モバギアU・WIn CE機能強化奮闘記+シグマリオン導入記

  「私は移動中にインターネットへの接続をしたいとは思わないので、定額でのネットへ接続はしていません。」と下では書きましたが、とうとう定額ネットサービスを契約しました。使ってみるとやはり便利です。ホットスポットが増えたといったって、少ないですし、高いですから、使い物になりません。これに比べ、KD○○社のphsのネットを使ったサービスは結構使えます。パソコンと違い、起動しなくていいのが、いい。新幹線はさすがに無理ですが、私鉄の特急の中でも大丈夫です。ただ、シグマリオンにはインターネットエクスプローラーは、画像をカットしても、重いですね。私は、競争当局のサイトなどのテキスト主体のサイトを閲覧できて、あとはPDF文書がダウンロードできればいいので、昔のNiftermのような操作感のテキスト主体の汎用ブラウザはないのでしょうか。お薦めのものがあれば教えてください。2003/9/18

さあて、このページも久しぶりの更新です。シグマリオンIIIがでましたので、早速買って使っています。研究会等で使っていると、どこでいくらで買ったのかを聞かれます。いくつかのドコモショップに電話で値段を聞いて、三宮のドコモショップで買いました(結構高い値段をいうところもあってびっくり)。シグマリオンIからIIIだからか、全く別のものかと思うほど軽快です。私は移動中にインターネットへの接続をしたいとは思わないので、定額でのネットへ接続はしていません。このネット関係の機能ではもったいないような気はしますが、移動中は携帯電話のメール機能、泊まりがけの出張はノートパソコンで十分なので、これで十分です。つまり、スケジュール管理、メモ書き用、英語辞書(PDICで英辞郎を利用)、法令関係書類のデータベース(日欧米のガイドライン等も入れています。PDF文書も読めのがいい。入力はモバイルカスタムからダウンロードしたATOKですがデスクトップ用とかわらないくらい賢いです。SDカード、メモリーカードで現在500MBくらいの容量ですので辞書を含めてもどんどん入ります)といった利用法です。シグマリオン自体はネットにつながっていませんが、母艦経由でネットにつながるので、ダウンロード等に支障はありません。こういう使い方は、やはりもったいないのでしょうか。しかし定額ネットサービスはやはり高いでしょう。画面が大きく、解像度は高いのですが、全体の大きさに比べて液晶部分は小さいので、液晶部分をもっと広くして欲しいです。2003/6/6

 最近、このページをみたという人がいまして、ずいぶん昔の話で終わっていますので困ったなと思い、最近の状況を少しだけ書き加えます。2年ぶりの更新です。シグマリオンのあと、シグマリオンIIが出て、さらにIIIもそろそろ出るかという時期ですが、相変わらず初期のシグマリオンを使っています。Linux搭載のシャープのザウルスなどに心を引かれつつ、スケジュール管理と研究会等でのメモ書きに重宝しています。いまはもう、このままでいいや、という気持ちです。新しいことといえば、英辞郎を入れました。英辞郎の英和、和英などをすべて入れると60MBくらいのメモリー容量が必要ですので、120MBのコンパクトフラッシュを買いました。それでも足りないので、いまは240MBです。120MBのコンパクトフラッシュはデジカメ用に転用しました。英辞郎は用語・用法が多いのでたいていの電子辞書よりも使い勝手がいい気がします(私はエプソンのSR-T6500をもっており、とくに英英辞書がなかなかいいのですが、スケジュール帳と別に鞄に入れるのは面倒です )。訳語等に間違いがあるなどともいわれていますが、どんな辞書にも間違いはあります。間違いもあり得る中で的確な言葉を探せるかどうかはユーザーの力量の問題です。少なくとも私には、大変便利です。これからほしいものは、電源を入れればすぐ立ち上がるパソコンです。今から10年前にあったNECのノートブックはハードディスク付きにもかかわらず電源を入れれば立ち上がり、電源を切れば終了して便利だったのですが、こういうノートパソコンは今は危なくて作れないのでしょうか。2003/3/19

