JIMNNY JA−11V
長年の相棒です

「軽」です。「狭い」です。「非力」です。
そのうえ空力悪くて燃費は悪いし、
うるさいし、乗り心地は悪いし、
Aピラーの位置が悪くて斜め前が見えないし、
ヘッドライトの照射角が狭くて怖いし、
意外と小回り利かないし、
ひどいアンダーステアで曲がらんし・・・

「それでもコイツが最高です!」

「どこがそんなに気に入ったの?」と
聞かれると一言では言えないのですが、
あえて言うなら「目的がはっきりしている」トコです。

この車はオフロードを走る為だけに
作られたのです。
だから、舗装路で扱いにくいのは
当然なのです。

屈強なリーフリジットサスペンション
それを支える頑丈なラダーフレーム
1,2速をトルク重視にしたギア比
割れても費用が安い平らなフロントシールド
水没時を考えて位置決めされたと思われる、
エアインテークとジェネレーター
シャーシより下に出っ張っている物が無い設計

これらは全て「オフロードカー」の証なのです。

そんな頑ななまでの姿勢に
惚れ込んでしまったわけです。

‘02年に走行距離が10万kmを超えたので、
エンジンのオーバーホールをして
ますます快調な相棒です。