2000泉州国際マラソン
一度は走ってみたいと思っていたフルマラソン!ふとしたきっかけで申し込んでしまった。「やるか
らには完走しなければ!」と今考えるとかなり無謀だった。たしかに高校時代は野球部でしかもピ
ッチャーだったので毎朝朝練で10KMを休みなく走っていたし、校内のマラソン大会では常に優勝
していたが、それは遠い昔のこと!
初ランニングは大会一ヶ月半前のクリスマスの夜からだった。超スローペースで走り出したものの
2KM程いったところで歩いてしまった。「なんじゃ!こりゃ!」急に自分がとてつもない無謀なことに
挑戦していることを悟った。
それからは、週5日程走りこんだ。足がパンパンに張り、階段がつらい日々だった。10KMをとまら
ず走りきれたのは大会一ヶ月前、タイムは59分だった。「これじゃやっぱりむりかな〜」と思い徐々
に距離も伸ばし、やっと15KMを走りきれた。大会5日前最終調整!10KMのタイムをとる!49分
30秒!50分をきれた!すこし希望がでてきた。
大会当日!実弟の勝己と浜寺公園へ!共に10KMもハーフも経験せずにいきなりフルマラソン!
がんばろう!
スタート!ゆっくり走り出す!しかしスタートラインを越えるのに3分程かかった!15KM付近まで
二人で併走したが勝己が遅れだす!痛めていた膝が悪化してきたらしい!中間点通過タイムは2
時間ジャスト!22KM付近で足が上がらず初めて歩く!まだまだ時間に余裕がある。30KMを過
ぎたあたりから腰がだるくなってきた。(今思うと背筋・腹筋を鍛えてなかった。)ここからの1KMの
長かったこと・・・。ボランティアの人の「がんばれ!完走できるぞ!」の声に励まされ4時間28分2
7秒でぎりぎり完走することができた。「やっと終わった。もう今日から走らんでエエ!」と思った。
しかしこのあとせっかくここまで走れたのにこれでやめてはもったいない!と思い一週間後からま
たランニングを始めたのだった。

2000千ヶ峰気絶寸前登頂マラソン
本当に気絶するかと思った!どこがマラソンやねん!登山やないか〜!二度とこないと誓う!

2000福知山マラソン
二度目のフルマラソン!ランニングを始めて11ヶ月!これまでハーフマラソンも登山マラソンも経
験した。10KMだって43分台で走れるようになった!今日は4時間をきるぞ!
スタートラインを越えるまでのロスタイムは4分。前半は快調!5KMごとのラップは23分前半!中
間点を1時間42分で通過!まだまだ快調だ!しかし、30KMを過ぎたあたりから歩きたい衝動に
かられる。やっぱり前半飛ばしすぎたのかなー?。35KM付近で初めて歩いてしまった。35KMか
ら40KMまでのラップは29分30秒もかかってしまった。情けない!そしてラストの福知山名物の
坂!ほとんど完歩してしまった。結局3時間35分53秒!4時間は切れたもののまだまだ終盤の足
を作らないといけないと大いに反省した。(ネットタイムは3時間31分50秒)

2001泉州国際マラソン
一年前のここからすべては始まった。2度目の泉州国際!これから篠山、小笠とフル三連戦だ。ど
れかの大会で絶対に自己新を出すぞ!
スタート!5KMの入りが22分30秒!ちょっと速いかなー。しかし、ここは地元!ついついペース
が上がる!14KM地点で家族の応援有り。絶好調!!!中間点を1時間36分で通過。まだまだ
いける!しかし・・・・しかし・・・・30KMを越えたあたりで足がつった!最悪!最後までもつかな
ー。とまって屈伸をすると余計につってしまった。先月は260KMを走り込んだのにー。足を引きず
りながらやっとゴール!タイムは3時間43分08秒!大失敗!結局後半のハーフは、2時間7分も
かかってしまった。次の篠山でリベンジだ!

