![]() ▼MLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属して「二刀流」の選手として広く知られている大谷翔平選手は、道徳教科書の「夢を実現するためには」(光村6年)に教材として登場している。内容は、小学3年生のころから「プロ野球の選手になりたい」と言い続けてきたということと、「目標達成シート」である。高校時代に「ドラ一・8球団」(ドラフト1位で8球団から指名される)という夢をかなえるためには何をすべきかを書いている。その中に書き込まれているのが、「あいさつ・ゴミ拾い・本を読む・礼儀・感謝」の言葉。 ▼大舞台における華やかにみえる活躍の背景に、共通するものとして人間力につながる言葉があることに気付く。あらためて感じた言葉の力である。 (吉永幸司) |