卵・小麦粉・砂糖・水、たったそれだけ
シンプルなだけに、味を大きく左右する原材料。
信頼のおける地元の農場から仕入れた新鮮たまごと、独自にブレンドした小麦粉と砂糖、
そして水の豊富な滋賀県高島市の井戸水を使用しております。
し
(思いやり)
愛敬の心をもって、相手を理解し、
思いやりの心をかけましょう
ちょう
(よく聞く)
話す人の気持ちにたって、
相手の話を聞くようにしましょう
し
(まなざし)
愛敬の心を込めて暖かく人を見、
物を見るようにしましょう
げん
(言葉づかい)
相手に子持ちよく受け入れられるような
話し方をしましょう
ぼう
(顔かたち)
愛敬の心を込めてやさしく
和やかな顔つきで人と接しましょう
藤樹せんべいのモチーフとなっている中江藤樹先生とは、江戸時代初期の儒教学者で、
その思想の特徴から、わが国の陽明学の祖といわれています。
慶長十三年(1608年)三月七日、近江国高島郡小川村(現安曇川町大字小川)の中江吉次の長男として生まれました。
十五歳の時、祖父吉長の後を継ぎ、伊予大洲藩の藩士として、禄高百石を受けました。
二十七歳の時、母への考養と身体の健康を理由に辞職し、郷里の小川村へ帰りました。
小川村での藤樹は、独学で学問の研鑚に努めるとともに、武士や近隣の人々を相手に心の学問を教えました。
藤樹の学問は、初めは朱子学を修めましたが、後に、王陽明の「致良知」
(良に至る…人は誰もが生まれながら美しい心=良心をもって生まれてきている。
しかし、多くの人は、いろいろな欲望が出てきて、いつの間にか美しい心を汚してしまう。
そのようなことがないように、私たちは自分の欲に勝っていつまでも鏡のようにきれいにしておかなければならないということ)を主唱しました。
藤樹の代表的な門人に、熊沢蕃山・渕岡山・中川謙叔らが輩出して活躍しましたが、藤樹自身は庶民の中の学者を通しました。
居宅の庭にフジの老樹があったことから、「藤樹先生」と呼ばれて慕われ、没後は「近江聖人」と称えられています。