2001ABC篠山マラソン
朝4時半起床。5時実弟とその友達2人と計4人で出発!しかし、あいにくの雨。泉州国際から2週 間!ちょうどよい間隔だがこの天気では・・・。名塩SAで好物のうどんとおにぎりを食べる。会場の 駐車場で一眠り。しかし寒い。スタート時には晴れ間もでてくる。だがあいかわらず風が強い!10 時10分一般の部スタート!寒さ防止のビニール袋を3KM地点で応援のおばちゃんに捨ててもら う。これが大きな間違いに気づくのは30KMをこえてから・・・。
今日は、ゆっくり走ろうと思っていたので中間点を1時間40分で通過!飛曽山峠を越えたことを考 えるとこんなものか。
30KMを過ぎてからは、風に向かって走る感じ!前に進まない!しかしこれは風ばかりではなく、 やっぱり足にきている。おまけに思いっきり寒い!!!ビニール袋を捨てたのは大失敗!36KM 地点の私設エイドであったかいコーヒーをいただく。ありがたい!「おばちゃんありがとう!」とぼと ぼした足取りでやっとゴール!

2001小笠掛川マラソン
はじめての遠征!前日土曜日午前9時に実弟勝己、北口氏、それにまだメンバーに入っていない
和田君、奥村君の計5名、我が愛車ルシーダでいざ出発!途中いろいろなSAで休憩しながら、2
時すぎ大会会場であるヤマハ嬬恋リゾートへ到着!早々と受付を済まし、今夜の宿であるJR掛川
駅前にあるビジネスホテルへと入る。夕食までまだ時間があるため各自部屋(シングル)へ入り、し
ばし仮眠することに・・・。
6時半ごろ、歩いて掛川駅前へ食事に出る。新幹線停車駅前だというのにすでにシャッター降ろし
ている店が多い!いろいろ歩き回ったあげくやっと定食屋を見つけ入る。話し言葉から店の主人に
関西からきたのか?と尋ねられ、いろいろ話しが盛り上がる。その日はなかなか寝付かれず1時頃
就寝。
翌朝、ホテルの1F食堂では今日走ると思われる人ばかりが食事。
いよいよスタート!今日は気温が上がるので脱水症状には注意して下さい!とアナウンスが流れ
る中、最初からいきなりの下りだ。ここでついついペースを上げてしまった。10KMまでは快調だっ
たが、大変暑い!キロ4分45秒程度のゆっくりペースでハーフを1時間40分で通過!もうすでに
汗だく!27KM付近で足がぱったり止まる!おまけに帰り道は向かい風!もう最悪!35KMを越
えてからは、テクテク歩きが続く・・・。スタート時は下りだった道が今度は上り・・。でも最後はみん
なが見ているので走ってゴール!結果は3時間49分!自己ベストには20分近く遅れた。
長い長い帰り道・・・。しかし仲間とだからワイワイしゃべりながらあっという間の大阪到着!(これ
が1人だったら本当に長かったと思う)「風呂でも入って帰ろか!」ということでスーパー銭湯で汗を
流す。風呂に入ったら疲れがどっとでてきた。自宅到着10時半。長いようで短かった2日間!疲れ
たがやっぱり楽しかった!明日は仕事!あっという間に眠りにつく・・・。

2001千ヶ峰気絶寸前登頂マラソン
二度とこないと誓ったのに、松林氏と来てしまった!もう絶対に来ないと再び誓う!

