さあさあ、やってまいりました「劣等生」！ Yes !! We are 劣等生！ってな感じです。 出番がトリという事もあってか演奏前からお客さんもヒートアップ！ オープニングSE「キイハンターのテーマ」も大好評！ …誰がそんな事言ったって!?スイマセン、幻聴でしたっ！ ハイ、そんなこんなは置いといてスクラップ登場！ 一曲目「旅路」のイントロのギターバッキングに乗せ、たくみMC 「今日のイベントが成功するもしないも僕らの手にかかっている訳であり…」 テンション上がりすぎて大きい事言います、たくみさん。 ああ〜、でもそんな事言っちゃっていいぐらいハイテンションのお客さん＆スクラップ三人。 「旅路」でそんなに頭振っていいの？知らねーぞ、ラストの曲でどうなっても知らねーぞ！ ハイ、演奏終了。 たくみがMCしようと思った途端に 「作業着ちゃうんそれ！」「カッコエエ衣装着る言うてたやん！」「ええ旭精機です！」「ああぁ」「アリガトウゴザイマス」 ええ、うにの当日の衣装（？）は何故かバイト先の作業着でした。 今回はお客さんからこの様な「愛すべき声援」が多々あったので（単に野次とも言う）そこら辺も余す所なくお伝えしましょう！ 「ヒョウ柄！」「おかんのキャミソール！」 「伊達メガネっ！」 …いじられ過ぎのリズム隊二人。 飛び交う声援（野次）にぶつ切りになりながらアンケート説明終了、二曲目の「妄想アドレナリン」へ。 テンポよく進むこの曲、お客さんもリズムに合わせ気持ちいい手拍子で乗ってくれてました。 思いあまって曲終わりにたくみジャンプ！素晴らしい滞空時間です、腕グルングルーンしてました。グルングルーン。 ハイ、演奏終了。 途端に「作業着やんそれ」「旭精機です！」黄金の天丼パターンです。 「もみあげ前向いてるって！」「伊達っ！」「気持ち悪い！」 ステージ上の人間にそんな事を言ってはいけません。そんな愛すべき声援（野次）をかき分け三曲目「夕焼け空に響くハミング」へ。 いつも通り曲初めのフレーズを間違えそうになるSHAKEさん、さすがです。 サビはフロント二人が歌詞忘れを助け合うなど細かいところが「大丈夫？」な感じですが、妙にパワーあるんですな、この曲。 ハイ、演奏終了。 「のりへー」「のりへー」「ヒョウ柄〜っ」「のりへー」←全て裏声。 …四曲目、「桜咲く頃」へ。 お客さんはワイパーワイパー、両手を上に挙げ右に左にヒラヒラリ。しっとりもいいもんです。 と思いきやアウトロでズドーン！さすがですスクラップ、さすがです！ アウトロ前の「間」で客席から「まだや、まだや」という声が聞こえたのは大声では言えませんが。 ハイ演奏終了。 「ギャハハ」「ギャハハ」「たくみー」「はい？」「ギャハハ」 …五曲目、カバー曲「スタンド・バイ・ミ−」。 まだ僕らを見た事のないお客さんもたくさんいるだろうとの事で、誰もが知っているこの曲をカバーしようとの案。 やっぱりみんな歌い出しを聴いて「お？」ってなってましたね、してやったり。 さすがです、スクラップ！ 後日「ナイス選曲！」との声も多数、ムハハハハ！ アレンジについては賛否両論でしたが、まあいいやん、みんなのってくれてたしっ。 ハイ、演奏終了。 続いて六曲目「ブラウンフィルターロックンロール」…ですが、 ここで曲へいく前にゲストコーラス隊「ブラブラブラザーズ」の登場！ デスペラードいのうえ from デスペラード マサキング from 海綿隊 とんとん from ハンマーナイフ マー暴 from 化楽…と総勢4名。 何故かスクラップより人数多いです。 奇妙なダンス・歌詞＆タイミング間違えまくり ・何より恰幅良すぎて場所取りすぎな愛すべき野郎共です。 次は是非とも女子がいいです。ことさらに女子がいいです。 さあ「ブラフィル」、出来た当初の不安とは裏腹にスクラップの看板曲になりつつあります。 当分タバコは止めれません。みんなでブラブラしよう！ JTよ、なんかくれっ！ ハイ、演奏終了。 ついにラストの曲。 