▼6月例会(第484回)は、新型コロナ感染防止対策をしての研究会となりました。

▼初めにいくつかの意見交換をしました。@延期・中止が続く全国国語実践研究会開催について、A第4回近江の子ども俳句教室の開催中止について、B11月19日(土) 近江の国語実践研究会(彦根)、テーマ「私のめざす新しい国語学習」の具体的な役割等について。
 いずれも感染状況を考慮しての判断となります。

▼次いで、「くじらぐも」(1年)を教材としての読むことの実践について川端大介(守山・立入が丘小)さんから授業への思いをお聞きし研究協議をしました。
 授業構想は、以下の4つ。
 @音読で読む楽しさ実感させる
 A動作化で想像を膨らませる
 B思考を深める発問の工夫
 CICTを活用して音読の成長が実 感できるようにしたい
 協議では、入門期からの1年間の指導の見通しを持つことや、家庭任せの音読活動の改善と音読の学習の充実の大切さ、ICTを活用した学びの記録と再生の意味づけ等の意見を交流しました。子ども達の学びの姿を子どもに寄り添って評価・意味づけし次の学習につなげる形成的な働きに留意して、読むことの学習の力と態度を育てたいものです。

▼巻頭には中村武史様より、貴重なお言葉をいただきました。深謝いたします。   (森 邦博)