毛穴氏

土豪、畠山氏被官
大鳥郡(堺市鳳)
 和泉国大鳥郡に興る。康暦2(1380)年、和泉国日根郡雨山城で、橋本正高とともに戦死した武将のなかに毛穴五郎左衛門尉があり南北朝時代の動乱期に登場した一族のようである。
 その後、河内国守護の畠山氏に臣従したが、明応6(1497)年の河内国高屋城の戦いで毛穴又六をはじめ一族郎党400人が討死し滅亡。