そしてドラムのSHAKEがSCRAP FACTのメンバーとして演奏する最後の曲。 「この日をもってSHAKEことのりへーはスクラップを脱退する事になりました」 とたくみMC。 「悲しいぞ！」「泣いてるぞ俺は！」「辞めんな！」 愛すべき声援。 ステージの中央へと進み、今の心境、そして彼自信とスクラップの未来への展望を語るのりへー。 彼がライブ中にこんなに長く喋る事は初めてです。 「がんばれよ！」「気合い入れていけ！」「がんばれよのりへー！」「のりへーファイトや！」 「泣くなヒョウ柄！」「おかんのキャミソール！」 …愛すべき声援。そしてのりへーから最後の曲のコール。 「SCRAP FACTの曲の中でも一番ハジけたナンバー…」 「・・・ナンバーぁあ!?」 ホール全体から驚きの視線、苦い笑い。最後にもかましてくれました、SHAKEさん！ その後、たくみも「ナンバー」発言に動揺、 「今後のSCRAP FACTと梶本SHAKEしっ…の活躍を…」 「お前が噛むなっ！」 …いきましょう、ラストのナンバー、「S.L.」！ たくみのかけ声と共にお客さんの「出発進行〜！」大合唱、たまりません。 ほとんどパンクのノリです。 サビの「つーづーけーっ」も大合唱だチクショウめ。 飛べ飛べ振れ振れ状態。 そんな中、高い高いの要領でひときわ高く飛んでるお客さんがいました。 腕をピンと伸ばし、その様から「コケシ飛び」と命名。 後にサポートキーボードとしてスクラップに参加する某氏なのですが。 さて普段は自然体と称し、ライブで歌詞の間違いやらド忘れもままあるスクラップのメインボーカルさん。 この締めの曲でも違う歌詞を歌ってしまいました。間奏後、ギターとボーカルのみになる箇所をこんな風に。 「続け 広がれ のりひろの行く道よ どこまでも」 キャー！渋いっ！泣きそう！惚れたっ！ と思ったのか、うにがちょいジャンプ。滞空時間短かめ。タイミングも外し気味。 ちなみにこれまた間奏後なのですが、のりへー感極まってスティックを客席へ！超ライナーでした、刺さりそうな勢いで。 その他にもテンション上がったうにがモニタースピーカーに片足乗っけてコーラスしたら 客席からにょきにょき手が出てくるし（ナウシカみたいでした） ギターとベースが最前列でノリまくって跳ねまくってる女の子の胸の谷間を気にし過ぎたり、 ともあれ今までで最高の「S.L.」だったんじゃないでしょうか。 （残念ながら写真があまりありません。カメさんも撮るの忘れるぐらいノッてたのさっ！僕の陳腐な文章で我慢してください。） ハイ、演奏終了！ とここでJJRよりいただいた花束がたくみの手によりドラムセット立て掛けられ…縁起悪いですって。 そして主催者マー暴氏登場。 なんとのりへーの有終の美を飾ってあげようと化楽から二曲生演奏プレゼント！ 「…鼻毛出てるけどね」とマー暴氏。 この場面で鼻毛を出すのりへー、さすがです！ さらには化楽セッティング中に「カワハギ」という新しいあだ名も頂戴いたしました。 ええ、さすがです！ そんなこんなでセッティング終了。 なぜか客席を向いて座るのりへーを字のごとく尻目に始まる「夕暮れ」。 お客さんも「スタンドアップ！…違う、シッダウン！」というマー暴氏の呼び掛けでシッダウン。 しっとりと、そして力強い演奏と歌声。メロメロです。 ハイ、演奏終了！ そして本日のイベント「劣等生」の締め、「チェケラッチョいいちこブルース」！ スクラップ三人肩を組み、客席ではお客さん達が肩を組み 「チェケラッチョいいちこブルース〜」と大合唱！ 何とも言えない一体感！素晴らしい！ ありがとう化楽＆JJR ありがとう共演者のみなさん ありがとう筋肉ホールのスタッフさん達 ありがとうお客さん！ ホンマにありがとー！ 一つの区切りであるこの日に、こんな素晴らしいライブが出来て幸せでしたっ！ …って解散じゃないですよ。 この後、新たなドラマーとサポートキーボードを迎え、新たな道が続き、広がっていくのさっ！ てな訳で次回もお楽しみに〜！