あ行


アーノルド
杉本玲美の愛犬。杉本鈴美と共に吉良吉影に殺害されてしまった。
その後主人と共に「地図に無い路地」で杜王町を見守り続け、
最後には魂となった吉良の腕を食いちぎり、吉良をあの世に追いやった。

ファンロード風に言えば、アミバのトップを防ぐ最凶のわんこ。(35巻)


アイクマン
通称、イナズマの騎士アイクマン。1389年に「77の輝輪」の試練に勝ち残った。
その他の詳細は不明。(4巻)


胡文虎
「アウブンホウ」と読む。「萬金油(タイガーバーム)」で大富豪となり、
「胡文虎花園」通称「タイガーバームガーデン」を造った人である。
文虎は、1880年代にミャンマーの華僑の家に生まれた。生家は漢方薬店を営んでおり、
文虎もいずれは家業の跡を継ぐために、厳しい子供時代を送ったらしい。
ある日、文虎は誤って膏薬をひっくり返してしまい、色んな膏薬が混ざりあってしまったが、
これを使ってみると、とても良く効いたという。これが「萬金油」、またの名を
「タイガーバーム」の誕生の経緯であったらしい。いささか出来過ぎた話だとは思うが。
1908年、弟の胡文豹と共に屋号を「永安堂虎豹行」と改め、2人はミャンマーから
東南アジアに進出し、「萬金油」によって巨万の富を築いた。
文虎は自らの利益を人々に還元したいという思いから、1935年香港に「胡文虎花園」を建造。
その後、1954年にアメリカに訪れていた際に死去した。

ジョジョファンなら、一度は行ってみたい「タイガーバームガーデン」。
しかし、胡一族がシンガポールに本拠地を移し、そちらに新「タイガーバームガーデン」を
造ったらしく、更に香港にある本家「胡文虎花園」は、取り壊しが進んでいるらしい。
これも香港返還の影響であろうが、何とも寂しい話である。
更に余談ながら、日本での「タイガーバーム」は龍角散から発売されており、
日本人の肌に合わせた、日本だけの「タイガーバーム」であるらしい。(14巻)


アケミ
噴上裕也の取り巻きである三人組の女の子の1人。
噴上裕也を裕ちゃんと呼び、常に側に居る。
入院中の裕也に桃を剥いたり、結構家庭的。
パチンコで勝ってくると、お土産にチョコレートをくれる。
三人とも腕には「HIGH WAY STAR」のタトゥーをしている。
もしかして、噴上裕也の所属する暴走族が
「HIGH WAY STAR」という名前なのかもしれない。(41巻)


アダムス
ウインドナイツ・ロットの住人。ポコの知り合いだったが、ゾンビと化す。
変化した長い舌で、ポコの血を吸おうとしたが、ジョナサンに倒された。(4巻)


アニ
小説版でのみ登場するスタンド使い。
紀元前1500年頃の、古代エジプト新王国時代に実在した書記。
スタンドは、記載された歴史を呼び出す「創世の書」。
古代エジプト人は「バァ(魂)」は不滅のものと考え、自分の体をミイラにする事で、
「バァ」の舞い戻る体を残そうと考えた。その転生の秘法を行い、現代に甦ったのが
この書記アニである。カイロに到着した承太郎達に戦いを挑み、
ポルナレフ、アヴドゥル、ジョセフを敗北させる。
承太郎も危うく、「創世の書」から召喚された、古代エジプト神話最強の魔物アメミットに
喰われそうになるが、あらかじめジョセフとポルナレフが最強のページである
アメミットが記載されているページの文字を削ってあったため、
アメミットは消え去りアニは「スタープラチナ」により粉々に粉砕された。
DIOとどの様に出会い、何故その配下になったのかは解らないが、
不死の身体を持っている者同士、気でも合ったのだろうか。

ちなみに、ゲーム「女神転生」シリーズには、
「バァ」は「妖鳥バー」、「アメミット」は「魔獣アーマーン」として登場している。
「女神転生」では、他にも「アヌビス神」等のエジプトの神々も登場しているので、
エジプト神話に興味のある方はプレイしてみると面白いかもしれない。
アニ自身も、色んな文献に登場する。(小説版)