2001丹後100KMウルトラマラソン
遂にやってしまった!!前から一度は挑戦してみたいと思っていた100KMウルトラマラソンにエン トリーしてしまった。さかのぼれば4月の小笠掛川マラソンのスタート地点での出来事だった。スタ ート5分前頃、緊張して屈伸していた私の後ろで50才前後の2人が「このまえの100KMはどうだ った」とか、「100KMは5回挑戦して3回完走した・・・」とかをしゃべっていたのだ。これから走る4 2KMのことで頭がいっぱいだった私にはとてつもなくすごい話に聞こえた。
「やっぱりウルトラを経験しとかんと、アカンのかな〜。」そう思ったのがきっかけだったのだ。
いざ、申し込もうと実弟の勝己や松林氏におさそいコール・・・しかし、「それはちょっと無理!」とつ れない返事。意を決して1人でエントリー。
さすがにウルトラは当日受付がなく、前日受付!宿を予約しようと思っていたが、「もし取りやめた ら・・・」と考えると結局予約できず、愛車ルシーダに布団を積み込み、家族の猛反対を背に受けな がら前日午前11時に自宅を1人出発した。2時すぎ受付のある丹後あじわいの郷到着!受付をす ましたが、なにせ1人!しゃべる人もなければ、しゃべることもない・・・。”さみしい””不安”が全身 を包む!
さあ〜これからどうしよう〜・・・あそうか!食事の段取りを考えないと・・・。計画では近くのコンビニ でおにぎりや弁当を買って・・・と考えていたのだが、なにせここは丹後半島・・・。コンビニがな い・・・。時間もあることだしコースを下見がてらコンビニ探しへと出かける。どこまでいってもコンビ ニがなく、気が付くと兵庫県豊岡市!やっとスーパーを見つけ、おにぎり、氷、飲み物、バナナ、プリ ン等を買い込む。
夕方、スタート地点近くの駐車場へ車を止め、一人寂しく夕食!外は雨で目の前の日本海がいっ そう寂しさをつのらせる。「やっぱり来なければよかったかな〜」としみじみ思う。
夜、我が愛車ルシーダが寂しさを助けてくれた。テレビが写る・・・。でもそれだけではなかった。隣 の車もその隣の車も
一人で車中泊のようだった。さみしさがちょっとまぎれた。
午後10時テレビを消し眠りにつく。しかし、車中がすこし蒸し暑い!それでも知らぬ間に・・・。
蒸し暑さで目がさめた!午前2時だった。気持ちが高ぶってもう眠れない!車を降り海岸沿いの公 衆トイレへ行く。顔を洗っている人やジョギングしている人もいる。雨はあいかわらずしとしと降って いた。
車へ戻りおにぎり、ざるそば、バナナ、プリンを食べ、ゼッケンをつける。
午前4時半スタート会場へ
午前5時いよいよスタート!あたりはまだ真っ暗!雨はあがっていた。海岸沿いを約1000名のラ ンナーの足音だけがバタバタと続く・・・。
コースは前半、7KMまでは七竜峠の上り、そして2KMの下り、それから久美浜湾を回りまた七竜 峠を越え45KMでスタート地点へ戻ってくるコース。
私はキロ5分50秒のペースで設定!途中久美浜湾を回る頃には、本降りとなっていた。42.5K Mの表示をちょうど4時間で通過!45KMのレストステーションでうどんを2杯(実際は1玉ぐらい) 食べる。ここまでは快調!!
50KM地点で昨日訪れた丹後あじわいの郷へ・・・。このころから足が重く感じてきた。
56KMの第二レストステーションである弥栄町役場へ到着!時間は5時間15分!まだまだ時間 的に余裕有り!着替え場所の体育館へ入り、ソックスを変える。となりで「今日はアカン!限界! ここでリタイヤするわ!」と声が聞こえる。
ここでゆっくりトイレタイム。約25分の休憩で再び出発!
ここからが地獄!60KMから碇高原牧場の70KM地点までの10KMの登り、これは走って登れ ない!早足で歩き続ける・・・。かなりの時間ロス!相変わらず雨は降りつづける。
このあたりまでくると人もばらけ、山中のため応援する人もいない!途中前後に人が見えなくなり コースを間違えたのかと思い、かなり不安になった。
そしてついに登りきり73.3KMも第三レストステーションへ到着!時間は7時間54分!休憩時間 等を考えればなかなかのタイム!雨は依然土砂降り!ここで寒さのあまり着替えるためのシャツを 重ね着する!10分程休憩し、意を決して再び出発!これからは5KMの長い下り!勝手に足が進 む!このころ雨も上がり陽もさしてきた
82KMを越えたあたりから、此代という脇道に入る。これが3KM程登りが続く、完全にグロッキ ー!ひたすら歩く。そして、ふらふらになりながら88KMのレストステーション丹後町役場に到着! 時間はすでに10時間を超えている。ここで思いっきりおしるこをいただく。あまり休憩していると2 度と走れない気がして、約10分の休憩で出発!「あとはたった12KMだけだ!」呪文のようにそ ればかり繰り返す。
ここからは、ゴール地点へ向かい国道を走る!ウルトラマラソンは交通規制がなく隣を車がビュン ビュン通る!
95KM地点の最終レストステーションの旧三津保育所到着!時間は10時間51分!バナナを食 べ3分程の休憩で出発!
あと5KMだと思うと急に足が軽くなってきた!キロ6分丁度で快調にゴールを目指す!しかし、足 は水ぶくれだらけ!
沿道の人の「もうちょっとやで〜」の声に励まされ午後4時22分感動のゴール!時間は11時間22 分26秒!
ゴール後しばらくボーと動けず20分後やっと愛車レシーダに到着!近くの温泉へ汗を流しに行く。
午後6時半網野町出発!また一人車を飛ばす。途中SAに寄り、10時30分自宅到着!長い長い 2日間がやっと終った・・・。
走っている間ずっと「何でエントリーしたんやろー!二度とウルトラはしない!」と思っていたけどベ ットに入り目を閉じるとコース中の景色や応援がよみがえってきた。またいつか挑戦したいと思い ながらしらね間に眠ってしまった。