  このコラム、更新しないうちに随分たちました。ここにその後のいきさつを書きます。その後モバイルギアMC-R330を買って2000年春にはヨーロッパにもっていきました。単三乾電池で使えるのは、メモ等とるのに便利でした。現地の人には、この前あった日本人もそれを使っていた、ハイテク日本だなあ、たしかVAIOというのでしょ、などといわれました。たしかにR330の外観とくに色はVAIOと似ていますが(笑)。その後、物欲はとどまるところを知らず、モバイルギアの亜種(?)、しかしずっと使い勝手のいい「シグマリオン」(ドコモ)に買い換え、現在に至っています。ノートパソコンももっていますが(本物のVAIO)、外出先では立ち上げの時間、壊れる不安、同じ要因から手帳代わりのスケジュール管理は無理、ということで、シグマリオンには重宝しています。以上。2001/3/18。

  モバギアUのモノクロ版(MC-R300)を数ヶ月前(98年の夏)に買いました。目的は、@外出時にメモ、研究会等でメモをとることと、A外出先でメールの送受信、インターネットのHPの閲覧をすることです。外出時の使用を目的としているため、単三乾電池2本で30時間連続駆動というモノクロ版を選んだのです。Aは問題ありませんでした。モノクロでも画面はあまり気になりません。文字情報を見るだけですので。

 問題は@でした。Win CEでは、日本語入力システムとして、Win CEU付属のMSIME97しか使えず、そしてこのMSIME97はWindows付属のものの簡易版なのですが、こいつがとんでもなくアホです。もともとMSIMEは評判が悪く、ワープロソフトとしてMS Wordを使っている人も、私の周辺では、多くが日本語入力システムはジャストシステムのAtokを使っています。かくいう私もそうです。そしてWin CE用のMSIME97はさらにアホなわけです。腹立たしいので例をあげませんが、たとえば「脅威」という単語が登録されていない、なんてのは序の口で、小学校の3,4年で学習するようなごく簡単な単語さえ辞書にないのです。そこで、まず、日本語入力システムの改良から、カスタマイズ始めたのでした。以下はその要約です。ほかになにか便利な方法をご存知の方、教えてください。

1. 入力方法の変更

最初は、使い勝手(使い慣れ)なのでしょうが、MSIMEとAtokでは文字の変換方式が違うということが使いにくさの一因でした。文字の区切り方、漢字変換の仕方、Atokではファンクションキー操作によってアルファベットの半角、全角、カナが一発で変換可能なども使えないのは苦痛でした。しかしこの点は、「キーボード」をクリックし、入力方法を変更して、Atok 風にする機能があることがわかりました。また、ファンクションキーも、「ファンクションキーを使う」に設定すると使えるようになりました。これでずいぶん、使い勝手がよくなりました辞書は相変わらずあほですが)。

ファンクションキーが使えるようになったメリットはほかにもあり、単語登録が簡単になりました。以前は、「コントロールパネル」から4,5回クリックしていて、ようやく単語登録の画面に達したのですが、Ctrl+F6により一発で単語登録画面が出てきます。さらに、その操作の前に、Ctrl+Cで登録する単語をコピーし、さらにCtrl+Vで貼り付ければ、単語登録は楽々です。

2. 音

 研究会などで使っていて気になるのは、入力時の音です。モバギアでは、キーをたたくたびに小さい音がします。エラーメッセージがでるときは、とんでもなく大きな音がします。そこで「ボリューム」をクリックし、キーボード入力時およびエラーメッセージが出るときは、ボリュームをオフにし、音が出ないようにしました。画面のタップ時の音も気になりましたが、ボリュームをオフにするとタップしたかどうか分からず使えないので、音量を最低にしました。これで、電車の中や研究会でも、音が多少ましになった気がします。

3. MSIMEの強化

 さて、最大の課題がMSIMEの強化です。インターネットやNiftyの会議室を調べて、MSIMEはROMなのでいじれないこと、Atokは使えないことが早い段階ではっきりしました。せいぜいできることは、@丹念に単語登録していくことですが、ほかに、AMSIMEへのユーザー登録単語はコピーすることができます。Aについては、Atokのユーザー登録単語をMSIMEのユーザー登録単語に変換することも可能ですので、Atok のユーザー登録単語の移植は容易です。しかし、Win CEのMSIME97のシステム辞書がアホなのですから、Atok のユーザー登録単語の移植しても事態の根本的な解決にはなりません。中には、Atokの膨大なシステム辞書をMSIMEのユーザー登録単語として手作業で登録している人もいると聞きましたが、あまりにも大変な作業ですので、やる人はあまりいないでしょう。