アブサロム
小説版でのみ登場するスタンド使い。ミカルという妹が居る。
スタンドはディーゼル機関車のスタンド「凶悪連結器(サタニック・カプラー)」。
ンドゥール戦の後、スーダンのヌビア砂漠で遭難しかけていた承太郎達一行に戦いを挑む。
アブサロムは、ヌビア砂漠にある文明とは隔離された村に生まれ育った。
好奇心の強かったアブサロムは、幼い頃から砂漠に映る都会の蜃気楼を見て、
文明に強い憧れを持っていた。しかし、憧れの地であったはずのエジプトの首都カイロに
旅行に出かけた際に悲劇は起こった。両親とアブサロム、ミカルが乗ったバスに鉄道列車が
突っ込み両親は即死、アブサロムは足を折り、ミカルは声を失うという重傷を負ってしまう。
しかも救けに来た人々は同国人の救助を優先し、
異国人であるアブサロムとミカルは後回しにされてしまった。
ここに至って、アブサロムの文明への憧れはそのまま強い憎しみに変わったのである。
そしてDIOに出会ったアブサロムとミカルは、スタンド能力を授かり、承太郎達と戦う事になる。
砂漠の村にも文明にも絶望したアブサロムは、DIOの創る新たな世界のみが、
自分達兄妹を救ってくれると信じたのだ。だが承太郎に倒されたアブサロムを、
故郷の村の人々が救いに来た事で彼の心は少し癒された様だ。(小説版)


アラビア・ファッツ
「太陽(サン)」の暗示を持つスタンド使い。このアラビア・ファッツという名前は、
プレイステーション版ゲームソフト「ジョジョの奇妙な冒険」が初出であり、本編中では
名前は一切登場しない。砂漠の景色を利用し、鏡を付けた車で承太郎達を尾行し
蒸し殺そうとしたが、鏡に映る景色は左右逆になっている事を計算に入れていなかったため
承太郎達に見破られ、「スタープラチナ」の投石を喰らってリタイアした。(13巻)


アレッシー
エジプト9栄神の1人「セト神」のスタンド使い。「えらいね〜」が口癖。
大人には何もできない気の弱い男だが、子供に対しては容赦なく虐待を加える最低の男。
スタンド能力でポルナレフを子供にし、闘いを挑むが敗北。直後、承太郎を子供にし倒そうと
図るも子供になった承太郎の素手の「オラオラ」により再び敗北。最後は「スタープラチナ」と
「チャリオッツ」の突きの連打で遙か彼方に吹っ飛ばされ再起不能にされた。

カプコンによってゲーム化された『ジョジョ』では、同キャラ対戦で若返ると、
ちゃんと「セト神」を出す事が出来る。つまり、アレッシーは
子供の頃からスタンドが使えた天然スタンド使いだったらしいのだ。
この男は、幼い頃からスタンドを使って、弱い者いじめを楽しんでいたのだろうか。(22巻)


家出娘
香港でジョセフが借りた船にいつの間にか密航していた少女。
本名は不明。シンガポールにいる父親に会いに行くと言っていたがそれも後で嘘と判明。
旅に同行する内に、承太郎に想いを寄せる様になる。スタンド能力が無い少女にとって、
どの出来事もトラウマになりかねないと思うのだが、それ程深く考えていないらしい。
シンガポールで一旦、承太郎達と別れたはずだったが、インドとシンガポールの国境付近で
再び承太郎達と再会する。しかし「ホイールオブフォーチュン」戦の後、
香港に強制的に帰され、その後は登場していない。(14巻)


イギー
旅の途中、ジョセフが助っ人として呼び寄せたスタンド使いの犬。品種はボストン・テリア。
砂のスタンド「愚者(ザ・フール)」を操る。大好物はコーヒーガムという変わった犬である。
元々はニューヨークで暮らしていた野良犬であり、度々の野良犬狩りにも捕まらなかったのを、
アヴドゥルが捕まえた。とにかく、人間に対しての態度は不遜を極めており、
誰に対しても打ち解ける事は無かった。だが、それは彼のプライドの高さの現れであり、
結果としてはそれが彼の命取りともなってしまった。
元々、イギーの願いは「何のトラブルもない人生」であり、無理矢理戦いに参加させられた
彼にとっては、この旅そのものが馬鹿らしく、腹立たしいものでしかなかったに違いない。
事実、最初に遭遇した「ゲブ神」との戦いでは、承太郎達を助ける気持ちや義理は
これっぽっちもなく、結果的に承太郎がイギーの能力を利用したに過ぎない。
ただ、誇り高い性格ゆえにDIOの館の前でペット・ショップに襲われかけた犬好きの少年を
見捨てる事は出来なかったし、ヴァニラ・アイス戦ではポルナレフを犠牲にし、
自分だけ助かるという事が何にも増して耐え難かったのだろう。
ペット・ショップ戦では戦っている最中に左前足を失い、
その後、ヴァニラ・アイス戦でポルナレフをかばって死亡した。

