〜 ガーパイク 〜

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  ガーパイクの飼育について

 

 はっきり言って、ガーパイクなどの古代魚はもうペットだと思います。

 丁寧に飼育してあげればイヌやネコよりも長生きするでしょうし、ある程度は人にも懐き(慣れ?)ます。

 ただ、お店で売ってる幼魚からは想像つかないくらいに大きくなることも。。。

 ですので軽い気持ちじゃなく、最大サイズやメンテナンスなども勉強した上で飼育ください。

 

〜水槽編〜 SHOPではマッチ棒サイズから50cmほどの成魚までありますが・・・
120サイズの水槽が用意できないようなら諦める事をお勧めします!
種によって90
×45×45でもと書いてますが、これは飼育と言えません。
ただ水槽に入れてるだけの、飼い殺しだと思います。

また、体が硬く、奥行きの狭い水槽ではターンもし辛そうにします。
できる限り体長以上に奥行きのある水槽で飼育してあげてください。

詳細は各欄の標準水槽サイズを参照いただければと思います。

〜エサ編〜 30cmを超えたら人工飼料のみでも飼育できると思います。
うちでもメインは人工飼料で、姉金などの生餌は年1回くらいです。
(鳥肉など生肉類はちょこちょこあげてますが)

ただし幼少期はメダカやアカヒレ、小赤がやはり必要です。
人工飼料に餌付き難い+餌付いたとしても食いが細いですから。

なお幼少期のクリル単食で背曲がりがおきるという噂は・・・ガセかな?
個人的には個体の素質であったり、飼育環境の問題と思います。
特に幼少期は小型水槽で飼育していることが多いでしょ?
またクリルは餌付きやすく、生餌をケチって単食にしてしまいがちです。
これらより突進による外傷や水質悪化が原因と考えるほうが自然かな?
(よく言われるリンの問題は、その他のエサにも多数含まれてますし)

とりあえず単食にせず、バリエーション豊かな食生活がいいでしょう!

〜水質編〜 pHや水温の幅は広いと思います。
うちは
pH5〜7の水温24〜32℃くらいです。
急激な水質変化や水温変化が無ければ、体調を壊す事もありません。
エサ喰いも落ちません。
(成魚のエサ喰いが落ちるときはよっぽど水質が悪いときかと・・・)
pH管理としてはサンゴなどを入れておくのもいい方法だと思います。

ただ、周知のとおり、大食漢で水をよく汚します
食べ方も汚く、人工飼料の場合は食べ散らかすという表現がぴったり!
喰い散らかした残餌処理の魚はいれたほうがが吉かと思います。
プレコやなまず(ドラス系)などが経験的にはお勧めです。

〜濾過編〜 上記でも書きましたが、大変水を汚します。
できることなら
上部と外部の併設をお勧めします。
ただ水質にはけっこう柔軟です。
いざとなればマメな水替えでも対応は効くでしょう。
(実際1回/3日の水換えなどで長期間維持してるマニアさんもいます)
〜混泳編〜 基本的に混泳には適した魚です。
食べれるサイズでない限り、自分から攻撃する事は少ないです。
(たまにエサと間違えて噛み付くことはありますが)
現地では肉食のくせに群れになっていることもあるそうですから。

ただどちらかというと攻撃される側の魚です。
できる限り気の強い魚とは避けるべき。
気の強いプレコなどはウロコを舐めたりするので混泳には不向きです。

〜病気編〜 あんまり病気に悩まされる事はないと思います。
むしろ
ガーパイクの成魚が病気になる環境では他の魚は飼えません。

ただ水カビ病背曲がりには注意が必要。
特に幼少期の背曲がりは、耳にされてる方も多いのでは?
背曲がりについて注意が必要なのは飼育環境。
ビックリさせて水槽の壁に衝突させない。
水質をしっかりキープする。
単食にさせず、バリエーション豊かにエサをあげる。
個体に問題が無い限り、ちょっとの努力で防げると思います。

また、水カビ病は水質の改善と少量の塩で回復に向かうと思います。
ただガイノン鱗は一度痛むと回復まで時間がかかりますので、、、
できる限り水質の維持で未然防止に励むことをお勧めします。

〜幼少期編〜 20cm以下の時についてです。
はっきり言って幼少期はエサ取りが下手です。
また、ビビリなのでチョットしたことで暴走したりします。
(これで勢いよく壁に衝突し、背曲がりになることも)
一定サイズまでは
60cmレギュラー水槽くらいでの飼育をお勧めします。

  ロングノーズ・ガー

〜06.09.21〜

 L属のくせに飼い難いガーパイク、ロングノーズガーでございます!