2001福知山マラソン
二度目の福知山!去年はこの大会で自己ベストの3時間35分(ネット3時間31分)を出した。今
年も自己ベストを狙うつもりだ!
あさ5時松林氏と自宅出発!途中西紀SAでうどんを食べる。7時過ぎ河川敷の駐車場に到着。受
付時間はまだ早いので、しばし車で仮眠する。しかし、やっぱり眠れない!
9時すぎ会場へむかって歩き出す。まわりはいつも通りランナーでいっぱいだ!
途中会場前の仮設トイレで用をたす。
受付後、北口氏、和田君、奥村君と合流。去年と同じ場所でゼッケンをつける。
いよいよスタート時間!天気・気候ともまずまずだ!
昨年はスタートラインを越えるのに4分かかったが、今年は1分!
しかし、相変わらず混雑し、前へ出るのに一苦労だあ。
最初の5KMのラップは22分10秒!ちょっと速いか・・・。でも走り自体は楽!
5KMから10KMが22分37秒!
10KMから15KMが22分40秒!
15KMから20KMが22分54秒!と快調なペースだ。これなら3時間半はきれるかも?・・・。
中間点を1時間36分で通過!スタートの1分ロスを考えればこんなものか!
しかし・・・、やってきました25KMすぎ。
腹がへってきた!もっと食べておけばよかったと後悔する!
30KMから35KMが26分41秒!
「アカン!今日はあきらめた!」と脳裏を横切る諦め・・・・。
しかし、ここであきらめるとまた一緒だ!歩きも入りフラフラ・・・。
40KMを3時間14分で通過!ここから地獄の坂道!ほとんど歩きながらゴール!
タイムは3時間28分!結局3時間半は切れたものの、反省だけが残る大会となった。
もっともっと30KMからの足を作らないといけない!!
次回泉州国際マラソンへ大きな課題となった。

2002長野マラソン
初めての長野マラソン!ここは当日受付がなく前泊することになった。
宿は受付会場に近いルートイン長野というビジネスホテルだ!
当日、朝4時半に起きコンビニで買っておいたおにぎりと味噌汁を食べる。
6時駐車場へ到着!ここからスタート地点までシャトルバス(高速道路を通っていったのにはおど
ろきです!)でいく。スタート横のコンビニで饅頭とプリンを買い最終腹ごしらえする。
9時5分スタート!ラインを越えるまで30秒のロスタイムだ。
最初の8KMまでは下りのため勝手に足が動く!(このつけが35KMからくるのだが・・・)
泉州国際と同じく沿道の声援がすごい!ついついペースが上がる!
10KMを越えたあたりでよいペースランナーを見つける(登録女子ゼッケン960の方)
15KMからは24KMまでひたすら千曲川の土手を走る。いやになってきたがここはガマン!
エムウェーブを一周し五輪大橋へ、ここはだらだらの登りがある。しかし、まだいける!
五輪大橋を越えると今度はホワイトリンクヘ!ここで4KM弱の折り返しコースへ。
折り返してきたランナーを見ては、あの位置ならサブスリーかな?とかうらやましく眺める!
35KMを越えたあたりから肩がヒリヒリしてきた!給水所で水を浴びる。
だんだん足が動かなくなる!やっぱり最初の下りか?暑さか?といろいろ原因を考えながら走る。
38KM付近で足がピッキッ!やばい!ついに歩いてしまった!
一度歩くととめどない!オリンピックスタジアムへ続く沿道の声援を浴びながら情けなくなってき
た。そしてやっとスタジアムへ入りゴール!時間は3時間23分53秒!
26KM付近で見失ったペースランナーの960番の女性の方は3時間14分でゴールしていた。
あのままついていっていれば・・・。と後悔するとともに今秋はきっと3時間15分を切れると確信し
た!また秋の福知山へ向けてやる気がでてきたのあった。
 各5K毎のラップは
 0〜5K    20:49 (下り坂のためです)
 5〜10K   22:29
 10〜15K  23:33
 15〜20K  23:10
 20〜25K  23:27
 25〜30K  24:19
 30〜35K  25:10
 35〜40K  27:36 (思いっきりあるきました!)
 40〜 F   13:06 (       〃       )   でした。

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