そうこうするうちに、Nftyの会議室を見ていて、Win 95 (98)(以下、母艦)のMSIE97を直接モバギアにコピーしWin CEのシステム辞書を指定しているレジストリを書き換えれば母艦のシステム辞書が使えることが分かりました。しかも母艦のシステム辞書はAtokとはいかないまでも、かなり使用できるようでした。そこでこの作業を始めました。

 まず、これをするには、32MBのRAMとある程度の容量のコンパクトフラッシュ(CF)が必要です。システム辞書をRAMに常駐させるので、システム辞書5MBとユーザー辞書1MB弱分が必要ですしーしかもRAMのうち半分しかプログラム実行用に使えないー、システム辞書本体を置く容量も必要ですので、ほかのプログラムも使うとなるとこうなります。32のRAMはモバギア購入時に買っていたので(約1万円)、サンの30MBのCFを買いました(約2万円だったけどデジカメ等にも使えるからいいや)。

 さて、あと必要なのは、レジストリ書き換えのためのレジストリエディターです。伊藤栄一郎氏のHPからフリーウェアのRegEditをダウンロードしました

 ところが一つ問題がありました。私は母艦ではAtokを使っているので、MSIEは95のままなのです。まあ大丈夫だろうと思って、MSIME95をモバギアにコピーして以下の操作しましたが、「辞書が見つかりません」と出るばかりです。あきらめかけとき、思い出しました。私はMSIME97を持っているのです。というのは、私は、MS Office Pro 97をアカデミックパックで買っていたのです(WordとExelしかインストールしてませんが)。そこで、MSIME97を母艦にインストールし(後ですぐに消去)、システム辞書をモガギアのCFにコピーしました。

 次に、RegEditで、レジストリのシステム辞書の場所とファイル名を書き換えて、リセットし、無事、母艦のMSIME97が使えるようになりました(この部分、レジストリの書き換えという危険な行為が入っているので、詳細は省略しました)。この文章もモバギアで書いています。もっとも、「いれたてのお茶」と入力しようとすると、ジャストシステムがいう通り、「入れた手のお茶」となり、お茶をいれた手がやけどしてしまいますが、これは許容範囲でしょう。

4. 他のソフトのインストール

  これで最大の不満は解消したわけですが、その他の不満としては、エクスプローラーがアホ(ツリー表示ができない、ファイルの種類、バイト数が分からないなど)、ファイル検索機能がないなどがあります。これは、Tascal氏のHPから、ファイル管理ソフトと検索ソフトをダウンロードし、解消しました。ただ、スティックアンドドロップはできないんですね。

 その他に、関西、東京の複雑な乗り換え、経過時間情報の獲得で重宝しているのが、伊東氏のTrainというフリーウェアです。これは市販ソフト違って、時刻表改定とともに買い換えなくてよいーロックインされないーのがいいですね。

また、らくがきくん、というフリーウェアも、手書きメモをとるとき、たとえば電話を受けながらメモをとるときなど便利です。その他にはあまり見るべきソフトはないような気がします。

 Win CEにはスケジュールというのがあって、MS Outlookと連携していますが、これも月単位の表示がひどいとか評判が悪く、別のフリーウェアがよく使われるようです。しかし私はどうもこのフリーウェアは相性が悪いみたいで(使いこなせなかっただけですが、しかしあのアルファベットの書体は好きになれない)、Win CE付属のスケジュールを使い、さらには思い切って手帳もやめてしまいましたが、不満を抱きながらも一応使っています。ただ、祭日などの表示がないのですね。Outlookも同じようですが、インストールすると休日が全部記載されるようなフリーウェアがあっても不異議でないと思うのですが。ともかく、Win CE関係もマイクロソフトの製品は感心しないことがあまりに多いのですが、フリーウェアおよび個人のHPなどのおかげで、ある程度快適になることが分かったのでした(ひとまず終わり)98/12/17

