KUANTAN・JUNGLE 2 !

1998.09.13

川幅およそ200m、あおい頑張る!

本日も、現地のクラブの人に連れられてクアンタン郊外のジャングルへと分け入る。
感じたのは、やたら川が多いと言う事。しかも橋がない。申し訳程度に木の板が立てかけられていればイイ方だ。「渡りたけりゃ自分でなんとかしろよ!」ってなもんだ。

ここに落ちたよ〜ん くっさぁ〜〜!丸太を数本渡して作られた橋(いちおう橋)を恐る恐る渡っているとき、前輪が滑って落ちた。日本の清流とは比べ物にならないが、マレーシアでも流れのある川は濁ってるなぐらいでそんなに汚くはない。が、しかし!私が落ちたところは、流れがまったくなく沼のようになっていたのだ。そんなのはキョーレツに臭い!!その水を全身にかぶった私は、さながら歩く生ゴミ。マディも川も水溜りも、水系はかなり苦手だったがもう吹っ切れた。なんでもきやがれぇ!!

植物のほとんどない赤土の山々は、度重なるスコールの為に深く深くえぐられており、バイクごとすっぽり落ちてしまいそうなクラックが網の目のようにはいっており私の行く手を阻む。激しいアップダウンに加えラインもわからず、ボテボテとこける。もう何度ひっくり返ったろう??精も根も尽き果てた…。助け合って前に進む

そんな私を現地のライダーたちは、スペシャルスマイルで助けてくれる。クラックに落ちこんで前転し、『あいた、た…』と顔を上げると、もう私のバイクを起こしてエンジンをかけようとしてくれている。なんてすばやいんだ!月光仮面みたい…(古い?)
言葉は上手く通じなくても、その笑顔で全てがわかる。『OK!大丈夫!頑張るよ!あんがとぉ〜』と消えかけていた気力を奮い起こし、山を越えていく事ができた。

これほどハードな道、日本ではけして挑戦すらしなかったろう。異国の地だから?たくさんの新しい仲間が見守っていてくれたから?自分に厳しくなれたのかも。日本では渡れなかった川、上れなかったヒルクライム、下りるのが怖かった粘土質のダウンヒル…etc。ここではもう行く事ができたよ。

ジャングルの夜はホントに暗い。なんでこんなに暗いんだ?と思い辺りを見ると、現地ライダーのバイクは無灯火のやつばっかりだ。道はフラットダートになり、皆スピードアップだ。おいおい、そんなんで飛ばしたら谷底に落ちるよ〜。なんていう心配をよそにブイブイ行ってしまう。
気が付くと前も後ろもだれもいなくなっていた。ライト付きのくせに、落とし穴に落っこちるわたし…。唯一の明かりを提供してくれていたXR200のエンジンも止まり、漆黒に闇に包まれる。
『怖いよぉ〜、』と泣きそうになりながらバイクを起こしていると、前方からバイクの音。真っ暗な中、現地ライダーが2人(もちろんライトもなしで)助けに来てくれた。重ね重ねご迷惑おかけします・・・・・。

明日からはWeek Day になるため、Tanさんはじめクアンタンのオフロードチームの方とは今日でお別れ…。皆さんホントにありがとう!!楽しかったよ!