 名前の感じからして細っちょろいガー餌を想像されるかもしれませんが、、、

 70cmあたりからプクプク太ってきて、かなり風格あるガーですよ!!

写真

学名 Lepisosteus osseus
出身 カナダ・アメリカのほう
入荷状況 コンスタントに入荷されるんで、そこそこ容易に手に入ると思います。
幼少期は非常に弱いため、お店のストック状況は要チェック!
特徴 吻が細く、幼少期は体の半分近くが吻です。
けっこうビビリで混泳状況によってはエサがまわらないかも・・・
最大サイズ 飼育経験では奥行き75cmの水槽では70cmくらい。
まだサイズUPはしていくような気配でした。
ちなみに奥行き1mの水槽で80cmオーバーの個体は見たことあります。
最低水槽サイズ 120×60×45 (飼い殺しですが・・・)
標準水槽サイズ 150×75×60以上
気分的には奥行き90はほしいかな?
飼育経験 成魚から1匹。
飼育環境は180×75×60でした。
トラブル履歴 60cm強の個体を手に入れたので、特にトラブルありませんでした。
ただ幼少期からの飼育では細長い吻の折れには注意が必要かも?

  マンファリ(キューバン・ガー)

〜05.08.30〜
〜08.10.20〜

 ミドリ、太い、デカイ!

 やっぱりかっこいいですね〜

 水槽に1匹はぜひ欲しい魚です♪

写真
学名 Atractosteus tristoechus
出身 キューバのほう
入荷状況 一時期は全く輸入されませんでしたが、この頃はチラホラ見ます。
ただ06年くらいからは入荷が激減しつつあるような・・・
特徴 吻が太い緑一色のプクプク固体。
昔は恐ろしい値段で売られていたが、今は数万程度。
(幼魚だったら1万円強くらい?)
かなりの大食漢だが人口飼料でOK。
最大サイズ 奥行き60cmの水槽では50cmくらいで成長停止。
その後、奥行き75cmの水槽に移したら60cm弱まで到達。
まだもう少し大きくなるかな?
最低水槽サイズ 90×60×45 (飼い殺しですが・・・)
標準水槽サイズ 120×60×45以上
最低奥行き75はほしいところ。
飼育経験 4匹飼育経験あり。
多種に比べて成長スピードは早いものの、やはり個体差もあります。

なお今は60cm弱の個体が1匹。
飼育環境は150
×75×60です。

トラブル履歴 昔いたセルフィンプレコに舐められて水カビ病になった。
 ⇒ 軽症だったんでマメな水替えのみで復帰
30cmのころに20cmのポリプにかぶりついた。
 ⇒ 無理やり引き離したものの、ポリプは死亡
水替えしようと手を突っ込んだらかぶられた。
 ⇒ だいぶ痛い。 出血も少々。

  トロピカルジャイアント・ガー

〜05.08.30〜
〜08.10.20〜

 やっぱりA属のガーパイクといえばこいつでしょ!

 プクプク太ってかっこよすぎです♪

 個体によっての差がけっこうあるので、好みの個体を追求しコレクションにはしるのも良さそうですね!

写真
学名 Atractosteus tropicus
出身 メキシコのほう
入荷状況 こちらもコンスタントに入荷されつつあります。
また06年には国内で初繁殖も実現。
入手は比較的容易です。
(チャパやニカラグアは除く)

ただ、トロジャンの場合はコレクターが多いので売れるのが早い。
お気に入りの個体がいれば、即予約あるのみです。

特徴 吻が太く、模様にバリエーションがある。
コレクターも多く、模様や体型で大きく値が変わる。
かなりの大食漢だが人口飼料でOK。
個体差もあるでしょうが、うちのは太りやすく伸び難い傾向がある。
最大サイズ 奥行き60cmの水槽では50cm弱で成長停止。
伸びるよりも太くなる傾向が顕著でした。
その後、奥行き75cmの水槽に移したら徐々に成長再開。
50cm強までなりましたが、依然ペースはゆっくりです。
最低水槽サイズ 90×60×45 (飼い殺しですが・・・)
標準水槽サイズ 120×60×45以上
気分的には奥行き75はほしいかな?
飼育経験 2匹飼育経験あり。
今は50cm強の個体を1匹飼育中。
飼育環境は150
×75×60です
トラブル履歴 幼少期はいれたらいれただけ餌を食べた。
 ⇒ 同じ水槽のマンファリやスポガーに餌がまわらなかった。