ボストン・テリアという犬種の起源は、その名の通り100年程前のボストンにさかのぼる。
イングリッシュ・ブルドッグやブル・テリア、そして現在は存在しないホワイト・テリアといった
犬を交配させて誕生したと言われている。ご存じの様に、初期の頃のイギーは
忠実にボストン・テリアならではのユーモラスな顔を再現した描写であったが、
ペット・ショップ戦の頃から、異常に犬離れした(笑)精悍な顔つきに変わっていく。(20巻)


イルーゾォ
ギャング組織「パッショーネ」に所属する暗殺チームの1人。
スタンドは鏡の世界に相手を引きずり込み攻撃する「マン・イン・ザ・ミラー」。
そのため、鏡のイルーゾォとも呼ばれる。
ボスから「鍵(キー)を手に入れろ」との指令を受けてポンペイへやって来た、
ジョルノ・アバッキオ・フーゴを襲撃し、鍵を奪おうとしたが
「パープル・ヘイズ」のウイルスによって、ドロドロに溶かされ死亡した。(51巻)


ヴァニラ・アイス
DIOに仕えていたスタンド使い。スタンドは亜空間に敵を飲み込む「クリーム」。
DIOに対する忠誠心は異常なまでに高く「血をくれ」と言われれば、即座に自分の首を刎ねる程である。
首を刎ねた後、DIOの血で吸血鬼として復活。アヴドゥルを一撃で亜空間に飲み込み殺害する。
その後ポルナレフ、イギーと死闘を繰り広げ、その最中にアイスを騙すためにイギーが砂で
作った偽のDIOを攻撃してしまった事に腹を立て、イギーを滅多蹴りにし死亡させる。
怒りに燃えたポルナレフに倒され、吸血鬼の弱点である太陽の光に当たり、灰となって消滅した。
自分では最後まで吸血鬼となった事に気付いていない様であった。

カプコンから発売された"ジョジョ"では、速水奨氏が声を担当されていた。
イメージ通り過ぎる様な気もするが、OVA版のアイスよりは遥かに合っている(涙)。(26巻)


ヴィネガー・ドッピオ
ギャング組織「パッショーネ」のボス、ディアボロのもう1つの人格である。
ドッピオは、少年の姿をしており自分はボスに信頼されているボスの右腕だと思っている。
スタンド能力は、ディアボロの「キング・クリムゾン」の右腕とエピタフのみを借り受けると
いう形で、発現させる事が可能である様だ。
ドッピオがディアボロと会話する時は、常に電話という媒体が必要だが、
実際に電話が必要な訳ではなく、そこらに落ちているタバコの吸いカスでも、カエルでも
何でも良く、それを「電話と思い込んで」会話する。
普段のドッピオの性格は気弱で頼りなく見えるが、いざという時には冷静な観察力と
行動力を発揮する。たまに「キレ」てしまうが、その度にディアボロのフォローが入っていた。
ローマにて「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」の能力により、魂が入れ替わる現象に
巻き込まれ、既に死んでいるブチャラティの肉体にドッピオの魂が入ってしまった上、
ミスタに弾丸を撃ち込まれたためドッピオはそのまま死亡した。


ウィル・A(アントニオ)・ツェペリ
ディオとの闘いによる傷の療養中、ジョナサンの前に現れた怪紳士。
その正体はチベットで波紋法の修行を積み、石仮面を追う波紋戦士である。
ディオが生存している事をジョナサンに告げ、彼に波紋の修行を行う事を決意させる。
石仮面をメキシコで最初に発掘したのは彼であり、その際彼の父親が仮面を被ってしまい、
吸血鬼化してしまう。太陽の光を浴びて消滅した父を見たツェペリは、
吸血鬼への唯一の対策法「波紋法」を学ぶことを決意したのだった。
ジョナサンに波紋を教える一方で、数々の戦いを彼と共に戦うが黒騎士タルカスとの戦いで、
惨死する事になる。しかし息絶える前に、ジョナサンに自分の波紋のパワーを全て与え、
ジョナサンを救う。波紋のパワーを使い切ったツェペリは急速に老化し、
ジョナサンの腕の中で息絶える。その死はすでに波紋の師であるトンペティによって
予言されていたが彼は運命に従って、次の世代へ希望を託したのである。(3巻)


