第4回 遙かなる県美の呼び声

 こんにちは、私は瀬尾千絵さんのマネージャー(自称)をやってます多田といいます。
瀬尾さんはとても忙しい方で、オルガニスト・ピアノ教師・母親(実は幼稚園児の子持ちだったりする)・妻と一人四役八面六臂でひどい状態のため、今回から私ジャーマネ多田がバトンタッチを受けて、このおちえどんを精魂こめて蓮根食べて書き繋げていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。



6月10日(日)

岐阜県美術館で定期演奏会です。
ジャーマネ多田は当日朝から岐阜に入りましたが(これでも私はサラリーマン)、
今日は11時と13時の2回演奏なので、瀬尾さんは前日から岐阜入り。

 前夜、瀬尾さんは体調不良を訴えておられたので心配でしたが、なんとか無事に演奏できたようです。
こういうとき、ジャーマネとしては、胃の痛い思いです。

 ここのオルガン、音色が素晴らしく、瀬尾さんも、オルガン自体の音の美しさを味わっていただけるように、
小品を集めて演奏されたようです。
ここは2回目の演奏になりますが、前回同様、たくさんのお客様にきていただきました。
前回にお見かけした同じお客様もいらっしゃていました。また、熱心にメモを採りながら聞いておられる方や
2回続けて聞いていただいた方もあって、ここの定期演奏会には固定ファンがずいぶんいらっしゃるようです。

 帰り際、学芸員の方に特別に案内していただいて、瀬尾さん共々美術館の館内を見学することが出来ました。
立派な作品が多くて、あわただしい本番演奏終了後にほっと一息、落ち着いた時間となりました。



 
岐阜県美術館の辻オルガンと瀬尾さん



6月21日(木)

今日は、日印友好コスモニケタン学園の小学校建設支援チャリティコンサートが神戸教会でありました。
瀬尾さんは、メインのインドからの演奏者による古典や現代音楽の前に、10間分ほどの協力出演。
リハーサルの前に牧師夫人である溢子先生に手伝っていただいて、今回はシビアな調律を敢行したとのこと。
長時間狭いところで無理な姿勢で作業したため、若さを誇る流石の瀬尾さんも翌日からしばらく筋肉痛だったということです。




オルガン内部


 演奏の方は、とてもポピュラーな有名曲ばかりでした。
こういう曲は、みなさんよくご存じなので、よほど気を引き締めてかからないとちょっとしたミスが目立つらしく、
瀬尾さんはいつもと違った緊張感を漂わせてました。

 で、メインのインド音楽の演奏は、私も初めてナマで聞いたのですが、たいへん楽しく興味深く聞かせていただきました。
なんというのか、大陸的というのか歴史的というのか、太鼓のリズム・手風琴のコードからなんとなく始まって、次々に楽器やボーカルが参加していき、クライマックスで圧倒的に盛り上がる、といった曲の成り立ちで、演奏者の表現力が非常に大きなウエイトを占めています。
 こういう音楽もあるのだ、と勉強になりました。
 それにつけても、裏方のみなさんご苦労様でした。




7月19日(木 )

 ホームページを更新。
先月、夏らしい配色で全面的に更新したのですが、瀬尾さんには不評でした。
どうも少しばかり子供っぽいカンジがお気に召さないようで、管理人としてとりあえず、
トップページだけ黒バックで大人っぽい雰囲気にしてみました。
ほっと一息です。


 以下次号待て暫し