 さて次は英和辞典です。モバイルで英和・和英辞典があれば便利ですね。これには実は悩んでいまして、11月に売り出されたモバギアUの新機種R510ーこれはモノクロでなく、バッテリー消費量改善されましたが、モノクロにはくらべものにならないので、機械本体には私は感心ありません、ただ魅力的なスペックなのは事実ですーの付属のCD-ROMが評判で、R300ユーザーにも標準価格4800円ー実売価格は4000円ぐらいの模様ーでバリューパックとして提供されているので、この英和・和英辞典を使うかどうかです。この辞典は、ニューコンサイスシリーズで、ポケット版の小さい辞書ですね。値段はともかく、英和・和英で各5MBとるようで、検索も結果が出るまで7秒くらいかかるようです。詳しくは、こちら

を参照。モバイルなんだから、辞書が小さいのは仕方ないとしても、悩むのは、Win CE用には、フリーウェアの英和・和英辞典がすでに存在することです。JDICという検索ソフトを使うものです。そこで、論より証拠、JDICを使ってみました。付属辞書のファイルの大きさは5MB強、340425エントリー(つまり、英和・和英あわせて収録語3万4千語)。単語の説明は極めてシンプルで、日本の一般の辞書と違って、百科辞典的な説明は一切ありません。従って英和・和英の切り替えも必要なく、検索も1秒とかかりません。ただ、普段使っている中辞典(中辞典の中では詳しいもの)の収録語と比べると、出ない単語が少なくないですが(当たり前ですが)、出ないのは普段の読み書きには必要ない単語です。法律用語も、preliminary injunctionとかなかったですが、当たり前ですね。役立つのは、synonyというのがあって、これを押すと英語の類義語や、該当単語を使った言い回しがたくさん出て、ほお、と思います(ほかの辞書でもできるのかもしれませんが)。ただ、日本語が古くさかったり、時々変だったりしますhomelessで検索すると、「レゲエおじさん、プータロー」と出たのには笑ってしまいました。。trekで検索すると、trekker; trekking; Star Trekが候補となり、をそれぞれ「トレッカー」のようにカタカナに直しただけでした。日本人が作ったのなら、日本語で説明しようとしたり、Star Trekを解説したいと思うでしょうが、そういう発想はありません。trekという単語はこの辞書の作者には常識なんでしょう。その種の単語はほかにもたくさんあり、日本の一般の辞書のお節介さにくらべ、心地よさを感じます。他方、日本の人文学系(とくに古典)のやたら難解な単語が載っていたりします(しかも旧漢字で)。おそらく英語を母国語とする外国人が中心になって作ったのでしょう。これは英語の単語を知りたいという者にとっては逆に魅力でもあり、英語の言い回しがいいな、日本の一般の英和・和英辞典とは違うセンスを感じます(ただし私にはあまりセンスはないのでこの記述はあまり信用しないようにお願いします(笑))。ついでに大胆にいえば、米国の地名や主要官庁の名前がばっさり抜けていたりするので、米国英語ではないみたいで、たとえばオーストラリア人がつくったかなという気がします。まあ、オーストラリアのサイトからダウロードするようになっているのでそう思ったのでもあるのですが(笑)。『明解君の謎』みたいになってしまいましたが、ということで、しばらくこれを使ってから、バリューパックの購入の是非を考えたいと思います。ちなみに、英国のWin CEのフリーウェアのサイトで、英独辞典をコピーしましたが、単語数が少なすぎ、あまり役に立ちません。英英辞典の上質の物を使うのが、容量の節約対効果としては一番かもしれません。だれかいいものをご存じの方、教えて下さい。なお、ディスクトップならCD-ROMになっている大辞典を迷わず使うべきです。

