わない長寿命の家造りを
目指し力に対して力で耐えずに力を逃がす
「適度に柔らかい」柔構造によりしなやかに
しならせる考え方で現代的な間取りで対応
出来ない場合振動吸収装置により補強を行
います。






在来構法
木組みを簡略化。金物を使って木と木を固定
しさらに斜めのつっかい棒である「
筋違い」(←
赤部分を示す)を入れて補強してある。
近年では、筋違いが構造用合板の板に変わり
つつあります。

骨組み現場写真
柱と柱の間に横板が通っているのが貫です。
斜めのつっかい棒が筋違いです。
伝統的な真壁の下地で割竹の間隔を開けて
縄で編んでゆく竹小舞下地です。
壁を塗ると見えなくなってしまうものなので
一瞬しか見られないんですよ。

「真壁」と「大壁」の違い

 構造を木で組んだ上で、壁は土や板でつくるのですが柱や梁を積極的に見せ、柱間に土壁や板壁を
 つくる昔ながらの「
真壁」と柱や梁を新建材などのボードで簡単に覆ってしまう「大壁」とがあります。
 最近の家は「大壁」がほとんどですが、柴田工務店は「真壁」の家も多くつくっています。木を覆わず
 に露わにすることで木が呼吸でき調温調湿効果が最大限に発揮されます。又、修理や補修なども容
 易に出来ます。
真壁(シンカベ)
貫板に竹小舞をかき、土を塗る。
柱は表に見えている左官仕上げの例。
最近では、柱間に新建材のボードを落とし
込んだ真壁もある。
(上記に竹小舞の写真があります。)
大壁(オオカベ)
ボードを上から打ち付けてしまうので、
柱は隠れて見えなくなってしまう。
クロス仕上げは、沢山の種類があるので
デザインが色々選べる事が出来ます。
優先順位とコストバランスで考える
 木組みの家の場合の工事費は、木材の材積と加工・組み立てに必要な大工手間が最低でも必要に
 なります。木工事以外の工事内容が同じであった場合、木組みの家の方が一般の在来構法などと比
 べて木材の材積は増える傾向にあります。
 総工事費の中で木工事が大きくなれば、他の工事で調整し
総予算に合わせてバランスをとることが求
 められます。そのためには、住まい手が住宅に何を求めているか、その
優先順位をどのように考えて
 
いるのかを明確にしておくことが必要です。構造材を見せてその架構の力強さや質感などで表現する
 のか、大壁で構造材を隠して表面の仕上げで表現するのか、豪華なシステムキッチンが必要なのか
 ・・・・。つまり、できあがる住宅の質に対する評価が住まい手によってそれぞれ異なるので何を活かし
 何を捨て、どう配分するのか。選択に家族の価値観が反映されます。つくり手側からも必要な情報を
 提示したり整理したりするお手伝いをします。
 木組みの家は長寿命の家づくりを目指していますが、
長く住み続けられる住宅は、結局は安い投資で
 
済むということではないでしょうか。