ウィルソン・フィリップス
エジプトの上院議員。車を停めていたら、偶然DIOに目をつけられ車を乗っ取られた不幸な人。
高校・大学の成績は一番で卒業し、ハワイに1000坪の別荘を持ち、
25歳年下の美人モデルを妻にし、更に税金も他人の50倍は払っていたらしいが、
DIOに遭ったのが運の尽き。歯や鼻を折られ、
承太郎達を追跡するために車を運転させられる事になってしまった。
そしてDIOの命令で歩道に車を走らせ大勢の人をはねた後、
DIOに「飛び道具」にされ死亡。大統領にもなるつもりだった。
ちなみに彼がはねた人の中に「ウォーリー」が居たのは有名な話。(27巻)


ウィンザレオ
通称、獅子王ウィンザレオ。1327年に、「77の輝輪」の試練に勝ち残った。
その他の詳細は不明。(4巻)


エシディシ
ローマの地下遺跡に眠っていた「柱の男」の1人。
自分の血を凄まじい高熱で沸騰させ放出する「炎の流法(モード)」を操る。
荒っぽい性格をしており、激昂してトチ狂いそうになると泣きわめいて頭を冷静にする。
一方でジョセフと張り合う程の策士でもある。(中国に行った際、「孫子」も読んでいたとか・・・)
エア・サプレーナ島での戦いにおいて、ジョセフのロープマジックの罠により
倒されたかと思われたが、脳髄だけの状態で生きており、スージー・Qの体内に侵入。
彼女を操り、「エイジャの赤石」をカーズの元へ送る。
最後はジョセフとシーザーの波紋のコンビネーションで止めを刺された。
カーズとの関係はワムウとは違い、主従関係では無かった様で、
カーズが一族を皆殺しにした事にも気付いておらず、
共に太陽を克服する事を目指していた様である。(8巻)


「エニグマ」の少年
相手の恐怖のサインを見つけて攻撃するスタンド
「エニグマ」を操る少年。本名は宮本輝之輔。
詳しくは宮本輝之輔の項を参照。(43巻)


エリオット
テレンス・T・ダービーとの勝負に敗れ、人形にされた人物。
医師だったが殺人鬼で、8人もの患者を殺害している。(25巻)


エリザベス・ジョースター
ジョセフの母親で、波紋法の達人リサリサの本名。
詳しくはリサリサの項を参照。(5巻)


エリナ・ペンドルトン
少女時代、いじめっ子から助けてもらったジョナサンと親しくなり、お互い恋心を抱く。
しかし、ジョナサンの孤立を狙うディオによりファーストキスを奪われる。
だが彼女は、心と誇りまでは奪われないと
くちびるを泥水で洗う事によって、ディオに示す。
泣き虫ではあったが、芯の強さも持っていた少女時代だった。
その後、医師であった父の仕事の関係でインドで7年間を過ごす。
帰国した彼女はジョナサンが重傷を負った事を知り、つきっきりの看病を行う。
そしてジョナサンとディオの死闘後、ジョナサンとエリナの愛は成就し、結婚する事になる。
だが新婚旅行中の船上で、生きていたディオに遭遇しジョナサンが死亡。
彼女はジョナサンとの死を望んだが、彼はエリナにその場に居た
母親を失った赤子(リサリサ)を託して、脱出させるのだった。
わずか6日間の新婚生活であったが、彼女の体には新たな命が宿っていた。
この子供がジョージ・ジョースターU世である。
その後時は流れ、エリナは孫のジョセフと共に小学校の英語教師として
ニューヨークに移り住み、50年前の悪夢に遭遇する事になる。
一生再婚はせず、エリナ・ジョースターとして人生を送った。1950年、81歳で死去。(1巻)


エンヤ・ガイル
通称「エンヤ婆」。両右手の男、J・ガイルの実の母親であり、彼女自身両方の手が
右手である。スタンドは、霧のスタンド「正義(ジャスティス)」。
J・ガイルが傷つくと、彼女の体にも同じ様な傷「聖痕」が浮き出てくる。
DIOのために働く事を生き甲斐とし、承太郎達を倒すため刺客のスタンド使いを
次々と送り込む。しかし、それらのスタンド使いは全て敗れ去り、エンヤ婆の息子
J・ガイルも死亡。DIOに対する面目を失い、更に息子を失った事でエンヤ婆は
冷静さを失ってしまう。彼女は自ら、承太郎達を始末するため戦いを挑むが
敗れ去り、DIOの情報を聞き出すために拘束される。
だが口封じのため、鋼入り(ステイーリー)のダンに殺害されてしまう。
DIOの事を最期まで信じていた様だが、DIOはエンヤ婆を利用していただけだった。