  スポテッド・ガー

〜05.07.25〜

 ガーパイクで一番メジャーですかね。

 養殖もさかんになってきましたので、値段も数百円代から・・・

 バリエーション多いので、ちょっと集めたい種なんですけど水槽がねぇ(^_^;

写真
学名 Lepisosteus oculatus
出身 北米のほう
入荷状況 年中無休で入荷されます。
ガーの中では一番安値です。
ただ、ヒレの痛みや体型異常がチラホラと見られます。
エサ喰いが良くて、体型のキレイなのを選ぶほうが良いでしょう。
特徴 まずいえるのは、スポットと太りやすさ。
スポットは同じ柄が2匹とない程のバリエーション豊富。
かなりの大食いで、ガーの中でも太りやすい種だろう。
餌取りの上手い下手は固体によりけり。
最大サイズ 奥行き45cmの水槽では40cmくらい
奥行き60cmの水槽では45cmくらい
奥行き75cmの水槽でも45cmくらい?

うちでは50cmの大台にのったことがありません。

最低水槽サイズ 90×45×45 (飼い殺しですが・・・)
標準水槽サイズ 120×45×45以上
まぁ奥行き60あるとけっこう楽だとおもいますが。。。
たまに、すぃ〜って泳ぐので、幅も120はいるでしょう。
飼育経験 6匹くらい飼育したかな?
今いるのは1匹。
飼育環境は150
×75×60です
トラブル履歴 幼少期の餌の与えすぎと飛び出しによる死亡事故。
 ⇒ 幼少期の数匹飼いは、餌の配分に注意が必要

  ショートノーズ・ガー

〜05.07.25〜

 成長したら純銀の素晴らしいボディが輝きます。

 けっこう渋くて好きだったり♪

写真
学名 Lepisosteus platostomus
出身 北米のほう
入荷状況 幼魚は2〜4月の入荷になると思います。
他の時期に購入となると、売れ残りか引取り個体になるでしょう。
どちらにせよ、純血種は減り傾向にあります。
しかし幼魚や若魚での見分けは困難です。
確実な純血種は引取り個体の成魚で探すしかないでしょう。
特徴 成長した姿は銀一色のなんともいえない姿でかなりキレイ。
ただし、最近では純血種が少なくスポットが残る固体も・・・
餌取りは多種よりも下手でなかなか太らない。
どちらかといえば長くなる。
最大サイズ 奥行き60cmの水槽では50cmくらい
それ以上は経験なしなので不明。
最低水槽サイズ 90×45×45 (飼い殺しですが・・・)
標準水槽サイズ 120×45×45以上
まぁ奥行き60あるとけっこう楽?
たまに、すぃ〜って泳ぐので、幅も120はいるでしょう。
飼育経験 4匹ほど飼育経験あり。
今いるのは1匹。
飼育環境は150
×75×60です
トラブル履歴 特になし。

  ハイブリット・ガー

〜05.07.25〜

 とりあえず混血種はココにってことで・・・

 写真は多分ショート×ロングの混血だと思います。

 混血のMAXサイズは未知数のため、正直どこまで大きくなるかさっぱりです。。。

写真
学名
出身
入荷状況 当然、ハイブリットという形での入荷はありません。
スポorショートorロングの中から、自分の目で混じり抜いて下さい。
若魚クラスになればけっこう簡単にわかると思います。
特徴 スポガー・ショート・ロングのどれかが混血したもの。
混ざる種によって特徴が変わる。
うちにいた個体はショート
×ロングと思われる。
他にもロング
×スポガーやショート×スポガーなどがある。
ただ最近では純血よりも混血のほうが多い気が・・・
最大サイズ 混血の種類によってバラバラ。
うちのはショート
×ロングで50cmほど。
ショートの血が強いのでこのサイズで収まっているようだ。
ロングの血が濃いと、奥行き60でも60cmは超えると思われる。
最低水槽サイズ 90×45×45 (飼い殺しですが・・・)
標準水槽サイズ 120×60×45以上
ロングの血が濃いと、このサイズでは厳しい。
その場合は奥行き75はほしいところ。
飼育経験 2匹ほど飼育経験あり。
ショート
×ロング1匹とロング×スポガー。
両方とも50cmくらいの時点で手放しました。
トラブル履歴 SHOPではロングノーズ・ガーの名で売られていた。
(どう見てもロングじゃなかったので、珍しく思い購入した)

 

 

 

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