▼8月例会(第450回)は「第47回国語研究集団合同研究会」(大阪たかつガーデン)に参加。研究主題「〈個〉の学びを支える教師の支援と〈主体的対話的で深い学び〉の実現」。

▼研究発表では、竹の会は大泉遙香さん(明石・大久保小)、東風の会は北村峯彦さん(仁川学院小)、さざなみ国語教室は蜂屋正雄さん(矢倉小)。パネルディスカッションは中川洋さん(仁川学院小)、北島雅晴さん(笠縫東小)、西田淳さん(奈良女子大附属小)。全体総括を川端建治さん(竹の会会長)。

▼蜂屋さんの提案は「自分の力で伝える力の育成〈10分間作文を通して子どもにどんな力がついていくのか〉である。書く力を育てるには、書くことの経験が大事である。が、いつ書かせるか、何を書かせるかということについて課題がある。蜂屋さんは、毎日10分間継続して「書くこと」の指導を積み上げ、文章量を目安に子どもの伸びていく姿をまとめた。

▼成果として、①書くことを継続することで書くことへの抵抗が少なくなった。②継続して書くことは書く分量の増加という成果があった。③分量が増えると分量も内容も向上する。④学級経営においても効果がある。

▼蜂屋さんの研究発表及び協議においては司会を好光幹雄さん(元小野小)、助言を吉永が行った。協議では書くことを育てる力と見通しに話題が広がった。

▼巻頭には、長江柳子先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)