 それから、モバイルだからこそ、よく使う駅の最新の時刻表があったらいいなと思いました。上記のTrainは時刻表はありませんし、Diatrainもごく一部の駅の時刻表しかなく、乗り換え案内系の市販ソフトは、各駅の時刻表まではついていないか、時刻表連動の市販ソフトはアップデートが頻繁でロックインされたいやな気持ちになります(そもそもモバイルでは重すぎて使えませんが)。しかし、ネット上には、有名な「時刻表リンク」にリンクされている優れた時刻表データがたくさんあります。西日本JRのHP(サイバーステーション)では駅名から検索するとどの駅の最新時刻表でも表示されます。そこで、これらのサイトの時刻表をモバギアに取り込めばいいんだと考えました。ただ問題は、多くの時刻表はHTML形式なのでそのまま「名前を付けて保存」したのでは、アイコンぐらいしか保存できません。JPEGなどの画像になっているものもありますが、小さい字のたくさん書かれた画像だと、Win CEの荒い画面では、数字は見えません(ディスクトップだと画面の解像度が高いので問題ありませんが、ディスクトップに時刻表を入れても普通は見ませんから、ハードディスクの肥やしになるだけです)。そこで、HTML形式のファイルをそのまま画像として取り込んでやろうと考えました。どうするかというと、パソコンの画面をそのまま画像として取り込み、名前を付けて保存するわけです。そのために、「窓の杜」から、フリーウェアのキャプチャソフトをインストールしました(Win CE用の伊藤氏のソフトでもいいのですが、そして私もモバギアにはこれをインストールしていますが、後述の加工ができないようです)。そして画像に駅の名前(たとえば「杉本→天王寺」「東京→新大阪」)をつけて、モバギアのCFにコピーしたわけです。しかし問題が2つでてきました。1つは、文字が小さすぎて読めないこと、もう一つは1つの画像が300KBにもなり、限られた容量のCFをたくさん食ってしまうことです。そこで、もう一度トライし、ブラウザーの「文字の大きさ」を最大にし(あるいは、取り込みたい画像がパソコンの画面にぎりぎり入るようにし)、しかも必要な部分だけを切り取り、それだけを保存しました。そうすると、1つのファイルが100KBぐらい、しかも文字もちゃんと読めるようになりました。これで最新時刻表をいつでも携帯できます。12/19

 殊な法律を専門にしていると、携帯型の六法では不十分ということがよくあります。ガイドラインが多用される独禁法ではとくにそうです。できれば米国やECの法律やガイドライン、規則も欲しいですね。これがモバギアに入っていると便利ですね。携帯型の六法があっても、検索がきかないので、本の形だと不慣れな法律はパソコンの方が検索が早いです(有斐閣の判例六法のCD-ROMを携帯している人も見ます。それはそれで便利ですが、特殊な法律をやっている者にはこれだけでは足りないと思うことがあるでしょう)。これがあると、出先の研究会などだけでなく、ディスクトップの隣にモバギアを置いて自分用にカスタマイズした六法として使うことも可能なはずです。そこで、重要な法律やガイドラインをモバギアに入れ始めました。ネット上でこれらを手に入れるのは結構簡単です。ただ、驚くのは、公取委のHPには独禁法、景表法、一般指定といった基本的な法源が全然載ってないのですね。まあ、DOJやFTCもそうですが。ともかく少しずつ集めています。そこで気づいたことは、1つの法律やガイドラインが、見やすいようにでしょうが、目次、1章、2章といったように別のファイルになっているのが不便です。モバギアに入れるときは検索などの便宜上1つにファイルにしたいので。それから、Win CE付属のPocket IEは使いものになりません。検索機能がない、ちょっと大きいファイルだとすぐフリーズするなど、最低です。そこでネットで見つけたhtml文書をテキストファイルに転換してインストールし、エディターで見ています。これだと、民法や商法のような大きな法律を1つのファイルにしておいてもすぐ読み込むし、検索もスムーズです。ただ、日本語のテキストエディターだと英文のフォントがないので、表示が不満ですね。Pocket Wordは表示はいいのですが、読み込み、検索が遅いです。米国のWIN CEのサイトからフリーウェアでも探してくるか、と思っています。1/21/1999

 この欄も更新しないでいるうちに、R300後継機種であるR320が出てしまいました。モノクロでいいから乾電池で長持ちするのがいい、という私にとっては、出ないのではないかと心配していた後継機種が出ただけでも安心ですが・・・。さて、R320は買っていません。Pocket Atok for Win CEが出るらしいし、不満に思っている部分がR320でとくによくなったわけでもないし、R300でとくに不便もないし、1回分パスするつもりです。さて、しばらく改良はしていませんが、一つだけ、Small Tweakをいうフリーソフトをインストールしました。不満の原因は、現在、文書の作成はもっぱらMG エディタを使っているのですが、テキストファイルをクリックすると、使いたくもないポケットワードが起動するという問題がありました。この設定の変更はなぜかMG エディタではできないのですが、Small Tweakはこの変更をしてくれるのです。それから、ついでに、MS-IMEの起動はAlt+漢字を押すのが面倒ですが、Small TweakはAtokふうにに、「無変換」を押すだけで起動するよう変更できます。7/5