▼1月例会(第455回)は、第7回「近江の国語実践研究会」(草津市まちづくりセンター)に参加しました。研究主題「『深い学び』を実感できる学習づくり」。①講話 森邦博先生(京都女子大学講師)、②実践提案を梅野泰子先生(本庄小)「じどう車くらべ」(1年光村)、北川千絵先生(矢倉小)「鳥獣戯画」(6年光村)、③講話 吉永の日程で開催されました。

▼森邦博先生は、現在、大学と小学校の学校現場で講師としてご活躍をされています。授業を通して「深い学び」は、子どもの学びを見守るという視点で事例を交えてわかりやすくお話されました。

▼梅野泰子先生は、じどう車くらべをする目的で学習をする1年生の子ども達が言葉を学び習得するこ との意味を提案しました。知識・技能、つまり「できる」を目指す新しい提案でした。北川千絵先生は、2つの説明文の書き出しを比べることから問題意識をもたせ、課題を生み出す展開を提案をしました。教材の深い内容を自分の力で読み解くという学習活動の仕組みがよく分かる提案でした。

▼研究会のまとめとして、「これからの国語科授業について」話しました。国語を学ぶということについては、1つは、「語彙力」を育てる方法について。2つ目は「想像力」について。3つ目は「学習力」につながる学習方法を吉永が提案しました。

▼巻頭には、織田智永先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)