▼12月例会(第466回)の提案は蜂屋さん。提案教材は「お話のさくしゃになろう」(光村2年)。教材は、「あなたが作者になって、お話を書きましょう。どんなできごとがおこると、楽しいお話になるでしょうか」かという呼びかけから始まる。

▼今までの読書体験をふりかえり、登場人物や「はじめ・中・終わり」の場面設定やできごとの要素がお話にあることを指導した。そして、子ども達が楽しんで書く活動に取り組むために、ワークシートを工夫してお話のイメージを広げるように支援をした。結果として、原稿用紙5枚を超える長い文を書く子もあり、目的とした学習の様子を知ることができた。

▼研究協議では、評価として、「身近なことを表す語句の量を増し、文章の中で使っている」(知識・技能)、「書くこと」において、「自分の思いや考えが明確になるように事柄の順序に沿って簡単な構成を考えている」(思考・判断・表現)を学習過程と子どもの取り組みについて考えた。視点として「このように指導をした」と「このように学習をした」の転換を話題にした。特に「はじめ・中・おわり」や「話すことを表す言葉」「原稿用紙の使い方」について協議を深めた。

▼「近江の子ども俳句教室」に全国から3000句を超える応募を頂きました。ありがとうございました。

▼巻頭には、吉村光基先生から玉稿を頂きました。深謝。 (吉永幸司)