どうやらDIOのスタンド能力を「矢」によって引き出したのは、エンヤであった様である。
DIOとエンヤがどういう出会いをしたのかは不明だが、DIOの参謀役の様な役割を
エンヤは担っていた様だ。エジプトで、ある男(ディアボロ)から「矢」を手に入れたエンヤ婆は
DIOのためにスタンド使いを次々と増やしていたらしいが、詳しい事はわかっていない。(14巻)


エンリコ・プッチ
フロリダ州立グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所内で教戒師を勤める男。
スタンドは他人の記憶やスタンド能力をDISKの形にして奪い去る「ホワイト・スネイク」。
生前のDIOと親交があり、DIOが「天国に行く方法」を書き記したノートを焼き捨てた
空条承太郎の記憶を奪う計画を立てる。承太郎を刑務所に誘き寄せるため、
彼の娘である空条徐倫を罠にはめ、囚人とする。
計画通りに承太郎の記憶とスタンドを奪い去ったエンリコ神父だったが、
父を救うべく行動する徐倫に、次第に脅威を感じ始めている。(67巻)


オインゴ
変身能力を持つ、エジプト9栄神の1人「クヌム神」のスタンド使い。
弟のボインゴと共に承太郎達に戦いを挑む。「オレンジ型の爆弾で承太郎は吹っ飛ぶ」
という「トト神」の予言に従い爆弾を仕掛けるが、ジョセフとポルナレフに見つかりそうになり
仕方無しに承太郎に変身してしまう。その結果吹っ飛んだのは、オインゴであった。
弟思いのいいヤツなのだが、いまいちボインゴとの連携が
とれていなかったのは気のせいだろうか。(20巻)


大柳賢
杜王町に住む11歳の少年。ジャンケンに対して、異常な程の執着心を持つ。
スタンドは、ジャンケンで負かした相手のスタンドを吸い取る「ボーイズ・U・マン」。
彼はジャンケンは確率ではなく、勝ちたいと思う心の力だと考え、ジャンケンに勝つ事により
岸辺露伴を精神的に乗り越えようとした。ジャンケンは5回勝負で、最初の2回は露伴が勝ち
その後、賢が2連勝したものの、露伴の「透明の赤ちゃん」を利用したイカサマに敗れた。
敗れた後も、「赤ちゃん」を人質にとり尚も勝負を挑んだが、すでに幸運は露伴の側に移っており
勝つ事はできなかった。露伴に気に入られたため、再起不能にはされていない。(40巻)


族長(オサ)
12世紀から16世紀にかけてメキシコで栄えた、アステカ族の一部族の長。
ジョジョ冒頭でインパクトのある登場をするので、覚えている方も多いだろう。
「石仮面」により永遠の命と真の支配者の力を手に入れたと言われている。
この部族は、石仮面の力により、世界に君臨する野望を持っていたとされるが、
ある時、忽然とその姿を消す。石仮面を被った者(吸血鬼)の弱点が、太陽光である事は、
彼らも十二分に解っていたはずだが、突然の消失劇の内幕は不明である。
彼らの野望を察知した、波紋の一族とでも遭遇したのだろうか?(1巻)


音石明
電気のスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」を操るスタンド使い。19歳、学生。
虹村形兆により「矢」で貫かれスタンド能力が発現したが、形兆を殺害して「弓と矢」を奪う。
その能力を使って、盗みを繰り返していた。そうする内にジョセフが杜王町に来る事になり、
正体がばれる事を恐れた音石は、ジョセフの殺害を企むが仗助と億泰に阻止された。
音石の夢はウルトラ・スーパーギタリストになって激しく熱く生きる事。
ギターを常に肌身離さず持っており(ほとんど盗んだ物で構成されたギターだが・・・)、
世界中の有名ギタリストを尊敬している。ちなみに彼が盗んだ物の総額は5億円にも昇り、
裁判の結果、懲役3年の刑が確定し、服役している。
その後、「矢」で2匹のネズミを射ていた事も発覚し、仗助を怒らせていた。
ネズミの件は、スピードワゴン財団が自白剤で自白させたらしいが、
スピードワゴン財団は、日本の服役中の人間に対してまで、
そんな介入が可能なのだろうか?考えてみると、スゴイ組織である。(30巻)


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