メリケンパーク

神戸の写真で必ず登場する公園です

東岸壁に保存されている震災の風景

メリケン名物「揃い踏み」

通称「映画の碑」
※詳しくは本文にて

サンタ・マリア号(複製)

元々は「メリケン波止場」と呼ばれていた場所です
名前の由来は、すぐに「アメリカ領事館」が有った為に
主に「アメリカからの船舶」が停泊していた所からきています。

少し話が飛ぶ様に思えますが、
「神戸」という街は開国から栄え始めた土地です。
江戸時代まではさほど重視されていなかった為か、
西洋文化が浸透するのが著しく早かったのが原因だと思います。

その為に神戸には「日本初上陸」が多くあります。

例えば「ゴルフ」が上陸したのは「東洋の異国」に”来させられた”
イギリス人が六甲山にゴルフ場を作ったのが始まりですし、
確か「ベースボール」もアメリカ人が神戸に持ち込んだスポーツだったと思います。
(間違ってたらゴメンナサイ)

何故こんな話をするかと言うと、
実は「映画」が上陸したのも「神戸」だからです。

上の「映画の碑」はそれを称える意味で
映画評論家「故淀川長治」氏が呼びかけて製作されたものです。
中央の切り込みから観ると、まるで
風景が「映画のワンシーン」の様に見えると言う意味のオブジェです。
(ちなみにコレの向こう側に「石舞台」があって、
そこに座ると右の写真の様になります。)

光源の位置やオブジェから石舞台までの距離まで
「計算された」オブジェを製作する所に
”本気で”洒落っ気を求める
「神戸人気質」が見える様な気がします。